JP-2026077538-A - 赤外線加熱器/乾燥器
Abstract
【課題】従来技術の赤外線加熱器/乾燥器よりも広い範囲の作業可能距離を提供することができる加熱器/乾燥器を提供すること。 【解決手段】基板に配置された1つまたは複数の垂直共振器型面発光レーザ(VCSEL)のアレイを含む加熱器/乾燥器が開示される。1つのVCSEL当たり少なくとも1つのレンズを含むレンズアセンブリまたはアレイは、基板とは反対側でVCSELのアレイに配置され、各レンズは球面または非球面であり、レンズの凸面はVCSELとは反対を向く。基板はセラミック基板であってもよい。1つまたは複数のVCSELとは反対の基板の側は、金属コアプリント回路基板(MCPCB)および/または水冷チラープレートであってもよい下地基板に結合されてもよい。本加熱器/乾燥器を使用する方法も開示される。 【選択図】図1
Inventors
- ジェイソン カーク オダニエル
- フランチェスコ スキアットーン
- ホン-チー リウ
- イー-ユン チェン
Assignees
- ツー-シックス デラウェア インコーポレイテッド
Dates
- Publication Date
- 20260513
- Application Date
- 20250127
- Priority Date
- 20241205
Claims (12)
- 基板に配置された1つまたは複数のVCSELのアレイと、 前記基板とは反対側で前記VCSELのアレイに配置された、1つのVCSEL当たり少なくとも1つのレンズを含むレンズアセンブリまたはアレイであって、各レンズが球面または非球面であり、前記レンズの凸面が前記VCSELとは反対を向く、レンズアセンブリまたはアレイと を備える加熱器/乾燥器。
- 前記基板がセラミック基板である、請求項1に記載の加熱器/乾燥器。
- 下地基板に配置された前記1つまたは複数のVCSELとは反対の前記基板の側をさらに含む、請求項1に記載の加熱器/乾燥器。
- 前記下地基板が、金属コアプリント回路基板(MCPCB)、水冷チラープレート、またはその両方を含む、請求項3に記載の加熱器/乾燥器。
- 前記基板に配置された前記1つまたは複数のVCSELのアレイと、前記基板とは反対側で前記VCSELのアレイに配置された1つのVCSEL当たり少なくとも1つのレンズを含む前記レンズアセンブリまたはアレイとが照明アセンブリを形成し、 前記加熱器/乾燥器が、下地基板に配置された2つ以上の照明アセンブリのアレイを備える、請求項1に記載の加熱器/乾燥器。
- 前記下地基板が、金属コアプリント回路基板(MCPCB)、水冷チラープレート、またはその両方を含む、請求項5に記載の加熱器/乾燥器。
- 前記照明アセンブリのアレイが、前記水冷チラープレートとは反対の前記MCPCBの側に配置される、請求項6に記載の加熱器/乾燥器。
- 前記1つまたは複数のVCSELのアレイによって、前記基板とは反対の、前記レンズアセンブリまたはアレイの側に配置されたワークに照射される光が、前記レンズアセンブリまたはアレイに面する前記ワークの表面で焦点を合わさない、請求項1に記載の加熱器/乾燥器。
- 前記レンズアセンブリまたはアレイが、前記1つまたは複数のVCSELのアレイに配置されたオーバーモールド層と、前記基板とは反対の前記オーバーモールド層の側に配置された1つのVCSEL当たり少なくとも1つのレンズとを備える、請求項1に記載の加熱器/乾燥器。
- 前記レンズアセンブリまたはアレイがポリジメチルシロキサン(PDMS)から作られる、請求項1に記載の加熱器/乾燥器。
- 前記レンズアセンブリまたはアレイが1.41の屈折率を有する、請求項1に記載の加熱器/乾燥器。
- ワークを加熱または乾燥させる方法であって、 請求項1に記載の加熱器/乾燥器を提供するステップと、 前記1つまたは複数のVCSELのアレイによって前記ワークに前記レンズアセンブリまたはアレイを通して放射される光が、前記レンズアセンブリまたはアレイに面する前記ワークの表面で焦点が合わない距離で、ワークを、前記基板とは反対の、前記レンズアセンブリまたはアレイの側に対して間隔をおいて位置決めするステップと、 前記1つまたは複数のVCSELに、前記レンズアセンブリまたはアレイに面する前記ワークの前記表面に光を放射させるステップと を含む方法。
Description
関連出願への相互参照 本出願は、2024年10月25日に出願された米国特許仮出願第63/712,094号の利益を主張するものであり、その内容は参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。 本開示は、照射型加熱器/乾燥器、特にコリメートされたVCSELに基づく赤外線加熱器/乾燥器に関する。 赤外線加熱器/乾燥器のための1つの既存の解決策は、垂直共振器型面発光レーザ(VCSEL:vertical cavity surface emitting laser)アレイの1つのアレイを使用し、VCSELによって出力される光(例えば、レーザ光)が重なって均一な照明を提供するように自然な発散に依拠することである。この既存の解決策は機能するが、VCSELによって出力される光は発散角が大きい(例えば、約20°)ことにより、作業距離、すなわち、VCSELと乾燥させる製品または作業品との間の距離は、典型的には短く、例えば、約50~100mm程度である。 別の既存の解決策は、複雑な投影光学系を有する端面発光レーザのアレイを使用することである。このタイプの構成による光出力は発散しており、したがって、特定の作動距離の意図された領域をカバーするが、この範囲はまた、この発散により限定される。 本開示の原理による加熱器/乾燥器の、同じく本開示の原理による単一の照明アセンブリの斜視図である。異なるアセンブリの状態における図1の照明アセンブリの断面図である。異なるアセンブリの状態における図1の照明アセンブリの断面図である。図1に示された照明アセンブリのアレイから形成された、本開示の原理による例示的な加熱器/乾燥器の斜視図である。加熱器/乾燥器の上面と図3に示すワーク16との間の作業距離が55mmおよび105mmにおける、レンズを有しない同じく図3の例示的な加熱器/乾燥器の放射照度のモデルである。加熱器/乾燥器の上面と図3に示すワーク16との間の作業距離が55mmおよび105mmにおける、レンズを有しない同じく図3の例示的な加熱器/乾燥器の放射照度のモデルである。図3に示す加熱器/乾燥器4の上面と図3に示すワーク16との間の作業距離が200mmおよび400mmにおける、レンズを有する図3の例示的な加熱器/乾燥器の放射照度のモデルである。図3に示す加熱器/乾燥器4の上面と図3に示すワーク16との間の作業距離が200mmおよび400mmにおける、レンズを有する図3の例示的な加熱器/乾燥器の放射照度のモデルである。 次に、添付の図を参照して様々な非限定的な実施形態を説明するが、これらの図では、同様の参照番号は、同様のまたは機能的に等価な要素または特徴に対応する。 本明細書に使用するとき、「左」、「右」、「内側」、「外側」、「上」、「下」、「頂部」、「底部」などの空間または方向に関する用語は、描かれている図に示されているように本開示と関係する。しかしながら、本開示は、様々な代わりの向きを想定することができ、したがって、このような用語は、限定的であるとみなされないことを理解されたい。さらに、本明細書に使用するとき、本明細書および特許請求の範囲において使用される寸法、物理的特性、処理パラメータ、成分の量、反応条件などを表すすべての数値は、すべての場合において、「おおよそ」または「約」という用語によって修飾されると理解されたい。したがって、そうでないと示されていなければ、以下の明細書および特許請求の範囲に記載される数値は、本開示によって得ようとする所望の特性に応じて変わる場合がある。 少なくとも、そして、特許請求の範囲への均等論の適用を限定する試みとしてではなく、各数値は、少なくとも、報告された有効数字の桁数に照らして、通常の丸め技術を適用することによって解釈されるべきである。さらに、本明細書に開示するすべての範囲は、範囲が始まる値および終わる値、ならびにその間に含まれる任意のおよびすべての部分範囲を含むと理解されたい。例えば、「1~10」の範囲は、最小値1と最大値10との間の(および最小値1および最大値10を含む)任意のおよびすべての部分範囲、すなわち、最小値1以上で始まり最大値10以下で終わるすべて部分範囲、例えば、1~3.3、4.7~7.5、5.5~10などを含むと考えるべきである。「1つ(a)」または「1つ(an)」は1つ以上を指す。 本明細書に使用するとき、「結合される」、「結合している」、および同様の用語は、互いに接合される、連結される、締結される、接続される、連通される、またはその他関係付けられる(例えば、機械的に、電磁気的に、流体的に、光学的に、電磁気的)2つ以上の要素を指す。様々な例において、これらの要素は直接的または間接的に関係付けられてもよい。一例として、要素Aは要素Bと直接的に関係付けられてもよい。別の例として、要素Aは、例えば、別の要素Cを介して要素Bと間接的に関係付けられてもよい。開示される様々な要素間のすべての関係付けが必ずしも示されているわけではないことを理解されよう。したがって、図に描かれているもの以外の結合も存在する場合がある。 本明細書に使用するとき、「少なくとも1つの」という句は、項目のリストとともに使用されるとき、列挙された項目の1つまたは複数の異なる組合せを使用することができ、リスト内の各項目の1つだけを必要とすることができることを意味する。例えば、「項目A、項目B、および項目Cのうちの少なくとも1つ」は、限定するものではないが、項目A、または項目Aおよび項目Bを含むことができる。この例はまた、項目A、項目B、および項目C、または項目Bおよび項目Cを含むことができる。他の例では、「少なくとも1つ」は、例えば、限定するものではないが、項目Aの2つ、項目Bの1つ、および項目Cの10個、項目Bの4つ、および項目Cの7つ、ならびに他の適切な組合せであってもよい。 図1を参照すると、本開示の原理による加熱器/乾燥器4(図3に示す)の同じく本開示の原理による単一の照明アセンブリ2は、熱伝導性基板8、例えばセラミック基板によって支持された1つまたは複数のVCSEL6のアレイを含むことができる。図1に示す照明アセンブリ2は、VCSEL6の2×2アレイを含むが、VCSEL6のアレイは、任意の数のX×Yアレイ(X≧1、Y≧0)の1つまたは複数のVCSEL6を含むことができることが考えられるので、これは、本開示を限定するものとして解釈されるものではない。まったく例示のために、本開示は、図1に示すVCSEL6の2×2アレイに関連して説明される。しかしながら、これは本開示を限定するものとして解釈されるものではない。 照明アセンブリ2は、アレイの熱伝導性基板8とは反対のVCSEL6の側に配置された1つまたは複数のレンズ12を備えるレンズアセンブリまたはアレイ10を含むことができる。図1に示すレンズアセンブリまたはアレイ10は、レンズ12の2×2アレイを含むが、レンズアセンブリまたはアレイ10は、任意の数のX×Yアレイ(X≧1、Y≧0)の1つまたは複数のレンズ12を含むことができることが考えられるので、これは、本開示を限定するものとして解釈されるものではない。まったく例示のために、本開示は、図1に示すレンズ12の2×2アレイに関連して説明される。しかしながら、これは本開示を限定するものとして解釈されるものではない。 一例では、単一の照明アセンブリ2内に複数のVSCEL6を入れることは、単位出力当たりのコストが低くなることにより好ましい場合がある。しかしながら、照明アセンブリ2が大きすぎると、レンズアセンブリまたはアレイ10およびレンズ12と、熱伝導性基板8によって支持されたVCSEL6のアレイとの間に熱膨張の不一致が生じる場合がある。したがって、一例では、図3に示す加熱器/乾燥器4は、1つの照明アセンブリ2当たり2×2のVCSEL6のアレイを含むことができる。 一例では、レンズアセンブリまたはアレイ10は、望ましい屈折率を有する任意の適切なおよび/または望ましい材料から成形されてもよい。レンズアセンブリまたはアレイ10は、レンズ12を備えるレンズアセンブリまたはアレイ10の全体で、熱伝導性基板8によって支持されたVCSEL6のアレイをオーバーモールドすることによって、または最初にVCSEL6のアレイにオーバーモールド層14を堆積させ、その後、VCSEL6とは反対のオーバーモールド層14の側に個々のレンズ12を取り付けることによって形成されてもよい。一例では、レンズアセンブリまたはアレイ10およびレンズ12は、屈折率nが約1.41、例えばn=1.41±0.05のポリジメチルシロキサン(PDMS)から作られてもよい。 一例では、レンズ12は、より良好な均一性を提供するために、熱伝導性基板8によって支持されたVCSEL6のアレイとは反対の、レンズアセンブリまたはアレイ10の側で、目標または所望の動作距離に配置された加熱/乾燥させるワーク16(図3に線として示す)上に、VCSELアレイによって出力された光が、鮮明な、シャープな、または焦点の合った画像を形成しない、Z方向に焦点を外して動作するように構成することができる。別の言い方をすれば、レンズアセンブリまたはアレイ10を介して、目標または所望の動作距離に配置されたワーク16にVCSELアレイによって出力された光は、ワーク16の、レンズアセンブリまたはアレイ10に面する表面では焦点を合わさない。 複数の照明アセンブリ2は、図3に示す例示的な加熱器/乾燥器4、すなわち照明アセンブリ2の10×28アレイを形成するようにアレイ化することができる。図3に示す例示的な加熱器/乾燥器4の各照明アセンブリ2のレンズアセンブリまたはアレイ10は、従来技術の赤外線加熱器/乾燥器ほど出力が急速に広がらないので、光としてより広い範囲の作業可能距離を提供することができる。これはまた、ワーク16が加熱器/乾燥器4からさらに離して配置されてもよいことを意味し、これによってまた、存在する可能性のある浮遊微粒子または凝縮物によるワーク16の汚染を回避することができる。 一例では、レンズアセンブリまたはアレイ10の各レンズ12は、個々のVCSEL6の上に位置決めまたは配置されてもよい。各レンズ12は、球面または非球面であってもよく、VCSEL6に面するレンズ12の凹面と、VCSEL6とは反対を向くレンズ12の凸面とを含むことができる。 一例では、加熱/乾燥用途では、ワーク16への赤外線の熱をできるだけ均一にする必要がある場合があるので、レンズ12の位置は、Z方向にずらされて、または焦点が外されて、VCSEL画像をぼかすことができる。各照明サブアセンブリ2のレンズ12の設計は、加熱/乾燥の均一性を助けるために、さらなる焦点ずれの差をつけるためにわずかに変えられてもよい。 一例では、各照明アセンブリ2の熱伝導性基板8は、VCSEL6から熱伝導性基板8への良好な熱経路を提供することができる、例えばセラミックなどの高熱伝導率材料で作ることができ、この熱伝導性基板8は、一例では、VCSEL6に電気的刺激を加える必要がある、加えるのが適切である、および/または加えるのが望ましいと考えられる場合に、VCSEL6を電気的に接続、例えば直列に接続できるように電気絶縁性とすることもできる。別の例では、各照明アセンブリ2の熱伝導性基板8は、銅スラグが埋め込まれた成形銅リードフレームまたはプリント回路基板(PCB:printed circuit board)から作ることができ、これらの熱伝導性基板8が取り付けられる金属コアPCB(MCPCB)(以下、図3に関連して論じられる)には電気的絶縁性がある。 次に、図2A~図2Bを参照して例示的な照明アセンブリ2を形成する方法を説明する。 まず、VCSEL(例えば、VCSELダイ)6をセラミック基板などの熱伝