JP-2026077548-A - 模型玩具、及び模型部品
Abstract
【課題】本発明は、例えば、模型玩具における回動機構の新規な仕組みを提供する。 【解決手段】本模型玩具は、回動軸を有する第1パーツ(201)と、第1パーツの回動軸を受け入れるレール部を有し、第1パーツに対して該回動軸を中心に回動可能に挿入される第2パーツ(202、203)とを備え、第2パーツは、レール部の形成範囲で前記第1パーツへ挿入してスライド可能である。 【選択図】図5
Inventors
- 岡▲崎▼ 晃大
Assignees
- 株式会社バンダイ
Dates
- Publication Date
- 20260513
- Application Date
- 20250423
Claims (10)
- 模型玩具であって、 回動軸を有する第1パーツと、 前記第1パーツの回動軸を受け入れるレール部を有し、前記第1パーツに対して該回動軸を中心に回動可能に挿入される第2パーツと を備え、 前記第2パーツは、前記レール部の形成範囲で前記第1パーツへ挿入してスライド可能であることを特徴とする模型玩具。
- 前記第2パーツは、前記レール部の奥部まで前記第1パーツの回動軸を受け入れた第1状態と、前記レール部の前記奥部と反対側の先端部付近に前記第1パーツの回動軸を受け入れた第2状態との間で、前記第1パーツへ挿入する程度を調整可能であることを特徴とする請求項1に記載の模型玩具。
- 前記第1状態において、前記第1パーツと前記第2パーツとの間に隙間が形成され、 前記第2状態において、前記第1パーツと前記第2パーツとが密着して連結されることを特徴とする請求項2に記載の模型玩具。
- 前記レール部は前記模型玩具の上下方向に弓形状の曲線で形成されることを特徴とする請求項3に記載の模型玩具。
- 前記第1パーツの回動軸は、円筒形状で形成され、 前記第2パーツの内壁の両側面に形成された前記レール部に前記第1パーツの回動軸の両端が回動可能に挿入されることを特徴とする請求項4に記載の模型玩具。
- 一端に第1連結部と他端に第2連結部とを有する第3パーツと、 一端が前記第1連結部に回動可能に連結され、他端が他のパーツに連結される第4パーツとを更に備え、 前記第2パーツは前記第3パーツの前記第2連結部を回動可能に受け入れる受入部を有することを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の模型玩具。
- 前記第4パーツは、前記第3パーツに対して回動前の第3状態と、前記第3パーツに対して前記第1連結部を回動軸として回動した第4状態とを有し、 前記第4状態において、前記第2パーツと前記他のパーツとの間に隙間が形成されることを特徴とする請求項6に記載の模型玩具。
- 前記第1パーツ、前記第2パーツ、前記第3パーツ、及び前記第4パーツは、前記模型玩具の前屈動作の回動機構を構成し、 前記第1パーツと第2パーツとの間に形成される前記隙間と、前記第2パーツと前記他のパーツとの間に形成される前記隙間とは、前記前屈動作において各パーツが回動するための空間に対応することを特徴とする請求項7に記載の模型玩具。
- 前記第1パーツ及び第2パーツは、前記模型玩具の腹部を形成するパーツであり、 前記第3パーツ及び前記第4パーツは、前記模型玩具の胸部から腹部の間の関節を形成することを特徴とする請求項8に記載の模型玩具。
- 模型部品であって、 回動軸を有する第1パーツと、 前記第1パーツの回動軸を受け入れるレール部を有し、前記第1パーツに対して該回動軸を中心に回動可能に挿入される第2パーツと を備え、 前記第2パーツは、前記レール部の形成範囲で前記第1パーツへ挿入してスライド可能であることを特徴とする模型部品。
Description
本発明は、模型玩具、及び模型部品に関する。 人や動物などの模型玩具(人形体)においては、自然な動作や多彩なポージングを実現することが求められている。したがって、人間や動物に近い動作やポージングを実現すべく、人形体には種々の関節やより可動域の広い回動部を複数のパーツによって実現している。例えば、前屈動作を実現するうえで腹部等を複数のパーツに分割して組み合わせることでそれぞれのパーツの動きによって、より自然で可動域の広い前屈動作を実現することができる。特許文献1には、腹部材、胸部材、及び腰部材を互いに連結部材の支軸を中心に摺動可能に構成した人形の腹部関節構造が提案されている。 実開平1-138492号公報 一実施形態に係る模型玩具の外観正面の一例を示す図。一実施形態に係る上体部の分解斜視を示す図。一実施形態に係る腹部パーツの組立構成を示す図。一実施形態に係る腹部パーツの平面を示す図。一実施形態に係る腹部パーツのスライド可動を示す図。一実施形態に係る上体の断面を示す図。一実施形態に係る模型玩具の前屈動作を示す図。 以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。尚、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではなく、また実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明に必須のものとは限らない。実施形態で説明されている複数の特徴うち二つ以上の特徴が任意に組み合わされてもよい。また、同一若しくは同様の構成には同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。 <模型玩具の外観> まず図1を参照して、本実施形態に係る模型玩具100の外観構成の一例について説明する。図1は模型玩具100の外観正面を示す。なお、x,y,zの矢印はそれぞれ模型玩具における上、左、前方向の向きを示し、他の図面についても同様である。 模型玩具100は、本体部を構成する頭部101、点線領域で示す上体部102、腕部103a、103b、腰部104、及び脚部105a、105bを備える。本実施形態では模型玩具の一例として人型ロボットを例に説明するが、本発明を限定する意図はなく、本発明は人、動物、ロボット、昆虫、恐竜、武具、装飾具等、様々な模型に適用することができる。 頭部101は、上体部102に回動可能に連結される。上体部102には、さらに側部において右腕部103b及び左腕部103aが連結部材によって連結され、下部において腰部104が連結される。腰部104には股関節が含まれ、右脚部105b及び左脚部105aがそれぞれ回動可能に連結される。 <上体部の構成> 図2を参照して、本実施形態に係る模型玩具100の上体部102の構成について説明する。図2(a)は模型玩具100の外観正面を示す。図2(b)は上体部102の分解斜視図を示す。図2(a)は図1と同様の図面であるため説明を省略する。 図2(b)に示すように、上体部102は、パーツ201~211bを含んで構成される。パーツ201は第1パーツに対応し、内部に空洞部を有し、模型玩具100の腹部の下部を形成する。パーツ202、203はそれぞれが互いに組み付けられて第2パーツを構成し、模型玩具100の腹部の上部を形成する。パーツ202、203は、パーツ201に対してスライド可能に且つ回動可能に連結される。パーツ201~203の詳細な構成については後述する。 パーツ204、205は、それぞれ第3パーツ、第4パーツに対応し、互いに回動可能に連結される。パーツ204の下部に形成された連結部(第2連結部)は、球形状で形成され、パーツ202、203に対して回動可能に連結される。パーツ204、205は、模型玩具100の胸部から腹部の間の関節を形成する。パーツ205は、さらに模型玩具100の背中を形成するパーツ208に対して回動可能に連結される。パーツ208は他のパーツに対応する。パーツ208には、さらに、パーツ205が組み付けられる部分の上側にさらにパーツ209が回動可能に連結される。パーツ209は模型玩具100の首部を形成し、首関節を構成するパーツ210が回動可能に連結される。 パーツ206は模型玩具パーツ204の前面に形成された円筒部に対して連結され、模型玩具100の胸部の一部を形成する。パーツ207は、パーツ208とパーツ202~205を挟み込むように模型玩具100の前方向から連結される。パーツ207は模型玩具100の胸部の一部を形成するパーツである。パーツ211a、211bはそれぞれ、パーツ207の両端部に回動可能に連結される。パーツ2011a、211bはそれぞれ肩関節を形成し、腕部103a、103bがそれぞれ回動可能に連結される。 <腹部の構成> 図3及び図4を参照して、本実施形態に係る模型玩具100の腹部の構成を説明する。図3はパーツ201~203のそれぞれの構成を示す。図4はパーツ201~204の平面図を示す。 図3に示すように、パーツ201は、円筒形状の回動軸311a、311b、空洞部312、及び円筒形状の貫通孔313を含んで形成される。パーツ201の内部の中央に円筒形状の貫通孔313が形成され、貫通孔には腰部104の一部のパーツが回動可能に模型玩具100の下方向から連結される。回動軸311a、311bは、貫通孔313の外周壁の外側へ互いに異なる方向へ延伸するように形成される。 パーツ202は、レール部321と、接続部322a、322bとを含んで形成される。レール部321は、回動軸311aをスライド可能に受け入れる。接続部322a、322bはパーツ203と接続するための嵌合部である。 パーツ203は、レール部331と、接続部332a、332bと、受入部333とを含んで形成される。レール部331は、回動軸311bをスライド可能に受け入れる。接続部332a、332bはそれぞれパーツ202の接続部322a、322と嵌合する。受入部333は、パーツ204の第2連結部が回動可能に連結される。パーツ204の第2連結部は球形状で形成されており、受入部333は当該第2連結部を受け入れ可能に側断面がU字形状となるように形成される。 接続部322a、322b、332a、332bを介してパーツ202、203が連結され、その後に、連結されたパーツ202、203がパーツ201の空洞部312に挿入される。第2パーツを構成するパーツ202、203においてそれらのパーツを組み付けた場合には、第2パーツの内壁の両側面にレール部321、331が形成される。パーツ202、203をパーツ201へ挿入する際には、レール部321、331に対して回動軸311a、311bがそれぞれ挿入される。なお、レール部321、331は、模型玩具100の上下方向に直線状に形成されておらず、弓形状に曲線で形成されている。言い換えると、レール部321、331は、腹部下部の前方から胸部の高さの背中に向けて形成される。このように形成することにより、パーツ201と、パーツ202、203とをレール部321、331の形成範囲でスライドさせ、パーツ201と、パーツ202、203とを離間させた際に、腹部の前方により大きく隙間を形成することができる。この隙間を利用して、模型玩具100の前屈動作を実現することができ、前屈動作における可動域を広げる効果を得ることができる。 図4は、パーツ201~203の平面を示し、パーツ202のみ取り外した状態を示す。つまり、パーツ201とパーツ203とを組み付けた状態を示す。通常は、パーツ202、203を組み立てた状態で、パーツ201に挿入するものであるが、ここでは、パーツ203の受入部333の位置構成を容易に説明するためパーツ202を取り外した状態としている。 パーツ203の受入部333は、パーツ203がパーツ201に挿入された状態において、パーツ201の貫通孔313の上部に位置する。即ち、受入部333はパーツ201上において中央付近に配置される。また、受入部333は所定の幅を有して形成されている。これにより、上部方向からパーツ204の第2連結部を回動可能に受け入れることができる。 <腹部のスライド可動> 図5を参照して、本実施形態に係る模型玩具100おける腹部のスライド可動を説明する。図5(a)は模型玩具100の上体部102の側面図を示す。図5(b)~図5(d)は模型玩具100の上体部102の側断面図を示す。 図5(a)及び図5(b)は各パーツが同一の位置に位置する場合の側面図と側断面図を示す。図5(b)に示すように、パーツ201に対してパーツ203(パーツ202)はレール部331(レール部321)によって矢印x1方向にスライド可能である。また、パーツ201とパーツ203(パーツ202)とはそれぞれ回動軸311b(311a)を中心に矢印x2方向に回動可能である。 図5(c)は、レール部331(レール部321)の奥部まで回動軸311b(311a)をスライドさせた第1状態を示す。第1状態においては、第1パーツであるパーツ201と第2パーツであるパーツ203(パーツ202)とが密着して連結されていることが分かる。 図5(d)は、図5(c)の第1状態から矢印x3方向にパーツ203(パーツ202)をスライドさせた状態を示す。レール部331(レール部321)の奥部と反対側の先端部付近に回動軸311b(311a)をスライドさせた第2状態を示す。本実施形態に係る模型玩具100では、第1状態と第2状態との間で、パーツ201へパーツ202、203を挿入する程度が調整可能である。レール部331(レール部321)の幅よりも回動軸311b(311a)の直径が短く形成されるものであるが、これらの長さをできるだけ近づけることにより、レール部331(レール部321)による回動軸311b(311a)の保持力を高めることができ、所望の位置にスライドして保持させることができる。つまり、第1状態、第2状態の2状態に限らず他の状態に調整することができる。これにより、所望の回動を実現するために適当な隙間を形成させることができる。第2状態においては、第1パーツであるパーツ201と第2パーツであるパーツ203(パーツ202)との間に点線矢印L1に示すように隙間が形成される。この隙間を利用して矢印x2に示すように回動軸311b(311a)を中心にパーツ201を上方向へ回動させる、或いはパーツ203(202)を下方向に回動させることにより図5(a)及び図5(b)に示すような前屈動作の状態となる。なお、本実施形態に係る模型玩具100においては、このような前屈動作のためにパーツ間に隙間を設ける機構が複数存在する。隙間を設ける他の機構については後述する。 <上体部の側断面> 図6を参照して、本実施形態に係る模型玩具100の前屈動作に支援する回動機構について説明する。図6は上体部102の側断面図を示す。 腰部104の上部にはパーツ601が連結される。パーツ610はその上部に球形状の連結部611を有する。連結部611はパーツ201の貫通孔313の下部から回動可能に挿入される。また、上述したとおり、回動軸311b(311a)を中心としてパーツ202及及びパーツ203が回動することができる。 さらに、本模型玩具100の回動機構には、パーツ203の受入部333に対してパーツ204の第2連結部602が回動可能に連結される。パーツ204は点線枠内に示すように、一端に第1連結部601と他端に第2連結部602とを備える。また、パーツ204の第1連結部601には、パーツ205の連結部603が回動可能に連結される。パーツ205は連結部603、604を備える。連結部603は他のパーツに相当するパーツ208に回動可能に連結される。パーツ204、205は、点線枠内に示すように回動することができ、回動前の状態が第3状態に対応し、回動後の点線枠内の状態が第4状態に対応する。第4状態においては、連結されたパーツ208が