JP-2026077658-A - セルライトの治療のための注射技術
Abstract
【課題】セルライトの治療のための注射技術を提供すること。 【解決手段】 所定の工程を含む、ヒト患者の大腿においてセルライトの重症度を低減する方法。 【選択図】なし
Inventors
- ヴィジャヤン,サジ
- デービス,マシュー,ダブリュ.
- マクレーン,マイケル
- オンブロ,ジョージ
- カービー,トッド
Assignees
- エンド オペレーションズ リミテッド
Dates
- Publication Date
- 20260513
- Application Date
- 20260205
- Priority Date
- 20190711
Claims (1)
- ヒト患者の大腿においてセルライトの重症度を低減する方法であって: a. 以下の特性: i. 約0.08~7.70(SRCアッセイ)または約0.3~30.5(GPAアッセイ)のV max (分 -1 ); ii. 約4.1~410ナノモーラー(SRCアッセイ)または約0.03~3.1mM(GPAアッセイ)のK M ; iii. 約1.1~107(SRCアッセイ)または約93~9,179(GPAアッセイ)のK cat (秒 -1 ); iv. 約376~37,222(SRCアッセイ)または約4~428(GPAアッセイ)の1/K cat 、マイクロ秒; v. 約5,140~508,814(SRCアッセイ)または約60~5,934(GPAアッセイ)のK cat /K M 、mM -1 秒 -1 ; vi. 約60kDa~約130kDaまたは約70~約130kDaまたは約80~約120kDaまたは約90~約120kDaまたは約100~約110kDaの分子量; vii. 逆相HPLC(高圧液体クロマトグラフィー)で測定される場合に少なくとも80%の面積純度; viii. 約5,000~約30,000 f-SRC単位/mgの効力; ix. 約175,000~約500,00 f-GPA単位/mgの効力; x. 約5,000~約25,000 ABC単位/mgの効力; xi. 1面積%以下のクロストリパイン、ゼラチナーゼおよびロイペプチンからなる群より選択される不純物; xii. 1cfu/mL以下のバイオバーデン の少なくとも2つを有するコラゲナーゼ組成物を提供する工程;ならびに b. 治療I~Vからなる群より選択される治療計画に従って、コラゲナーゼ組成物の治療有 効量を注射する工程、ここでセルライトの外観の向上は、セルライト重症度、向上および/または患者満足を評価するために臨床医および/または患者により使用される、Hexselセルライト重症度尺度(Hexsel CSS)、Hexsel落ち込み深さスコア、リカート尺度、くぼみ分析、臨床医が報告した写真数値セルライト重症度尺度(CR-PCSS)、患者が報告した写真数 値セルライト重症度尺度(PR-PCSS)、調査者全体的美的向上尺度(I-GAIS)、被験体全体的 美的向上尺度(S-GAIS)、患者が報告したセルライト影響尺度(PR-CIS)、省略PR-CIS、被験体自己評定尺度(SSRS)、セルライト治療による被験体満足(SSCT)、セルライト重症度の臨床医評価(写真撮影または他の像)、ボディ-Q(Body-Q)、大腿セルライト効力尺度(PR-TCES; CR-TCES)および検証された写真数値または他の尺度からなる群より選択される尺度または他の測定ツールにより確立される、 を含む、方法。
Description
本願は、2019年7月11日に出願された国際出願番号PCT/US19/41494、2018年7月12日に出願された米国仮出願第62/697,376号および2018年9月18日に出願された米国仮出願第62/733,046号に対する優先権を主張し、それらは法律により許容される十分な程度にまでそれ らの全体において参照により本明細書に援用される。 技術分野 本発明は、セルライトの評価および治療の分野に関する。 背景 セルライト(浮腫性線維硬化性脂肪組織症(edematous fibrosclerotic panniculopathy)(EFP)としても公知)は、皮下接合部での構造的特徴と生体力学学的特性(すなわち繊細な 包み込み(containment)と突き出し力)の間の不均衡として理解され得る美的状態である( 非特許文献1)。したがって、セルライト治療の目標は、皮下界面を強化することおよび/または種々の種類のサブシジョン(subcision)により線維性中隔(fibrous septae)を解放 することである(Rudolph et al., 上述)。線維性中隔は、セルライトの寄与的な(contributory)根源的な原因ならびに解剖学的および画像分析の試験によりセルライトについての治療の標的として認識されている(非特許文献2; 非特許文献3; 非特許文献4; 非特許 文献5; 非特許文献6; 非特許文献7)。セルライトを効果的に治療するために、治療的 アプローチは、コラーゲンで構成され(図1)かつ多くの女性に対して厄介な皮膚のくぼみ(dimpling)を生じさせる皮膚中隔を溶解またはそうでなければ破壊することを必要とする 。 セルライトを治療するための試みにおいて使用されている治療があるが、承認された薬理学的な治療はない。複数の治療的モダリティにもかかわらず、現在の非薬理学的治療のいずれもが有益であるという科学的な証拠はほとんどない。実際に、証拠の多くは、不確かであるか、主観的であるかまたは患者の自己評価のみに基づく。EFPの歴史的な治療の いくつかとしては、重量減少、局所的薬剤、マッサージ、脂肪吸引、メソセラピー(mesotherapy)、高周波、サブシジョン(subcision)、電動サブシジョン(powered subcision)お よびレーザー療法が挙げられる。これらの治療の多くは望ましくない副作用を有する(非 特許文献8; 非特許文献9; 非特許文献10; 非特許文献11; 非特許文献12; 非特許文献13)。このように、多くの医師は、美的状態の向上が容易に得られないと考えてい る。したがって、セルライトを有する女性において美的結果を向上するための安全で有効な非外科的治療のための、まだ対処されていない必要性が残る。 Rudolph et al, 「Structural Gender Dimorphism and the Biomechanics of the Gluteal Subcutaneous Tissue: Implications for the Pathophysiology of Cellulite」, Plast. Reconstr. Surg. 2019;143(4):1077-1086Hexsel et al, 「Side-by-side comparison of areas with and without cellulite depressions using magnetic resonance imaging」, Dermatol Surg. 2009;35(10):1471-1477Hexsel et al. 「Magnetic Resonance Imaging of Cellulite Depressed Lesions Successfully Treated by Subcision」, Dermatol Surg. 2016;42(5):693-696Mirrashed F, Sharp JC, Krause V, Morgan J, Tomanek B. 「Pilot study of dermal subcutaneous fat structures by MRI in individuals who differ in gender, BMI, and cellulite grading」, Skin Res Technol. 2004;10(3):161-168Nuernberger and Mueller, 「So-called cellulite: an invented disease,」 J Dermatol Surg Oncol.1978;4(3):221-229Piuerard et al, 「Cellulite: from standing fat herniation to hypodermal stretch marks」, Am J Dermatopath. 2000;22(1):34-37Querleux et al, 「Anatomy and physiology of subcutaneous adipose tissue by in vivo magnetic resonance imaging and spectroscopy: relationships with sex and presence of cellulite」, Skin Res Technol. 2002;8(2):118-124Avram MM, 「Cellulite: a review of its physiology and treatment」, J Cosmet Laser Ther. 2004;6(4):181-185Collis et al, 「Cellulite treatment: a myth or reality: a prospective randomized, controlled trial of two therapies, endermologie and aminophylline cream」, Plast Reconstr Surg. 1999;104(4):1110-1114Khan MH, Victor F, Rao B, Sadick NS. 「Treatment of cellulite: Part I. Pathophysiology」. J Am Acad Dermatol. 2010;62(3):361-370Hexsel DM, Mazzuco R. 「Subcision: a treatment for cellulite」. Int J Dermatol. 2000;39(7):539-544Boyce et al, 「Clinical evaluation of a device for the treatment of cellulite: Triactive」. Am J Cosmet Surg. 2005;22:233-237DiBernardo BE. 「Treatment of cellulite using a 1440-nm pulsed laser with one-year follow-up」. Aesthet Surg J. 2011;31(3):328-341 図面の簡単な説明 本特許または出願ファイルは、カラーで作成された少なくとも1つの図を含む。カラー 図(1つまたは複数)を有する本特許または特許出願公開公報のコピーは、請求および必要 な料金の支払いに応じて官庁から提供される。 態様の前述の特徴は、添付の図面に関して、以下の詳細な説明を参照してより容易に理解される。 図1は、コラーゲン中隔を示す皮膚および皮下組織の断面図である。 図2は、AUX-I(配列番号:5)についてのアミノ酸配列リストである。 図3は、AUX-II(配列番号:6)についてのアミノ酸配列リストである。 図4は、Hexselセルライト重症度尺度(CSS)(B)落ち込みの深さを図示する。 図5は、PR-およびCR-大腿セルライト効力尺度を図示する。 図6は、臀部の対象くぼみおよび注射部位印づけの例を図示する。 図7は、治療I(浅い注射、3アリコート)に使用される注射技術を示す。 図8は、治療II(浅い注射、1アリコート)に使用される注射技術を示す。 図9は、治療III(深い注射、1アリコート)に使用される注射技術を示す。 図10は、治療IV(深い注射および浅い注射、5アリコート)に使用される注射技術を示す。 図11は、治療V(浅い注射、4アリコート)に使用される注射技術を示す。 図12は、コラゲナーゼまたはプラシーボのセルライトくぼみへの投与に有用な注射技術の図示である。 図13は、グリッドに対する3D登録(1日目印づけ前)である。 図14は、画像登録のためのカラーバイディスタンスマップ(color-by-distance map)である。 図15は、目的の領域の主要なくぼみである。 図16は、目的の領域の主要なくぼみの転位である。 図17は、被験体の左臀部における注射後4、8および15日目の正常組織および内出血した組織の輪郭を示す。 図18(A)は、左臀部における注射後4、8および15日目の正常組織および内出血した組織の輪郭を示し、これらの組織におけるL*、a*およびb*色測定を提供する。 図18(B)は、左臀部における注射後4、8および15日目の正常組織および内出血した組織の輪郭を示す。正常および内出血した組織についての平均の色およびΔEは、L*a*b*色値に基づいて計算する。 図19(A)~19(C)はくぼみ分析を示す。図19(A)は、くぼみ分析パラメーターにおけるの1日目印づけ前の観察された画像および該画像からの変化を図示する。 図19(B)は、くぼみの最大長さおよび最大幅を図示する。 図19(C)は、くぼみの底と内挿された(interpolated)表面の間の表面積および体積を図示する。 図20は、大腿における浮腫性線維硬化性脂肪組織症の治療におけるCCHの第2b相、無作為化二重盲検プラシーボ対照試験の試験フローチャートを示す。 詳細な説明 ここで種々の局面および態様が、本明細書において十分に説明される。しかしながら、これらの局面および態様は、多くの異なる形態で具現化され得、これらを限定として解釈されるべきではなく、これらの態様は、本開示が完璧かつ完全なものとなり、本発明の主題の範囲を当業者に対し十分に伝達するように提供される。前述または後述にかかわらず、本明細書で引用される全ての刊行物、特許および特許出願は、それらの全体において参照により本明細書に援用される。 A. 定義 そうではないと定義されない限り、本明細書で使用される全ての用語および句は、反対のことが明らかに示されるか、または反対のことが該用語または句が使用される文脈から明らかに明白でない限り、該用語および句が当技術分野で獲得している意味を含む。本発明の実施または試験において、本明細書に記載の方法および材料と類似または同等の、任意の方法および材料を使用し得る