JP-2026077442-A - 画像処理装置、画像処理装置の制御方法、撮像装置およびプログラム
Abstract
【課題】撮影者が被写体のオクルージョンの発生を容易に視認することが可能な画像処理装置を提供する。 【解決手段】本開示に係る画像処理装置は、共通する被写体を含み且つ視差を有するように撮像された複数の画像を取得する画像取得手段と、複数の画像の間でオクルージョンが発生している特定の被写体を決定する決定手段と、複数の画像の少なくともいずれかに基づく表示用の画像において、特定の被写体にオクルージョンが発生していることを視認可能にする情報を生成する生成手段と、を有する。 【選択図】図5
Inventors
- 杉本 俊彦
- 水野 信貴
- 西山 知宏
Assignees
- キヤノン株式会社
Dates
- Publication Date
- 20260513
- Application Date
- 20241025
Claims (15)
- 共通する被写体を含み且つ視差を有するように撮像された複数の画像を取得する画像取得手段と、 前記複数の画像の間でオクルージョンが発生している特定の被写体を決定する決定手段と、 前記複数の画像の少なくともいずれかに基づく表示用の画像において、前記特定の被写体に前記オクルージョンが発生していることを視認可能にする情報を生成する生成手段と、を有することを特徴とする画像処理装置。
- 前記複数の画像の少なくともいずれかに基づいて前記表示用の画像を生成する画像生成手段を更に有し、 前記画像生成手段は、前記複数の画像のそれぞれを撮像する際の各視点とは異なる仮想的な視点で撮像された画像を生成して、前記表示用の画像とする、ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
- 前記画像生成手段は、前記複数の画像のそれぞれに前記仮想的な視点の画像となる視点変換を行い、前記仮想的な視点となるように変換されたそれぞれの画像を用いて前記表示用の画像を生成する、ことを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
- 前記画像生成手段は、更に、画像に含まれる被写体に対する被写体距離を推定し、前記被写体距離に応じて前記複数の画像における被写体に対する視差を低減させた被写体領域の画像を前記表示用の画像に付加する、ことを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。
- 前記複数の画像の少なくともいずれかに基づいて前記表示用の画像を生成する画像生成手段を更に有し、 前記画像生成手段は、前記複数の画像のうち被写体の数がより多い画像を前記表示用の画像とする、ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
- 前記決定手段は、前記複数の画像のうちの第1の画像において検出された被写体の被写体距離を推定することができるか否かにより、オクルージョンが発生している前記特定の被写体を決定する、ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
- 前記決定手段は、前記複数の画像の各画像において検出された被写体のうち、主要被写体であることに対応する所定の条件を満たす被写体の中からオクルージョンが発生している前記特定の被写体を決定する、ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
- 前記所定の条件を満たす被写体は、被写体の画角に占める割合と、被写体の種類との少なくともいずれかが設定された条件を満たす被写体である、ことを特徴とする請求項7に記載の画像処理装置。
- 前記特定の被写体に前記オクルージョンが発生していることを視認可能にする前記情報は、前記特定の被写体の領域の輪郭強調と、前記特定の被写体の領域に外接する枠との少なくともいずれかを前記表示用の画像に付加した情報を含む、ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
- 前記特定の被写体に前記オクルージョンが発生していることを視認可能にする前記情報は、前記撮像された画像上の、前記特定の被写体の領域の色、前記特定の被写体の領域の輝度、及び前記特定の被写体の領域の透過率のいずれかを変更した情報を含む、ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
- 前記生成手段で生成された、前記特定の被写体に前記オクルージョンが発生していることを視認可能にする前記情報を表示手段に表示させる表示制御手段を更に含む、請求項1に記載の画像処理装置。
- 画像を撮像する撮像手段と、 請求項1から11のいずれか1項に記載の画像処理装置と、を含み、 前記画像取得手段は、前記撮像手段から出力された1つの画像信号から、前記複数の画像を取得する、ことを特徴とする撮像装置。
- 前記複数の画像のそれぞれは、複数の光学系のうちの異なる光学系を介して得られる画像に対応する、ことを特徴とする請求項12に記載の撮像装置。
- 共通する被写体を含み且つ視差を有するように撮像された複数の画像を取得する画像取得工程と、 前記複数の画像の間でオクルージョンが発生している特定の被写体を決定する決定工程と、 前記複数の画像の少なくともいずれかに基づく表示用の画像において、前記特定の被写体に前記オクルージョンが発生していることを視認可能にする情報を生成する生成工程と、を有することを特徴とする画像処理装置の制御方法。
- コンピュータを、請求項1から11のいずれか1項に記載の画像処理装置の各手段として機能させるためのプログラム。
Description
本発明は、画像処理装置、画像処理装置の制御方法、撮像装置およびプログラムに関する。 近年、立体視可能な映像(以降、3D映像、もしくは3D画像と称する)を撮影することが可能な撮像装置が知られている。このような撮像装置には、レンズ交換式カメラにおいて、特殊な2眼レンズを介して、中央を境目として左側、右側の画像を1つの撮像素子で撮像することで、視差のある画像データを作成するものが提案されている(特許文献1)。 また、視点の異なる複眼で撮影された複数の画像を処理して、1つの表示画像に合成し、表示する技術も提案されている(特許文献2、特許文献3)。 特開2011-205558号公報特開2013-138442号公報特開2012-124885号公報 実施形態1のカメラの外観構成の一例を示す図実施形態1のカメラの内部構成の一例を示す図実施形態1のレンズユニットの構成の一例を示す模式図実施形態1の機能構成例を示すブロック図実施形態1のオクルージョン情報生成処理の動作を示すフローチャート実施形態1の撮影シーンの例を説明する図実施形態1の撮像画像の例を説明する図実施形態1の主要被写体の選択について説明する図実施形態1のベース画像について説明する図実施形態1のオクルージョン表示画像の例を説明する図実施形態2のベース画像について説明する図実施形態2のオクルージョン表示画像の例を説明する図実施形態3のオクルージョン表示画像の一形態を示す図実施形態3のオクルージョン表示画像の他の一形態を示す図 (実施形態1) 以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。 以下では画像処理装置の一例として、視差のある複数の画像を処理可能なデジタルカメラを用いる例を説明する。しかし、本実施形態は、デジタルカメラに限らず、視差のある複数の画像を処理することが可能な他の機器にも適用可能である。これらの機器には、例えばスマートフォン、ゲーム機、タブレット端末、ウェアラブル情報端末、医療機器などが含まれてよい。 <ハードウェア全体構成> 図1は、デジタルカメラ100(以下、カメラという)の外観構成の一例を示す図である。図1(a)はカメラ100を前面から見た斜視図であり、図1(b)はカメラ100を背面から見た斜視図である。 カメラ100は、上面に、シャッターボタン101、電源スイッチ102、モード切替スイッチ103、メイン電子ダイヤル104、サブ電子ダイヤル105、動画ボタン106、ファインダ外表示部107を有する。シャッターボタン101は、撮影準備あるいは撮影指示を行うための操作部である。電源スイッチ102は、カメラ100の電源のオンとオフとを切り替える操作部である。モード切替スイッチ103は、各種モードを切り替えるための操作部である。メイン電子ダイヤル104は、シャッター速度や絞り等の設定値を変更するための回転式の操作部である。サブ電子ダイヤル105は、選択枠(カーソル)の移動や画像送り等を行うための回転式の操作部である。動画ボタン106は、動画撮影(記録)の開始や停止の指示を行うための操作部である。ファインダ外表示部107は、シャッター速度や絞り等の様々な設定値を表示する。 カメラ100は、背面に、表示部108、タッチパネル109、方向キー110、SETボタン111、AEロックボタン112、拡大ボタン113、再生ボタン114、メニューボタン115、接眼部116、接眼検知部118、タッチバー119を有する。表示部108は、画像や各種情報を表示する。タッチパネル109は、表示部108の表示面(タッチ操作面)に対するタッチ操作を検出する操作部である。方向キー110は、上下左右にそれぞれ押下可能なキー(4方向キー)から構成される操作部である。方向キー110を押下した位置に応じた操作が可能である。SETボタン111は、主に選択項目を決定するときに押下される操作部である。AEロックボタン112は、撮影待機状態で露出状態を固定するときに押下される操作部である。拡大ボタン113は、撮影モードのライブビュー表示(LV表示)において拡大モードのオンとオフとを切り替えるための操作部である。拡大モードがオンである場合にはメイン電子ダイヤル104を操作することにより、ライブビュー画像(LV画像)が拡大または縮小する。また、拡大ボタン113は、再生モードにおいて再生画像を拡大させたり、拡大率を大きくさせたりするときに用いられる。再生ボタン114は、撮影モードと再生モードとを切り替えるための操作部である。撮影モードの場合に再生ボタン114を押下することで再生モードに移行し、後述する記録媒体228に記録された画像のうち最新の画像を表示部108に表示させることができる。 メニューボタン115は、各種設定が可能なメニュー画面を表示部108に表示させるときに押下される操作部である。ユーザが表示部108に表示されたメニュー画面と、方向キー110やSETボタン111とを用いて直感的に各種設定を行うことができる。接眼部116は、接眼ファインダ(覗き込み型のファインダ)117に対して接眼するための部位である。ユーザは接眼部116を介して内部の後述するEVF217(Electronic View Finder)に表示された映像を視認することができる。接眼検知部118は、接眼部116にユーザが接眼しているか否かを検知するセンサである。 タッチバー119は、タッチ操作を受け付けることが可能なライン状のタッチ操作部(ラインタッチセンサ)である。タッチバー119は、右手の人差し指でシャッターボタン101を押下可能なようにグリップ部120を右手で握った状態(右手の小指、薬指、中指で握った状態)で、右手の親指でタッチ操作可能(タッチ可能)な位置に配置される。すなわち、タッチバー119は接眼部116に接眼して接眼ファインダ117を覗き、いつでもシャッターボタン101を押下できるように構えた状態(撮影姿勢)で操作可能である。タッチバー119は、タッチバー119に対するタップ操作(タッチして所定期間以内に移動せずに離す操作)、左右へのスライド操作(タッチした後、タッチしたままタッチ位置を移動する操作)等を受け付け可能である。タッチバー119は、タッチパネル109とは異なる操作部であり、表示機能を備えていない。本実施形態のタッチバー119は、マルチファンクションバーであって、例えばM-Fnバーとして機能する。 また、カメラ100は、グリップ部120、サムレスト部121、端子カバー122、蓋123、通信端子124等を有する。グリップ部120は、ユーザがカメラ100を構える際に右手で握りやすい形状に形成された保持部である。グリップ部120を右手の小指、薬指、中指で握ってカメラ100を保持した状態で、右手の人差指で操作可能な位置にシャッターボタン101とメイン電子ダイヤル104が配置される。また、同様な状態で、右手の親指で操作可能な位置にサブ電子ダイヤル105とタッチバー119が配置される。サムレスト部121(親指待機位置)は、カメラ100の背面側の、どの操作部も操作しない状態でグリップ部120を握った右手の親指を置きやすい箇所に設けられたグリップ部である。サムレスト部121は、保持力(グリップ感)を高めるためのラバー部材等で構成される。端子カバー122は、カメラ100を外部機器に接続する接続ケーブル等のコネクタを保護する。蓋123は、後述する記録媒体228を格納するためのスロットを閉塞することで記録媒体228およびスロットを保護する。通信端子124は、カメラ100が着脱可能な後述するレンズユニット200側と通信を行うための端子である。 <カメラの内部構成> 図2は、カメラ100の内部構成の一例を示す図である。なお、図1と同一の構成は、同一符号を付してその説明を適宜、省略する。カメラ100にはレンズユニット200が装着される。 まず、レンズユニット200について説明する。 レンズユニット200は、カメラ100に着脱可能な交換レンズの一種である。レンズユニット200は、1眼レンズであり、通常のレンズの一例である。ここではハードウェア構成の説明の簡単化のために1眼レンズの例を説明しているが、図3を参照して後述する本実施形態の2眼レンズを装着することができる。 レンズユニット200は、絞り201、レンズ202、絞り駆動回路203、AF(オートフォーカス)駆動回路204、レンズシステム制御回路205、通信端子206等を有する。 絞り201は、開口径が調整可能に構成される。レンズ202は、複数枚のレンズから構成される。絞り駆動回路203は、絞り201の開口径を制御することで光量を調整する。AF駆動回路204は、レンズ202を駆動させて焦点を合わせる。レンズシステム制御回路205は、後述するシステム制御部218の指示に基づいて、絞り駆動回路203、AF駆動回路204等を制御する。レンズシステム制御回路205は、絞り駆動回路203を介して絞り201の制御を行い、AF駆動回路204を介してレンズ202の位置を変位させることで焦点を合わせる。レンズシステム制御回路205は、カメラ100との間で通信可能である。具体的には、レンズユニット200の通信端子206と、カメラ100の通信端子124とを介して通信される。通信端子206は、レンズユニット200がカメラ100側と通信を行うための端子である。 次に、カメラ100について説明する。カメラ100は、シャッター210、撮像部211、A/D変換器212、メモリ制御部213、画像処理部214、メモリ215、D/A変換器216、EVF217、表示部108、システム制御部218を有する。 シャッター210は、システム制御部218の指示に基づいて撮像部211の露光時間を自由に制御できるフォーカルプレーンシャッターである。撮像部211は、光学像を電気信号に変換するCCDやCMOS素子等で構成される撮像素子(イメージセンサ)である。なお、シャッター210を用いて実行している露出制御を撮像部211の制御(電子シャッター)によって実現することも可能である。その場合、撮像装置からシャッター210を除いた構成(メカシャッターレス)とすることも可能である。撮像部211は、システム制御部218にデフォーカス量情報を出力する撮像面位相差センサを有していてもよい。A/D変換器212は、撮像部211から出力されるアナログ信号をデジタル信号に変換する。画像処理部214は、A/D変換器212からのデータまたはメモリ制御部213からのデータに対し所定の処理(画素補間、縮小等のリサイズ処理、色変換処理等)を行う。また、画像処理部214は、撮影した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてシステム制御部218が露光制御や測距制御を行う。この処理により、TTL(スルー・ザ・レンズ)方式のAF処理、AE(自動露出)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理等が行われる。更に、画像処理部214は、撮影した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてTTL方式のAWB(オートホワイトバランス)処理を行う。 A/D変換器212からの画像データは、画像処理部214およびメモリ制御部213を介してメモリ215に書き込まれる。あるいは、A/D変換器212からの画像データは、画像処理部214を介さずにメモリ制御部213を介してメモリ215に書き込まれる。メモリ215は、撮像部211によって得られA/D