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JP-2026077519-A - ヘッドレスト

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Abstract

【課題】可動部材(頭受け部)を複数個所においてガタツキのない状態で位置決めできるとともに、前方回動規制機能を持つヘッドレストを、シンプルで操作が容易な構造で実現する。 【解決手段】ヘッドレストを、固定部材30と、可動部材40と、支軸50と、規制ピン60と、付勢部材70と、頭受け部10とを備えたものとし、固定部材と可動部材のうち、いずれか一方の部材に支軸を固定して、他方の部材に規制ピンを固定し、前記一方の部材には、規制ピン通路α2と複数の規制ピン係止凹部α3とをそれぞれ左右一対で形成し、前記他方の部材には、長孔状の支軸挿通孔α1を、左右一対で形成し、付勢部材によってロック方向に可動部材を付勢し、頭受け部を複数の設定位置に移動させて、その位置の規制ピン係止凹部でロックする。 【選択図】図2

Inventors

  • 小林 徳三
  • 清水 現
  • 谷口 慶倫
  • 山根 教代

Assignees

  • 備前発条株式会社

Dates

Publication Date
20260513
Application Date
20241025

Claims (5)

  1. シートフレーム又はヘッドレストステーに固定される固定部材と、 固定部材に対して移動可能な状態で取り付けられた可動部材と、 固定部材に対して可動部材を移動可能な状態で支持するための支軸と、 可動部材の移動を規制するための規制ピンと、 固定部材に対して可動部材を付勢する付勢部材と 可動部材に対して一体的に設けられた頭受け部と、 を備えたヘッドレストであって、 固定部材と可動部材のうち、いずれか一方の部材に支軸が固定されて、他方の部材に規制ピンが固定され、 前記一方の部材には、可動部材が移動する際の規制ピンを通過させるための規制ピン通路と、規制ピン通路における所望の位置から支軸側又は支軸とは逆側に窪んで形成された複数の規制ピン係止凹部とが、それぞれ左右一対で形成され、 前記他方の部材には、支軸を挿通するための長孔状の支軸挿通孔が、左右一対で形成され、 付勢部材によって、規制ピンが規制ピン係止凹部に対して入り込む方向に可動部材が付勢され、 頭受け部を複数の設定位置に移動させてその位置の規制ピン係止凹部でロックし、 ヘッドレスト使用時には、頭受け部が最前方の使用位置を越えて前方へ回動することを規制する前方回動規制機能を発揮し、 ロック解除操作が、付勢部材の付勢力に抗って頭受け部を移動することによって為され、 規制ピン係止凹部又は支軸挿通孔を、それらの一対の内壁面の両方あるいは一方を傾斜させ、奥部になるにつれて幅狭となるように形成し、規制ピン又は支軸の係止がくさび状狭持で為される ことを特徴とするヘッドレスト。
  2. 頭受け部を、最後方の使用位置から80~140°前屈して折り畳み可能とした請求項1記載のヘッドレスト。
  3. シート上部のステーホルダーに対して昇降可能なヘッドレストステーを備え、 ヘッドレストステーの上部に固定部材を固定することで、頭受け部の高さ調節を可能とした請求項1記載のヘッドレスト。
  4. 使用位置の規制ピン係止凹部における一対の内壁面のうち一方の内壁面が、設定負荷で前方にスリップする角度で傾斜された請求項1記載のヘッドレスト。
  5. 規制ピン係止凹部又は支軸挿通孔の一対の内壁面のうち一方のみで規制ピン又は支軸が当接するようにし、 可動部材の反対側の移動は、可動部材が、規制ピン又は支軸と固定部材における所定箇所とでくさび状に挟み込まれることで規制されるようにした請求項1~4いずれか記載のヘッドレスト。

Description

本発明は、使用者の体格や使用状況に応じて頭受け部を適切な位置に設定することができるとともに、前方回動規制機能を持つヘッドレストに関する。 自動車等の座席等に取り付けられるヘッドレストとしては、頭受け部の上下位置(高さ)だけでなく、前後位置も調節できる前後調節式のもの(前後調節式のヘッドレスト)が知られている。前後調節式のものにおいては、ヘッドレスト使用時の使用位置として、例えば、運転時においては、頭受け部を後方に移動して運転に支障のない位置(運転位置)とし、安息時(背もたれを倒して休む際)においては、頭受け部を前方に移動して枕のようにして使用する位置(安息位置)とすることができる。また、頭受け部を折り畳むことが可能な折り畳み式のヘッドレストも知られている。折り畳み式ヘッドレストでは、助手席や後部座席の未着座時に、頭受け部を折り畳んだ位置(折り畳み位置)とすれば、視界を確保することができる。また、荷物を積載する際等には、シートを前方へ倒すことで、頭受け部が邪魔にならないように、同じく折り畳み位置でロックすることができる。 前後位置調節機構としては、例えば、特許文献1の図3に示されるように、複数の係止部31aのいずれかにロックプレート60を係止することによって、固定部材30に対して回動部材40(可動部材)を多段階で位置調節できるようにしたもの(ラッチ式の前後位置調節機構)が知られている。頭受け部は、回動部材40(可動部材)に対して一体的に設けられる。 折り畳み式のものとしては、例えば、特許文献2の図7に示されるものがある。同文献の機構は、第一ブラケット3(可動部材)と、第二ブラケット4(固定部材)と、第二ブラケット4に対して第一ブラケット3を軸支するヒンジ軸5(支軸)と、第一ブラケット3に取り付けられたロック軸12(規制ピン)と、ロック軸支持軸11と、ロック軸12を第2ブラケット4に当接する方向に向けて付勢する付勢ばね(付勢部材)と、ロック解除レバー30とを備えている。このヘッドレスト42(頭受け部)では、高さの調整をできないものの、折り畳みが可能となっている。また、運転位置においては、第一ブラケット3のヒンジ軸5を中心とした回転がガタツキなく規制(ロック)されている。 特許第5976190号公報特許第7042537号公報 第一実施形態のヘッドレストの各状態と機構部との位置関係を示す図である。第一実施形態のヘッドレストを、鉛直面で切断した断面と、機構部を斜視した状態を示す図である。第二実施形態から第四実施形態までのヘッドレスト機構部を、鉛直面で切断した断面図である。第五実施形態のヘッドレストを、鉛直面で切断した断面とその一部を示す図である。第六実施形態のヘッドレストを、鉛直面で切断した断面と、使用状態を示す図である。 本発明のヘッドレストの実施形態について、図面を用いてより具体的に説明する。以下においては、第一実施形態から第六実施形態までの計6つの実施形態を例に挙げて説明する。しかし、これらの実施形態は、あくまで好適な実施形態に過ぎず、本発明のヘッドレストの技術的範囲は、これらの実施形態に限定されない。本発明のヘッドレストには、発明の趣旨を損なわない範囲で適宜変更を施すことができる。 1.第一実施形態のヘッドレスト まず、第一実施形態のヘッドレストについて説明する。図1及び図2に第一実施形態のヘッドレストを示す。図1は、ヘッドレストの各状態と機構部との位置関係を示す図であり、図2は、運転位置にあるヘッドレストを鉛直面で切断した断面と、機構部を斜視した状態を示す図である。 第一実施形態のヘッドレストは、図1及び図2に示すように、頭受け部10と、骨格部材20と、固定部材30と、可動部材40と、支軸50と、規制ピン60と、付勢部材70とを備えている。 頭受け部10は、図1(a),(c)に示すように、使用者の頭部を受けるための部分となっている。頭受け部10は、後述する可動部材40に対して相対的に動かない状態で固定される。このため、可動部材40が回動すると、可動部材40と一体となって頭受け部10も回動するようになっている。第一実施形態のヘッドレストにおいては、頭受け部10の高さは固定となっている。頭受け部10の形態は、特に限定されないが、第一実施形態のヘッドレストにおいては、枕型としている。 骨格部材20は、頭受け部10を支えるための部材であり、可動部材40に一体的に固定した状態で設けられる。このため、骨格部材20は、頭受け部10と同様に、可動部材40とともに回動する。骨格部材20の形態は、特に限定されないが、第一実施形態のヘッドレストにおいては、図2(b)に示すように、左右一対の縦支柱部と、縦支柱部の上端部同士を連結する横支柱部とで骨格部材20を構成している。 固定部材30は、シートバック80に対して相対的に動かない状態で固定される。第一実施形態のヘッドレストにおいては、図2(a)に示すように、固定部材30をシートバック80の上部に固定している。この固定部材30には、後述する規制ピン60が一体的に固定されている。また、固定部材30には、支軸挿通孔α1が長孔状に設けられている。支軸挿通孔α1は、支軸50を挿通するための部分である。第一実施形態のヘッドレストにおいては、支軸挿通孔α1を、ストレート状に形成している。 ところで、第一実施形態のヘッドレストにおいて、固定部材30は、図2(b),(c)に示すように、左右一対の側板部と、それらの側板部の後縁同士を連結する背板部(連結板部)とを有する水平断面U字状に形成している。上記の支軸挿通孔α1は、固定部材30におけるそれぞれの側板部に左右一対で設けている。同様に、上記の規制ピン60は、固定部材30における左右一対の側板部間を架け渡した状態で設けられている。 図1及び図2に示すように、可動部材40には、支軸50が一体的に固定されており、可動部材40は、固定部材30に対し、支軸50を中心として回転可能な状態で取り付けられている。また、可動部材40には、規制ピン通路α2及び規制ピン係止凹部α3,α4,α5が設けられている。規制ピン通路α2は、固定部材30に対して可動部材40を前後回動させる際に、規制ピン60を通過させるための部分である。第一実施形態のヘッドレストにおいては、可動部材40の端部及びその外側が規制ピン通路α2として機能するようにしている。 また、規制ピン係止凹部α3,α4,α5は、規制ピン通路α2を移動する規制ピン60を所定位置で係止してロックするための部分である。第一実施形態のヘッドレストでは、規制ピン通路α2の一端側に規制ピン係止凹部α3を、他端側に規制ピン係止凹部α4を、規制ピン係止凹部α3と規制ピン係止凹部α4との中途部分に規制ピン係止凹部α5を、いずれも支軸側に窪んだ形状で設けている。 規制ピン係止凹部α3に規制ピン60を係止させると、図1(a),(a’)に示すように、頭受け部10が後方に控えた位置(運転位置)となる。これにより、背もたれを起立させて車両を運転する際に、頭受け部10を運転の支障にならないようにすることができる。また、規制ピン係止凹部α5に規制ピン60を係止させると、図1(c),(c’)に示すように、可動部材40(頭受け部10)が運転位置よりもやや前方に突き出た位置(安息位置)となる。これにより、背もたれを後ろに倒して(リクライニングして)休む際に、頭受け部10を枕のように使用することができる。運転位置から安息位置までの頭受け部10の回動角度は、概ね20~30°の範囲で設定される。 さらに、規制ピン係止凹部α4に規制ピン60を係止させると、図1(d),(d’)に示すように、頭受け部10が折り畳まれた位置(折り畳み位置)となる。これにより、助手席や後部座席の未着座時においては、視界を確保することができる。また、背もたれを前方に倒して格納する際に、頭受け部10を背もたれや座面に干渉しないようにすることができる。このため、室内空間を広くし、大きな荷物等を載せたり、寝床を形成したりすることが可能になる。第一実施形態のヘッドレストにおいては、運転位置から収納位置までの頭受け部10の回動角度を、80~140°の範囲で設定している。 図1及び図2に示すように、運転位置の規制ピン係止凹部α3は、一対の内壁面の両方を傾斜させ、奥部(図1(a’)においては上側)になるにつれて幅狭に形成されている。これにより、頭受け部10を運転位置とした際には、規制ピン係止凹部α3に規制ピン60が楔のように噛み込み、頭受け部10が、ガタツキのない状態で係止される。同様に、安息位置用の規制ピン係止凹部α5と、折り畳み位置用の規制ピン係止凹部α4も、一対の内壁面の両方を傾斜させ、奥部になるにつれて幅狭に形成されている。これにより、頭受け部10を安息位置や折り畳み位置としたときでも、規制ピン係止凹部α5又は規制ピン係止凹部α4に規制ピン60が楔のように噛み込み、頭受け部10が、ガタツキのない状態で係止される。 ところで、第一実施形態のヘッドレストにおいて、可動部材40は、図2(c)に示すように、左右一対の側板部と、それらの側板部の後縁同士を連結する背板部(連結板部)とからなる水平断面U字状に形成している。上述した規制ピン通路α2及び規制ピン係止凹部α3,α4,α5は、可動部材40におけるそれぞれの側板部に左右一対で設けられている。支軸50は、可動部材40における左右一対の側板部間を架け渡した状態で設けられている。また、規制ピン60における左右2箇所を規制ピン係止凹部α3,α4,α5のいずれかで支持することができる。これにより、可動部材40や規制ピン60に掛かる負荷を分散させることができ、可動部材40を薄型化して、ヘッドレストを軽量化することができる。 付勢部材70は、可動部材40を、その規制ピン係止凹部α3,α4,α5に規制ピン70が入り込む向きに付勢するものとなっている。第一実施形態のヘッドレストにおいて、付勢部材70は、一端側(上端側)が支軸50に連結されて、他端側(下端側)が規制ピン70に連結されたコイルバネ(引張バネ)となっており、頭受け部10を下方に引っ張る向きに付勢している。この付勢部材70によって、規制ピン60が、規制ピン係止凹部α3,α4,α5の奥部に、楔のようにしっかりと係止された状態となる。 第一実施形態のヘッドレストにおいて、頭受け部10の位置調節は、以下のように行う。図1(a),(b)に示すように、運転位置にある頭受け部10を前方に移動する場合には、頭受け部10を両手で掴み、付勢部材70の付勢力に抗って、その頭受け部10を、重力とは逆向き(上側)のロック解除方向へ移動させる。すると、図2(b’)に示すように、規制ピン60が規制ピン係止凹部α3から外れ、規制ピン通路α2に達する。その状態で、規制ピン60が規制ピン係止凹部α5又は規制ピン係止凹部α4と重なる位置まで、頭受け部10を、支軸50を中心として前方移動(前方回動)させる。頭受け部10から手を離すと、付勢部材70の付勢力によって頭受け部10が下方に移動し、規制ピン係止凹部α5又は規制ピン係止凹部α4が規制ピン60に係止される。これにより、頭受け部10を安息位置又は折り畳み位置でロックすることができる。この工程を逆に行えば、安息位置又は折り畳み位置にある頭受け部10を運転位置に移動させることもできる。上述したように、第一実施形態のヘッドレストにおいては、可動部材40(頭受け部10)に付加される付勢部材70の付勢力を下向きにしており、ロック解除時は、頭受け部10を上向きに移動させるので、意図せず頭受け部を手で押さえる等によって下向きの荷重が付加されても、それによるロック解除を防ぐことができる。また、同じく上述したように、ロック位置を変更するときのロック解除操作を両手で行えることから、付勢力を大きくすることができ、充分