Search

JP-2026077459-A - 裂傷評価方法

JP2026077459AJP 2026077459 AJP2026077459 AJP 2026077459AJP-2026077459-A

Abstract

【課題】作業者による動作を模擬して裂傷評価することが可能な裂傷評価方法を提供する。 【解決手段】裂傷評価方法は、指ダミーキット10を任意の速度で動作させる第1動作機構20を用いて、指ダミーキットを動作させる工程と、指ダミーキット10と接触可能な被干渉物を任意の速度で動作させる第2動作機構を用いて、被干渉物を動作させる工程と、作業者が実際に行う作業工程と同等の作業条件で作業者による動作を模擬するように、指ダミーキット及び被干渉物を動作させ、指ダミーキットと被干渉物を接触させて指ダミーキットを裂傷させる工程と、を含む。 【選択図】図1

Inventors

  • 松原 龍希

Assignees

  • トヨタ自動車株式会社

Dates

Publication Date
20260513
Application Date
20241025

Claims (1)

  1. 指ダミーキットを任意の速度で動作させる第1動作機構を用いて、前記指ダミーキットを動作させる工程と、 前記指ダミーキットと接触可能な被干渉物を任意の速度で動作させる第2動作機構を用いて、前記被干渉物を動作させる工程と、 作業者が実際に行う作業工程と同等の作業条件で前記作業者による動作を模擬するように、前記指ダミーキット及び前記被干渉物を動作させ、前記指ダミーキットと前記被干渉物を接触させて前記指ダミーキットを裂傷させる工程と、を含む裂傷評価方法。

Description

本発明は、裂傷評価方法に関する。 例えば、金属系材料から成る骨部と、骨部の外周を取り囲む発泡ゴム系材料から成る内皮部と、内皮部の外周を取り囲むシリコンゴム系材料から成る外皮部と、を備える安全性評価用ダミーがある(例えば特開2010-49194号公報参照)。 特開2010-49194号公報 一実施形態に裂傷評価方法を実行している状態を示す概略図である。 以下、本発明の実施形態に係る裂傷評価方法について説明する。図1には、互いに直交するX軸方向、Y軸方向、及びZ軸方向を示す矢印が図示されている。方向は矢印で示す方向、及びその逆方向を含む。 裂傷評価方法は、指ダミーキット10を任意の速度で動作させる第1動作機構20を用いて、指ダミーキット10を動作させる工程を含む。指ダミーキット10は、人間の指を模した模型でもよい。指ダミーキット10は、例えば、金属系材料から成る骨部と、骨部の外周を取り囲む発泡ゴム系材料から成る内皮部と、内皮部の外周を取り囲むシリコンゴム系材料から成る外皮部と、を備えていてもよい。指ダミーキット10は、例えば、ひとさし指を模したものでもよい。指ダミーキット10は、生体材料を指標とする。指ダミーキット10には、作業時着用物11が装着されている。作業時着用物11は作業者の指を保護する保護具でもよい。作業時着用物11は、例えば保護用の手袋でもよい。 第1動作機構20は、指ダミーキット10を任意の速度で動作させることができる。第1動作機構20は、指ダミーキット10を移動させるための駆動源、駆動源による駆動力を伝達する動力伝達機構、及び、指ダミーキット10の移動を案内するガイド機構などを有する。駆動源は、例えば、電気シリンダでもよく、油圧シリンダでもよく、モータでもよい。第1動作機構20は、例えばX軸方向に指ダミーキット10を移動させて被干渉物30に接近させてもよい。 被干渉物30は、例えば、金属板でもよい。被干渉物30の形状及び材質は特に限定されない。被干渉物30は、例えば、工作物の部品でもよい。 第2動作機構40は、被干渉物30を支持して、被干渉物30を任意の速度で移動させることができる。第2動作機構40は、例えば工作用のロボットでもよい。第2動作機構40は、被干渉物30を吊り下げて、被干渉物30を移動させる装置でもよい。第2動作機構40は、被干渉物30を上方へ移動させてもよく、下方へ移動させてもよく、水平方向に移動させてもよい。第2動作機構40は、指ダミーキット10から被干渉物30を遠ざける方向に移動させることができる。第2動作機構40は、被干渉物30を空中に静止した状態で保持できる。 裂傷評価方法では、例えば、板金などの工程における裂傷評価を適切に実行できる。具体的には、裂傷評価方法では、作業者の歩行速度や設備への最大進入速度など、実際の作業工程と同等の条件下において、裂傷評価を実行することができる。従来の方法では、作業者が動いている状態において裂傷評価を行うことができなかった。仮に、指ダミーキット10を人が手で保持して動かした場合には、一定の試験結果にならないため、正確なリスク評価を行うことができなかった。 本実施形態に係る裂傷評価方法では、実際の作業工程と同等の条件下において、裂傷評価を実行できることにより、裂傷の程度の見積もりを適切に行うことができる。この評価結果に基づいて、作業工程の見直しや、設備投資の最適化を図ることができる。 例えば、下記の条件で裂傷評価を実行してもよい。作業工程への最大進入速度は、例えば2000mm/sでもよい。作業者の歩行速度は、1300mm/sでもよい。 裂傷評価方法を用いて評価される作業工程は、例えば、吊り具による板金運搬工程でもよい。板金運搬工程は、板金を行うために金属板を運搬する工程を含む。作業工程は、作業者が吊り具を用いて金属板を運搬する工程と、吊り具を用いて金属板を自動運搬する工程とを含んでもよい。作業工程は、作業者と自動機器とが共存する工程でもよい。裂傷評価方法では、作業工程においてどの程度の裂傷のリスクがるかを評価することができる。 例えば、産業用ロボットであれば、作業者が工程外から板金にアプローチすることができないが、協働ロボットは安全が担保されているため、作業者の工程内への侵入が可能である。そのため、協働ロボットを用いて板金を行う工程において安全性評価を行う必要がある。本実施形態に係る裂傷評価方法を用いて、協働ロボットを用いて板金を行う工程について安全性評価を行うことができる。 板金運搬工程は、検査カメラが台車に積まれている金属板の位置を撮影し、協働ロボットが磁石を用いて金属板を保持する工程を含む。板金運搬工程は、金属板を次工程の置き台へセットする工程を含む。作業工程は、台車の入れ替え作業工程を含んでもよい。作業工程は、板金位置作業工程を含んでもよい。 本実施形態に係る裂傷評価方法は、指ダミーキット10を任意の速度で動作させる第1動作機構20を用いて、指ダミーキット10を動作させる工程と、指ダミーキット10と接触可能な被干渉物30を任意の速度で動作させる第2動作機構40を用いて、被干渉物30を動作させる工程と、作業者が実際に行う作業工程と同等の作業条件で作業者による動作を模擬するように、指ダミーキット10及び被干渉物30を動作させ、指ダミーキット10と被干渉物30を接触させて指ダミーキット10を裂傷させる工程と、を含む。 このような裂傷評価方法によれば、指ダミーキット10を手で保持しないで、第1動作機構20を用いて、作業者が動いている状態における裂傷評価を行うことができる。実際の作業条件下で、作業者による動作を模擬して裂傷評価を行い、評価結果を用いて、作業者の動作や、協働ロボットの動作を評価することができる。その結果、作業工程における安全性の向上を図ることができる。 以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形又は変更が可能である。