JP-2026077656-A - 車両、車両の制御方法および車両制御インターフェースボックス
Abstract
【課題】自動運転システムを搭載可能な車両のメンテナンスが求められる場合に早期にメンテナンスの実施を可能とする。 【解決手段】VCIBは、各システムから各種要求を取得するステップ(S100)と、異常発生時の要求があるか否かを判定するステップ(S102)と、異常発生時の要求があると判定される場合に(S102にてYES)、取得した要求をADSに送信し、表示制御を実行するステップ(S104)とを含む、処理を実行する。ADSは、自動運転中に異常発生時の要求を取得すると、要求に応じた自動運転を実施するステップを含む、処理を実行する。 【選択図】図3
Inventors
- 安藤 栄祐
- 三浦 光博
Assignees
- トヨタ自動車株式会社
Dates
- Publication Date
- 20260513
- Application Date
- 20260205
Claims (6)
- 自動運転システムと、 前記自動運転システムが搭載された車両プラットフォームとを備え、 前記車両プラットフォームは、 前記自動運転システムからの指令に従って車両制御を実行するベース車両と、 前記ベース車両と前記自動運転システムとの間のインターフェースを行なう車両制御インターフェースボックスとを含み、 前記ベース車両は、室内の乗員に情報を報知する報知装置を含み、 前記車両制御インターフェースボックスは、前記ベース車両の機器に異常が発生した場合に、前記自動運転システムに対して、停車要求、動力停止要求、パーキングレンジへの変更要求、および、メンテナンスに関する要求または通知のうちの少なくとも1つを実施するとともに、実施した要求または通知に対応した情報を前記報知装置を用いて報知する、車両。
- 前記メンテナンスに関する要求または通知は、前記車両のディーラーへの移動要求、メンテナンスサービスの要求、前記メンテナンスサービスの予約要求、および、前記メンテナンスの期限の通知のうちの少なくとも1つを含む、請求項1に記載の車両。
- 前記情報は、停車指示、マニュアルでの確認指示、パーキングレンジへの変更指示、前記車両のタイヤの点検指示、前記車両の電源オフの指示、前記車両のディーラーへの移動指示、ニュートラルレンジへの変更抑制の指示、前記車両に付着の汚れ除去の指示、各種センサの清掃指示、前記車両のブレーキペダルの操作指示、および、各種作動油の補充または交換の指示のうちの少なくとも1つについての情報を含む、請求項1に記載の車両。
- 前記ベース車両の機器の異常は、ブレーキシステムの異常と、駆動システムの異常と、電源システムの異常と、操作装置の異常と、エアバッグシステムの異常と、パワーステアリングシステムの異常と、各種センサの異常と、点灯装置の異常と、衝突時に動作する機器の異常とのうちの少なくともいずれかを含む、請求項1に記載の車両。
- 自動運転システムが搭載された車両プラットフォームを備える車両の制御方法であって、前記車両プラットフォームは、ベース車両と前記自動運転システムとの間のインターフェースを行なう車両制御インターフェースボックスとを含み、前記ベース車両は、室内の乗員に情報を報知する報知装置を含み、 前記自動運転システムからの指令に従って車両制御を実行するステップと、 前記ベース車両の機器に異常が発生した場合に、前記自動運転システムに対して、停車要求、動力停止要求、パーキングレンジへの変更要求、および、メンテナンスに関する要求または通知のうちの少なくとも1つを実施するステップと、 実施した要求または通知に対応した情報を前記報知装置を用いて報知するステップとを含む、車両の制御方法。
- 自動運転システムとベース車両との間でインターフェースを行なう車両制御インターフェースボックスであって、前記ベース車両は、前記自動運転システムからの指令に従って車両制御を実行し、前記ベース車両と前記車両制御インターフェースボックスとによって前記自動運転システムとともに車両に備わる車両プラットフォームが構成され、前記ベース車両は、室内の乗員に情報を報知する報知装置を含み、 前記車両制御インターフェースボックスは、前記ベース車両の機器に異常が発生した場合に、前記自動運転システムに対して、停車要求、動力停止要求、パーキングレンジへの変更要求、および、メンテナンスに関する要求または通知のうちの少なくとも1つを実施するとともに、実施した要求または通知に対応した情報を前記報知装置を用いて報知する 、車両制御インターフェースボックス。
Description
本開示は、自動運転が可能な車両の制御に関する。 近年、ユーザの操作を必要とせずに車両を走行させる自動運転システムの開発が進められている。自動運転システムは、たとえば、既存の車両に搭載可能にするためにインターフェースを介して車両とは別個に設けられる場合がある。 このような自動運転システムとして、たとえば、特開2018-132015号公報(特許文献1)には、車両の動力を管理するECU(Electronic Control Unit)と自動 運転用のECUを独立させることで、既存の車両プラットフォームに大きな変更を加えることなく、自動運転機能を付加することができる技術が開示されている。 特開2018-132015号公報 本開示の実施の形態に係る車両の概要を示す図である。ADS、VCIBおよびVPの各構成を詳細に説明するための図である。VCIBで実行される処理の一例を示すフローチャートである。ADSで実行される処理の一例を示すフローチャートである。 以下、本開示の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。 図1は、本開示の実施の形態に係る車両10の概要を示す図である。図1を参照して、車両10は、自動運転キット(以下、「ADK(Autonomous Driving Kit)」と表記する。)200と、車両プラットフォーム(以下、「VP(Vehicle Platform)」と表記 する。)120とを備える。ADK200とVP120とは、車両制御インターフェースを介して相互で通信が可能に構成されている。 車両10は、VP120に取り付けられたADK200からの制御要求(コマンド)に従って自動運転を行なうことができる。なお、図1では、VP120とADK200とが離れた位置に示されているが、ADK200は、実際には後述するベース車両100のルーフトップ等に取り付けられる。なお、ADK200は、VP120から取り外すことも可能である。ADK200が取り外されている場合には、VP120は、ユーザの運転により走行することができる。この場合、VP120は、マニュアルモードによる走行制御(ユーザ操作に応じた走行制御)を実行する。 ADK200は、車両10の自動運転を行なうための自動運転システム(以下、「ADS(Autonomous Driving System)」と表記する。)202を含む。ADS202は、 たとえば、車両10の走行計画を作成し、作成された走行計画に従って車両10を走行させるための各種コマンド(制御要求)を、コマンド毎に定義されたAPI(Application Program Interface)に従ってVP120へ出力する。また、ADS202は、VP120の状態(車両状態)を示す各種信号を、信号毎に定義されたAPIに従ってVP120から受信し、受信した車両状態を走行計画の作成に反映する。ADS202の詳細な構成については、後ほど説明する。 VP120は、ベース車両100と、ベース車両100内に設けられる車両制御インターフェースを実現する車両制御インターフェースボックス(以下、「VCIB(Vehicle Control Interface Box)」と表記する。)111を含む。 VCIB111は、CAN(Controller Area Network)等を通じてADK200と 通信可能である。VCIB111は、通信される信号毎に定義された所定のAPIを実行することにより、ADK200から各種コマンドを受信し、また、VP120の状態をADK200へ出力する。すなわち、VCIB111は、ADK202から制御要求を受信すると、その制御要求に対応する制御コマンドを統合制御マネージャ115を介して制御コマンドに対応するシステムへ出力する。また、VCIB111は、ベース車両100の各種情報を各種システムから統合制御マネージャ115を介して取得し、ベース車両100の状態を車両状態としてADK200へ出力する。 VP120は、ベース車両100を制御するための各種システムおよび各種センサを含む。VP120がADK200(より具体的には、ADS202)からの制御要求に従って各種車両制御を実行することにより、車両10の自動運転が行われる。VP120は、たとえば、ブレーキシステム121と、ステアリングシステム122と、パワートレーン システム123と、アクティブセーフティシステム125と、ボディシステム126とを含む。 ブレーキシステム121は、ベース車両100の各車輪に設けられる複数の制動装置を制御可能に構成される。制動装置は、たとえば、アクチュエータによって調整される油圧を用いて動作するディスクブレーキシステムを含む。 ブレーキシステム121には、たとえば、車輪速センサ127A,128Bが接続される。車輪速センサ127Aは、たとえば、ベース車両100の前輪に設けられ、前輪の回転速度を検出する。車輪速センサ127Aは、前輪の回転速度をブレーキシステム121に出力する。車輪速センサ127Bは、たとえば、ベース車両100の後輪に設けられ、後輪の回転速度を検出する。車輪速センサ127Bは、後輪の回転速度をブレーキシステム121に出力する。車輪速センサ127A,127Bは、パルス信号を出力値(パルス値)として出力する。パルス信号のパルス数を用いて回転速度が算出され得る。ブレーキシステム121は、各車輪の回転速度を車両状態に含まれる情報の一つとしてVCIB111に出力する。 ブレーキシステム121は、ADK200からVCIB111および統合制御マネージャ115を介して出力される所定の制御要求にしたがって制動装置に対する制動指令を生成し、生成された制動指令を用いて制動装置を制御する。 ステアリングシステム122は、車両10の操舵輪の操舵角を操舵装置を用いて制御可能に構成される。操舵装置は、たとえば、アクチュエータにより操舵角の調整が可能なラック&ピニオン式のEPS(Electric Power Steering)を含む。 ステアリングシステム122には、ピニオン角センサ128が接続される。ピニオン角センサ128は、操舵装置を構成するアクチュエータの回転軸に連結されたピニオンギヤの回転角(ピニオン角)を検出する。ピニオン角センサ128は、検出したピニオン角をステアリングシステム122に出力する。ステアリングシステム122は、ピニオン角を車両状態に含まれる情報の一つとしてVCIB111に出力する。 ステアリングシステム122は、ADK200からVCIB111および統合制御マネージャ115を介して出力される所定の制御要求にしたがって操舵装置に対する操舵指令を生成する。ステアリングシステム122は、生成された操舵指令を用いて操舵装置を制御する。 パワートレーンシステム123は、車両10に設けられる複数の車輪のうちの少なくともいずれかに設けられるEPB(Electric Parking Brake)と、車両10のトラッスミッションに設けられるP-Lock装置と、複数のシフトレンジのうちのいずれかのシフトレンジを選択可能に構成されるシフト装置と、車両10の駆動源とを制御する。詳細な説明は後述する。 アクティブセーフティシステム125は、カメラ129Aおよびレーダセンサ129B,129Cを用いて前方あるいは後方の障害物等(障害物や人)を検出し、障害物等との距離や車両10の移動方向によって衝突の可能性があると判定する場合、統合制御マネージャ115を介して制動力が増加するようにブレーキシステム121に制動指令を出力する。 ボディシステム126は、たとえば、車両10の走行状態あるいは走行環境等に応じて方向指示器、ホーンあるいはワイパー等の部品の制御が可能に構成される。ボディシステ ム126は、ADK200からVCIB111および統合制御マネージャ115を介して出力される所定の制御要求にしたがって上述の部品を制御する。 なお、車両10は、MaaS(Mobility as a Service)システムの構成の一つとして採用され得る。MaaSシステムは、車両10に加えて、たとえば、データサーバと、モビリティサービス・プラットフォーム(以下、「MSPF(Mobility Service Platform)」と表記する。)と、自動運転関連のモビリティサービス(いずれも図示せず)と をさらに備える。 車両10は、上述のデータサーバと無線通信するための通信I/F(インターフェース)としてDCM(Data Communication Module)(図示せず)をさらに備える。DCM は、たとえば、速度、位置、自動運転状態のような各種車両情報をデータサーバへ出力する。また、DCMは、たとえば、自動運転関連のモビリティサービスにおいて車両10を含む自動運転車両の走行を管理するための各種データを、モビリティサービスからMSPFおよびデータサーバを通じて受信する。 MSPFは、各種モビリティサービスが接続される統一プラットフォームである。MSPFには、自動運転関連のモビリティサービスの他、図示しない各種モビリティサービス(たとえば、ライドシェア事業者、カーシェア事業者、保険会社、レンタカー事業者、タクシー事業者等により提供される各種モビリティサービス)が接続される。モビリティサービスを含む各種モビリティサービスは、MSPF上で公開されたAPIを用いて、MSPFが提供する様々な機能をサービス内容に応じて利用することができる。 自動運転関連のモビリティサービスは、車両10を含む自動運転車両を用いたモビリティサービスを提供する。モビリティサービスは、MSPF上で公開されたAPIを用いて、たとえば、データサーバと通信を行なう車両10の運転制御データや、データサーバに蓄えられた情報等をMSPFから取得することができる。また、モビリティサービスは、上記APIを用いて、たとえば、車両10を含む自動運転車両を管理するためのデータ等をMSPFへ送信する。 なお、MSPFは、ADSの開発に必要な車両状態及び車両制御の各種データを利用するためのAPIを公開しており、ADSの事業者は、データサーバに蓄えられた、ADSの開発に必要な車両状態及び車両制御のデータを上記APIとして利用することができる。 図2は、ADS202、VCIB111およびVP120の各構成を詳細に説明するための図である。図2に示すように、ADS202は、コンピュータ210と、HMI(Human Machine Interface)230と、認識用センサ260と、姿勢用センサ270と、 センサクリーナ290とを含む。 コンピュータ210は、車両の自動運転時に後述する各種センサを用いて車両周辺の環境、車両の姿勢、挙動および位置を取得するとともに、後述するVP120からVCIB111を経由して車両状態を取得して、次の車両10の動作(加速、減速あるいは曲がる等)を設定する。コンピュータ210は、設定した次の車両の動作を実現するための各種指令をVCIB111に出力する。コンピュータ210は、通信モジュール210A,210Bを含む。通信モジュール210A,210Bの各々は、VCIB111と通信可能に構成される。 HMI230は、自動運転時、ユーザの操作を要する運転時、あるいは、自動運転とユーザの操作を要する運転との間での移行時などにおいてユーザへの情報の提示や操作の受 け付けを行なう。HMI230は、たとえば、ベース車両100に設けられるタッチパネルディスプレイや、表示装置および操作装置等の入出力装置と接続可能に構成される。 認識用センサ260は、車両10の周辺の環境を認識するためのセンサを含み、たとえば、LIDAR(Lase