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JP-2026077425-A - ジアセチル消去剤及び消臭用組成物

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Abstract

【課題】既に発生したジアセチル自体を消去できる新たな手段を提供する。 【解決手段】カキドオシ、黒茶、美郷雪華、紫ラベンダー、アカメガシワ、ヒマラヤンラズベリー、パシャンベ、セイヨウオオバコ、カキノキ、マジョラム、ローズマリー、レンゲソウ、ダマスクバラ、セイヨウバラ、緑茶、甜茶、ウーロン茶、セイヨウノコギリソウ、シナノキ属植物及びトルメンチラからなる群より選択される少なくとも1種の溶媒抽出物を含有する、ジアセチル消去剤。カキドオシ、黒茶、美郷雪華、紫ラベンダー、アカメガシワ、ヒマラヤンラズベリー、パシャンベ、セイヨウオオバコ、カキノキ、マジョラム、ローズマリー、レンゲソウ、ダマスクバラ、セイヨウバラ、緑茶、甜茶、ウーロン茶、セイヨウノコギリソウ、シナノキ属植物及びトルメンチラからなる群より選択される少なくとも1種の溶媒抽出物を有効成分として含有し、ジアセチルに起因する臭いを消臭するために使用される、消臭用組成物。 【選択図】なし

Inventors

  • 大西 一禎
  • 森口 正太郎
  • 樋口 大樹
  • 松原 まどか
  • 金崎 仁志

Assignees

  • 株式会社コスモビューティー

Dates

Publication Date
20260513
Application Date
20241025

Claims (4)

  1. カキドオシ、黒茶、美郷雪華、紫ラベンダー、アカメガシワ、ヒマラヤンラズベリー、パシャンベ、セイヨウオオバコ、カキノキ、マジョラム、ローズマリー、レンゲソウ、ダマスクバラ、セイヨウバラ、緑茶、甜茶、ウーロン茶、セイヨウノコギリソウ、シナノキ属植物及びトルメンチラからなる群より選択される少なくとも1種の溶媒抽出物を含有する、ジアセチル消去剤。
  2. 前記溶媒抽出物が水性溶媒抽出物である、請求項1に記載のジアセチル消去剤。
  3. カキドオシ、黒茶、美郷雪華、紫ラベンダー、アカメガシワ、ヒマラヤンラズベリー、パシャンベ、セイヨウオオバコ、カキノキ、マジョラム、ローズマリー、レンゲソウ、ダマスクバラ、セイヨウバラ、緑茶、甜茶、ウーロン茶、セイヨウノコギリソウ、シナノキ属植物及びトルメンチラからなる群より選択される少なくとも1種の溶媒抽出物を有効成分として含有し、ジアセチルに起因する臭いを消臭するために使用される、消臭用組成物。
  4. 前記溶媒抽出物が水性溶媒抽出物である、請求項3に記載の消臭用組成物。

Description

ジアセチル消去剤及びジアセチルに起因する臭いを消臭するために使用される消臭用組成物に関する。 近年、年齢や性別を問わず臭いに対する意識が高まっており、消臭を目的とした様々な製剤が開発されている。体臭の原因となる成分について以前から研究がされており、例えば、ペラルゴン酸(C9H18O)は加齢に伴って主に30代から増加すること、2-ノネナール(C9H16O)はペラルゴン酸とは異なる臭いを有し、主に50代以上の体臭の原因の一つであることが知られている。また、ジアセチル(C4H6O2)は主に30~45歳頃の男性に顕著に認められる臭いの原因成分であり、この臭いは「ミドル脂臭」と名付けられている(非特許文献1)。これらの化合物に代表されるように、臭いの原因成分として様々な成分が存在する。 非特許文献1には、ミドル脂臭の原因成分であるジアセチルの発生自体を抑制することにより、ミドル脂臭を抑制できたことが報告されている。より具体的には、ジアセチルは、ヒト皮膚上の主要細菌である Staphylococcus 属細菌(表皮ブドウ球菌、黄色ブドウ球菌)が汗中の乳酸を取り込んでピルビン酸へ代謝する経路を経て産生されること、カンゾウ、ケイヒ等の一部の植物抽出物により乳酸からピルビン酸への代謝経路を抑制することによりジアセチルの発生自体を抑制できたことが報告されている。 このように汗をかいた皮膚上での常在菌による乳酸の代謝抑制によりジアセチルの発生自体を抑制することは重要であるが、既に発生したジアセチル自体を除去できる新たな手段を提供することも重要である。 株式会社マンダム、News Release「マンダム、ミドル男性に発生するニオイ成分を特定 -世界初、ミドル脂臭の原因成分「ジアセチル」を独自の手法で解明- フラボノイド含有植物エキスにジアセチル抑制効果」、2013年(平成25 年)11月18日 溶媒抽出物によるジアセチル消去試験の結果(pH5.5)を示す。参考溶媒抽出物によるジアセチル消去試験の結果(pH5.5)を示す。溶媒抽出物によるジアセチル消去試験の結果(pH5.5及びpH7.4)を示す。参考溶媒抽出物によるジアセチル消去試験の結果(pH5.5及びpH7.4)を示す。 以下、本開示に包含される実施形態について更に詳細に説明する。本開示において「含有する」は、「実質的にからなる」、「からなる」という意味も包含する。 ジアセチル消去剤 本開示は、カキドオシ、黒茶、美郷雪華、紫ラベンダー、アカメガシワ、ヒマラヤンラズベリー、パシャンベ、セイヨウオオバコ、カキノキ、マジョラム、ローズマリー、レンゲソウ、ダマスクバラ、セイヨウバラ、緑茶、甜茶、ウーロン茶、セイヨウノコギリソウ、シナノキ属植物及びトルメンチラからなる群より選択される少なくとも1種の溶媒抽出物を含有する、ジアセチル消去剤を包含する。以下、該ジアセチル消去剤を「本開示のジアセチル消去剤」と記載する場合がある。 本開示において、ジアセチル(C4H6O2)は、Cas番号431-03-8で登録されている公知の化合物である。ジアセチルは体臭の原因となる化合物であることが知られており、非特許文献1に示されるように、主に30~45歳頃の男性に顕著に認められる「ミドル脂臭」の原因成分といわれている。 カキドオシ(学名Glechoma hederacea var. grandis)は、シソ科カキドオシ属に属する植物であり、別名レンセンソウ(連銭草)又はカントリソウ(疳取草)とも称される。 黒茶は後発酵茶であり、チャノキ(ツバキ科ツバキ属の常緑樹、学名 Camellia sinensis(別名 Camellia sinensis O. Kuntze))を微生物で発酵させることにより得られる。茶は、一般的に製法の違いにより黒茶、青茶、緑茶、白茶、黄茶、紅茶の6種に分類される。発酵に使用される微生物として、Lactobacillus属に属する乳酸菌等の細菌、Aspergillus属、Penicillium属、Mucor属に属する真菌等が好ましく例示される。発酵は、好気発酵、嫌気発酵のいずれであってもよく、両者を組み合わせた発酵(例えば好気及び嫌気発酵の二段発酵)であってもよい。本開示において微生物として、好ましくは細菌が例示され、より好ましくはLactobacillus属に属する乳酸菌が例示される。また、黒茶として、煎茶を微生物で発酵させることにより得られる黒茶が好ましく例示される。黒茶として、より好ましくは煎茶を乳酸菌で発酵させて得られる黒茶(煎茶の乳酸菌発酵茶)が例示され、更により好ましくは煎茶をLactobacillus属乳酸菌で発酵させて得られる黒茶が例示される。 美郷雪華は、シソ科ラヴァンドラ属に属する植物であり、学名Lavandula angustifolia Mill.(Lavandula vera DC.)であり、白色のラベンダーである。美郷雪華は、秋田県の美郷町で作成された新種のラベンダー(品種登録番号第22259号、品種登録年月日は平成25年2月12日)である。 紫ラベンダーは、シソ科ラヴァンドラ属に属する植物であり、学名Lavandula angustifolia Mill.(Lavandula vera DC.)であり、紫色のラベンダーである。 アカメガシワ(学名Mallotus japonicus)は、トウダイグサ科アカメガシワ属の落葉小高木又は落葉高木であり、別名ゴサイバ(五菜葉)とも称される。 ヒマラヤンラズベリー(学名Rubus ellipticus)は、バラ科キイチゴ属に属するつる性の常緑低木であり、別名オニイチゴとも称される。 パシャンベ(学名Bergenia ligulata)は、ユキノシタ科ヒマラヤユキノシタ属に属する植物であり、別名カガミユキノシタとも称される。 セイヨウオオバコ(学名Plantago major L.(Plantaginaceae))は、オオバコ科オオバコ属に属する植物であり、別名オニオオバコとも称される。 カキノキ(柿の木、学名Diospyros kaki)は、カキノキ科カキノキ属に属する植物であり、果実(柿)は食用とされている。 マジョラム(学名Origanum majorana)は、シソ科花ハッカ属に属する植物であり、別名マヨラナ、スイート・マージョラム等とも称される。 ローズマリー(学名Salvia rosmarinus(Rosmarinus Officinalis))は、シソ科アキギリ属に属する植物であり、別名マンネンロウとも称される。 レンゲソウ(学名Astragalus sinicus L.(Leguminosae))は、マメ科ゲンゲ属に属する植物であり、別名ゲンゲとも称される。 ダマスクバラ(Rosa damascena Mill.; Rosaka×damascena)は、バラ科バラ属に属する植物であり、別名ロサ・ダマスケナとも称される。 セイヨウバラ(学名Rosa×centifolia L.)は、バラ科バラ属に属する植物である。 緑茶は、ツバキ科ツバキ属の常緑樹であるチャノキ(学名 Camellia sinensis(別名 Camellia sinensis O. Kuntze))の不発酵茶である。緑茶として、煎茶、深蒸し茶、玉露、碾茶、かぶせ茶等が例示され、好ましくは煎茶等が例示される。 甜茶は、バラ科キイチゴ属のテンヨウケンコウシ(甜葉懸鈎子)(学名Rubus suavissimus S.K.Lee (別名Rubus chingii Hu var. suavissimus (S.Lee) L.T.Lu))を指し、一般的に、甜葉懸鈎子の葉及び/又は茎を乾燥したものを指す。 ウーロン茶は、チャノキ(ツバキ科ツバキ属の常緑樹、学名Camellia sinensis(別名 Camellia sinensis O. Kuntze))の半発酵茶である。 セイヨウノコギリソウ(学名Achillea millefolium L.(Compositae))は、キク科ノコギリソウ属に属する植物であり、別名ヤロウとも称される。 シナノキ属植物(学名Tilia)は、アオイ科シナノキ属の植物であり、好ましくはフユボダイジュ(学名 Tilia cordata Mill.)、ナツボダイジュ(学名Tilia platyphyllos Scop.)、セイヨウボダイジュ(Tilia×europaea L.)等が例示される。 トルメンチラ(学名Potentilla erecta (L.) Raeusch. (Potentilla tormentilla Neck.)バラ科の植物である。 本開示において溶媒抽出物に使用する前記植物の部位は、本開示の効果が得られる限り制限されず、根茎、茎、根、葉、花、果実、樹皮、種子、全草等のいずれであってもよい。植物の種類及び使用部位はいずれも1種単独で使用してもよく、2種以上を組み合わせて使用してもよい。本開示を制限するものではないが、好ましい使用部位として、カキドオシの葉、黒茶の葉、美郷雪華の花、紫ラベンダーの花、アカメガシワの樹皮、葉、ヒマラヤンラズベリーの根、パシャンベの根、セイヨウオオバコの種子、カキノキの葉(柿の葉)、マジョラム、ローズマリーの葉、レンゲソウの全草、種子、ダマスクバラの花、セイヨウバラの花、緑茶の葉、甜茶の葉、ウーロン茶の葉、セイヨウノコギリソウの花(頭花)、全草、シナノキ属植物の花、葉(好ましくは花)、トルメンチラの根等が例示される。 前記植物の溶媒抽出物は、前記植物の前記部位をそのまま、又は必要に応じて裁断、粉砕もしくは乾燥等したのち、抽出溶媒を用いて抽出することにより得られる。溶媒抽出物の製造方法(抽出方法)及び抽出条件等は特に限定されない。 溶媒抽出に使用される溶媒として、本開示の効果が得られる限り制限されないが、例えば、水性溶媒として、水;メタノール、エタノール、イソプロパノール等の炭素数1~5の低級(1価)アルコール;プロピレングリコール、1,3-ブチレングリコール、グリセリン等の炭素数2~5の低級(多価)アルコール等のアルコール類(無水、含水の別を問わない)、アセトン、メチルエチルケトン等の炭素数2~5の低級脂肪族ケトン等、また、該溶媒の任意の混合溶媒が挙げられる。水性溶媒として、好ましくは水;メタノール、エタノール、イソプロパノール、プロピレングリコール、1,3-ブチレングリコール等のアルコール;水と該アルコールとの任意の混合溶媒が例示される。水性溶媒として、より好ましくは水、炭素数1~5の低級アルコール、これらの混合溶媒が例示される。 例えば、水とエタノールとの混合溶媒を溶媒として用いる場合、該混合溶媒中のエタノールの濃度は特に制限されず、混合溶媒中、エタノール含有量は、好ましくは10~90容量%が例示され、より好ましくは20~85容量%、30~80容量%、40~70容量%等が例示される。例えばエタノールに代えて又はエタノールと共に、低級アルコール等の溶媒を水と混合して溶媒として使用する場合も、溶媒中、水以外の溶媒の合計含有量(例えばアルコール類及び低級脂肪族ケトン等の合計含有量)は同様にして説明される。すなわち、溶媒中、該合計含有量として好ましくは10~90容量%等が例示される。このように溶媒は1種単独で使用してもよく、2種以上を組み合わせて使用してもよい。 前記植物の前記部位と溶媒とは任意の量で混合すればよい。抽出温度は制限されず、本開示の効果が得られる限り制限されず、抽出温度として、通常、15℃以上沸点以下の温度が例示され、より好ましくは20~90℃、更に好ましくは25~80℃等が例示される。本開示を制限するものではないが、例えば溶媒として水を用いる場合、水の温度として15~100℃が好ましく例示され、より好ましくは25~80℃等が例示される。抽出時間も制限