JP-2026077617-A - 電子回路および電子回路の操作方法
Abstract
【課題】電子回路および電子回路の操作方法を提供する。 【解決手段】パワーサイリスタ(2)デバイス(2)を備える電気回路(1)について記載する。パワーサイリスタデバイス(2)のゲート(21)は、第1スイッチ(31)を介して電気回路(1)の内部リファレンス(10)に接続され、パワーサイリスタデバイス(2)のカソード(22)は、第2スイッチ(32)を介して電気回路(1)の内部リファレンス(10)に接続される。さらには、電気回路の操作方法(1)について記載する。 【選択図】図1
Inventors
- クリストフ・バルティスベルク
- マヌエル・ビドマー
Assignees
- ヒタチ・エナジー・リミテッド
Dates
- Publication Date
- 20260513
- Application Date
- 20251024
- Priority Date
- 20241025
Claims (14)
- 電気回路(1)であって、 パワーサイリスタ(2)デバイス(2)を備え、 前記パワーサイリスタデバイス(2)のゲート(21)は、第1スイッチ(31)を介して前記電気回路(1)の内部リファレンス(10)に接続され、 前記パワーサイリスタデバイス(2)のカソード(22)は、第2スイッチ(32)を介して前記電気回路(1)の前記内部リファレンス(10)に接続される、電気回路。
- 前記パワーサイリスタデバイス(2)は、ゲート転流型サイリスタである、請求項1に記載の電気回路。
- 前記第1スイッチ(31)および前記第2スイッチ(32)は、ノーマリオン型半導体素子である、請求項1または2に記載の電気回路。
- 前記第1スイッチ(31)および前記第2スイッチ(32)は、デプレッションモードのnチャネル電界効果トランジスタである、先行する請求項のいずれか1項に記載の電気回路。
- 放電電流を制限するように構成された抵抗器(6)が、前記カソード(22)と前記内部リファレンス(10)との間の前記第2スイッチ(32)を通る電流経路に配置される、先行する請求項のいずれか1項に記載の電気回路。
- 前記電気回路(1)は、前記パワーサイリスタデバイス(2)の前記ゲート(21)と、前記第1スイッチ(31)と、前記第2スイッチ(32)とを制御するように構成されたゲート制御部(40)をさらに備える、先行する請求項のいずれか1項に記載の電気回路。
- 前記電気回路(1)は、集積化ゲート転流型サイリスタとして構成される、先行する請求項のいずれか1項に記載の電気回路。
- 前記電気回路(1)は、第3スイッチ(33)を介して前記ゲート(21)に接続されるコンデンサ部(7)をさらに備える、先行する請求項のいずれか1項に記載の電気回路。
- 前記第3スイッチ(33)は、ノーマリオフ型半導体素子を備える、請求項8に記載の電気回路。
- 前記電気回路(1)は、複数の運転モードで動作可能である、請求項8または9に記載の電気回路の操作方法。
- 前記電気回路(1)は、開始モード(85)で操作され、前記第1スイッチ(31)は、前記コンデンサ部(7)が充電された後にオフ状態になる、請求項10に記載の方法。
- 前記第2スイッチ(32)は、前記第1スイッチ(31)がオフ状態になる前にオフ状態になる、請求項11に記載の方法。
- 前記電気回路(1)は、停止または故障モード(87)で操作され、前記第1スイッチ(31)および前記第2スイッチ(32)は、前記コンデンサ部(7)が少なくともある程度、放電した時点でオン状態になる、請求項11に記載の方法。
- 前記第1スイッチ(31)は、前記第2スイッチ(32)よりも前に前記オン状態になる、請求項13に記載の方法。
Description
本開示は、電気回路および電気回路の操作方法に関する。 サイリスタは、高電流および/または高電圧の電気信号を切り替えるために利用可能であるため、電力用途に最適である。 実施の形態に係る電気回路の概略図を示す。実施の形態に係る電気回路の概略図を示す。電気回路の操作方法の実施の形態に係る、開始モード時のパルスパターンを例示する図である。電気回路の操作方法の実施の形態に係る、停止または故障モード時のパルスパターンを例示する図である。 本開示は様々な変形例および別の形式に適用可能であるが、その詳細は図面に一例として示されており、これから詳細に説明する。しかしながら、その意図は、本開示を記載の特定の実施の形態に限定することではないことを理解されたい。むしろ、その意図は、添付の特許請求の範囲によって示される本開示の範囲に含まれるすべての変形例、均等物、および代替物を対象として含むことである。 図1の例示的な実施の形態では、電気回路1は、パワーサイリスタデバイス2を備え、パワーサイリスタデバイス2のゲート21は、第1スイッチ31を介して電気回路1の内部リファレンス10に接続される。パワーサイリスタデバイス2のカソード22は、第2スイッチ32を介して電気回路1の内部リファレンス10に接続される。 よって、第1スイッチ31および第2スイッチ32が導電性のオン状態にある場合、パワーサイリスタデバイス2のゲート21およびカソード22は、電気回路1の同じ内部リファレンス10に接続される。 図1の例示的な実施の形態では、第1スイッチ31および第2スイッチ32は、デプレッションモードのnチャネルMOSFETなど、ノーマリオン型半導体素子である。 図1では、内部リファレンス10は、接地電位である。しかしながら、これは必須ではない。むしろ、内部リファレンスは、接地とは電気的に分離されていてもよい。 電気回路1は、コンデンサ部7をさらに備える。電気回路1の通常動作時、コンデンサ部7は、オフチャネル線53に配置された第3スイッチ33がオン状態である場合にパワーサイリスタデバイス2をオフに切り替えるための電流を提供してもよい。 対照的に、第1スイッチ31および第2スイッチ32は、電気回路1の通常動作時にオフ状態である。 しかしながら、開始モード時、および/または停止もしくは故障モード時、第1スイッチ31および第2スイッチ32は、パワーサイリスタデバイス2のカソード22とゲート21との間を電気接続する導電性のオン状態であってもよく、これらの運転モード時にパワーサイリスタデバイスの遮断能力が保証される。 これについては、図3および図4とともにさらに詳しく説明する。 電気回路1は、電気回路1のカソード22と内部リファレンス10との間の第2スイッチを通る電流経路に配置された抵抗器6をさらに備える。 たとえば、抵抗器6の抵抗値は、0.1Ω~20Ωの範囲である。 図1の説明は、図2にも当てはまる。図2は、集積化ゲート転流型サイリスタとして構成される電気回路1の詳細についてさらに示す図である。 電気回路1は、パワーサイリスタデバイス1と、ゲート制御部40を有するゲート部4とを備える。 たとえば、ゲート制御部40は、1つ以上の電源を備える。さらには、ゲート制御部40は、たとえば、監視および制御ロジックならびに/もしくはドライバーならびに/もしくはトリガ回路およびバックポーチ回路を備えてもよい。電気回路1の操作時、電気回路1は、入力電力線41を介して外部接続される。さらには、ゲート制御部40は、入力信号42を受信し、出力信号43を出力するように構成される。 カソード線52は、パワーサイリスタデバイスのカソード22にゲート制御部40を接続する。ゲート線51は、パワーサイリスタデバイス2のゲート21にゲート制御部40を接続する。 さらには、ゲート部4は、図1とともに説明した第1スイッチ31と、第2スイッチ32と、第3スイッチ33と、コンデンサ部7とを備える。特に、電気回路は、異なる運転モードで動作可能なように構成される。 第3スイッチ33は、ノーマリオフ型半導体素子である。電気回路1の通常動作時、第3スイッチ33のゲートにゲート電圧を印加することによってパワーサイリスタデバイス2をオフに切り替えることができる。 図3は、電気回路1の開始モード時のパルスパターンを例示する図である。 この図は、時間の経過に伴うゲート部の電力80、第2スイッチにおける信号レベル81、第1スイッチにおける信号レベル82、オフチャネルの信号レベル83、および最大電圧840を有するコンデンサ電圧84を模式的に示す図である。 開始モード85は、斜線(dashed lines)間に延在する矢印として示されている。開始モード時、コンデンサ部9が充電される。その後、電気回路は、通常運転モード86で操作可能になる。 図3に示すように、まず、ゲート部の電力80が有効化されてゲート制御部40に供給される。 その後、第2スイッチ32が、そのゲートに印加されたHIGH信号によって遮断状態になる。コンデンサ電圧84が示すように、コンデンサ部9は、開始モード85時に満充電される。 オフチャネル83は、コンデンサ部7の充電の開始前、開始時、または開始後であって、少なくともIGCTが動作状態(矢印86)に入る前にオン(HIGH信号)になる。これは、斜線部分によって図示されている。その他の斜線部分は、IGCTに対応する信号が開始モード時に適用された場合にパワーサイリスタデバイス2を通常運転モード86の開始時に直接オンにできることを図示している。たとえば、この信号は、ファイバーを介して光信号として受信されてもよい。その後、オフチャネル83(第3スイッチ)がオフになり、ゲート信号が適用される。たとえば、パワーサイリスタデバイス2のゲートには、トリガ電流およびバックポーチ電流が印加される。 コンデンサ部7が充電され、印加されたHIGH信号によってオフチャネル83(第3スイッチ)が導電モードになった後、第1スイッチ31がオフ状態(HIGH信号)になる。コンデンサ部7が満充電になると、電気回路1は通常動作ができる状態になる。通常動作では、第3スイッチ33を導通状態に切り替えることによってパワーサイリスタデバイス2がオンオフされる、またはゲート制御部40によって任意のトリガ電流もしくはバックポーチ電流が印加されてパワーサイリスタがオン状態になるもしくはオン状態に維持される。 ゲート制御部40がその他の機能を果たす、および/またはリトリガリング信号などその他の信号を提供してもよいことは言うまでもない。 図4は、電気回路1の停止または故障モードのパルスパターンの例を示す図である。 停止87は、2つの斜線(dashed lines)間に延在する矢印として示されている。 停止または故障モード87時、コンデンサ電圧84によって示されているようにコンデンサ部7を放電させる。放電工程の開始時に、オフチャネルの信号83は、HIGHであってもよく、LOWであってもよい。これは、図4の斜線部分によって示されている。 コンデンサ電圧84が一定の値まで下がると、電気回路1は、バックポーチ電流を維持もしくは送達できなくなる、またはパワーサイリスタデバイス2をオンにすることができなくなる。ゲート制御部40は、入力信号に反応できなくなる。 パワーサイリスタデバイス2のゲート21が印加信号によってオン状態にある場合、ゲート制御部4は、オフチャネルをオンにすることによってパワーサイリスタデバイス2をオフにする。その後、第1スイッチ31は、導電オン状態(LOW信号)になり、内部リファレンス10にパワーサイリスタデバイス2のゲート21を電気的に接続する。 第2スイッチ32が導電オン状態(LOW信号)に切り替わることによって、カソード22と内部リファレンス10との間が短絡する。これは、制御ロジックの電力損失前、電力損失中、または電力損失の少し後に発生する。この時点で、オフチャネル信号レベル83がLOWレベルに切り替わり、第3スイッチ33がオフ状態になる。 コンデンサ部7にある残りの電荷は、第2スイッチ32および抵抗器6を介して放電されてもよい。抵抗器6を省いてもよい。たとえば、第2スイッチ32のゲートに適切な信号を適用することによって放電電流を制限してもよい。 異なる運転モードは、電気回路1がすべての運転モードに対して信頼できるDC遮断および/またはdV/dtロバスト性能力を提供することを示している。 さらには、電気回路1は、様々な用途に必要なブラックスタートに完全に対応している。特に、ブラックスタート機能はいずれの電力もいずれの種類のエネルギー貯蔵も必要としない。 電気回路1は、HVDC用途向けに構成されてもよい。たとえば、電気回路1は、モジュラーマルチレベル変換器向けに構成されてもよい。 記載した図1~図4に示す実施の形態は、改良した電気回路および方法の例示的な実施の形態を示しているため、改良した電気回路および方法に係るすべての実施の形態の全ての一覧ではない。実際の電気回路および方法は、たとえば、配置、電機部品、および信号が図示されている実施の形態とは異なる場合がある。 参照符号 1 電気回路 10 内部リファレンス 2 パワーサイリスタデバイス 21 ゲート 22 カソード 23 アノード 31 第1スイッチ 32 第2スイッチ 33 第3スイッチ 4 ゲート部 40 ゲート制御部 41 入力電力線 42 入力信号 43 出力信号 51 ゲート線 52 カソード線 53 オフチャネル線 6 抵抗器 7 コンデンサ部 80 ゲート部の電力 81 第2スイッチにおける信号レベル 82 第1スイッチにおける信号レベル 83 オフチャネルの信号レベル 84 コンデンサ電圧 840 最大電圧 85 開始モード 86 通常モード 87 停止または故障モード