JP-2026077686-A - 電池セル加圧装置及びこれを含む電池セル充放電装置
Abstract
【課題】本発明の目的のうちの1つは、電池セルを等方加圧することができる電池セル加圧装置、及びこれを含む電池セル充放電装置を提供することである。本発明の目的のうちの他の1つは、加圧による電池セルの破損及びこれによるショート不良を防止できる電池セル加圧装置、及びこれを含む電池セル充放電装置を提供することである。本発明の目的のうちのまた他の1つは、活性化工程による電池セルの性能及び寿命の低下を防止できる電池セル加圧装置、及びこれを含む電池セル充放電装置を提供することである。 【解決手段】本発明は一実施例として、内部に電池セル(cell)が配置されるケース、及び前記ケースの内部を満たし、前記電池セルを加圧する流体を含み、前記ケースは、前記電池セルを充放電器と連結して前記電池セルに電流を印加する導電性部材が通過するホールを含む、電池セル加圧装置、及びこれを含む電池セル充放電装置を提供する。 【選択図】図3
Inventors
- ラク・ヨン・チェ
- スンヘ・ウ
- ジ・ヨン・キム
Assignees
- エルジー エナジー ソリューション リミテッド
Dates
- Publication Date
- 20260513
- Application Date
- 20260206
- Priority Date
- 20220221
Claims (10)
- 内部に電池セル(cell)が配置されるケース、及び 前記ケースの内部を満たし、前記電池セルを加圧する流体、を含み、 前記ケースは、前記電池セルを充放電器と連結して前記電池セルに電流を印加する導電性部材が通過するホールを含む、電池セル加圧装置。
- 前記流体は、前記充放電器で前記電池セルを充放電する活性化工程において前記電池セルを等方加圧する、請求項1に記載の電池セル加圧装置。
- 前記ケースは、前記流体が前記ケースに注入される経路である注入部をさらに含む、請求項1に記載の電池セル加圧装置。
- 前記流体が前記電池セルを加圧する圧力は、3MPa以上10MPa以下である、請求項1に記載の電池セル加圧装置。
- 前記流体は、絶縁性及び粘性を有する物質である、請求項1に記載の電池セル加圧装置。
- 前記流体は、オイルまたはゲル(gel)の状態である、請求項1に記載の電池セル加圧装置。
- 前記ケースは、3MPa以上10MPa以下の圧力で変形しない耐圧性を有する、請求項1に記載の電池セル加圧装置。
- 前記電池セルは、正極、負極、及び固体電解質を含み、 前記正極の大きさ、前記負極の大きさ、及び前記固体電解質の大きさのうち少なくとも二つは互いに相違する、請求項1に記載の電池セル加圧装置。
- 前記電池セルは、パウチ型電池セルである、請求項1に記載の電池セル加圧装置。
- 請求項1~9のいずれか一項による電池セル加圧装置、及び 前記電池セル加圧装置で加圧される電池セルを充放電する充放電器、を含む、電池セル充放電装置。
Description
本出願は、2022年2月21日付の韓国特許出願第10-2022-0022268号を基礎とする優先権の利益を主張し、該当韓国特許出願の文献に開示されたすべての内容は本明細書の一部として含む。 本開示は、電池セル加圧装置及びこれを含む電池セル充放電装置に関する。 モバイル機器に対する技術開発と需要が増加するに伴い、再充電が可能な二次電池は、多様なモバイル機器のエネルギー源として広範囲に使用されている。また、二次電池は、既存のガソリン車両やディーゼル車両の大気汚染等を解決するための方案として提示されている電気自動車、ハイブリッド自動車等のエネルギー源としてもまた注目されている。 二次電池は、電池ケースの形状によってコイン型電池、円筒形電池、角形電池及びパウチ型電池に分類される。このうちパウチ型電池は、金属層(ホイル)と前記金属層の上面と下面にコーティングされる合成樹脂層との多層膜で構成されるパウチ外装材を使用して外観を構成するので、金属缶を使用する円筒形あるいは角形より電池の重さを顕著に減らすことができて電池の軽量化が可能であり、多様な形態への変化が可能であるという長所があって大きな関心を集めている。 パウチ型電池は、一般的に電池を組立てる工程の後に電池セルを活性化する工程を経て製造される。一般的に活性化工程は、電池セルをジグで加圧し、電池セルに所定の電圧まで電流を印加して充電し放電させる過程を含む。最初のサイクル時の正極活物質の活性化及び負極における安定した表面膜(SEI、Solid Electrolyte Interface)生成のためには、このような活性化工程が必須で伴わなければならない。 このような活性化工程では、電池セルの内部に多量のガスが発生するようになるが、電池セルの内部で発生したガスが効率的に除去されないと、パウチ外装材の中央部位が膨れ上がりながら電池の変形を誘発し、容量及び出力等の電池性能の低下を引き起こすだけでなく、電池の寿命にも悪影響を及ぼすようになる。 韓国公開特許第10-2019-0072289号公報 従来の電池セル加圧装置の斜視図である。従来の電池セル加圧装置で加圧される電池セルの断面図である。本発明の一実施例による電池セル加圧装置及びこれを含む電池セル充放電装置の斜視図である。本発明の一実施例による電池セル加圧装置で加圧される電池セルの断面図である。 以下、添付された図面を参照して、本発明の実施例を詳しく説明することにする。図面には、説明の便宜のために構成の全部または一部が誇張されて表現されていることがある。 また、本発明が添付された図面や本明細書で説明された内容に限定されるものではなく、本発明の技術的思想を逸脱しない範囲内で、本発明が多様な形態で具現され得ることは当業者に明白なことである。 図1は、従来の電池セル加圧装置の斜視図を示す。 図2は、従来の電池セル加圧装置で加圧される電池セルの断面図を示す。 活性化工程において、ジグ211、212を含む電池セル加圧装置210で電池セル10を加圧する場合がある。具体的には、電池セル加圧装置210の互いに向い合って配置されたジグ211、212の間に電池セル10を配置し、電池セル10の両面を加圧する場合がある。例えば、特許文献1は、板状に構成され相互対向して所定距離離隔されており、離隔空間に挿入される1つ以上のパウチ型二次電池を加圧するように構成された第1板状部材と第2板状部材を含むパウチ型二次電池の充放電用加圧ジグを開示している。 電池セル加圧装置で加圧される電池セル10は、正極11、負極12、及び固体電解質13を含み得る。また、それぞれ正極11及び負極12それぞれと連結された正極リード14及び負極リード15をさらに含むことができる。 電池セル10は、パウチ16に電池セル10は、正極11、負極12、及び固体電解質13が内蔵され、リード14、15の一部がパウチ16の外部に露出するパウチ型電池セルであり得る。パウチ型電池セル10は、正極11及び負極12の間に固体電解質13を配置し、冷間等方加圧(CIP;Cold Isostatic Press)または熱間等方加圧(WIP;Warm Isostatic Press)して層間接合した後、正極リード14及び負極リード15を付着して形成した電極組立体をパウチ16に収納し、密封することにより製造することができる。 一方、電池セル10の正極11の大きさ、負極12の大きさ、及び固体電解質13の大きさのうち、少なくとも二つは互いに相違し得る。例えば、正極11の大きさは、負極12の大きさ及び固体電解質13の大きさそれぞれより小さくあり得る。ここで、大きさは、長手方向Lでの長さ及び幅方向Wでの長さのうち少なくとも1つを意味し得る。 電池セル10が従来の電池セル加圧装置210で一軸加圧される場合、正極11、負極12、及び固体電解質13の大きさの差により、電池セルのクラック(crack)等の破損及びこれによるショート不良が発生し得る。例えば、正極11の大きさが固体電解質13の大きさより小さい場合、正極11と接する固体電解質13にクラックが発生し得るし、これによって正極11及び負極12が互いに接したり、充放電時にリチウム析出が起きてショート不良が発生し得る。これは、電池セルの性能及び寿命の低下につながり得る。最近、固体電解質13は30μm以下に薄膜化している傾向があり、このような薄膜固体電解質13を含む電池セル10では、上述した問題が発生する可能性がさらに高くなる。 図3は、本発明の一実施例による電池セル加圧装置、及びこれを含む電池セル充放電装置の斜視図を示す。 図4は、本発明の一実施例による電池セル加圧装置で加圧される電池セルの断面図を示す。 図面を参考にすると、本発明の一実施例による電池セル充放電装置100は、電池セル加圧装置110、及び電池セル加圧装置110で加圧される電池セル10を充放電する充放電器120を含む。また、電池セル10を充放電器120と連結して電池セル10に電流を印加する導電性部材130をさらに含むことができる。 電池セル加圧装置110は、内部に電池セル10が配置されるケース111、及びケース111の内部を満たし電池セル10を加圧する流体112を含む。 ケース111の形状は特に制限されず、例えば、長方形の形状を有することができる。ケース111は、流体112の圧力によって変形しない耐圧性を有し得る。例えば、ケース111は数~数十MPa以下、例えば20MPa、15MPaまたは10MPa以下で変形しないものであり得る。より具体的には、ケース111は、流体112によって3MPa以上10MPa以下、4MPa以上8MPa以下、5MPa以上6MPa以下の圧力で加圧されることができ、前記圧力範囲で変形しないものであり得る。また、ケース111は、流体112の浸透を防止するための耐水性を有し得る。このような観点から、ケース111の形成材料としては、アルミニウムAl、ステンレス鋼SUS、チタンTi、ニッケルNi、鉄Fe、銅Cu等の金属、またはこれらのうち2つ以上の合金を使用することができるが、これに制限されるものではない。 ケース111は、電池セル10を充放電器120と連結して電池セル10に電流を印加する導電性部材130が通過するホール113を含むことができる。ホール113は、それぞれ正極リード14及び負極リード15それぞれに連結される複数の導電性部材130それぞれが通過する複数のホール113であり得る。 ホール113の周囲には、ケース111の内部を満たす流体112がケース111の外部に排出されないようにするために、シーリング(sealing)部材(図示なし)が配置されることができる。言い換えると、ホール113及び導電性部材130の間には、シーリング部材が配置されて流体112がケース111の外部に排出されないようにすることができる。ホール113の大きさは、後述する注入部114の大きさより小さいことがあるが、場合によっては注入部114の大きさと同一か注入部114の大きさより大きいこともある。 また、ケース111は、流体112がケース111に注入される経路である注入部114をさらに含むことができる。注入部114は、ケース111内部の流体112の圧力にも、流体112がケース111の外部に排出されない構造を有することができる。注入部114は、ケース111への流体112の注入のためのホールと、流体112が注入された後に前記ホールを閉鎖しシーリング(sealing)するための栓を含むことができる。ただし、注入部114の構造がこれに制限されるものではない。 流体112は、充放電器120で電池セル10を充放電する活性化工程において電池セル10を加圧することができる。本発明の一実施例では、電池セル10の加圧手段として流体112を使用することにより、電池セル10を等方で均一に加圧することができる。すなわち、流体112は、電池セル10を等方加圧することができる。 流体112が電池セル10を加圧する圧力は、3MPa以上10MPa以下、4MPa以上8MPa以下、5MPa以上6MPa以下であり得る。流体112が電池セル10を加圧する圧力が3MPa未満の場合、電池セル10を十分に加圧できず、ガスによる電池セル10の膨張を引き起こし得る。また、流体112が電池セル10を加圧する圧力が10MPa超過の場合、電池セル10の物理的、化学的損傷を引き起こし得る。好ましくは、流体112が電池セル10を加圧する圧力は約5MPaであり得る。 流体112としては、流体112自らの圧力によって変形しない物質を使用することができる。流体112は液体であり得、具体的にはオイルまたはゲルの状態であり得る。ただし、設計によっては流体112として気体、流動性固体等を使用することもできるものである。 また、流体112としては、0~100℃の温度範囲で変形しない物質を使用することが好ましくあり得る。上記の範囲は、境界値である0℃及び100℃を含む意味である。例えば、流体112としては、前記温度範囲で体積変化が少なく、硬化しない物質を使用することが好ましくあり得る。 また、流体112としては、電池セル10の性能や寿命に影響を及ぼさない物質を使用することができ、絶縁性物質を使用することができる。 また、流体112としては、粘性を有し得る物質を使用することができる。例えば、流体112の粘度は1000cP以下、好ましくは約100cPであり得る。これにより、流体112及び流体112の圧力が電池セル10の全体領域に均一に分散されることができる。 充放電器120は、導電性部材130を介して電池セル10に電流を印加して、電池セル10を充放電することにより活性化させる。充放電器120は、電池セル10を満充電した後エイジング(aging)をしながら 開回路電圧(OCV、open circuit voltage)の不良を検出し、この後、再び満放電して放電容量を測定した後、出荷のために容量の50%に充電する方式等のような公知となった多様な形態の工程を用いて行われることができる。例えば、活性化工程は0.05C~1Cの電流及び1.5V-5.0Vの電圧条件で進められることができるが、これに制限されるものではない。 導電性部材130は、電池セル10を充放電器120と連結して電池セル10に電流を印加する役割を行うことができる。導電性部材130は、それぞれ正極リード14及び負極リード15それぞれに連結される複数の導電性部材130であり得る。導電性部材130の形成材料としては、導電性物質を制限なしに使用することができる。例えば、導電性部材130は導線であり得る。 一方、電池セル加圧装置で加圧される電池セル10は、図1及び図2に関する説明で上述したところと同じである。具体的には、電池セル加圧装置で加圧される電池