JP-2026077669-A - 支援装置、支援プログラム、及び支援方法
Abstract
【課題】トイレ室の改修を支援する技術を提供する。 【解決手段】支援装置50は、トイレ室21の現状に関する情報を取得する情報取得部61と、情報取得部61により取得された情報に基づいて、トイレ室21の改修案を生成する改修案生成部64と、改修案生成部64により生成されたトイレ室の改修案を出力するレポート出力部68と、を備える。 【選択図】図4
Inventors
- 小松 紀明
- 中村 治之
- 鶴田 彩子
Assignees
- 株式会社LIXIL
Dates
- Publication Date
- 20260513
- Application Date
- 20260205
Claims (1)
- トイレ室の現状に関する情報を取得する情報取得部と、 前記情報取得部により取得された情報に基づいて、前記トイレ室の改修案を生成する改修案生成部と、 前記改修案生成部により生成された前記トイレ室の改修案を出力する出力部と、 を備える支援装置。
Description
本開示は、トイレ室の改修を支援するための支援装置、支援プログラム、及び支援方法に関する。 多数の人が利用する商業施設や娯楽施設などにおいては、施設の用途、利用者の数、属性などに応じて適切な数のトイレが適切な場所に設置されることが望ましい。 トイレの使用者や建物の用途に応じた適切なファシリティ設計を容易にする設計支援システムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。 特開2005-71207号公報 実施の形態に係る支援システムの構成を示す図である。実施の形態に係る支援方法の手順を示すフローチャートである。支援装置によりシミュレートされたトイレ室における混雑状況や動線の様子を示す図である。実施の形態に係る支援装置の構成を示す図である。 本開示の実施の形態として、商業施設や娯楽施設などに設置されたトイレ室の改修を支援するための技術について説明する。 施設が建設されるとき、通常、施設の用途、利用者の数、属性などに合わせてトイレ室の数や場所などが設計されるが、施設の利用者の数や属性などを建設前から正確に予測することは困難であるし、建設後に施設の用途、利用者の数、属性などが変化することもありうる。トイレ室の数や場所などがトイレ室の利用者の数や属性などの現状に合っていない場合、トイレ室において待機列が生じたり、利用者がトイレ室に到達するために長距離の移動を余儀なくされたりするなどの問題が生じうる。問題の程度によっては、トイレ室の数、場所、トイレ室に設置される便器や洗面台などの設備の数、位置などをトイレ室の現状に合わせて改修することが求められる。 しかし、多くの場合、施設の所有者や管理者など(これらを総称して単に「管理者」とも言う)が、施設に設置されたトイレ室の現状や問題点を正確に把握することは困難である。また、トイレ室の現状や問題点を把握することができたとしても、トイレ室をどのように改修すればトイレ室において現状生じている問題点が解決されるのかを施設の管理者が判断することは困難である。 このような課題を解決するために、本実施の形態の支援システムは、トイレ室の現状に関する情報を取得し、取得された情報を分析してトイレ室の現状や問題点を施設の管理者に報告するとともに、トイレ室の改修案を生成して施設の管理者に提案する。これにより、トイレ室の現状に合った改修案を施設の管理者に提案することができるので、トイレ室の改修を適切に支援し、トイレ室において生じている問題を解決することができる。また、施設の管理者がトイレ室の改修の要否を判断するための情報を提供することができるので、改修案に説得力を持たせることができ、トイレ室の改修を促進させることができる。 図1は、実施の形態に係る支援システム10の構成を示す。支援システム10は、施設20に設置されたトイレ室21の改修を支援する支援装置50と、トイレ室21の改修を施設20の管理者に提案する担当者が使用する担当者端末40と、トイレ室21の現状に関する情報を検知するためにトイレ室21の内部又は外部に設置されたセンサ27と、センサ27により検知された情報を支援装置50に送信する通信装置22と、これらの装置の間で通信を行うための通信手段の一例であるインターネット12とを備える。 センサ27は、例えば、LiDAR、撮像装置、測距機能を有する撮像装置、人感センサなど、トイレ室21の形状や使用状況などを取得するための情報を検知可能なセンサであってもよい。センサ27は、常設されていてもよいし、トイレ室21の改修を提案するにあたって一定期間(例えば1週間程度)設置されてもよい。 施設20には、1以上のトイレ室21が設けられる。トイレ室21には、トイレ室21のドア23と、洗面台26と、1以上の個室24と、それぞれの個室24のドア25と、それぞれの個室24に設置された便器装置30と、便器装置30の使用者が便器装置30に操作指示を入力するためのコントローラ31と、男性用のトイレ室21に設置された小便器32とが設けられる。便器装置30は、和式の便器装置であっても洋式の便器装置であってもよい。以下、小便器32も含めて「便器装置30」と総称する。 図2は、実施の形態に係る支援方法の手順を示すフローチャートである。 支援装置50は、トイレ室21の現状に関する情報を取得する(S10)。支援装置50は、トイレ室21を訪問して現地調査を行った担当者による調査結果を担当者端末40から取得してもよい。支援装置50は、トイレ室21の平面図、立面図などの図面、2次元CADデータ、3次元CADデータ、BIM(Building Information Modeling)データ、部品表、トイレ室21に設置されている便器装置30や洗面台26などの数、形状、位置、便器装置30や洗面台26などの占有時間、待機列の発生頻度、発生時間帯、発生位置、動線の干渉などの情報を担当者端末40から取得してもよい。支援装置50は、施設20の管理者からトイレ室21の改修に関する要望や条件などの情報を担当者端末40から取得してもよい。支援装置50は、センサ27により検知された情報を通信装置22から取得してもよい。支援装置50は、例えば、LiDARにより検知された点群データ、撮像装置により撮像された静止画像画像又は動画像、人感センサにより検知された人の存否、コントローラ31の操作履歴、ドア23やドア25に設置された開閉センサにより検知された開閉状態などの情報を通信装置22から取得してもよい。 支援装置50は、取得された情報に基づいて、トイレ室21の形状を認識する(S12)。支援装置50は、例えば、LiDARにより検知された点群データや、測距機能を有する撮像装置により撮像された画像などに基づいて、トイレ室21の形状を認識し、平面図や立面図などを生成してもよい。支援装置50は、トイレ室21の図面など、トイレ室21の形状を表す情報を取得した場合は、ステップS12を省略してもよい。 支援装置50は、取得された情報に基づいて、トイレ室21の使用状況を分析する(S14)。支援装置50は、LiDARにより検知された点群データなどに基づいて、トイレ室21への人の出入り、トイレ室21の内部又は外部に発生した待機列の発生頻度、発生時間帯、発生位置、長さ、動線の干渉などを分析してもよい。支援装置50は、コントローラ31の操作履歴、ドア23やドア25に設置された開閉センサや人感センサなどにより検知された情報に基づいて、便器装置30の使用者数、使用頻度、占有時間などを分析してもよい。 支援装置50は、取得された情報、認識されたトイレ室21の形状、分析されたトイレ室21の使用状況などに基づいて、トイレ室21の改修案を生成する(S16)。支援装置50は、トイレ室21の形状、トイレ室21の使用状況などのデータを入力し、トイレ室21の数、場所、便器装置30や洗面台26などの設備の数などのデータを出力するアルゴリズムを使用して、トイレ室21の現状に合ったトイレ室21の設置数などのデータを取得し、取得されたデータに基づいてトイレ室21の改修案を生成してもよい。このアルゴリズムは、ルールベースのアルゴリズムであってもよいし、ニューラルネットワークなどにより構築された人工知能であってもよい。後者の場合、アルゴリズムは、既設のトイレ室21の形状、使用状況、トイレ室21の数、場所、設備の数などの情報を学習データとして、機械学習により事前に学習されてもよい。 例えば、支援装置50は、待機列の発生頻度や長さが所定の閾値を超えている場合に、トイレ室21の増設、拡張、便器装置30や個室24の増設を含む改修案を生成してもよい。支援装置50は、トイレ室21において、個室24の待機列と洗面台26の待機列が干渉している場合に、トイレ室21のレイアウトの変更を含む改修案を生成してもよい。 支援装置50は、生成された改修案が、トイレ室21の設備の増減、位置の変更などを含む場合、トイレ室21における設備の配置案を生成する(S18)。支援装置50は、配置される設備の種類ごとに定められたルールにしたがって、配置すべき設備をトイレ室21に配置し、配置案を生成する。 支援装置50は、現状のトイレ室21と、改修案にしたがって改修されたトイレ室21における混雑状況や動線などをシミュレーションする(S18)。図3は、支援装置50によりシミュレートされたトイレ室21における混雑状況や動線の様子を示す。支援装置50は、取得された情報、トイレ室21に設置された便器装置30や洗面台26などの設備の数、位置、トイレ室21の使用状況などに基づいて、トイレ室21における使用者の出入りや動線をシミュレーションする。 支援装置50は、取得された情報、分析されたトイレ室21の使用状況などに基づいて、トイレ室21の現状を施設20の管理者に報告するためのレポートを生成する(S16)。支援装置50は、トイレ室21の現状を表す情報と改修案の内容とを含むレポートを生成する。支援装置50は、現状のトイレ室21における使用状況のシミュレーション結果と、改修案にしたがって改修されたトイレ室21における使用状況のシミュレーション結果とを含むレポートを生成してもよい。これにより、改修前後のトイレ室21の使用状況を視覚的に分かりやすく提示することができるので、施設20の管理者が改修の要否を判断するために有用な情報を提供することができる。支援装置50は、現状のトイレ室21における使用状況のシミュレーション結果に代えて、又は加えて、LiDAR又は撮像装置により取得されたトイレ室21の使用状況を含むレポートを生成してもよい。 支援装置50は、生成されたレポートを担当者端末40に出力する(S24)。担当者は、担当者端末40の表示装置に表示されたレポートを施設20の管理者に提示する。これにより、施設20の管理者にトイレ室21の改修案を分かりやすく説明することができる。 支援装置50が取得したデータ、分析結果、シミュレーション結果などは、トイレ室21の改修を受注した後の見積もり、設計、施工などにおいて活用されてもよい。 図4は、実施の形態に係る支援装置50の構成を示す。支援装置50は、通信装置51、記憶装置80、及び制御装置60を備える。支援装置50は、サーバ装置であってもよいし、パーソナルコンピュータなどの装置であってもよいし、携帯電話端末、スマートフォン、タブレット端末などの携帯端末であってもよい。 通信装置51は、他の装置との間の通信を制御する。通信装置51は、有線又は無線の任意の通信方式により通信を行ってもよい。 記憶装置80は、制御装置60により使用されるプログラム、データなどを記憶する。記憶装置80は、半導体メモリ、ハードディスクなどであってもよい。記憶装置80には、通信装置22や担当者端末40などから取得された情報が格納される。 制御装置60は、情報取得部61、形状認識部62、使用状況分析部63、改修案生成部64、配置案生成部65、使用状況シミュレータ66、レポート生成部67、及びレポート出力部68を備える。これらの構成は、ハードウエア的には、任意の回路、コンピュータのCPU、メモリ、その他のLSIなどにより実現され、ソフトウエア的にはメモリにロードされたプログラムなどによって実現されるが、ここではそれらの連携によって実現される機能ブロックを描いている。したがって、これらの機能ブロックがハードウエアのみ、またはハードウエアとソフトウエアの組合せなど、いろいろな形で実現できることは、当業者には理解されるところである。 情報取得部61は、トイレ室21の現状に関する情報を担当者端末40や通信装置22などから取得して記憶装置80に格納する。 形状認識部62は、取得された情報に基づいて、トイレ室21の形状を認識する。 使用状況分析部63は、取得された情報に基づいて、トイレ室21への人の出入り、トイレ室