JP-2026077753-A - 干渉信号測定装置
Abstract
【課題】白色干渉計を用いたワークの被加工部の加工品質の測定を短時間で実行可能な干渉信号測定装置を提供する。 【解決手段】 ワーク(W)の加工を行う加工ヘッド(ブレード22A,22B)と、テーブルに対して加工ヘッドを相対移動させる相対移動機構(49)と、ワークの被加工部に向けて白色光を出射し且つ被加工部で反射された白色光と参照面で反射された白色光との干渉信号を検出する白色干渉計(24)と、相対移動機構を駆動して、加工ヘッド及び白色干渉計を一体にテーブルに対して垂直な方向に相対的に走査させて、被加工部で反射される白色光の光路長を変化させる走査制御部(85)と、走査中に間欠的に白色干渉計から干渉信号を取得する干渉信号取得部(81)と、干渉信号取得部が取得した干渉信号に基づき、白色干渉計の位置を推定する推定部(82)と、を備える。 【選択図】図9
Inventors
- 田中 俊行
- 長田 慎司
- 清水 翼
Assignees
- 株式会社東京精密
Dates
- Publication Date
- 20260513
- Application Date
- 20260212
Claims (1)
- ワークを保持するテーブルと、 前記テーブルに保持された前記ワークの加工を行う加工ヘッドと、 前記テーブルに対して前記加工ヘッドを相対移動させる相対移動機構と、 前記加工ヘッドと一体に設けられた白色干渉計であって、前記ワークに形成されている被加工部に向けて白色光を出射し且つ前記被加工部で反射された前記白色光と参照面で反射された前記白色光との干渉信号を検出する白色干渉計と、 前記相対移動機構を駆動して、前記加工ヘッド及び前記白色干渉計を一体に前記テーブルに対して垂直な方向に相対的に走査させて、前記被加工部で反射される前記白色光の光路長を変化させる走査制御部と、 前記走査中に間欠的に前記白色干渉計から前記干渉信号を取得する干渉信号取得部と、 前記干渉信号取得部が取得した前記干渉信号に基づき、前記干渉信号の強度がピークとなる前記白色干渉計の位置を推定する推定部と、 を備える干渉信号測定装置。
Description
本発明は、ワークの加工を行うワーク加工装置及びワーク加工装置の制御方法に関する。 スピンドルによって高速に回転される円盤状のブレードによってウェーハ等のワークを切削加工するダイシング装置(ワーク加工装置)が知られている。また、ダイシング装置として、ブレードが装着されるスピンドルを2本備えたツインスピンドルダイサが知られている。そして、このツインスピンドルダイサによりワークを切削又は切断する方式としてミーティング切削方式とステップカット方式とが知られている。 ミーティング切削方式は、2枚のブレードによって一度に2本のストリートを切断する方式である。また、ステップカット方式は、第1ブレードでストリートに沿って所定深さの溝を切削し、その後、第2ブレードでその第溝の底部を切削することにより、ウェーハをストリートに沿って切断する方式である。 このようなダイシング装置のブレードは使用により磨耗するため、ブレードによるワークの切断面にチッピングが生じる場合がある。また、ブレードの熱変形の影響を受けて、ブレードによりワークに形成された溝(カーフ)の位置がストリートの中心からずれる場合がある。このためダイシング装置では、予め設定されたタイミングでブレードのカーフチェックを実施している。 例えば、特許文献1及び特許文献2に記載のダイシング装置では、ブレードによりワークに形成された溝をカメラ(アライメント用の顕微鏡等)で撮影し、このカメラの撮影画像に基づき溝のカーフ位置、カーフ幅、及びチッピングの有無等を測定している。 また、特許文献3及び特許文献4に記載のレーザ加工機は、ワークに形成されている被加工部に向けて白色光を出射し且つ被加工部で反射された白色光と参照面で反射された白色光との干渉信号を検出する白色干渉計を備える。このレーザ加工機は、白色干渉計をZ軸方向に垂直走査し、Z軸方向の各位置で白色干渉計の各画素(干渉信号を撮像する撮像素子の画素)から出力される干渉信号を取得する。そして、このレーザ加工機は、干渉信号の強度がピークとなる白色干渉計のZ軸方向位置を画素ごとに検出した検出結果に基づき、ワークの3次元画像を生成することで、被加工部の加工状態を検証している。 特開2011-165826号公報特開2001-129822号公報特開2015-099026号公報特開2015-38438号公報 第1実施形態のダイシング装置の斜視図である。加工部の外観斜視図である。図2に示した白色干渉計の拡大正面図である。白色干渉計の断面図である。第1実施形態のダイシング装置の統括制御部の機能ブロック図である。ミーティング切削方式を説明するための説明図である。ステップカット方式を説明するための説明図である。ステップカット方式で切削されたワークの一部の断面図である。白色干渉計のZ軸方向のステップ走査を説明するための説明図である。推定部による白色干渉計のピーク位置の推定処理を説明するための説明図である。加工品質測定部による溝の三次元形状の形状測定を説明するための説明図である。加工品質測定部による溝のY軸方向に沿った断面形状の形状測定を説明するための説明図である。ステップカット方式で形成された溝のカーフチェック、すなわちワーク内での溝の加工位置の測定例を説明するための説明図である。第1実施形態のダイシング装置によるワークの切削加工処理の流れ、特に溝の加工品質(加工位置)の測定処理の流れを示すフローチャートである。第2実施形態のダイシング装置によるワークの切削加工及び不図示の研削(研磨)装置によるワークの裏面研削を説明するための説明図である。第2実施形態の加工品質測定部によるハーフカット溝のY軸方向に沿った断面形状の形状測定を説明するための説明図である。第3実施形態のダイシング装置の統括制御部の機能ブロック図である。第3実施形態の加工品質測定部によるハーフカット溝の断面形状の形状測定を説明するための説明図である。第3実施形態のダイシング装置によるブレードの先端形状の測定処理の流れを示すフローチャートである。第4実施形態のダイシング装置による白色干渉計のステップ走査について説明するための説明図である。図20中の溝の拡大図であって且つ第4実施形態のステップ走査のステップごとの測定光の基準集光点の位置を説明するための図である。 [第1実施形態] 図1は、第1実施形態のダイシング装置10の斜視図である。なお、図中のXYZ軸は互いに直交する軸であり、XY軸が水平方向に平行な軸であり、Z軸が水平方向に直交する軸である。 ダイシング装置10は、本発明のワーク加工装置に相当するものであり、半導体ウェーハ等の平板状のワークWを切削加工する。このダイシング装置10は、ロードポート12と搬送機構14と加工部16と洗浄部18とを備える。 ロードポート12には、フレームFにマウントされたワークWを多数枚収納したカセットが載置される。搬送機構14はワークWを搬送する。加工部16はワークWのダイシング加工を行う。洗浄部18はダイシング加工済みのワークWをスピン洗浄する。また、ダイシング装置10の筐体10Aの内部には、ダイシング装置10の各部の動作を制御する統括制御部60(図5参照)等が設けられている。なお、統括制御部60が筐体10Aの外部に設けられていてもよい。 ロードポート12に載置されたカセット内に収納されている未加工(未切削)のワークWは、搬送機構14により加工部16に搬送され、個々のチップに分断するために加工部16にて切断あるいは溝入れ加工等の切削加工が施される。そして、加工部16による加工済みのワークWは搬送機構14により洗浄部18に搬送され、洗浄部18により洗浄された後、搬送機構14によりロードポート12に搬送されてカセット内に収納される。 図2は、加工部16の外観斜視図である。図2及び既述の図1に示すように、加工部16は、既述のツインスピンドルダイサであり、一対のブレード21A,21Bと、ブレードカバー(不図示)と、一対のスピンドル22A,22Bと、顕微鏡23と、白色干渉計24と、テーブル31と、を備える。 ブレード21A,21Bは円盤状に形成されている。また、ブレード21A,21Bの先端形状、すなわちブレード21A,21Bの径方向に沿ったブレード外周部(刃先部)の断面形状は矩形状(V字形状等の他の形状でも可)である。ブレード21A,21Bは、Y軸方向において対向配置されており、それぞれY軸方向に平行なブレード回転軸を中心として回転自在にスピンドル22A,22Bに保持されている。 スピンドル22A,22Bは、高周波モータを内蔵しており、ブレード回転軸を中心としてブレード21A,21Bを高速回転させる。これにより、ブレード21A,21BによりワークWがそのおもて面側から切削加工される。このため、ブレード21A及びスピンドル22Aと、ブレード21B及びスピンドル22Bと、はそれぞれ本発明の加工ヘッドに相当する。 ブレード21AによるワークWの切削加工によって本発明の被加工部に相当する溝25A(図6及び図7参照)がワークWに形成される。また、ブレード21BによるワークWの切削加工によって本発明の被加工部に相当する溝25B(図6及び図7参照)がワークWに形成される。 顕微鏡23は、スピンドル22Aと一体にZキャリッジ44に設けられており、Yキャリッジ43及びZキャリッジ44によってスピンドル22Aと一体にYZ軸方向に移動自在に保持されている。顕微鏡23は、図示は省略するが撮影光学系と撮像素子とを有する撮影装置[例えばCOMS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)カメラ]である。なお、顕微鏡23が撮影倍率の異なる高倍率顕微鏡及び低倍率顕微鏡で構成されていてもよい。顕微鏡23は、ワークWの切削加工時にはワークWのおもて面を撮影する。この顕微鏡23によるワークWの撮影画像は、ワークWとブレード21A,21Bとのアライメントに用いられる。 図3は、図2に示した白色干渉計24の拡大正面図である。図3及び既述の図2に示すように、白色干渉計24は、スピンドル22Bと一体にZキャリッジ44に設けられており、Yキャリッジ43及びZキャリッジ44によってYZ軸方向に移動自在に保持されている。白色干渉計24は、ブレード21A,21BによりワークWに形成された溝25A,25B(図6及び図7参照)の加工品質の測定に用いられる。また、白色干渉計24は、この加工品質の測定時においてZキャリッジ44を介してテーブル31(ワークW)に垂直なZ軸方向に垂直走査、より具体的にはステップ走査される。 テーブル31は、ポーラス状(多孔質状)に形成されたワーク保持面31aを有しており、このワーク保持面31aによりワークWをその裏面側から吸着保持する。なお、テーブル31は、後述のXキャリッジ36によりX軸方向に移動自在に保持され、且つ後述の回転ユニット37により回転軸CAを中心として回転自在に保持されている。 加工部16には、Xベース32と、Xガイド34と、X駆動部35と、Xキャリッジ36と、回転ユニット37と、が設けられている。Xベース32は、X軸方向に延びた平板形状を有しており、且つそのZ軸方向の上面にはXガイド34が設けられている。Xガイド34は、X軸方向に延びた形状を有し、Xキャリッジ36をX軸方向に沿ってガイドする。X駆動部35は、例えばリニアモータ等のアクチュエータが用いられ、Xガイド34に沿ってXキャリッジ36をX軸方向に移動(駆動)する。 回転ユニット37は、Xキャリッジ36の上面に設けられている。また、回転ユニット37の上面には、テーブル31が設けられている。回転ユニット37は、モータ及びギヤ等により構成される回転駆動部38(図5参照)によって回転駆動される。これにより、回転ユニット37は、テーブル31をその回転軸CAを中心としてθ方向に回転させる。 搬送機構14によりロードポート12から搬送されたワークWは、テーブル31により吸着保持されることで、テーブル31と一体に移動及び回転する。 また、加工部16には、Yベース41と、Yガイド42と、一対のYキャリッジ43と、一対のZキャリッジ44と、が設けられている。Yベース41は、Y軸方向においてXベース32を跨ぐような門型形状を有している。このYベース41のX軸方向の側面には、Yガイド42が設けられている。Yガイド42は、Y軸方向に延びた形状を有し、一対のYキャリッジ43をそれぞれY軸方向に沿ってガイドする。一対のYキャリッジ43は、例えばステッピングモータ及びボールスクリュー等により構成されるアクチュエータであるY駆動部46(図5参照)により、Yガイド42に沿って独立して駆動される。 一対のYキャリッジ43の各々には、ステッピングモータ等のアクチュエータにより構成されるZ駆動部48(図5参照)を介して、Zキャリッジ44がZ軸方向に移動自在に設けられている。そして、Zキャリッジ44の一方にはスピンドル22A及び顕微鏡23が設けられ、且つZキャリッジ44の他方にはスピンドル22B及び白色干渉計24が設けられている。 Xキャリッジ36、回転ユニット37、各Yキャリッジ43、及び各Zキャリッジ44を駆動することで、テーブル31及びワークWに対してブレード21A,21B、顕微鏡23、及び白色干渉計24をXYZ軸方向及びθ方向に相対移動させることができる。 図4は、白色干渉計24の断面図である。図4に示すように、白色干渉計24は、所謂ミラウ型白色干渉計であり、ハウジング50と、白色光源51と、第1ビームスプリッタ52と、対物レンズ53と、ガラスプレート54と、第2ビームスプリッタ55と、撮像ユニット56と、を備える。 ハウジング50は、第1ビームスプリッタ52と、対物レンズ53と、ガラスプレート54と、第2ビームスプリッタ55と