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JP-2026077700-A - 顕微鏡装置

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Abstract

【課題】 試料における3次元の屈折率分布をより正確に求めることが可能な顕微鏡装置を提供する。 【解決手段】 顕微鏡装置は、第1の方向に向けた第1照明光を試料に照射して前記第1照明光の照射に応じた前記試料からの光を検出する第1顕微鏡部と、前記第1の方向と異なる第2の方向に向けた第2照明光を前記試料に照射して前記第2照明光の照射に応じた前記試料からの光を検出する第2顕微鏡部と、前記第1顕微鏡部により検出された光の検出信号および、前記第2顕微鏡部により検出された光の検出信号に基づいて、前記試料における3次元の屈折率分布を生成するデータ処理部とを有する。 【選択図】 図1

Inventors

  • 池田 諭史
  • 福武 直樹

Assignees

  • 株式会社ニコン

Dates

Publication Date
20260513
Application Date
20260209

Claims (1)

  1. 第1の方向に向けた第1照明光を試料に照射して前記第1照明光の照射に応じた前記試料からの光を検出する第1顕微鏡部と、 前記第1の方向と異なる第2の方向に向けた第2照明光を前記試料に照射して前記第2照明光の照射に応じた前記試料からの光を検出する第2顕微鏡部と、 前記第1顕微鏡部により検出された光の検出信号および、前記第2顕微鏡部により検出された光の検出信号に基づいて、前記試料における3次元の屈折率分布を生成するデータ処理部とを有する顕微鏡装置。

Description

本発明は、顕微鏡装置に関する。 近年、位相物体等の試料における3次元の屈折率分布を求める方法が考案されている(例えば、特許文献1を参照)。 国際公開第2020/161826号パンフレット 本発明に係る顕微鏡装置は、第1の方向に向けた第1照明光を試料に照射して前記第1照明光の照射に応じた前記試料からの光を検出する第1顕微鏡部と、前記第1の方向と異なる第2の方向に向けた第2照明光を前記試料に照射して前記第2照明光の照射に応じた前記試料からの光を検出する第2顕微鏡部と、前記第1顕微鏡部により検出された光の検出信号および、前記第2顕微鏡部により検出された光の検出信号に基づいて、前記試料における3次元の屈折率分布を生成するデータ処理部とを有する。 第1実施形態に係る顕微鏡装置の模式図である。第1実施形態に係る顕微鏡装置を示す概略構成図である。第1実施形態におけるステージの拡大図である。変調素子の光の透過率の分布を示すグラフである。試料の複数の断面の画像データに基づいてデコンボリューションを行う方法を示す模式図である。従来の方法で生成した明視野観察による試料の画像を示す図である。従来の方法で生成した試料の屈折率分布の画像を示す図である。従来におけるPOTFの分布を示す図である。従来におけるPOTFのミッシングコーン領域を推定して補完したスペクトルの分布を示す図である。明視野観察による試料の画像を示す図である。試料の屈折率分布の画像を示す図である。POTFの分布を示す図である。POTFのミッシングコーン領域を推定して補完したスペクトルの分布を示す図である。第1実施形態に係るデータ生成方法を示すフローチャートである。第1実施形態に係る顕微鏡装置の変形例を示す概略構成図である。第2実施形態に係る顕微鏡装置を示す概略構成図である。第2実施形態におけるステージの拡大図である。第2実施形態に係る顕微鏡装置の変形例を示す概略構成図である。第3実施形態に係る顕微鏡装置を示す概略構成図である。第3実施形態におけるステージの拡大図である。第3実施形態に係る顕微鏡装置の変形例を示す概略構成図である。第4実施形態に係る顕微鏡装置の模式図である。第4実施形態に係る顕微鏡装置を示す概略構成図である。第4実施形態におけるステージの拡大図である。第5実施形態に係る顕微鏡装置の模式図である。第6実施形態に係る顕微鏡装置の模式図である。変形例に係る第1顕微鏡部を示す概略構成図である。 以下、各実施形態に係る顕微鏡装置について説明する。以下の説明で用いる図は、特徴を分かり易くするために、便宜上、構成部品を拡大して示している場合があり、各構成部品の寸法比率等が実際と同じであるとは限らない。 <第1実施形態> まず、図1および図2を用いて、第1実施形態に係る顕微鏡装置1について説明する。第1実施形態に係る顕微鏡装置1は、図1および図2に示すように、第1顕微鏡部10と、第2顕微鏡部50とを有する。さらに、顕微鏡装置1は、図2に示すように、ステージ2と、制御部90と、画像処理部91とを有する。ステージ2は、試料SAを支持する。試料SAは、例えば細胞等の位相物体である。ステージ2には、ステージ駆動部(図示せず)が設けられる。ステージ駆動部は、ステージ2を第1顕微鏡部10の光軸AX1に沿って移動させる。 図2に示すように、第1顕微鏡部10の光軸方向(上下方向)に延びる座標軸をz軸とし、z軸と垂直な座標軸をx軸およびy軸とする。ステージ駆動部によりステージ2をz方向に移動させることで、図3に示すように、所定の位置Z0、位置Z0から+Δzだけ離れた位置Z0+Δz、位置Z0から-Δzだけ離れた位置Z0-Δz、位置Z0から+2Δzだけ離れた位置Z0+2Δz、位置Z0から-2Δzだけ離れた位置Z0-2Δz…における試料SAの断面の画像データを取得することが可能である。 第1顕微鏡部10は、図1および図2に示すように、第1光源11と、第1照明光学系20と、第1検出光学系30と、第1検出器40とを有する。第1光源11は、ハロゲンランプやLED(Light Emitting Diode)等の白色光源を用いて構成される。また、第1光源11は、ハロゲンランプやLED等の近赤外光源を用いて構成されてもよい。第1光源11は、所定の波長帯域の照明光(以降、第1照明光と称する)を発生させる。 第1照明光学系20は、第1光源11から発光した第1照明光L1を-z方向(第1の方向)に向けて試料SAに照射する。第1照明光学系20は、図2に示すように、第1光源11側から順に、コレクタレンズ21と、視野絞り23と、リレーレンズ24と、第1変調素子25と、開口絞り26と、コンデンサレンズ27とを有する。第1光源11として白色光源が用いられる場合、第1照明光の波長帯域を狭くする素子が設けられることが好ましい。例えば、第1照明光学系20におけるコレクタレンズ21と視野絞り23との間の光路に、所定の分光透過率特性を有するバンドパスフィルター22を挿入することで、第1照明光の波長帯域を狭くすることが可能である。第1照明光の波長帯域を狭くすることで、詳細は後述するPOTF等の計算値の精度を高くすることができる。バンドパスフィルター22の分光透過率特性は、明視野観察等の観察の用途に応じた照明光の波長帯域に基づいて設定される。なお、第1照明光学系20における視野絞り23とリレーレンズ24との間の光路に、バンドパスフィルター22を挿入してもよい。 第1変調素子25および開口絞り26は、第1照明光学系20におけるリレーレンズ24とコンデンサレンズ27との間の瞳(以降、照明瞳と称する場合がある)の位置P1において第1顕微鏡部10(第1照明光学系20)の光軸AX1と垂直な面に配置される。第1変調素子25は、開口絞り26に隣接して(一例として、図2のように開口絞り26の上側に)配置される。照明瞳の位置P1における第1顕微鏡部10の光軸AX1と垂直な面を、照明瞳の面と称する。第1変調素子25は、一例として、光の透過性を有する平板であって、この平板の面内で光の透過率が変化する平板である。この平板は、例えば、ガラス基板等の平行平板に、光の透過率を低減させることが可能な(遮光性のある)膜を蒸着させることにより形成される。一例として、金属膜を蒸着させる。例えば、膜が蒸着される平行平板の部位に応じて膜厚を変化させることにより、平行平板の部位に応じて光の透過率を変化させることができる(膜厚が厚いほど、透過率は低くなる)。この第1変調素子25を、照明瞳の面に配置することによって、照明瞳の面内で光の透過率を変化させることができる。したがって、第1変調素子25の光の透過率が照明瞳の面内で変化すると言える。第1変調素子25の光の透過率は、照明瞳の面内で連続的(もしくは離散的)に変化する。 なお、第1変調素子25の部位に応じて光の透過率が変化することにより、第1変調素子25の光の透過率の分布(言い換えれば、照明瞳の面における光の透過率の分布)が決まる。第1変調素子25として、光の透過率の変化、すなわち光の透過率の分布が異なる複数の第1変調素子25のうちいずれかを選択して照明瞳の位置P1に配置することが可能である。第1変調素子25の光の透過率の詳細については、後述する。なお、第1変調素子25が配置される位置は、照明瞳の位置P1に限られない。例えば、第1変調素子25は、照明瞳と共役な位置において光軸AX1と垂直な面(言い換えれば、照明瞳と共役な面)に配置されてもよい。また、第1光源11は、照明瞳と共役な位置に配置される。 コンデンサレンズ27は、ステージ2の上方に対向して配置される。コンデンサレンズ27として、光学特性が異なる複数のコンデンサレンズ27のうちいずれかを選択してステージ2の上方に配置することが可能である。 第1検出光学系30は、試料SAを挟んで第1照明光学系20と反対の側から第1照明光L1の照射に応じた試料SAからの光を受ける。第1検出光学系30は、図2に示すように、試料SA側から順に、対物レンズユニット31と、結像レンズ36と、ミラー37とを有する。対物レンズユニット31は、複数の第1対物レンズ32と、レンズ保持部33と、ユニット駆動部34とを有する。第1対物レンズ32は、ステージ2の下方に対向して配置される。レンズ保持部33は、焦点距離が異なる複数の第1対物レンズ32を保持する。レンズ保持部33は、例えば、レボルバやターレット等を用いて構成される。ユニット駆動部34は、レンズ保持部33を駆動し、複数の第1対物レンズ32のうちいずれかを選択してステージ2の下方に配置することが可能である。なお、ユニット駆動部34は、レンズ保持部33をz軸に沿って移動させてもよい。この場合、前述のステージ駆動部を併用してもよいし、ステージ駆動を使わなくてもよい。 ステージ2の下方に配置された第1対物レンズ32には、第1照明光の照射に応じた試料SAからの光が入射する。第1対物レンズ32を透過した光は、結像レンズ36に入射する。結像レンズ36を透過した光は、ミラー37で反射して所定の像面Iで結像する。ここで、所定の像面Iの位置は、試料SAにおける第1対物レンズ32の焦点位置と共役な位置である。なお、ミラー37の代わりにハーフミラーを設け、当該ハーフミラーを透過する光の光路上に接眼レンズ(図示せず)を有する観察光学系(図示せず)を設けてもよい。これにより、観察者は、接眼レンズを用いて試料SAの像を観察することが可能である。 第1検出光学系30の像面Iに、第1検出器40が配置される。第1検出器40は、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等の撮像素子を用いて構成される。第1検出器40は、第1検出光学系30を介して試料SAからの光を検出する。 第2顕微鏡部50は、図1および図2に示すように、光源ユニット51と、第2照明光学系70と、第2検出光学系75と、第2検出器80とを有する。光源ユニット51は、ビーム操作ユニット(Beam Steering unit)とも称される。光源ユニット51は、図2に示すように、第2光源52と、第1レンズ53と、第1ガルバノミラー54と、第2レンズ55と、第3レンズ56と、第2ガルバノミラー57と、液体レンズ59と、第4レンズ60と、第5レンズ61とを有する。また、光源ユニット51は、第1レンズ53と第1ガルバノミラー54との間の光路に挿脱可能なシリンドリカルレンズ(図示せず)を有する。 第2光源52は、レーザー光源を用いて構成される。第2光源52は、所定の波長帯域の照明光(以降、第2照明光と称する)を発光させる。第1レンズ53は、第2光源52から発光した第2照明光を平行にする。第1ガルバノミラー54は、第1レンズ53からの第2照明光を第2レンズ55に向けて反射させる。第1ガルバノミラー54は、反射面の向きを変化させることにより、第2照明光の進行方向を変化させることが可能である。第1ガルバノミラー54が第2照明光の進行方向を変化させることで、試料SAにおける第2照明光の集光位置をy方向に変化させる。第2レンズ55および第3レンズ56は、第1ガルバノミラー54で反射した第2照明光を第2ガルバノミラー57に入射させる。なお、第1ガルバノミラー54と第2ガルバノミラー57が瞳と共役な位置に配置される場合、第2レンズ55および第3レンズ56は、設けられていなくてもよい。 第2ガルバノミラー57は、第3レンズ56からの第2照明光を液体レンズ59に向けて反射させる。第2ガルバノミラー57は、反射面の向きを変化させることにより、第2照明光の進行方向を変化させることが可能である。第2ガルバノミラー57が第2照明光の進行方向を変化させること