Search

JP-2026077690-A - バックパッドおよびシートパッド

JP2026077690AJP 2026077690 AJP2026077690 AJP 2026077690AJP-2026077690-A

Abstract

【課題】バックパッドに体を預けた状態での快適性が向上するバックパッドおよびシートパッドを提供する。 【解決手段】バックパッド3は、発泡材料によって形成されたシートパッド1のバックパッド3である。バックパッド3は、車両装着時に上側に位置する上部3aと、車両装着時に上部3aよりも下側に位置する下側部分とを含んでいる。上部3aは、前記下側部分よりも硬く、上部3aの硬さは、140N以上である。シートパッド1は、バックパッド3を含む。 【選択図】図1

Inventors

  • 江部 一成

Assignees

  • 株式会社アーケム

Dates

Publication Date
20260513
Application Date
20260206

Claims (5)

  1. 発泡材料によって形成されたシートパッドのバックパッドであって、 前記バックパッドは、車両装着時に上側に位置する上部と、車両装着時に前記上部よりも下側に位置する下側部分とを含んでおり、 前記上部は、前記下側部分よりも硬く、 前記上部の硬さは、140(N)以上である、バックパッド。
  2. 前記上部は、前記下側部分に対して車両装着時前側に向かって折り曲げ可能である、請求項1に記載されたバックパッド。
  3. 前記上部の硬さは、150(N)以上である、請求項1または2に記載されたバックパッド。
  4. 前記下側部分の硬さは、100~120(N)である、請求項1~3のいずれか1項に記載されたバックパッド。
  5. 請求項1~4のいずれか1項に記載されたバックパッドを含む、シートパッド。

Description

本発明は、バックパッドおよびシートパッドに関する。 従来のシートパッドには、運転時の緊張状態では無くシートに体の全体を預けてリラックスした状態の着座者の快適性を向上させるため、当該シートパッドに含まれるバックパッドにおいて、当該バックパッドの上部の硬さを下部の硬さよりも小さく設定したものがある(例えば、特許文献1参照。)。 特開2019-037289公報 本発明の一実施形態に係る、バックパッド、および、当該バックパッドを含む、本発明の一実施形態に係る、シートパッドを概略的に示す斜視図である。図1のシートパッドのリクライニング状態を概略的に示すスケルトン図である。上部の硬さが異なる、複数の高減衰バックパッドを、その背もたれ角度(バックレスト角度)αを変えながら、当該バックパッドの上部3aについて、ランダム振動解析を行った結果である。上部の硬さが異なる、複数の高減衰バックパッドを、その背もたれ角度(バックレスト角度)αを変えながら、当該バックパッドの中央部3cについて、ランダム振動解析を行った結果である。上部の硬さが異なる、複数の高減衰バックパッドを、その背もたれ角度(バックレスト角度)αを変えながら、当該バックパッドの下部3bについて、ランダム振動解析を行った結果である。上部の硬さが異なる、複数の高弾性バックパッドを、その背もたれ角度(バックレスト角度)αを変えながら、当該バックパッドの上部3aについて、ランダム振動解析を行った結果である。上部の硬さが異なる、複数の高弾性バックパッドを、その背もたれ角度(バックレスト角度)αを変えながら、当該バックパッドの中央部3cについて、ランダム振動解析を行った結果である。上部の硬さが異なる、複数の高弾性バックパッドを、その背もたれ角度(バックレスト角度)αを変えながら、当該バックパッドの下部3bについて、ランダム振動解析を行った結果である。バックパッドをクッションパッドに対してリクライニング状態にさせたときの、当該バックパッドの上部に伝わる振動をランダム振動解析した結果である。バックパッドをクッションパッドに対してリクライニング状態にさせたときの、当該バックパッドの中央部に伝わる振動をランダム振動解析した結果である。バックパッドをクッションパッドに対してリクライニング状態にさせたときの、当該バックパッドの下部に伝わる振動をランダム振動解析した結果である。 以下、図面を参照して、本発明の一実施形態に係る、バックパッド、および、当該バックパッドを含む、本発明の一実施形態に係る、シートパッドについて説明をする。以下の説明において、前後、左右および上下は、シートパッドを車両に装着したときを基準とする。 図1を参照すれば、符号1は、本発明の一実施形態に係る、シートパッドである。シートパッド1は、本発明の一実施形態に係る、バックパッド(「シートバック」ともいう。)3を含む。バックパッド3は、着座者の背中を支持するためのバックパッドであり、発泡材料によって形成されている。バックパッド3は、車両装着時に上側に位置する上部3aと、車両装着時に上部3aよりも下側に位置する下側部分とを含んでいる。バックパッド3の上部3aは、当該バックパッド3の前記下側部分よりも硬い。上部3aの硬さは、140(N)以上である。ここで、硬さの単位(N:ニュートン)は、JIS(日本産業規格) K6400‐B/JASО B 408に準拠している。 本実施形態に係る、シートパッド1は、自動車用の座席シートの一部を構成するクッション材である。本実施形態に係る、シートパッド1は、バックパッド3の他に、着座者の臀部および太股部を支持するためのクッションパッド(「シートクッション」ともいう。)2と、前記着座者の頭部を支持するためのヘッドレスト4とを備えている。 本実施形態に係る、バックパッド3は、上部3aと、下部3bと、上部3aおよび下部3bの間に介在する中央部3cとを備えている。バックパッド3の上部3aは、少なくとも着座者の背中側の肩部(例えば、肩甲骨)を支持するように構成されている。また、バックパッド3の下部3bは、少なくとも前記着座者の背中側の腰部を支持するように構成されている。バックパッド3の中央部3cは、前記着座者の肩部および腰部の間を支持するように構成されている。 また、本実施形態に係る、バックパッド3は、センターパッド部31と、当該センターパッド部31の左右両側に配置されている、2つのサイドパッド部32とを有している。センターパッド部31は、着座者の背中および腰部を後側から支持するように構成されている。2つのサイドパッド部32は、着座者の背中および腰部を左右両側から支持するように構成されている。 さらに、本実施形態において、センターパッド部31は、上側センターパッド部31a、下側センターパッド部31bおよび中央センターパッド部31cの、3つの領域に区画されている。上側センターパッド部31aは、車両装着時に上側に位置し、例えば、着座者の後側から、当該着座者の背中側の肩部を支持するように構成されている。下側センターパッド部31bは、車両装着時に下側に位置し、例えば、着座者の後側から、当該着座者の背中側の腰部を支持するように構成されている。中央センターパッド部31cは、車両装着時に上下間に位置し、例えば、着座者の後側から、当該着座者の背中側の肩部と腰部との間の部分を支持するように構成されている。 また、本実施形態において、2つのサイドパッド部32は、それぞれ、上側サイドパッド部32a、下側サイドパッド部32bおよび中央サイドパッド部32cの、3つの領域に区画されている。上側サイドパッド部32aは、上側センターパッド部31aの左右に位置し、例えば、着座者の左側または右側から、当該着座者の背中側の肩部を支持するように構成されている。下側サイドパッド部32bは、下側センターパッド部31bの左右に位置し、例えば、着座者の左側または右側から、当該着座者の背中側の腰部を支持するように構成されている。中央サイドパッド部32cは、中央センターパッド部31cの左右に位置し、例えば、着座者の左側または右側から、当該着座者の背中側の肩部と腰部との間の部分を支持するように構成されている。 図1を参照すれば、本実施形態に係るバックパッド3において、上側センターパッド部31aと中央センターパッド部31cとの境界線L1は、バックパッド3の上部3aと当該上部3aを除いたバックパッド3の部分との境界線である。すなわち、本実施形態に係るバックパッド3において、バックパッド3の上部3aは、境界線L1よりも上側の、上側センターパッド部31aと、上側サイドパッド部32aと、によって構成されている。また、本実施形態に係るバックパッド3において、下側センターパッド部31bと中央センターパッド部31cとの境界線L2は、バックパッド3の下部3bと当該下部3bを除いたバックパッド3の部分との境界線である。すなわち、本実施形態に係るバックパッド3において、バックパッド3の下部3bは、境界線L2よりも下側の、下側センターパッド部31bと、下側サイドパッド部32bと、によって構成されている。さらに、本実施形態に係るバックパッド3において、上側の境界線L1と下側の境界線L2との間の部分は、バックパッド3の中央部3cを構成している。すなわち、本実施形態において、バックパッド3の中央部3cは、上側の境界線L1と下側の境界線L2との間の、中央センターパッド部31cと、中央サイドパッド部32cと、によって構成されている。 上述のとおり、本実施形態に係るバックパッド3において、バックパッド3の上部3aは、上側センターパッド部31aおよび上側サイドパッド部32aである。また、本実施形態に係るバックパッド3において、バックパッド3の下部3bは、下側センターパッド部31bおよび下側サイドパッド部32bである。また、本実施形態に係るバックパッド3において、バックパッド3の中央部3cは、中央センターパッド部31cおよび中央サイドパッド部32cである。したがって、本実施形態に係るバックパッド3において、バックパッド3の前記下側部分は、中央センターパッド部31cおよび中央サイドパッド部32c並びに下側センターパッド部31bおよび下側サイドパッド部32bである。即ち、本実施形態において、上側センターパッド部31aおよび上側サイドパッド部32aは、中央センターパッド部31cおよび中央サイドパッド部32c並びに下側センターパッド部31bおよび下側サイドパッド部32bよりも硬く、その硬さは、140(N)以上である。 着座者は、座席シートの着座時に、バックパッド3に体を預けることになる。しかしながら、着座者は、バックパッド3に体を預けた状態で肩部に振動が伝わると、当該振動を不快に感じる傾向にある。こうした不快感は、例えば、座席シートのバックレスト(バックパッド3)を後側に倒した状態のときに、特に、頭部を前側に傾けたときに、背中側の肩部を通して感じる傾向にある。これは、着座者がバックパッド3にもたれかかった状態で頭部を上げたとき、バックパッド3の上部3aから背中側の肩部に大きな圧力が加わるためと思われる。こうした不快感を与える振動周波数は、主として、10~30(Hz)、より不快感を与える振動周波数は、20~30(Hz)の範囲である。 特に、自動運転対応車においては運転操作から解放されるため、読書やパソコン操作など作業が可能となる他、飛行機や電車と同様に、快適性を高めるためにリクライニングを倒した姿勢で着座することが予想される。しかしながら、自動車においては飛行機・電車と異なり、自動運転と言えども、着座者は前方(進行方向)からの情報を得ようとするため、リクライニングを倒すと頭を持ち上げようとし、その結果、首や肩への負担が大きくなって必ずしも快適性の向上にはつながらない場合がある。 この対策として、リクライニング時の前方視認性を高めるために、ヘッドレストを前方に出したり、バックパッドに中折れ機構を設けることが考えられる。 リクライニング時におけるヘッドレスト、ネックレストは、振動の無い静的な条件下では快適性を高める。しかしながら、ヘッドレスト、ネックレストには、実走行時において、背もたれからの振動に加え、頭部もしくは頭部に近いネックレストからも直接振動が頭に伝わってくる。このため、読書やパソコン操作などの作業が著しくやり難くなるうえ、快適性の点からも向上にはつながらない。 一方、中折れ機構付きのバックパッドは、中折れ上部が肩部周辺を支えるため、頭部を直接支えるヘッドレスト/ネックレストよりは有効である。しかしながら、中折れ機構付きのバックパッドは、リクライニング時に背もたれから入ってくる振動のことまでは考慮されておらず、走行状態での作業性・快適性の最適化がなされていない。 また、従来の、走行時における座席シートの快適性は、尻下のクッション特性に着目したものが多く、背もたれから入ってくる振動についてはあまり考慮されていない。とりわけ、背もたれの上部、中央部、下部に分けて入力振動の最適化に着目したものではなかった。 図5A~5Cは、バックパッドをクッションパッドに対してリクライニング状態にさせたときの、当該バックパッドの上部(背中上部:肩部)、下部(背中下部:腰部)および中央部(背中中央部:肩部および腰部の間)に伝わる振動をランダム振動解析した結果である。この解析結果は、クッションパッドに対するバックパッドの背もたれ角度(リクライニング角度)を、28°から58°まで、10°刻み(28°、38°、48°、58°)で倒したときの、背中上部、背中中央部および背中下部において計測した入力振動となっている。図5A~5C中、縦軸は、パワースペクトル密度を示し、横軸は、振動周波数を示す。 上記解析において、バックパッドには、高減