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JP-2026077665-A - 電動弁

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Abstract

【課題】小型・軽量化を確保しつつ、冷媒の還流を抑制して温調効率を向上させることができる電動弁を提供する。 【解決手段】電動弁は、冷媒が導入される第1流路、冷媒を流出させる第2流路、冷媒を通過させる第3流路、及び前記第1流路と前記第2流路との間に形成された弁座を備えた弁本体と、前記弁座に対して着座可能な弁体部を備えた弁軸ユニットと、前記弁本体に配設されたモータと、前記モータのロータの回転を直線移動に変換して、前記弁軸ユニットに伝達する変換機構と、を有し、前記弁座は、前記第3流路を挟んで前記モータに対して反対側に配置され、前記電動弁は、前記モータのロータ、前記モータのロータの回転を減速する減速機構、前記減速機構により減速された回転を直線移動に変換する前記変換機構、および少なくとも前記減速機構を収容するキャンを有し、前記キャンの内部は、前記スリーブと前記弁軸ユニットの間を通して、前記第2流路に連通している。 【選択図】図1

Inventors

  • 吉田 竜也
  • 荒井 裕介
  • 早川 潤哉
  • 松原 悠太

Assignees

  • 株式会社不二工機

Dates

Publication Date
20260513
Application Date
20260205
Priority Date
20240322

Claims (10)

  1. 冷媒が導入される第1流路、冷媒を流出させる第2流路、冷媒を通過させる第3流路、及び前記第1流路と前記第2流路との間に形成された弁座を備えた弁本体と、 前記弁座に対して着座可能な弁体部を備えた弁軸ユニットと、 前記弁本体に配設されたモータと、 前記モータのロータの回転を直線移動に変換して、前記弁軸ユニットに伝達する変換機構と、を有し、 前記弁本体は、前記第2流路と前記第3流路とをつなぎ、前記弁軸ユニットを挿通する挿入孔を有し、 前記挿入孔に筒状のスリーブを配置することにより、前記第3流路と前記第2流路との連通が遮断され、 前記スリーブの内側に、前記弁軸ユニットが軸線方向に変位可能に配置された電動弁であって、 前記弁座は、前記第3流路を挟んで前記モータに対して反対側に配置され、 前記電動弁は、前記モータのロータ、前記モータのロータの回転を減速する減速機構、前記減速機構により減速された回転を直線移動に変換する前記変換機構、および少なくとも前記減速機構を収容するキャンを有し、 前記キャンの内部は、前記スリーブと前記弁軸ユニットの間を通して、前記第2流路に連通している、 ことを特徴とする電動弁。
  2. 前記スリーブの内周面に沿って、前記弁軸ユニットが摺動可能であり、 前記スリーブの内周面及び前記弁軸ユニットの外周面のいずれか一方に、冷媒が通過可能な溝又は凹凸を形成した、 ことを特徴とする請求項1に記載の電動弁。
  3. 前記スリーブの一端側は、前記挿入孔に圧入されており、 前記スリーブの他端側は、貫通孔に圧入され、前記貫通孔は前記モータを取り付けるための凹部と前記第3流路とをつなぐ、 ことを特徴とする請求項1に記載の電動弁。
  4. 前記スリーブの他端側に、前記一端側に向かうにつれて縮径するテーパ面を形成し、前記スリーブを前記一端側に向かって押圧することにより、前記テーパ面が前記貫通孔の内周に食い込む、 ことを特徴とする請求項3に記載の電動弁。
  5. 前記スリーブの一端側の内径は、前記スリーブの他端側の内径より大きい、 ことを特徴とする請求項4に記載の電動弁。
  6. 前記スリーブの一端側に形成された第1周溝に配置されたシール部材により、前記スリーブと前記挿入孔との間がシールされ、 前記スリーブの他端側に形成された第2周溝に配置されたシール部材により、前記スリーブと貫通孔との間がシールされ、前記貫通孔は前記モータを取り付けるための凹部と前記第3流路とをつなぐ、 ことを特徴とする請求項1に記載の電動弁。
  7. 前記電動弁は、前記キャンを前記弁本体に固定するホルダ、及び前記ホルダと前記スリーブとの間に配置された弾性体を有し、 前記弾性体は、前記スリーブを前記ホルダから離間する方向に付勢する、 ことを特徴とする請求項1に記載の電動弁。
  8. 前記スリーブの一端側は、前記挿入孔に圧入されており、 前記スリーブの他端側は、貫通孔に圧入され、前記貫通孔は前記モータを取り付けるための凹部と前記第3流路とをつなぐ、 ことを特徴とする請求項7に記載の電動弁。
  9. 前記電動弁は、前記キャンを前記弁本体に固定するホルダを有し、 前記スリーブは、前記ホルダと前記弁本体との間に挟持される、 ことを特徴とする請求項1に記載の電動弁。
  10. 前記スリーブの一端側は、前記挿入孔に圧入されており、 前記スリーブの他端側は、貫通孔に圧入され、前記貫通孔は前記モータを取り付けるための凹部と前記第3流路とをつなぐ、 ことを特徴とする請求項9に記載の電動弁。

Description

本発明は、電動弁に関する。 例えば自動車に搭載される空調装置に用いる冷凍サイクルにおいては、冷媒の通過量を温度に応じて調整する感温式の温度膨張弁が使用されている。このような温度膨張弁において、従来は、封入した作動ガスの圧力で弁体を駆動するパワーエレメントが採用されている。 一般的に、パワーエレメントは、簡素な機械的構造で冷媒の温度を感知して膨張弁の開閉弁制御を行うことができる点で有用だが、最近の冷凍サイクルにおいては、より自由度の高い開閉弁制御が望まれており、例えば冷媒の温度に関わらず強制閉弁動作が必要とされることもある。そこで、冷凍サイクル中に電磁弁と膨張弁を直列に配置して、電磁弁のシャットオフ動作により、膨張弁を通過する冷媒の流れを遮断する構成もすでに実用化されているが、2つの弁装置を使用することにより構造の大型化を招いている。 これに対し、特許文献1には、バルブユニットと通路ボディとから組み合わされ、バルブユニットのステッピングモータを用いて開閉弁動作を行える電動弁が開示されている。かかる電動弁は、冷凍サイクルの膨張弁として使用することができ、外部装置と通信を行うことで、冷媒の温度に関わらずステッピングモータを動作させて、通路ボディの弁座に対して弁体を任意に接離させることができる。 特開2023-53708号公報 図1は、第1の実施形態における電動弁の縦断面図である。図2は、スリーブの縦断面図である。図3は、図1のA部を拡大して示す図である。図4は、モータユニットの周辺を示す縦断面図である。図5は、第2の実施形態における電動弁の縦断面図である。図6は、第3の実施形態にかかる電動弁の縦断面図である。図7は、図6のB-B断面を平面視した図である。図8は、第4の実施形態にかかる電動弁の縦断面図である。図9は、第5の実施形態にかかる電動弁の縦断面図である。 以下、図面を参照して、本発明にかかる実施形態について説明する。 (方向の定義) 本明細書において、弁座20からモータユニット100に向かう方向を「上方向」と定義し、逆にモータユニット100から弁座20に向かう方向を「下方向」と定義する。電動弁1の軸線をLとする。 (第1の実施形態) 図1は、本実施形態における電動弁1の縦断面図であり、閉弁状態で示す。図2は、スリーブの縦断面図である。図3は、図1のA部を拡大して示す図である。 図1において、電動弁1は、弁本体2と、弁軸ユニット3と、略円筒状のスリーブ10と、モータユニット100を具備する。 弁本体2は、第1流路21と、第2流路22と、第1接続路21aと、オリフィス路21bと、第2接続路22aと、戻り流路(第3流路)23とを備える。第1流路21と第1接続路21aは、それぞれ軸線Lに直交して延在し、第1流路21の内径は、第1接続路21aの内径より大きい。また第2流路22と第2接続路22aは、第1流路21に対して弁本体2の反対側にて、それぞれ軸線Lに直交して延在し、第2流路22の内径は、第2接続路22aの内径より大きい。 オリフィス路21bは、軸線Lに沿って延在し、その下端を第1接続路21aの先端近傍にて連通させ、その上端を第2接続路22aの先端近傍にて連通させている。第2接続路22a内が弁室VCを構成し、オリフィス路21bの上端が弁座20を構成する。戻り流路23は、モータユニット100と第2流路22との間で、軸線Lに交差する方向に延在する。弁本体2の上端には、凹部2aが形成され、凹部2aの底部に形成された円筒状の貫通孔2cが戻り流路23と連通する。凹部2aは、モータを含むロータアッセンブリを取り付けるための凹部である。 第1流路21は、冷凍サイクルのコンデンサ(不図示)につながる供給側流路であり、オリフィス路21bには、供給側流路を介して高圧の冷媒が供給される。第2流路22は排出側流路であり、弁室VC内の流体は、排出側流路を介して電動弁外のエバポレータ(不図示)に排出される。戻り流路23には、エバポレータを通過した冷媒が導入される。 弁本体2において、弁軸挿通孔28は、軸線Lに沿って第2接続路22aから上方に向かい、弁軸ユニット3を摺動可能に係合させており、弁軸ユニット3をガイドする機能を有する。換言すれば、弁軸挿通孔28の内周面と、弁軸ユニット3の下部弁軸31の外周面との間には、摺動を可能とする程度の隙間(通路)が形成される。 また、弁軸挿通孔28の上方に形成され戻り流路23につながる環状孔部(挿入孔)27は、弁軸挿通孔28より大径であって、コイルばね4を収容する機能を有する。戻り流路23と交差する環状孔部27の内周には、嵌合部27aが形成されている。嵌合部27aの内径は、それ以外の環状孔部27の内径より大きいと好ましい。また戻り流路23は、貫通孔2cと嵌合部27aの近傍で、その内径が絞られると好ましい。 以上より、第2接続路22aと環状孔部27とは、弁軸挿通孔28と下部弁軸31との間の隙間を介して、冷媒が移動可能に連通することとなる。 弁軸ユニット3は、軸線Lに沿って配置された下部弁軸31と上部弁軸32とを有し、電動弁1の開閉弁時に、下部弁軸31と上部弁軸32は一体で上下方向に移動する。下部弁軸31は、弁室VCと弁軸挿通孔28とを貫通し、環状孔部27内に上端を配置する。下部弁軸31の下端には、下方に向かうにしたがって縮径する円錐形状の弁体部31aが形成される。 図1に示すように弁体部31aが弁本体2の弁座20に着座しているとき、オリフィス路21bの冷媒の流れが制限される。この状態を非連通状態という。ただし、弁体部31aが弁座20に着座した場合でも、制限された量の冷媒を流すこともある。一方、弁体部31aが弁座20から離間しているとき、オリフィス路21bを通過する冷媒の流れが増大する。この状態を連通状態という。 下部弁軸31は、環状孔部27内において、周溝31bを有する。周溝31bには、軸線L方向に見てC字形状の板材(止め輪という)43が嵌合配置されている。止め輪43と、環状孔部27の底壁との間に配置されたコイルばね4が、止め輪43を介して下部弁軸31を上方に向かって付勢している。 上部弁軸32は、大径部32aと小径部32bとを連接してなり、小径部32bの下端に形成された球面部が、下部弁軸31の上端に形成されたテーパ面に当接している。下方に向かうにつれて縮径するテーパ面と球面部とを当接させることで、軸心合わせを行える。上部弁軸32の大径部32aが、スリーブ10の内周に摺動可能に嵌合し、小径部32bは、スリーブ10の下端から突出している。スリーブ10は、例えばPPS(ポリフェニレンサルファイド)等の膨潤しにくく熱伝導性が低い樹脂から形成されると好ましいが、金属製であってもよい。 図2において、スリーブ10の外周には、円筒状の上部大径部10aと、上部大径部10aより小径の中径部10bと、中径部10bより小径である円筒状の小径部10cと、小径部10cより大径であり中径部10bより小径である円筒状の下部大径部10dが形成されている。 図3に示すように、中径部10bは、下方に向かうにつれて縮径する第1外周面10eと、第1外周面10eの下端に接続された円筒状の第2外周面10fとを有する。 図2において、スリーブ10の内周には、円筒状の第1内周面10gと、第1内周面10gの下端に接続された円筒状の第2内周面10hとが形成されている。第1内周面10gと、上部弁軸32とが摺動可能に嵌合する。換言すれば、第1内周面10gと上部弁軸32の外周面との間には、摺動を可能とする程度の隙間(通路)が形成される。この隙間を介して、環状孔部27とホルダ11の内部とが、冷媒が移動可能に連通することとなる。 (モータユニットの構成) 図4は、モータユニット100の周辺を示す縦断面図である。モータユニット100について、図4を参照して説明する。モータユニット100は、円筒状のホルダ11を介して弁本体2に固着される有頂円筒形状のキャン50と、キャン50に外挿されるステータ55と、キャン50の内部に装備されるロータ57と、ステータ55の周囲を覆う略有頂筒状のカバー9と、ロータ57の回転数を減速して伝達するギヤ式の減速機構6と、減速機構6の出力ギヤの回転移動をねじ送り機構54を介して直線移動に変換して弁軸ユニット3に伝達するねじ駆動部材(駆動部材ともいう)58と、ねじ駆動部材の下端に溶接されたボール15とから構成される。 なお、キャン50は電動弁1の弁本体2側に内部が密閉されるように取り付けられた筒状部を有する部材(キャン50は有底の筒状部を有する)をいうものとする。キャン50は、ロータ57、減速機構6、およびねじ送り機構54等を収容する。より正確には、ねじ送り機構54の一部がキャン50に収容され、ねじ送り機構54の全体はキャン50とホルダ11の連結体に収容されている。 ステッピングモータ5は、キャン50の内部にキャン50に対して回転自在に配置され、ロータ支持部材56がその上部内側に固着されたロータ57を有している。ここで、ステッピングモータ5はロータ57のみからなり、ステータ55は含まないものとする。ヨーク51、ボビン52、コイル53等からなるステータ55は、キャン50の外側に嵌合固定され、樹脂製のカバー9により覆われている。カバー9は、コネクタ部9aを有する。コネクタ部9aは、戻り流路23の軸線に沿って形成され、その内部にステッピングモータ駆動用回路基板(不図示)に接続される端子Tが配置される。 図1において、ホルダ11は、筒状の本体11aと、本体11aの上端から径方向外側に延在しキャン50の下端に接合されたフランジ部11bと、を連設してなる。本体11aの下部外周に雄ねじ11cが形成されている。雄ねじ11cを、弁本体2の凹部2aの内周に形成された雌ねじ2bに螺合させることで、ホルダ11を介してキャン50が弁本体2に固定される。本体11aと凹部2aとの間は、O-リングOR1によりシールされる。このため、キャン50とホルダ11の連結体の内部は、弁本体2の貫通孔2cを介してのみ連結体外と連通可能となる。 ホルダ11の上部内周に、ねじ軸受部材13が圧入により嵌合している。ねじ軸受部材13は、軸線Lに沿って延在する貫通孔13aと、ねじ軸受部材13の下端から軸線Lに平行に延在し外周にて開口する連通孔13bを有する。連通孔13bは、貫通孔2cを介してねじ軸受部材13の下方に流入する冷媒を、キャン50内へと導入する機能を有する。ねじ軸受部材13の上端外周に、薄肉筒状体66が固着されている。また、ねじ軸受部材13の貫通孔13aの上部には、段付き円筒形状の出力軸部29が回転可能に嵌合している。 図4において、減速機構6は、ロータ57の内周側において、ロータ支持部材56に一体に形成された太陽歯車61と、薄肉筒状体66を介して弁本体2に固定された固定リング歯車62と、太陽歯車61と固定リング歯車62との間に配置されてそれぞれに歯合する遊星歯車63と、遊星歯車63を回転自在に支持するキャリア64と、遊星歯車63に歯合する歯を内周に備えた有底筒状の出力歯車部材65とを有し、これらにより不思議遊星歯車減速機構を構成する。固定リング歯車62の歯数は、出力歯車部材65の歯数とは異なるように設定されている。 軸部材8は、ロータ支持部材56及び太陽歯車61を貫通して、これらを回転可能に保持しており、その軸部材8の上端は、キャン50の頂部内側に配置された支持部材81により支持されている。 出力歯車部材65の底部中央開口には、出力軸部29の上部が圧入され、この出力軸部29の上部開口には、軸部材8の下端が回転可能に嵌合している。 ねじ軸受部材13の貫通孔13aの下部に形成された雌ねじ部13cには、ねじ駆動部材58の下部に形成された雄ねじ部58aが螺合されている。出力歯車部材65の回転移