JP-2026077562-A - スライドドア駆動機構
Abstract
【課題】車両の見た目、耐久性、取付易さを向上させることができるスライドドア駆動機構を提供する。 【解決手段】当該スライドドア駆動機構は、スライドドアを開閉駆動するためのものであって、ガイドレールと、ヒンジと、閉扉ケーブル端子に接続される閉扉ケーブルと、開扉ケーブル端子に接続される開扉ケーブルと、モータと、を備え、前記ガイドレールは、前記摺動面よりも下方に延在するバッフルを備え、前記閉扉ケーブル端子は、上下方向において、前記閉扉ケーブルに動かされるときに前記閉扉ケーブルが前記バッフルに沿って移動する位置に配置され、前記開扉ケーブル端子は、上下方向において、前記開扉ケーブルに動かされるときに前記開扉ケーブルが前記ガイドレールにおける前記摺動面の上方に位置する空間を摺動する位置に配置されている。 【選択図】図7
Inventors
- 宋 健
- 許 星星
- 黄 明威
Assignees
- 株式会社アイシン
Dates
- Publication Date
- 20260513
- Application Date
- 20250731
- Priority Date
- 20241025
Claims (9)
- スライドドアを開閉駆動するためのスライドドア駆動機構であって、 前方に前滑車ケースが設けられ、後方に後滑車ケースが設けられるガイドレールと、 一端が前記スライドドアに接続され、他端に荷重ローラが設けられるヒンジと、 閉扉ケーブル端子で前記ヒンジに接続され、前記前滑車ケースに設けられた前滑車に案内される閉扉ケーブルと、 開扉ケーブル端子で前記ヒンジに接続され、前記後滑車ケースに設けられた後滑車に案内される開扉ケーブルと、 前記開扉ケーブルおよび前記閉扉ケーブルに接続されるモータであって、前記開扉ケーブルまたは前記閉扉ケーブルを駆動して前記ヒンジを引っ張ることにより、前記荷重ローラが前記ガイドレールの摺動面に沿って前後に摺動して、前記スライドドアを開閉駆動するモータと、を備え、 前記ガイドレールは、前記摺動面よりも下方に延在するバッフルを備え、前記閉扉ケーブル端子は、上下方向において、前記閉扉ケーブルに動かされるときに前記閉扉ケーブルが前記バッフルに沿って移動する位置に配置され、前記開扉ケーブル端子は、上下方向において、前記開扉ケーブルに動かされるときに前記開扉ケーブルが前記ガイドレールにおける前記摺動面の上方に位置する空間を摺動する位置に配置されている、 スライドドア駆動機構。
- 前記バッフルは前記ガイドレールを折り曲げることにより形成される、 請求項1に記載のスライドドア駆動機構。
- 前記バッフルにはゴムストリップが固定され、前記ゴムストリップには、前記ゴムストリップの長手方向に延在する一対の位置規制リブが設けられ、前記閉扉ケーブルは、前記ゴムストリップに沿って前記一対の位置規制リブの間を移動する、 請求項1に記載のスライドドア駆動機構。
- 前記ゴムストリップは、前記バッフルが挿入されることにより前記ゴムストリップを前記バッフルに固定する凹部が形成された固定部と、前記固定部の下端から車体板金に当接するまで延在する延出部とを備え、前記閉扉ケーブルは、前記固定部の外側面に沿って移動する、 請求項3に記載のスライドドア駆動機構。
- 前記ゴムストリップの前方には、前記ガイドレールの下方に固定されるガイドブラケットが設けられ、前記ガイドブラケットには、前記閉扉ケーブルが出入りする開口部が設けられ、前記閉扉ケーブルは、前記開口部を通過した後、前記ゴムストリップに沿って移動する、 請求項3に記載のスライドドア駆動機構。
- 前記ガイドブラケットには係止部が設けられ、前記ガイドレールには被係止部が設けられ、前記係止部と前記被係止部との係止により前記ガイドブラケットが前記ガイドレールに固定される、 請求項5に記載のスライドドア駆動機構。
- 前記ガイドブラケットにおける前記閉扉ケーブルと接触する部位には、グリースが貯留される窪み部が設けられている、 請求項5に記載のスライドドア駆動機構。
- 前記ガイドレールの前記摺動面の下方と前記バッフルとの間には、前記前滑車ケースの一部が配置される収容空間が形成されている、 請求項1に記載のスライドドア駆動機構。
- 前記ヒンジには、前記ガイドレールに沿った前記ヒンジの移動を案内する案内ローラがさらに設けられ、 前記開扉ケーブル端子は、前記案内ローラと同軸であるように前記案内ローラの下方に設けられる、 請求項1~8のいずれか1項に記載のスライドドア駆動機構。
Description
本発明は、スライドドア駆動機構に関するものである。特に、車両用のスライドドア駆動機構に関する。 従来技術には、ケーブルをモータで駆動することにより、ケーブルが固定されたケーブルブラケットに接続されるヒンジを利用してスライドドアを移動させる車両用のスライドドア駆動機構がある。例えば、特許文献1には、車幅方向における前滑車ケースの車内空間への侵入量を低減するために、前滑車ケースとケーブルとがガイドレールの下方に配置されたスライドドア駆動機構が開示されている。また、リヤウィンドウガラスの内側にはセンタガイドレールが設けられ、リヤウィンドウガラスの下方にはリヤウィンドトリムが設けられ、リヤウィンドトリムは車体の外側板金に固定され、ケーブルを移動させるケーブルブラケットはリヤウィンドトリムとセンタガイドレールとの間の隙間を通過する。センタガイドレールにおけるスライド溝から離れた側にはケーブルバッフルが設けられており、ケーブルバッフルがセンタガイドレールの下方まで延在することにより、ケーブルがセンタガイドレールの下方及びリヤウィンドトリムの内側とケーブルバッフルとの間に形成される空間を移動する。 中国特許出願公開第116084790号明細書 図1は、本発明のスライドドア駆動機構が適用される車両を示す部分模式図である。図2は、本実施形態のスライドドア駆動機構を示す斜視図である。図3は、本実施形態のスライドドア駆動機構を示す側面図である。図4は、本実施形態のスライドドア駆動機構を示す部分斜視図である。図5は、本実施形態のスライドドア駆動機構を示す横断面図である。図6は、本実施形態のスライドドア駆動機構を示す平面図である。図7は、本実施形態のスライドドア駆動機構を示す縦断面図である。図8は、本実施形態のガイドブラケットを示す斜視図である。図9は、本実施形態のガイドレールの先端部分を示す斜視図である。 以下に、本発明に係る車両用のスライドドア駆動機構10の一実施形態について、図面を参照しながら説明する。各図において、Xは車両前後方向、Yは車両幅方向、Zは車両上下方向(上下方向)を示す。 図1に示すように、本実施形態の車両1は、車体2の側面2sに設けられたドア開口部3を開閉するスライドドア4を備えている。具体的には、当該車両1には、車両前後方向Xに延在する複数のガイドレール(アッパガイドレール11、センタガイドレール12、ロアガイドレール13)と、これらのガイドレールのそれぞれに連結される複数のヒンジ(アッパヒンジ21、センタヒンジ22、ロアヒンジ23)と、が設けられている。すなわち、本実施形態のスライドドア4は、これらのガイドレール及びヒンジを介して車体2の側面2sに支持されている。また、各ヒンジが各ガイドレールに対して各ガイドレールの延在方向に沿って移動することにより、本実施形態のスライドドア4は、当該車体2の側面2sに沿った状態で車両前後方向Xに沿って移動するように構成されている。 すなわち、本実施形態のスライドドア4は、車両の前方側(図1における左側)に向かって移動することで当該ドア開口部3を閉鎖した全閉状態となり、車両の後方側(当該図面における右側)に向かって移動することで当該ドア開口部3を介して車両1の乗員が乗降可能な全開状態となる。また、本実施形態の車両1には、モータ7を駆動源とするアクチュエータによる駆動力に基づいて当該スライドドア4を開閉動作させるスライドドア駆動機構10が設けられている。 本実施形態のスライドドア駆動機構10は、センタガイドレール12(本発明に係るガイドレールの一例)に適用されたものであり、以下に、当該スライドドア駆動機構10について図2~9を用いて詳しく説明する。 スライドドア4を開閉駆動するためのスライドドア駆動機構10は、ガイドレール12と、ヒンジ22と、閉扉ケーブル8と、開扉ケーブル9と、モータ7とを備えている。 ガイドレール12の前方には前滑車ケース5が設けられており、より具体的には、図5、図6、図9を参照して、ガイドレール12先端における車幅方向Yの内側へ湾曲した湾曲部の車両内側には前滑車ケース5が設けられ、前滑車ケース5には前滑車51が設けられている。ガイドレール12の後方には後滑車ケース6が設けられており、図6を参照して、後滑車ケース6は、ガイドレール12の車両前後方向Xにおける後端よりも後方に位置するが、ガイドレール12の後端に近接して配置されており、後滑車ケース6には、リヤプーリ61が設けられている。本発明では、ガイドレール12の後方に後滑車ケース6が設けられているとは、後滑車ケース6が前滑車ケース5よりもガイドレール12の後方側に設けられていればよく、後滑車ケース6が必ずしも前後方向においてガイドレール12の後方に位置している必要はない。 図7を参照して、ガイドレール12は、摺動面15よりも下方に延在するバッフル16を有し、ガイドレール12を折り曲げることによりバッフル16が形成される。具体的には、ガイドレール12は、板材が折り曲げられることにより、ヒンジ22に設けられた荷重ローラ24が摺動する摺動面15と、摺動面15から車両上下方向Zにおける下方に延在するバッフル16とが形成されている。 また、バッフル16には、固定部180と延出部181とを備えるゴムストリップ18が固定されており、固定部180には凹部182が形成され、バッフル16が凹部182に挿入されることによって、ゴムストリップ18がバッフル16に固定されており、延出部181は、固定部180の下端から車体板金2aに当接するまで延在している。より具体的には、図7を参照して、延出部181は、固定部180の下端から下方に延在することにつれて車両幅方向Yにおける外側へ傾斜するように延びて、最終的に車体板金2aの上面に当接する。このようにすることでゴムストリップ18が車体板金2aに当接するので、車両の外側からの正面視で見る、ゴムストリップ18と車体板金2aとの間には当接することによって隙間がなく、車両内側の車体板金2aが露出することがない。 ゴムストリップ18には、ゴムストリップ18の長手方向に沿って延在する一対の位置規制リブ18a、18bが設けられており、後述する閉扉ケーブル8は、ゴムストリップ18に沿って一対の位置規制リブ18a、18bの間を移動する。閉扉ケーブル8が固定部180の外側面に沿って移動するため、ゴムストリップ18は、長手方向において、固定部180における閉扉ケーブル8の全ストロークに対応する部分を覆っている。 ヒンジ22の一端は、スライドドア4に接続されており、より具体的には、ヒンジ22の一端は、スライドドア4に枢着されている。当該ヒンジ22の他端には荷重ローラ24が設けられ、ヒンジ22にはガイドレール12に沿ったヒンジ22の移動を案内する案内ローラ25が設けられている。また、ヒンジ22には、開扉ケーブル端子91と閉扉ケーブル端子81とが設けられている。閉扉ケーブル8は、閉扉ケーブル端子81を介してヒンジ22に接続されるとともに、前滑車51に案内される。具体的には、閉扉ケーブル8は閉扉ケーブル端子81に取付けられ、閉扉ケーブル端子81はヒンジ22に取付けられている。開扉ケーブル9は、開扉ケーブル端子91を介してヒンジ22に接続されるとともに、後滑車61に案内される。具体的には、開扉ケーブル9は開扉ケーブル端子91に取付けられ、開扉ケーブル端子91はヒンジ22に取付けられている。開扉ケーブル端子91は、案内ローラ25と同軸になるように案内ローラ25の下方に設けられており、より具体的には、開扉ケーブル端子91と案内ローラ25とは同一の軸25sを有している。 より具体的には、ヒンジ22には、閉扉ケーブル端子81が取付けられる閉扉ケーブル端子取付部材が設けられ、閉扉ケーブル端子81は、例えばヒンジ22から突出するように設けられた軸である。閉扉ケーブル8は、閉扉ケーブル端子81に取付けられ、閉扉ケーブル端子81は、閉扉ケーブル端子取付部材に取付けられてヒンジ22に接続されている。 また、ヒンジ22には、開扉ケーブル端子91が取付けられる開扉ケーブル端子取付部材が設けられ、開扉ケーブル端子91は、例えばヒンジ22から突出するように設けられた軸(上述のように、本実施形態では、当該開扉ケーブル取付部材とした軸は案内ローラ25の軸25sと同軸である)である。開扉ケーブル9は、開扉ケーブル端子91に取付けられ、開扉ケーブル端子91は、開扉ケーブル端子取付部材に取付けられてヒンジ22に接続されている。 閉扉ケーブル端子81は、車両上下方向Zにおいて、閉扉ケーブル8に動かされるときに閉扉ケーブル8がバッフル16に沿って移動する位置に配置され、開扉ケーブル端子91は、車両上下方向Zにおいて、開扉ケーブル9に動かされるときに開扉ケーブル9がガイドレール12における摺動面15の上方の空間を摺動する位置に配置される。 具体的には、図7を参照して、ヒンジ22の一端は、ガイドレールカバー17(ガイドレールカバーは窓ガラスであってもよい)の外側まで延出して、図示しない接続機構を介してスライドドア4に接続される。ヒンジ22の他端には荷重ローラ24が設けられ、荷重ローラ24の上方には案内ローラ25が設けられ、案内ローラ25がガイドレール12のガイド溝を摺動することにより、摺動面15に沿った荷重ローラ24の摺動がガイドレール12からずれないようになる。 開扉ケーブル9は、案内ローラ25と同軸であるように案内ローラ25の下方に設けられた開扉ケーブル端部91を動かすことにより、ヒンジ22を引っ張って移動させるとともに、ガイドレール12の車幅方向Yの内側面に沿って摺動する。 閉扉ケーブル8は、荷重ローラ24よりも車両上下方向Zの下方かつ車両幅方向Yの外側に設けられた閉扉ケーブル端子81を動かすことにより、ヒンジ22を引っ張って移動させるとともに、ゴムストリップ18に沿って移動する。 図4、8を参照して、ゴムストリップ18の前方にはガイドレール12の下方に固定されたガイドブラケット88が設けられ、ガイドブラケット88には閉扉ケーブル8が出入りする開口部88aが設けられ、閉扉ケーブル8は、開口部88aを通過した後、ゴムストリップ18に沿って移動する。これにより、閉扉ケーブル8は、ガイドブラケット88を介してゴムストリップ18における位置規制リブ18a、18b間の移動面に滑らかに案内される。 また、ガイドブラケット88には係止部88bが設けられ、ガイドレール12には被係止部12bが設けられており、係止部88bと被係止部12bとの係止によりガイドブラケット88がガイドレール12に固定される。係止部88bは、例えば係止爪であり、被係止部12bは、例えば開口部である。 ガイドブラケット88における閉扉ケーブル8と接触する部位には、グリースが貯留される窪み部88cが設けられており、図4を参照して、当該窪み部88cは、車幅方向Yの外側から内側に向かって凹んだ構造であり、当該窪み部88cにグリースを貯留することにより、閉扉ケーブル8を効果的に潤滑することができる。 図9を参照して、ガイドレール12の摺動面15の下方とバッフル16との間には、前滑車ケース5の一部が設けられた収容空間Sが形成されており、本実施形態では、当該収容空間Sは、ガイドブラケット88の開口部88aに近接しており、前滑車51から引かされた閉扉ケーブル8を他の部材と干渉することなく直接にガイドブラケット88内に案内することができ、閉用ケーブル8をさらに潤滑してからゴムストリップ18に案内することができる。 閉扉ケーブル8は、閉扉ケーブルスリーブ80を介して引かされて前滑車51に案内され、前滑車51により案内されてから、ガイドブラケット88を引き続き通過した後、閉扉ケーブル端子81に接続されることによりヒンジ22