JP-2026077505-A - 撮像レンズ系及びこれを備えるカメラモジュール、撮像装置、車載システム、移動体
Abstract
【課題】小型で軽量の安価な高い解像力を有する撮像レンズ系を提供する。 【解決手段】 物体側から像側に向かって順に、負のパワーを有する第1レンズと、正のパワーを有する第2レンズと、第3レンズと、第4レンズと、物体側面が物体側に凸面を向けた正のパワーを有する第5レンズと、第6レンズと、を有する。 【選択図】図1
Inventors
- 吉田 百花
Assignees
- マクセル株式会社
Dates
- Publication Date
- 20260513
- Application Date
- 20241025
Claims (13)
- 物体側から像側に向かって順に、負のパワーを有する第1レンズと、正のパワーを有する第2レンズと、第3レンズと、第4レンズと、物体側面が物体側に凸面を向けた正のパワーを有する第5レンズと、第6レンズと、を有する、撮像レンズ系。
- 請求項1に記載の撮像レンズ系において、 第2レンズL2の焦点距離をf4、光学系全体の焦点距離をfとしたときに、以下の条件式(1)を満足する、撮像レンズ系。 4.3<f2/f<5.5 ・・・(1)
- 請求項1に記載の撮像レンズ系において、 光学系全体の焦点距離をf、第5レンズL5の焦点距離をf5としたときに、以下の条件式(2)を満足する、撮像レンズ系。 0<f/f5<1 ・・・(2)
- 請求項1に記載の撮像レンズ系において、 第5レンズL5のアッベ数をν5としたときに、以下の条件式(3)を満足する、撮像レンズ系。 ν5<60 ・・・(3)
- 請求項1に記載の撮像レンズ系において、 絞りは、前記第2レンズと、前記第3レンズとの間に備わる、撮像レンズ系。
- 請求項1に記載の撮像レンズ系において、 前記第4レンズは、像側面が像側に凹面を向けた負のパワーを有する、撮像レンズ系。
- 請求項1に記載の撮像レンズ系において、 前記第6レンズは、物体側面の光軸を通る部位が物体側に凸面を向け、物体側面の縁側の部位が物体側に凹面を向けた負のパワーを有する、撮像レンズ系。
- 請求項7に記載の撮像レンズ系において、 前記第6レンズの前記縁側の部位は、前記光軸を通る部位よりも光軸方向で物体側に位置する、撮像レンズ系。
- 請求項1に記載の撮像レンズ系において、 前記第2レンズ、前記第4レンズ、前記第5レンズ、前記第6レンズは、少なくとも1つがプラスチックレンズからなる、撮像レンズ系。
- 請求項1乃至9の何れか一項に記載の撮像レンズ系と、 前記撮像レンズ系を通じて集光される光を電気信号に変換する撮像素子と、を備える、カメラモジュール。
- 請求項10に記載のカメラモジュールと、前記カメラモジュールを制御する制御部と、前記制御部が制御を行なうための情報を記憶する記憶部と、を備える、撮像装置。
- 請求項10に記載のカメラモジュールと、前記カメラモジュールから出力される撮像画像の中の対象物を認識し認識情報を生成する情報処理装置と、を備える、車載システム。
- 請求項10に記載のカメラモジュールと、前記カメラモジュールから出力される撮像画像の中の対象物を認識し認識情報を生成する情報処理装置と、前記認識情報を出力する出力装置と、を備える、移動体。
Description
本発明は、撮像レンズ系及びこれを備えるカメラモジュール、撮像装置、車載システム、移動体に関する。 近年、自動車搭載用途の撮像レンズ系は、広視野に対応したレンズが必要とされている。自動車搭載用途の撮像レンズ系は、車載カメラに用いられ、例えば、自動車を運転するときの安全性を確保するためフロント、バック、及びサイド等のビュー用途、センシング用途として利用している。 車載カメラの撮像レンズ系は、また、明るい高い解像力を有する撮像レンズ系であることが求められる。さらに、自動車(車両)のサイドミラー等に搭載する車載カメラは、外気に近く狭い空間に取り付ける関係上、広い温度範囲で使用できる小型で軽量の安価なものが求められている。 一方、撮像レンズ系は、軽量で安価なプラスチックレンズを用いると、収差が発生し、解像力が低下し結像性能が悪化することがある。特許文献1は、車載カメラにおける撮像レンズ系が記載されている。 中国特許出願公開第110646919号明細書 実施例1に係る撮像レンズ系の断面図である。実施例1に係る撮像レンズ系の球面収差図である。実施例1に係る撮像レンズ系の像面湾曲図である。実施例1に係る撮像レンズ系の歪曲収差図である。実施例2に係る撮像レンズ系の断面図である。実施例2に係る撮像レンズ系の球面収差図である。実施例2に係る撮像レンズ系の像面湾曲図である。実施例2に係る撮像レンズ系の歪曲収差図である。実施例3に係る撮像レンズ系の断面図である。実施例3に係る撮像レンズ系の球面収差図である。実施例3に係る撮像レンズ系の像面湾曲図である。実施例3に係る撮像レンズ系の歪曲収差図である。実施例4に係る撮像レンズ系の断面図である。実施例4に係る撮像レンズ系の球面収差図である。実施例4に係る撮像レンズ系の像面湾曲図である。実施例4に係る撮像レンズ系の歪曲収差図である。撮像レンズ系を備える撮像装置の構成図である。撮像装置を備える車両の概略図である。撮像装置を備える車両の構成図である。 以下、図面等を参照しながら本発明の実施の形態について説明する。本実施の形態の図及び説明は、機能的に同じ要素は同じ番号で表示される場合もある。なお、以下の説明は、原理に則った実施の形態を示しているが、これらは本実施の形態の理解のためのものであり、本実施の形態を限定的に解釈するために用いられるものではない。本実施の形態の記述は、典型的な例示に過ぎず、特許請求の範囲又は適用例を如何なる意味においても限定するものではない。 本実施の形態は、当業者が実施するのに十分詳細にその説明がなされているが、他の形態も可能で、技術的思想の範囲と精神を逸脱することなく構成・構造の変更や多様な要素の置き換えが可能であることを理解する必要がある。従って、以降の説明は、限定して解釈されるものではない。 また、本実施の形態は、特にセンシングシステムにおいて信頼性の高いシステムを実現でき、あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進するものであり、国連の提唱する持続可能な開発目標(SDGs)の「3.すべての人に健康と福祉を」の「3.6 2020年までに、世界の道路交通事故による死傷者を半減させる。」をターゲットとするものである。また、包摂的で安全かつ強靱(レジリエント)で持続可能な都市及び人間居住を実現するものであり、国連の提唱する持続可能な開発目標(SDGs)の「11.住み続けられるまちづくりを」の「11.2 2030年までに、脆弱な立場にある人々、女性、子供、障害者及び高齢者のニーズに特に配慮し、公共交通機関の拡大などを通じた交通の安全性改善により、全ての人々に、安全かつ安価で容易に利用できる、持続可能な輸送システムへのアクセスを提供する。」をターゲットとするものである。 [実施の形態1] 以下、本発明の実施の形態に基づき、図面を参照して本発明に係る撮像レンズ系及びこれを備えるカメラモジュール、撮像装置、車載システム、移動体を詳細に説明する。 図1は、第1の実施の形態の一例であり、同時に具体的数値に基づく実施例1に係るものでもある。具体的な数値を含む実施例について説明する前に、先ず、本発明の原理的な実施の形態を説明する。 撮像レンズ系11は、第2レンズL2の焦点距離をf4、光学系全体の焦点距離をfとしたときに、以下の条件式(1)を満足する。 4.3<f2/f<5.5 ・・・(1) 撮像レンズ系11は、光学系全体の焦点距離をf、第5レンズL5の焦点距離をf5としたときに、以下の条件式(2)を満足する。 0<f/f5<1 ・・・(2) 撮像レンズ系11は、第5レンズL5のアッベ数をν5としたときに、以下の条件式(3)を満足する。 ν5<60 ・・・(3) このような条件式を満たすことで、小型で軽量の安価な撮像レンズ系において、さらに高い解像力を有する撮像レンズ系を提供できる。 実施の形態として、カメラモジュール10の撮像レンズ系11を具体的な数値を含む実施例として説明する。 [実施例1] 図1は、実施例1のカメラモジュール10の撮像レンズ系11のレンズ構成を示す断面図である。図1に示すように、実施例1は、6枚のレンズから構成される。 実施例1の撮像レンズ系11は、物体側から像側に向かう光軸O方向の順に、第1レンズL1、第2レンズL2、第3レンズL3、第4レンズL4、第5レンズL5、第6レンズL6を備える。 また、撮像レンズ系11は、第1レンズL1、第2レンズL2による画角特性等を決める前群レンズを有する。さらに、撮像レンズ系11は、光学絞り1を挟んで、前群レンズと、第3レンズL3、第4レンズL4、第5レンズL5、第6レンズL6による明るさや集光特性等に寄与する後群レンズとを有する。 第1レンズL1は、物体側に凸形状を有する正の曲率となる球面の物体側面であるレンズ面S1と、像側に凹形状を有する負の曲率となる球面の像側面であるレンズ面S2とを有する。すなわち、物体側面が物体側に凸面を向け、像側面が像側に凹面を向けている。第1レンズL1は、光線が拡散する負のパワー(負の屈折力)を有するレンズの中心側よりも縁側が厚い負のレンズでメニスカス形状のガラスレンズである。 第2レンズL2は、物体側に凹形状を有する負の曲率となる非球面のレンズ面S3と、像側に凸形状を有する正の曲率となる非球面のレンズ面S4とを有する。第2レンズL2は、正のパワーを有する正のレンズでメニスカス形状のプラスチックレンズである。 光学絞り1(STOP)は、光学絞り面S5に光線を通過させる開口を有し開口径で光線量を設定する。光学絞り1は、非透光性の部材で薄い形状である。 第3レンズL3は、物体側に凸形状を有する正の曲率となる球面のレンズ面S6と、像側に凸形状を有する正の曲率となる球面のレンズ面S7とを有する。第3レンズL3は、光線が集約する正のパワーを有するレンズの縁側よりも中心側が厚い正のレンズでガラスレンズである。 第4レンズL4は、物体側の近軸に凸形状を有する正の曲率となる非球面のレンズ面S8と、像側に凹形状を有する負の曲率となる非球面のレンズ面S9とを有する。第4レンズL4は、負のパワーを有するプラスチックレンズである。レンズ面S9は、凹形状のため第1レンズL1が小型でありながら有効像円径(像高)を確保できる。 第5レンズL5は、物体側に凸形状を有する正の曲率となる非球面のレンズ面S10と、像側に凸形状を有する正の曲率となる非球面のレンズ面S11とを有する。第5レンズL5は、正のパワーを有する正のレンズでプラスチックレンズである。レンズ面S10は、第4レンズL4の負のパワーもしくは第4レンズL4のレンズ面S9の凹形状のため発生する収差を正のパワーで調整する。 第6レンズL6は、物体側に凸形状を有する正の曲率となる非球面のレンズ面S12と、像側に凹形状を有する負の曲率となる非球面のレンズ面S13とを有する。第6レンズL6は、負のパワーを有するプラスチックレンズである。 なお、レンズ面S12は、光軸Oを通る近軸の部位(領域)が物体側に凸形状を有し、縁側の部位(領域)が凹形状を有する。すなわちレンズ面S12は、変曲点IP12を有している。そして、レンズ面S12の有効像円径において、縁側の部位の端部である有効像円径の端点E12は、光軸Oを通る部位の一部である光軸O上の軸点C12よりも光軸方向で物体側に位置する。レンズ面S12の曲率のきつい凹形状により、第1レンズL1が小型でありながら有効像円径(像高)を確保できる。 また、レンズ面S13は、光軸Oを通る近軸の部位が像側に凹形状を有し、縁側の部位が凸形状を有する。すなわちレンズ面S13は、変曲点IP13を有している。そして、レンズ面S13の有効像円径において、縁側の部位の端部である有効像円径の端点E13は、光軸Oを通る部位の一部である光軸O上の軸点C13よりも光軸方向で物体側に位置する。これにより、第1レンズL1が小型でありながら有効像円径(像高)を確保できる。 第6レンズL6は、レンズ面S12における変曲点IP12とレンズ面S13における変曲点IP13との少なくとも一方を有していてもよい。 第1レンズL1、第3レンズL3は、ガラスレンズで耐熱性、耐候性に優れ、太陽光、温湿度、雨等の屋外の自然環境に耐える環境温度変化等に対するピント変動を抑制できる。なお、第1レンズL1のレンズ面S1は、浸水または撥水コートが施されていてもよい。 また、第2レンズL2、第4レンズL4、第5レンズL5、第6レンズL6は、プラスチックレンズで軽量化、低コスト化、耐衝撃性を実現している。第2レンズL2、第4レンズL4、第5レンズL5、第6レンズL6は、少なくとも1つがプラスチックレンズであってもよい。 さらに、第1レンズL1~第6レンズL6の各レンズ面は、第1レンズL1のレンズ面S2と同様に、少なくとも光軸Oを通る面が曲面であればよく、縁側が平面であってもよい。 このように撮像レンズ系11は、物体側から像側に向かって順に、負のパワーを有する第1レンズと、正のパワーを有する第2レンズと、第3レンズと、第4レンズと、物体側面が物体側に凸面を向けた正のパワーを有する第5レンズと、第6レンズと、を有する。これにより、小型で軽量の安価な高い解像力を有する撮像レンズ系を提供できる。 カメラモジュール10のバンドパスフィルター14(BPF)は、所定の波長の光線のみ通すフィルターである。例えば、バンドパスフィルター14は、波長435nm~940nmの範囲の光線を透過させる。バンドパスフィルター14は、BPF面S16とBPF面S17とを有する。 カメラモジュール10のカバーガラス13(CG)は、撮像素子12を保護するためのガラス板である。カバーガラス13は、CG面S18とCG面S19とを有する。撮像素子12(IMG)は、波長435nm~940nmの範囲の光線(撮像)を撮像する赤外線用の素子で、撮像面S20を備える。 このように、カメラモジュール10は、撮像レンズ系11、光学絞り1、バンドパスフィルター14、カバーガラス13、撮像素子12を備え、各々の縁側をフランジ等によりカメラモジュール10または撮像レンズ系11の筐体に固定される。また、光学絞り1は、撮像レンズ系11と一体として設置されるが、撮像レンズ系11の必須の構成要素でなく、光学絞り1がなくともよい。 また、光学絞り1は、第2レンズL2と第3レンズL3との間に設置されるが、第3レンズL3と第4レンズL4との間に設置してもよく、第1レンズL1から第6レンズL6の間の任意の位置に設置してもよい。撮像レンズ系11は光学絞り1を設置することで、第1レンズL1の前玉径をさらに小さくすることができる。さらに、撮像レンズ系11は、複数の光学絞りを設置してもよい。 また、カメラモジュール10は、第6レンズL6とカバーガラス13