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JP-2026077577-A - 半導体レーザ素子

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Abstract

【課題】劣化が抑制された半導体レーザ素子を提供する。 【解決手段】 第1導電型半導体層を含む第1半導体層部と、第2導電型半導体層を含む第2半導体層部と、第1半導体層部と第2半導体層部との間に配置された活性層と、を有する半導体積層部と、半導体積層部に設けられるリッジと、を備え、一端面を光出射面とする半導体レーザ素子であって、リッジは、上面視で、第1方向に延伸する第1リッジと、半導体積層部上に設けられた第1保護膜を含み、光出射面側に位置する第2リッジと、を有し、第2リッジにおける第2半導体層部と第1保護膜の間に、第2半導体層部の一部と第1保護膜の一部とを交互に含む周期構造を有する回折格子が設けられており、第1保護膜は、上面視で、光出射面側及び第1リッジと第2リッジの境界を除く外周が第2リッジの外周と回折格子の外周の間に位置するように設けられている。 【選択図】図1

Inventors

  • 廣瀬 量平
  • 小川 尚史

Assignees

  • 日亜化学工業株式会社

Dates

Publication Date
20260513
Application Date
20250916
Priority Date
20241025

Claims (11)

  1. 第1導電型半導体層を含む第1半導体層部と、第2導電型半導体層を含む第2半導体層部と、前記第1半導体層部と前記第2半導体層部との間に配置された活性層と、を有する半導体積層部と、 前記半導体積層部に設けられるリッジと、 を備え、 一端面を光出射面とする半導体レーザ素子であって、 前記リッジは、上面視で、 第1方向に延伸する第1リッジと、 前記半導体積層部上に設けられた第1保護膜を含み、光出射面側に位置する第2リッジと、を有し、 前記第2リッジにおける第2半導体層部と前記第1保護膜の間に、前記第2半導体層部の一部と前記第1保護膜の一部とを交互に含む周期構造を有する回折格子が設けられており、 前記第1保護膜は、上面視で、前記光出射面側及び前記第1リッジと前記第2リッジの境界を除く外周が前記第2リッジの外周と前記回折格子の外周の間に位置するように設けられている、 半導体レーザ素子。
  2. 上面視で、前記第1保護膜は前記光出射面まで延在して設けられている、請求項1に記載の半導体レーザ素子。
  3. 前記第2リッジの第1方向とは垂直な第2方向の幅は前記第1リッジの幅よりも広い、請求項1に記載の半導体レーザ素子。
  4. 上面視で、前記第2リッジの面積は、前記第1保護膜の面積よりも大きく、前記第1保護膜の面積は、前記回折格子の面積よりも大きい、請求項1に記載の半導体レーザ素子。
  5. 前記第1保護膜は前記第1リッジの前記半導体積層部上に延在して設けられており、 前記第1保護膜は、前記第1リッジにおける上面視で、前記第1保護膜の外周が前記第1リッジの外周より内側に位置するように設けられている、請求項1に記載の半導体レーザ素子。
  6. 前記第1保護膜を覆う第2保護膜を含む、請求項1に記載の半導体レーザ素子。
  7. 前記第2リッジの第1方向と垂直な第2方向の幅は、前記第2リッジと重なる領域を導波するレーザ光のビーム径より大きい幅に設定されている、請求項1に記載の半導体レーザ素子。
  8. 前記第1リッジを含む半導体積層部は、第1クラッド部分と、第2クラッド部分と、前記第1クラッド部分と前記第2クラッド部分との間に位置する第1コア部分と、を有し、複数の横モードでレーザ光を伝播させる、請求項1に記載の半導体レーザ素子。
  9. 前記第1保護膜はSiO 2 である、請求項1に記載の半導体レーザ素子。
  10. 前記リッジ上のうち、第2リッジ上を除いて第1リッジ上に電極が設けられた請求項1に記載の半導体レーザ素子。
  11. 前記回折格子は、上面視において前記光出射面から離れた位置に配置されている請求項1に記載の半導体レーザ素子。

Description

本開示は、半導体レーザ素子に関する。 近年、半導体レーザ素子の使用目的が多岐にわたっている。半導体レーザ素子としては例えば、回折格子を含むレーザ素子等のスペクトル特性に優れたレーザ素子が広く用いられている。この回折格子を含むレーザ素子において、回折格子は、半導体積層部の表面に配置されていることがある(特許文献1)。 特開2006-165027号公報 本開示の実施形態1に係る半導体レーザ素子の概略上面図である。図1に示す半導体レーザ素子のII-II線における概略断面図である。図1に示す半導体レーザ素子のIII-III線における概略断面図である。図1に示す半導体レーザ素子のIV-IV線における概略断面図である。図1に示す半導体レーザ素子の導波構造の概要を示す上面図である。ビームウエスト半径W0、 ビーム発散角φの測定方法の概要を示す図である。本開示の実施形態1に係る半導体レーザ素子の製造方法のフローチャートである。半導体積層部を準備する工程で準備する半導体積層部の断面図である。回折格子の凹部を形成する工程において、マスクを形成したときの断面図である。図9の上面図である。回折格子の凹部を形成する工程において、凹部を形成したときの断面図である。図11の上面図である。正電極を形成する工程において、正電極を形成したときの断面図である。図13の上面図である。回折格子の第1保護膜を形成する工程において、マスクを形成したときの断面図である。図15の上面図である。回折格子の第1保護膜を形成する工程において、第1保護膜を形成したときの断面図である。図17の上面図である。 以下、図面を参照しながら、本開示に係る発明を実施するための実施形態、変形例、及び実施例を説明する。なお、以下に説明する、本開示に係る半導体レーザ素子は、本開示に係る発明の技術思想を具体化するためのものであって、特定的な記載がない限り、本開示に係る発明を以下のものに限定しない。 実施形態 1.実施形態1 本開示の実施形態1に係る半導体レーザ素子L1は、 第1導電型半導体層を含む第1半導体層部310と、第2導電型半導体層を含む第2半導体層部330と、第1半導体層部310と第2半導体層部330との間に配置された活性層320と、を有する半導体積層部30と、 半導体積層部30に設けられるリッジ135と、 を備え、 一端面を光出射面とする半導体レーザ素子L1であって、 リッジ135は、上面視で、 第1方向に延伸する第1リッジ135aと、 半導体積層部30上に設けられた第1保護膜50を含み、光出射面側に位置する第2リッジ135bと、を有し、 第2リッジ135bにおける第2半導体層部330と第1保護膜50の間に、第2半導体層部330の一部330aと第1保護膜50の一部50aとを交互に含む周期構造を有する回折格子20が設けられており、 第1保護膜50は、上面視で、光出射面側及び第1リッジ135aと第2リッジ135bの境界を除く外周501が第2リッジ135bの外周135b1と回折格子20の外周201の間に位置するように設けられている。 以上のように、本開示の実施形態1に係る半導体レーザ素子L1において、第1保護膜50は、上面視で、光出射面側及び第1リッジ135aと第2リッジ135bの境界を除く外周501が第2リッジ135bの外周135b1と回折格子20の外周201の間に位置するように設けられている。これにより、回折格子の一部を構成する第1保護膜を必要な個所に適切に配置することができる。 例えば、第1保護膜50の外周501が外周201の内側に位置すると、回折格子20の一部を構成すべき部分に空気を含む空洞が形成され、それにより回折格子の劣化を招くおそれがある。 また、第1保護膜50の外周501が回折格子20の外周と一致するように第1保護膜50を設けようとすると、製造上の誤差により、第1保護膜50の外周501が外周201の内側に位置してしまうおそれがある。 しかしながら、本開示の実施形態1に係る半導体レーザ素子L1によればかかる課題を解決することができる。 また、第1保護膜50の外周501が第2リッジ135bの外周135b1の外側にあると、第2リッジ135bの側面(半導体が露出した部分)が、例えば酸化物からなる第1保護膜50に覆われる恐れがあり、レーザ光が導波する際に電解強度が高くなる第2リッジ135bの側面、特に下端近傍が酸化されることにより信頼性の低下を招くことになる。特に、第1保護膜50が原子層堆積法(ALD法)によって設けられていた場合、酸化作用が強くなり得る。 しかしながら、本開示の一実施形態に係る半導体レーザ素子L1によればかかる課題を解決することができる。すなわち、本開示の一実施形態に係る半導体レーザ素子L1によれば劣化が抑制された半導体レーザ素子を提供することができる。 以下、本開示の一実施形態に係る半導体レーザ素子L1の構成及び作用効果について詳細に説明する。 以下の説明において、「高さ方向」とは、半導体積層部30の積層方向を意味し、図面ではZ軸で示している。高さ方向における長さは、単に「高さ」または「厚さ」と呼ぶことがある。「周期方向」とは、回折格子20の周期をなす方向を意味し、図面ではX軸で示している。「幅方向」とは、高さ方向と周期方向の両方に垂直な方向を意味し、図面ではY軸で示している。幅方向の長さは、単に「幅」と呼ぶことがある。 まず、半導体レーザ素子L1のレーザ発振及び導波に係る概要を、図5を用いて説明する。半導体レーザ素子L1は、レーザ発振する第1導波部1と、回折格子20を含む第2導波部2と、を有する。第1導波部1は、実効屈折率がn12の第1コア部分13と、第1コア部分13の両側に位置しそれぞれ実効屈折率がn11の第1クラッド部分11及び第2クラッド部分12を含み、幅方向に光が閉じ込められる。また、図5に示すように、例えば、第1導波部1の第2導波部2の反対側に位置する端面には高反射膜62が設けられており、回折格子20は、第1導波部1から入射する光のうち、ブラッグ波長に相当する波長の光の一部を第1導波部1へ帰還させる。以上のように構成された第1導波部1は、第1コア部分13に発光した光を閉じ込めて共振させて1又は複数の横モードでレーザ発振させる。これにより、半導体レーザ素子L1を高出力にできる。ここで、第1導波部1で発振されるレーザ光の横モードの数は、第1クラッド部分11及び第2クラッド部分12に挟まれた第1コア部分13の幅に基づいて設定される。また、第2導波部2は、幅方向に光を閉じ込めることは意図するものではなく、第1導波部1から入射されるレーザ光を伝搬する機能を備えたものであり、実効屈折率n2を有している。第2導波部2は、好ましくは、第1導波部1から入射されるレーザ光を最大拡散角Θmaxで伝搬するように構成される。言い換えると、第2導波部2の幅方向の両端部は、図5の点P1で示された第1導波部1と第2導波部2との境界から最大拡散角Θmaxで広がる仮想線の外側に位置するように構成されることが好ましい。これにより、第2導波部2の両側面からの光の漏れを抑制できる。ここで、最大拡散角Θmaxは、第1導波部1の第1コア部分13の実効屈折率と、第1導波部1の第1クラッド部分11の実効屈折率と、第1導波部1の第2クラッド部分12の実効屈折率と、第2導波部2の実効屈折率と、で決まる、第1導波部1から第2導波部2に入射するレーザ光が第2導波部2で広がって導波する角度をいう。なお、最大拡散角Θmaxは最大受光角とも呼ばれる角度である。このように、半導体レーザ素子L1は、第1導波部1と、第2導波部2と、を有し、第1導波部1は、1又は複数の横モードが導波可能な光導波路を含む領域である。第2導波部2は、第1導波部1から入射されるレーザ光の一部を第1導波部1に戻し一部を光出射面から出射させる領域である。実施形態1の半導体レーザ素子L1は、回折格子20を備えていることにより、回折格子20の波長選択性によって、レーザ発振を可能にするとともに発振させたレーザ光のスペクトル線幅を狭くすることができる。 以上説明した半導体レーザ素子L1の導波構造は、半導体積層部30に設けられたリッジ135によって構成される。リッジ135は第1導波部1に設けられた第1リッジ135aと第2導波部2に設けられた第2リッジ135bを含む。第1導波部1において、第1コア部分13は第1リッジ135aの下方に位置する活性層を含む領域であり、第1クラッド部分11及び第2クラッド部分12は第1リッジ135aの下方の両側の活性層を含む領域である。第2導波部2は、第2リッジ135bの下方の活性層を含み、好ましくは、第2リッジ135bの両側面は、図5に示す最大拡散角Θmaxで広がる仮想線の外側に位置するように設けられる。図3及び図4に示すように、第1リッジ135aと第2リッジ135bの側面は高さ方向に傾斜していてもよく、その場合のリッジ135の幅はリッジ135の下端の幅をいう。 半導体レーザ素子L1において、複数の横モードのレーザ光を発振させる場合には、回折格子20は、レーザ光のビームの広がりを考慮して、回折格子20の両端がビームの外側に位置するように設けることが好ましい。これにより、回折格子20による波長選択を異なる横モードに依らず、実質的に一定にできる。具体的には、半導体レーザ素子L1の発振波長λは、回折格子20の周期Λと第2導波部2の実効屈折率n2を用いて、以下の式(1)で表される。回折格子の幅を広くすることにより、実効屈折率n2は横モードに実質的に依存しないようにでき、横モードの違いによる回折波長の変化を抑制することができる。 λ=2×Λ×n2 (1) 以上、半導体レーザ素子L1の概要及び作用効果について説明した。以下、各構成についてより具体的に説明する。 以下の説明において、「アンドープ層」は意図的に不純物が導入されていない半導体層を指す層であって、アンドープ層は不可避の不純物を含むことがある。例えば、アンドープ層には、上及び/又は下の不純物が意図せず含まれることがあり、例えば、n型不純物又はp型不純物であっても、不純物濃度は1×10-17cm―3以下含まれることがある。例えば、アンドープ層に含まれる不純物濃度は、二次イオン質量分析(SIMS)による検出限界値以下である。 (半導体積層部30) 半導体積層部30は、第1導電側半導体層と、第2導電型半導体層と、第1導電側半導体層と第2導電型半導体層との間に配置された活性層320とを含む。第1導電側半導体層は、第1導電型の不純物を含んだ層を含む、1又は複数の層からなる構造体である。但し、第1導電側半導体層は、アンドープの層を有していてもよい。第2導電側半導体層は、第2導電型の不純物を含んだ層を含む、1又は複数の層からなる構造体である。但し、第2導電側半導体層は、アンドープの層を有していてもよい。第1導電側半導体層は、例えば、n型不純物を含んだ層を含む、n側半導体層である。第2導電側半導体層は、例えば、p型不純物を含んだ層を含む、p側半導体層である。以下、第1導電側半導体層をn側半導体層部310、第2導電側半導体層をp側半導体層部330として、説明を行う。半導体積層部30は、図2~図4に示すように、基板300上に配置され、n側半導体層部310と、p側半導体層部330と、n側半導体層部310とp側半導体層部330との間に配置された活性層320を含む。半導体積層部30の第2導波部2の反対側の端面には高反射膜62が設けられている。また、半導体積層部30の第1導波部1の反対側の端面、すなわち光出射面には反射防止膜が設けられていることが好ましい。また、基板300の下面には負電極42が設けられており、p側半導体層部3