JP-2026077456-A - 電極接続方法
Abstract
【課題】接続に要する時間及び手間を低減できる電極接続方法を提供する。 【解決手段】電極接続方法は、複数のガイド孔10及び被接続電極2を撮像装置6によって撮像できる位置まで電極接続装置3の位置を粗調整する位置粗調整工程と、位置粗調整工程の後に、撮像装置6によって撮像した複数のガイド孔10及び被接続電極2のうちの2つの画像を解析し、その解析結果に基づいて、ガイド棒31のそれぞれがガイド孔10の上方に位置するように電極接続装置3を移動及び回転させる位置決め工程と、位置決め工程の後に、電極接続装置3を降下させてガイド棒31のそれぞれをガイド孔10に挿入する芯合工程と、芯合工程の後に、被接続電極2の上端部20に新たな電極4の下端部40を接続する接続工程とを含む。 【選択図】図2
Inventors
- 有浦 秀昭
- 谷口 雅紀
Assignees
- 日本製鉄株式会社
Dates
- Publication Date
- 20260513
- Application Date
- 20241025
Claims (4)
- ホルダーによって立設保持された被接続電極の上端部に、電極接続装置に保持された新たな電極の下端部又は前記電極接続装置の保持手段を接続するための電極接続方法であって、 前記電極接続装置は、移動装置によって保持されており、前記移動装置によって水平方向及び鉛直方向に移動可能であるとともに所定の回転軸を中心に回転可能に構成されており、 前記ホルダーには複数のガイド孔が設けられており、前記電極接続装置には下方に向けて延びる前記ガイド孔と同数のガイド棒が設けられており、前記ガイド孔及び前記ガイド棒は、前記電極接続装置の降下により前記ガイド棒のそれぞれが前記ガイド孔に挿入されたときに、前記新たな電極の下端部の位置又は前記電極接続装置の保持手段の位置が前記被接続電極の上端部の位置と合うように配置されており、 (1)前記複数のガイド孔及び前記被接続電極、又は(2)前記複数のガイド孔及び前記被接続電極の周りに設けられた向き及び位置合わせ用マーカを、前記移動装置又は前記電極接続装置に搭載された撮像装置によって撮像できる位置まで前記電極接続装置の位置を粗調整する位置粗調整工程と、 前記位置粗調整工程の後に、(1)前記撮像装置によって撮像した前記複数のガイド孔及び前記被接続電極のうちの2つの画像、又は(2)前記向き及び位置合わせ用マーカの画像を解析し、その解析結果に基づいて、前記ガイド棒のそれぞれが前記ガイド孔の上方に位置するように前記電極接続装置を移動及び回転させる位置決め工程と、 前記位置決め工程の後に、前記電極接続装置を降下させて前記ガイド棒のそれぞれを前記ガイド孔に挿入する芯合工程と、 前記芯合工程の後に、前記被接続電極の上端部に前記新たな電極の下端部又は前記電極接続装置の保持手段を接続する接続工程と を含む、 電極接続方法。
- 前記位置決め工程において、前記複数のガイド孔及び前記被接続電極のうちの2つの画像を解析する場合に、前記複数のガイド孔及び前記被接続電極のうちの2つの円形状を検出するとともに、前記2つの円形状のそれぞれの中心位置を検出し、前記2つの円形状のそれぞれの中心位置に基づいて、前記電極接続装置を移動及び回転させる、 請求項1に記載の電極接続方法。
- 前記複数のガイド孔及び前記被接続電極のうちの2つは、前記被接続電極、及び前記複数のガイド孔のうちの1つである、 請求項1又は2に記載の電極接続方法。
- 前記複数のガイド孔及び前記被接続電極のうちの2つは、前記複数のガイド孔のうちの2つである、 請求項1又は2に記載の電極接続方法。
Description
本発明は、ホルダーによって立設保持された被接続電極の上端部に、電極接続装置に保持された新たな電極の下端部又は電極接続装置の保持手段を接続するための電極接続方法に関する。 従来用いられていたこの種の電極接続方法としては、例えば下記の特許文献1~4等に示されている構成を挙げることができる。 特許文献1には、電気炉の電極ホルダーに保持された上部電極の上端部に新上部電極の下端部をねじ込んで接続する装置において、吊下げ装置上に配設した昇降駆動手段により可撓的に吊下げられた本体と、該本体に回転駆動手段を介して前記新上部電極を離脱可能に把持する回転自在な把持部とを有し、前記本体に複数のガイド棒を新上部電極の周りに下方に向けて配設し、前記電極ホルダーに該ガイド棒に相対する複数のガイド管を夫々配設し、且つ前記ガイド棒端部を端に向けて徐々に直径が小さくなるように形成し、前記ガイド管をガイド棒の入口に向けて徐々に直径が大きくなるように形成し、もしくはどちらか一方のみを前記のように形成したことを特徴とする上部電極接続装置が記載されている。 特許文献2には、電気炉に装着されている電極に対して継ぎ足すべき新たな電極をクレーン等搬送装置により吊り下げた状態で該電気炉の電極上まで移動させるとともに吊り下げた電極を下降させてそれら一対の電極を接続するに際し、前記搬送装置と電気炉の電極近傍位置に配置された静止部材との何れか一方に表示マークを施す一方、他方にレーザ投光器を設け、該投光器からのレーザ光を該表示マークに対して照準を合せるように該搬送装置を移動させて位置決めすることにより、前記一対の電極の各中心位置を合せることを特徴とする電極接続方法が記載されている。 特許文献3には、電気炉の電極ホルダーに保持された使用中の上部電極の上端部に新しい上部電極の下端部をねじ込んで接続する装置において、上部電極接続装置の本体に複数個のガイド棒を新しい上部電極の回りの下方に向けて配し、ガイド棒の下端に上下に摺動可能な水平に設置された芯出しガイドを設け、前記ガイド棒に対応する位置の電極ホルダー上面にガイド管を設け、該ガイド管をガイド棒の入り口に向けて徐々に直径が大きくなるように形成し、または前記ガイド棒端部を端に向けて徐々に直径が小さくなるように形成し、もしくはどちらか一方のみを形成したことを特徴とする上部電極接続装置が記載されている。 特許文献4には、新しい電極を保持し、この新しい電極を電気炉に既に取り付けられている既設の電極に接続する電極接続装置と、この電極接続装置を懸架した状態で水平方向及び上下方向に移動させる移動装置と、上記電極接続装置に付設され上記既設の電極を検出する電極検出装置と、上記移動装置に付設され上記電極検出装置の検出結果に応じて上記電極接続装置の水平面内の位置を微調整して上記新しい電極を既設の電極に対して位置決めする位置微調整装置とを備えたことを特徴とする電極継足装置が記載されている。 特開平5-242963号公報特開平5-251177号公報特開平6-060979号公報特開平11-297466号公報 本発明の実施の形態1による電極接続方法が実施され得る電気炉を模式的に示す平面図である。図1の電極接続装置を模式的に示す側面図である。図2のガイド孔にガイド棒が挿入される様子を模式的に示す側面図である。図3のガイド孔及びガイド棒の変形例を示す説明図である。図2の電極接続装置を保持する移動装置を模式的に示す斜視図である。位置決め工程における画像解析の第1態様を模式的に示す説明図である。位置決め工程における画像解析の第2態様を模式的に示す説明図である。位置決め工程における画像解析の第3態様を模式的に示す説明図である。位置決め工程における画像解析の第4態様を模式的に示す説明図である。本発明の実施の形態2による電極接続方法を示す説明図である。 以下、本発明を実施するための形態について、図面を参照して説明する。本発明は各実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、各実施の形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施の形態に示される全構成要素からいくつかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施の形態の構成要素を適宜組み合わせてもよい。 実施の形態1. 図1は本発明の実施の形態1による電極接続方法が実施され得る電気炉を模式的に示す平面図であり、図2は図1の電極接続装置3を模式的に示す側面図であり、図3は図2のガイド孔10にガイド棒31が挿入される様子を模式的に示す側面図であり、図4は図3のガイド孔10及びガイド棒31の変形例を示す説明図であり、図5は図2の電極接続装置3を保持する移動装置5を模式的に示す斜視図である。 本実施の形態1による電極接続方法は、ホルダー1によって立設保持された被接続電極2の上端部20に、電極接続装置3に保持された新たな電極4の下端部40を接続するための方法である。 本実施の形態では、一例として、被接続電極2が電気炉(アーク炉)の電極(既設電極)のうちの1つである場合について説明する。電気炉の電極は、例えば、未使用状態において外径14inch~32inch、長さ1400mm~2550mm、重量253kg~2450kgの円柱状の部材である。また、電気炉の電極は、例えば黒鉛等の材料により構成されている。電気炉の電極は、電気炉の蓋の上部に配置されたホルダー1に立設保持されて、蓋に設けられた開口を通して電気炉の内部に挿入される。電極に電力が供給されることで電極からアークが発生し、そのアークの熱により電気炉内の被溶融物が溶融される。被溶融物は、任意であるが、例えばスクラップ等の鋼材である。図1では、電気炉の電極が3本である場合を示しているが、電極の数は任意である。電気炉は、交流式であってもよいし、直流式であってもよい。 電気炉の電極は、使用により下端側から消耗する。被接続電極2としての電気炉の電極が消耗したとき、その被接続電極2の上端部20に新たな電極4が継ぎ足される。新たな電極4は被接続電極2と同じ構成を有している。 図2に特に示すように、被接続電極2の上端部20には、凹部21が設けられている。凹部21の内周面には、ねじが切られている。換言すると、凹部21は、内周面にねじが形成された雌ねじ部をなすような構成となっている。図2において、凹部21は、下方に向かうにつれて内径が狭まる円錐台形状の窪みであって、被接続電極2の中心軸と同軸上に設けられている。凹部21の深さは例えば約160mmであり、被接続電極2の上端面における凹部21の開口径は例えば約240mmであり、底位置における凹部21の開口径は例えば約190mmである。被接続電極2の上端面を平面で見たとき被接続電極2の上端面の中心に凹部21が形成されている。新たな電極4の下端部40には、凸部41が設けられている。凸部41の外周面には、ねじが切られている。換言すると、凸部41は、外周面にねじが形成された雄ねじ部をなすような構成となっている。図2において、凸部41は、凹部21に嵌る外形を有していており、下方に向かうにつれて外径が狭まる円錐台形状の突起であって、新たな電極4の中心軸と同軸上に設けられている。凸部41は、新たな電極4と一体であってもよいし、新たな電極4とは別体であってもよい。被接続電極2の凹部21に新たな電極4の凸部41を接触させて新たな電極4を回転させることにより、雄ねじ部をなす凸部41が雌ねじ部をなす凹部21にねじ込まれることで、被接続電極2に新たな電極4が接続される。 電極接続装置3は、その下方に新たな電極を保持するための保持手段30を有している。保持手段30は、電極接続装置3の本体3bに回転可能に取り付けられており、モーター等の駆動装置30aにより回転駆動される。図2に示す本実施形態において、保持手段30は新たな電極4の凸部41と同じ形状の雄ねじ部を有している。前述のとおり、新たな電極4は被接続電極2と同じ構成(同じ形状)であり、その上端部42には雌ねじ部(凹部21)を有している。電極接続装置3の保持手段30の雄ねじ部が新たな電極4の雌ねじ部(凹部21)にねじ込まれることで、電極接続装置3に新たな電極4が保持されている。保持手段30は、これに限定されるものではなく、例えば、クランプを用いて新たな電極4の胴部を把持して保持する構成としてもよい。 電極接続装置3は、移動装置5(図5参照)によって保持されており、移動装置5によって水平方向及び鉛直方向に移動可能であるとともに所定の回転軸を中心に回転可能に構成されている。水平方向の移動により電極接続装置3の位置が調整され、鉛直方向の移動により電極接続装置3の高さが調整され、回転により電極接続装置3の向きが調整される。 図5に移動装置5の一例を示している。図5の移動装置5は、第1方向D1にそれぞれ延びるとともに、第2方向D2に互いに離間して配置された一対の第1レール51と、第1レール51の間で第2方向D2に延びるとともに第1方向D1に移動可能に第1レール51に支持された第2レール52と、第2方向D2に移動可能に第2レール52に支持された例えばホイスト等の可動体53と、可動体53から第3方向D3に伸縮又は進退可能な回転支持部54とを有している。回転支持部54は、第3方向D3に延びる軸を中心に回転可能に設けられている。図5において、第1方向D1及び第2方向D2は水平面内で互いに直交する方向であり、第3方向D3は鉛直方向である。回転支持部54に電極接続装置3が支持されることで、電極接続装置3が水平方向(第1方向D1及び第2方向D2)及び鉛直方向(第3方向D3)に移動可能であるとともに所定の回転軸を中心に回転可能に構成されている。しかしながら、移動装置5の構成はこれに限定されず、移動装置5として種々の構成が使用されてよい。例えば、移動装置5は、旋回クレーンのような旋回動作が可能な構成であってもよい。 図1及び図2に戻り、ホルダー1には複数のガイド孔10が設けられている。図1に示す態様では、ホルダー1毎に2つのガイド孔10が設けられているが、ホルダー1毎のガイド孔10の数は3以上であってもよい。ガイド孔10は例えば管によって構成されている。ここで、ホルダー1は、被接続電極2を保持する電極ホルダー11と、ガイド孔10が設けられた1つ又は複数のガイド孔ホルダー12とを有している。電極ホルダー11は、例えば、図示しない基部から延出された長手状の部材であって、電極ホルダー11の先端部に被接続電極2が保持されている。ガイド孔ホルダー12は電極ホルダー11の先端部から延出されており、ガイド孔ホルダー12にガイド孔10が設けられている。ガイド孔10は、ガイド孔ホルダー12の先端部に設けられていている。図1に示す態様ではガイド孔10と同数(2つ)の平面視矩形の板状部材によってガイド孔ホルダー12が構成されているが、1つのガイド孔ホルダー12に複数のガイド孔10が設けられていてもよい。 電極接続装置3には、下方に向けて延びるガイド棒31が設けられている。ガイド棒31の数は、ガイド孔10の数と同数である。図1に示す態様では、ホルダー1毎のガイド孔10の数に合わせて2つのガイド棒31が電極接続装置3に設けられているが、ホルダー1毎のガイド孔10の数が3以上のときは3つ以上のガイド棒31が電極接続装置3に設けられていてよい。 ガイド孔10及びガイド棒31は、図3に特に示すように電極接続装置3の降下によりガイド棒31のそれぞれがガイド孔10に挿入されたときに、新たな電極4の下端部40の位置が被接続電極2の上端部20の位置と合うように、より詳細には新たな電極4の凸部41の中心位置が被接続電極2の凹部21の中心位置と合うように、配置されている。換言すると、ガイド孔10