JP-2026077526-A - 画像形成装置
Abstract
【課題】中間転写方式の画像形成装置において、トナー飛散を軽減しつつ、エンボス紙などのトナー像の転写が比較的難しい記録材に対するトナー像の転写性を向上させる。 【解決手段】画像形成装置1は、第1感光体11cと、中間転写ベルト6と、第2感光体11kと、第1転写部材15cと、第2転写部材15kと、中間転写ベルト6の移動方向における第1転写部材15cの下流側に配置され、中間転写ベルト6の内周面側に設けられた電極部材8と、電極部材8に第1感光体11cの帯電極性と同極性の電圧を印加する電源80cと、を有し、第1転写部材15cと中間転写ベルト6とが接触する接触部の下流端を位置Pとし、点Pを通る第2感光体11kの接線であって、中間転写ベルト6が配置される側を通る接線を直線Lとしたとき、電極部材8は、画像形成時において、直線Lに対して、第2感光体11kとは逆側の位置であって、直線Lとは離間した位置に設けられる。 【選択図】図16
Inventors
- 湊 祐輔
- 小林 真奈人
- 田中 いづる
Assignees
- キヤノン株式会社
Dates
- Publication Date
- 20260513
- Application Date
- 20241025
Claims (8)
- 所定の極性に帯電可能であり、トナー像を担持する第1感光体と、 前記第1感光体から一次転写されたトナー像を記録材に二次転写するために搬送する、周回移動可能な中間転写ベルトと、 前記中間転写ベルトの移動方向に関して、前記第1感光体よりも下流で前記第1感光体と隣接する位置に配置され、トナー像を担持する第2感光体と、 前記第1感光体から前記中間転写ベルトにトナー像を転写する第1転写部材と、 前記第2感光体から前記中間転写ベルトにトナー像を転写する第2転写部材と、 前記中間転写ベルトの移動方向における前記第1転写部材の下流側に配置され、前記中間転写ベルトの内周面側に設けられた電極部材と、 前記電極部材に前記所定の極性と同極性の電圧を印加する電源と、 を有し、 前記中間転写ベルトの移動方向と略直交する幅方向と略平行に見た場合に、前記中間転写ベルトの移動方向における前記第1転写部材と前記中間転写ベルトとが接触する接触部の下流端を位置Pとし、点Pを通る前記第2感光体の接線であって、前記中間転写ベルトが配置される側を通る接線を直線Lとしたとき、前記電極部材は、画像形成時において、前記直線Lに対して、前記第2感光体とは逆側の位置であって、前記直線Lとは離間した位置に設けられることを特徴とする画像形成装置。
- 前記直線Lからの前記電極部材の離間距離は、0.5[mm]以上、3.0[mm]以下であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記電極部材は、前記中間転写ベルトの内周面に対向する面である近接面を有することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記電極部材の前記近接面は平面であることを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
- 前記電極部材よりも前記中間転写ベルトの内周面側に突出し、前記中間転写ベルトの内周面に接触して前記直線Lからの前記電極部材の離間距離を規制する、非導電性の材料で形成された突出部を有することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記突出部は、前記移動方向において前記第1転写部材の下流側で前記電極部材の上流側に設けられていることを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
- 前記突出部は、前記移動方向において前記電極部材の下流側に設けられていることを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
- 前記突出部は、前記電極部材と前記中間転写ベルトの内周面との間に設けられていることを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
Description
本発明は、電子写真方式や静電記録方式を用いた複写機、プリンタ、ファクシミリ装置、あるいはこれらの機能のうちの複数の機能を備えた複合機などの画像形成装置に関するものである。 電子写真方式を用いたカラー複写機、カラープリンタ、カラー複合機などの画像形成装置として、装置本体の小型化、様々な記録材への対応が比較的容易であるといった利点を有することから、中間転写方式を採用した画像形成装置が主流となっている。中間転写方式の画像形成装置は、複数の感光ドラムと、中間転写ベルトと、を備えた構成を有するものが一般的である。この画像形成装置では、複数の感光ドラム上に形成されたトナー像がそれぞれ一次転写部において順次中間転写ベルト上に静電的に一次転写される。また、中間転写ベルト上に一次転写されたトナー像は、二次転写部において紙などの記録材上に静電的に二次転写される。なお、一次転写部周りの部材の配置などに関して、上流、下流とは、特に別に言及しない場合、中間転写ベルトの搬送方向に関する上流、下流をいうものとする。 上述のような画像形成装置において、中間転写ベルト上のトナーは、一次転写部の下流において、中間転写ベルトと感光ドラムとの間の放電を受けて、帯電量が上昇する傾向がある。そして、中間転写ベルト上のトナーの帯電量が上昇することで、二次転写部においてトナーを記録材に転写することが難しくなることがある。例えば、二次転写部においてトナーを記録材に転写するのに必要な二次転写電界が大きくなることで、表面に凹凸のあるエンボス紙などへの均一なトナーの転写が難しくなる。 ここで、特許文献1では、一次転写部の下流かつ中間転写ベルトの内周面側に導電性の当接板を設け、この当接板に感光ドラムの帯電極性と同極性のバイアスを印加する構成が開示されている。 特開2003-57963号公報 画像形成装置の概略断面図である。画像形成装置の制御系の概略ブロック図である。電位規制部材の模式的な断面図及び斜視図である。電位規制部材の他の例の模式的な断面図である。電位規制部材の他の例の模式的な断面図である。電位規制部材の配置を説明するための模式的な断面図である。電位規制部材の効果を説明するためのグラフ図である。他の実施例における電位規制部材及び距離規制部材の模式的な断面図である。他の実施例における電位規制部材及び距離規制部材の配置を説明するための模式的な断面図である。他の実施例における電位規制部材及び距離規制部材の模式的な断面図である。他の実施例における電位規制部材及び距離規制部材の配置を説明するための模式的な断面図である。他の実施例における電位規制部材及び距離規制部材の模式的な断面図及び斜視図である。他の実施例における電位規制部材及び距離規制部材の配置を説明するための模式的な断面図である。他の実施例における電位規制部材及び距離規制部材の模式的な断面図である。トナー飛散を説明するための模式的な断面図である。電位規制部材の配置を説明するための断面図である。 以下、本発明に係る画像形成装置を図面に則して更に詳しく説明する。 [実施例1] 1.画像形成装置の全体的な構成及び動作 まず、本実施例の画像形成装置の全体的な構成及び動作について説明する。図1は、本実施例の画像形成装置1の概略断面図である。本実施例の画像形成装置1は、電子写真方式を用いてフルカラー画像をシート状の記録材Sに形成することが可能な、中間転写方式を採用したタンデム型のフルカラープリンタである。 画像形成装置1は、画像形成部2と、制御部3と、記録材Sの給送部4と、記録材Sの排出部5と、を有する。また、画像形成装置1の内部には、機内温度を検知可能な温度センサ71(図2)と、機内湿度を検知可能な湿度センサ72(図2)と、が設けられている。画像形成装置1は、画像形成装置1に設けられるか又は画像形成装置1に接続された原稿読取装置(図示せず)により取得された画像情報(画像信号)に基づいて、記録材Sに画像を形成することができる。また、画像形成装置1は、画像形成装置1に接続されたパーソナルコンピュータ(ホスト機器)、デジタルカメラ、スマートフォンなどの外部機器(図示せず)からの画像情報(画像信号)に基づいて、記録材Sに画像を形成することができる。なお、記録材(転写材、記録媒体、シート)Sは、トナーで画像が形成されるものである。記録材Sの具体例としては、普通紙、厚紙、グロスコート紙、マットコート紙、エンボス紙、あるいは普通紙などの代用品である合成樹脂製のシート(合成紙)やオーバーヘッドプロジェクタ用シート(樹脂フィルム)などがある。ここで、記録材Sを「紙」ということがあるが(「紙」、「エンボス紙」、「高抵抗紙」など)、その場合でも記録材Sは紙以外の材料あるいは紙以外の材料を含む材料で形成されたものを含む。 画像形成部2は、給送部4から給送された記録材Sに、画像情報に基づいて画像を形成する。画像形成部2は、画像形成ユニット10y、10m、10c、10kと、トナーボトル18y、18m、18c、18kと、露光装置13y、13m、13c、13kと、中間転写ユニット20と、二次転写装置26と、定着装置27と、を有する。画像形成ユニット10y、10m、10c、10kは、それぞれイエロー(y)、マゼンタ(m)、シアン(c)、ブラック(k)の各色のトナー像を形成する。なお、各色用に設けられた同一又は対応する機能あるいは構成を有する要素については、いずれかの色用の要素であることを示す符号の末尾のy、m、c、kを省略して総括的に説明することがある。また、画像形成装置1は、所望の単色又は4色のうちいくつかの色用の画像形成ユニット10を用いて、例えばブラック単色の画像などの単色画像又はマルチカラー画像を形成することも可能である。 画像形成ユニット10は、像担持体としてのドラム型(円筒形)の感光体(電子写真感光体)である感光ドラム11を有する。また、画像形成ユニット10は、帯電手段としてのローラ型の帯電部材である帯電ローラ12を有する。また、画像形成ユニット10は、現像手段としての現像装置14を有する。また、画像形成ユニット10は、除電手段としての前露光装置16を有する。また、画像形成ユニット10は、感光体クリーニング手段としてのドラムクリーニング装置17を有する。画像形成ユニット10は、後述する中間転写ベルト6にトナー像を形成する。 感光ドラム11は、静電像(静電潜像)やトナー像を担持して移動可能(回転可能)である。本実施例では、感光ドラム11は、負帯電性の有機感光体(OPC)を備えたドラム型の感光体であり、外径は30[mm]である。この感光ドラム11は、所定の極性として負極性に帯電可能である。本実施例では、感光ドラム11は、基体としてのアルミニウム製のシリンダと、その表面に形成された表面層(感光層)と、を有する。本実施例では、表面層として、基体上に次の順番で塗布されて積層された、下引き層と、光電荷発生層と、電荷輸送層と、の3層を有する。画像形成動作が開始されると、感光ドラム11は、駆動手段としての駆動モータ(図示せず)によって、所定の周速度(プロセススピード)で、図中矢印R1方向(反時計回り方向)に回転駆動される。 回転する感光ドラム11の表面は、帯電ローラ12によって均一に帯電処理される。本実施例では、帯電ローラ12は、感光ドラム11の表面に接触し、感光ドラム11の回転に伴って従動して回転するゴムローラである。帯電ローラ12には、帯電電圧印加手段(帯電電圧印加部)としての帯電電源73(図2)が接続されている。帯電処理時に、帯電電源73は、帯電ローラ12に、所定の帯電電圧(帯電バイアス)を印加する。 帯電処理された感光ドラム11の表面は、露光装置13によって画像情報に基づいて走査露光され、感光ドラム11上に静電像が形成される。本実施例では、露光装置13は、レーザスキャナである。露光装置13は、制御部3から出力される分解色の画像情報に従ってレーザー光を発し、感光ドラム11の表面(外周面)を走査露光する。 感光ドラム11上に形成された静電像は、現像装置14によってトナーが供給されることで現像(可視化)され、感光ドラム11上にトナー像(トナー画像、現像剤像)が形成される。本実施例では、現像装置14は、現像剤としてトナー(非磁性トナー粒子)とキャリア(磁性キャリア粒子)とを備えた二成分現像剤を用いる二成分現像装置である。現像装置14の現像容器(現像容器本体)14bには、二成分現像剤が収容されており、消費されたトナーに見合う量のトナーがトナーボトル18から補給される。現像装置14は、現像部材(現像剤担持体)としての現像スリーブ14aを有する。現像スリーブ14aは、例えば、アルミニウムや非磁性ステンレス(本実施例ではアルミニウム)などの非磁性材料で構成されている。現像スリーブ14aの内側には、磁界発生手段(磁界発生部材)としてのローラ状のマグネットであるマグネットローラ(図示せず)が、現像容器14bに対して回転しないように固定して配置されている。現像スリーブ14aは、二成分現像剤を担持して、感光ドラム11と対向する現像領域に搬送する。そして、現像領域において、現像スリーブ14a上の二成分現像剤から、感光ドラム11上の静電像の画像部に、トナーが移動して付着する。現像スリーブ14aには、現像電圧印加手段(現像電圧印加部)としての現像電源74(図2)が接続されている。現像時に、現像電源74は、現像スリーブ14aに、所定の現像電圧(現像バイアス)を印加する。本実施例では、一様に帯電処理された後に露光されることで電位の絶対値が低下した感光ドラム11上の露光部(イメージ部)に、感光ドラム11の帯電極性と同極性(本実施例では負極性)に帯電したトナーが付着する(反転現像方式)。本実施例では、現像時のトナーの主要な帯電極性であるトナーの正規の帯電極性は負極性である。 4つの感光ドラム11y、11m、11c、11kに対向するように、中間転写ユニット20が配置されている。中間転写ユニット20は、中間転写体としての無端状のベルトで構成された中間転写ベルト6を有する。中間転写ベルト6は、複数の張架ローラとしての駆動ローラ21、テンションローラ22及び二次転写内ローラ23に巻き掛けられて張架されている。中間転写ベルト6は、トナー像を担持して移動可能(回転可能、周回移動可能)である。中間転写ベルト6は、駆動ローラ21が駆動手段としての駆動モータ(図示せず)によって回転駆動されることで駆動力が伝達され、感光ドラム11の周速度に対応する所定の周速度で図中矢印R2方向(時計回り方向)に回転(周回移動)する。テンションローラ22は、中間転写ベルト6の張力を一定に制御する。テンションローラ22は、付勢手段としての付勢部材である圧縮コイルバネで構成されたテンションバネ(図示せず)の付勢力によって、中間転写ベルト6を内周面(裏面)側から外周面(表面)側へ押し出すような力が加えられている。この力によって、中間転写ベルト6には、その搬送方向(プロセス進行方向、移動方向)に2~5kgf程度の張力が掛けられている。二次転写内ローラ23は、後述する二次転写外ローラ25と共に、二次転写装置26を構成する。中間転写ベルト6の内周面側には、各感光ドラム11y、11m、11c、11kに対応して、一次転写手段としてのローラ型の一次転写部材である一次転写ローラ15y、15m、15c、15kがそれぞれ配置されている。本実施例では、一次転写ローラ15は、感光ドラム11に対向して配置され、感光ドラム11との間で中間転写ベルト6を挟持する。一次転写ローラ15は、感光ドラム11に向けて押圧され、中間転写ベルト6を介して感光ドラム11に当接して、感光ドラム11と中間転写ベルト6との当接部である一次転写部(一次転写ニップ部)N1を形成す