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JP-2026077754-A - マニピュレーションシステムおよびマニピュレーション方法

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Abstract

【課題】マニピュレータを用いて試料を操作する際の操作性を向上させる。 【解決手段】マニピュレーションシステム110は、試料40を操作するためのマニピュレータ16と、マニピュレータ16を移動させるマニピュレータ駆動機構26と、マニピュレータ16の先端における吸引力および排出力を可変制御するポンプ78と、ユーザが保持する保持部材84と、ユーザの把持動作によって保持部材84に対して回動する回動部材86と、回動部材86の回動角を検出するための角度センサとを含む入力操作装置80と、角度センサによって検出される回動部材86の回動角を示す角度情報に基づいてポンプ78の動作を制御する制御装置30と、を備える。 【選択図】図10

Inventors

  • 青山 忠義
  • 藤城 俊希
  • 坂本 和哉
  • 舟洞 佑記
  • 齋藤 澄和

Assignees

  • 国立大学法人東海国立大学機構

Dates

Publication Date
20260513
Application Date
20260212
Priority Date
20210827

Claims (6)

  1. 試料を操作するためのマニピュレータと、 前記マニピュレータを移動させるマニピュレータ駆動機構と、 前記マニピュレータの先端における吸引力および排出力を可変制御するポンプと、 ユーザが保持する保持部材と、前記ユーザの操作に応じて前記保持部材の位置が可変となるように前記保持部材を支持するリンク機構と、前記保持部材の位置を検出するための位置センサと、前記ユーザの把持動作によって前記保持部材に対して回動する回動部材と、前記回動部材の回動角を検出するための角度センサと、を含む入力操作装置と、 前記位置センサによって検出される前記保持部材の位置を示す位置情報に基づいて前記マニピュレータ駆動機構の動作を制御し、前記角度センサによって検出される前記回動部材の回動角を示す角度情報に基づいて前記ポンプの動作を制御する制御装置と、を備える、マニピュレーションシステム。
  2. 前記制御装置は、前記回動角が所定の初期値である場合、前記ポンプによる吸引および排出を停止させ、 前記制御装置は、前記ユーザの親指と人差し指との間を近づける方向の把持動作によって前記回動角が前記初期値から変化する場合、前記ポンプに吸引力を発生させ、 前記制御装置は、前記ユーザの親指と人差し指との間を遠ざける方向の把持動作によって前記回動角が前記初期値から変化する場合、前記ポンプに排出力を発生させる、 請求項1に記載のマニピュレーションシステム。
  3. 前記制御装置は、前記ユーザの親指と人差し指との間を近づける方向の把持動作によって前記回動角が変化する場合、前記ポンプの吸引力を増加させ、または前記ポンプの排出力を減少させ、 前記制御装置は、前記ユーザの親指と人差し指との間を遠ざける方向の把持動作によって前記回動角が変化する場合、前記ポンプの吸引力を減少させ、または前記ポンプの排出力を増加させる、 請求項1に記載のマニピュレーションシステム。
  4. 前記制御装置は、前記ポンプの吸引力または排出力の大ささに応じた力情報を生成し、 前記入力操作装置は、前記力情報にしたがって前記回動部材に反力を与えるアクチュエータをさらに含む、 請求項1から3のいずれか一項に記載のマニピュレーションシステム。
  5. ユーザが保持する保持部材であって、前記ユーザの操作に応じて位置が可変となるようにリンク機構によって支持される保持部材の位置を示す位置情報を取得するステップと、 前記ユーザの把持動作によって前記保持部材に対して回動する回動部材の回動角を示す角度情報を取得するステップと、 前記取得した位置情報に基づいて、試料を操作するためのマニピュレータを移動させるマニピュレータ駆動機構の動作を制御するステップと、 前記取得した角度情報に基づいて、前記マニピュレータの先端における吸引力および排出力を可変制御するポンプの動作を制御するステップと、を備えるマニピュレーション方法。
  6. ユーザが保持する保持部材であって、前記ユーザの操作に応じて位置が可変となるようにリンク機構によって支持される保持部材の位置を示す位置情報を取得する機能と、 前記ユーザの把持動作によって前記保持部材に対して回動する回動部材の回動角を示す角度情報を取得する機能と、 前記取得した位置情報に基づいて、試料を操作するためのマニピュレータを移動させるマニピュレータ駆動機構の動作を制御する機能と、 前記取得した角度情報に基づいて、前記マニピュレータの先端における吸引力および排出力を可変制御するポンプの動作を制御する機能と、をコンピュータに実現させることを特徴とするプログラム。

Description

本開示は、マニピュレーションシステムおよびマニピュレーション方法に関する。 細胞をマニピュレータを用いて操作するためのマニピュレーションシステムが知られている。細胞は微小であるため、細胞やマニピュレータの位置を顕微鏡で観察しながら細胞に対する操作がなされる。マニピュレータは、XYZの3軸で微細移動可能なテーブルに取り付けられ、ユーザは、ジョイスティック等を利用してマニピュレータを移動させる。 特開2020-122898号公報 第1の実施の形態に係るマニピュレーションシステムの構成を模式的に示す図である。屈折率の影響を考慮した作動距離を模式的に示す図である。試料のz方向の位置座標の特定方法を模式的に示す図である。ガウス分布近似した平均エッジ強度と作動距離の相関を示すグラフである。座標変換パラメータを導出するときのマニピュレータの計測パターンを模式的に示す図である。図6(a)~(j)は、対物レンズの視野内の撮像画像および三次元表示装置の表示例を示す図である。実施の形態に係る三次元位置提示方法を示すフローチャートである。図8(a)~(c)は、試料をマニピュレータで操作する様子を模式的に示す図である。実施の形態に係る力覚提示方法を示すフローチャートである。第2の実施の形態に係るマニピュレーションシステムの構成を模式的に示す図である。図11(a)~(b)は、第2力覚提示装置の構成を模式的に示す図である。試料とマニピュレータの接触判定の方法を模式的に示す図である。試料をマニピュレータで操作する様子を模式的に示す図である。試料をマニピュレータで操作する様子を模式的に示す図である。試料をマニピュレータで操作する様子を模式的に示す図である。本開示に係るマニピュレーション方法の一例を示すフローチャートである。本開示に係るマニピュレーション方法の一例を示すフローチャートである。第3の実施の形態に係るマニピュレーションシステムの構成を模式的に示す図である。第3力覚提示装置の構成を模式的に示す図である。マニピュレータで操作される試料の複数の位置における変形量を模式的に示す図である。試料の変形量をオプティカルフローを用いて算出する方法を模式的に示す図である。図22(a)~(c)は、マニピュレータによる試料の穿孔操作を模式的に示す図である。 (第1の実施の形態) まず、本開示の概要を説明する。本開示は、マニピュレーションシステムに関する。マニピュレーションシステムは、細胞などの試料を観察するための光学顕微鏡と、試料を操作するためのマニピュレータとを備える。ユーザは、光学顕微鏡で試料およびマニピュレータを観察しながらマニピュレータを移動させることで試料を操作する。マニピュレータは、マイクロメートル単位の微細操作を可能とするためにアクチュエータなどの駆動機構によって位置制御される。細胞を適切に操作するためには、細胞に加わる力を適切に制御する必要がある。しかしながら、ユーザは、マニピュレータによって細胞に加わる力を直接的に感じることはできない。また、マニピュレータによって細胞に加わる力は、1μN~1mN(0.1mgf~0.1gf)程度と非常に僅かであり、センサ等を利用して力をリアルタイムで検出することも難しい。 本開示では、マニピュレータによって操作される試料の位置および形状の少なくとも一方の変化量をリアルタイムで特定し、特定した変化量に基づいて試料に加わる力を推定する。さらに推定した力を100倍~10,000倍程度に増幅して、力覚デバイスを通じてフィードバックすることにより、試料を操作する際にマニピュレータに加わる反力をユーザが感じながら操作できるようにする。本開示によれば、細胞を手で直接操作しているかのような力覚を提示できるため、マニピュレーションシステムの操作性を高めることができる。特に、細胞操作の経験の少ない初心者の技能習熟を助けることができる。 図1は、第1の実施の形態に係るマニピュレーションシステム10の構成を模式的に示す図である。マニピュレーションシステム10は、倒立型の顕微鏡構成を備える。マニピュレーションシステム10は、ステージ12と、照明装置14と、マニピュレータ16と、折り返しミラー18と、対物レンズ20と、焦点可変レンズ22と、撮像装置24と、マニピュレータ駆動機構26と、レンズ駆動機構28と、制御装置30と、表示装置32と、入力装置34と、力覚提示装置36とを備える。 図1において、ステージ12上での対物レンズ20の光軸Aを基準とする第1座標系を設定している。ステージ12上での対物レンズ20の光軸Aが延びる方向をz方向とし、光軸Aに直交する方向をx方向およびy方向としている。図示する例において、ステージ12上での対物レンズ20の光軸Aが延びる方向は、ステージ12の支持面12aに直交する方向と一致する。なお、ステージ12上での対物レンズ20の光軸Aが延びる方向は、ステージ12の支持面12aに直交する方向からずれていてもよい。 ステージ12は、試料40を水平に支持するための支持面12aと、試料40からの観察光42を通過させるための開口12bとを有する。操作対象とする試料40は特に問わないが、ヒトや動物などの細胞を操作対象とすることができる。試料40は、例えば、樹脂やガラスなどの透明材料で構成される試料皿46に収容され、試料皿46がステージ12の上に配置される。試料40は、例えば、試料皿46に収容される水などの液体48内に浮遊している。 照明装置14は、ステージ12の上方に設けられ、ステージ12上の試料40を照明する。照明装置14は、試料40に向けて白色光などの照明光44を投射する。照明装置14は、透過照明を提供するよう構成される。照明装置14は、蛍光観察などのために選択された特定波長の可視光の照明光44を投射可能であってもよい。照明装置14は、例えば、ステージ12上の照度分布が均一となる照明光44を投射する。 マニピュレータ16は、ステージ12上に設けられ、試料40の操作に用いられる。図示する例において、マニピュレータ16は、ホールディングピペット16aおよびインジェクションピペット16bを含む。例えば、ホールディングピペット16aを用いて細胞を固定し、インジェクションピペット16bを用いて細胞内への遺伝子導入などの細胞操作がなされる。図示する例では、二つのマニピュレータが設けられているが、マニピュレータの数は一つであってもよいし、三以上であってもよい。 折り返しミラー18は、ステージ12の開口12bの直下に設けられる。折り返しミラー18は、試料40からの観察光42を対物レンズ20に向けて反射させるよう配置される。図示する例では、対物レンズ20の光軸Aが折り返しミラー18にて折り返される構成となっているが、折り返しミラー18を設けずにz方向に延びる光軸上に対物レンズ20を配置してもよい。 対物レンズ20は、折り返しミラー18からの観察光42が入射する位置に配置される。対物レンズ20は、折り返しミラー18から+x方向に離れた位置に配置される。対物レンズ20は、比較的長い作動距離(WD;Working Distance)を有することが望ましい。対物レンズ20の拡大倍率や作動距離などの仕様は特に限られないが、例えば、10倍~50倍の拡大倍率において20mm~40mmの作動距離を有する超長作動タイプの対物レンズを用いることができる。 焦点可変レンズ22は、対物レンズ20を通過した観察光42が入射する位置に配置される。焦点可変レンズ22は、対物レンズ20と撮像装置24の間に配置され、例えば対物レンズ20に隣接または近接して配置される。焦点可変レンズ22は、所定の範囲内で屈折力が可変となるよう構成される。焦点可変レンズ22は、正の屈折力のみを有する凸レンズであってもよいし、負の屈折力のみを有する凹レンズであってもよいし、正負の屈折力を切り替えできるように構成されてもよい。 焦点可変レンズ22は、例えば、液体レンズで構成され、液体レンズを封止する可撓性の透明膜を変形させることで焦点距離が可変となるよう構成される。透明膜の形状は、透明膜に加える圧力を変化させることで制御される。例えば、電磁アクチュエータや圧電素子を用いることで焦点可変レンズ22の焦点距離を電気的に制御できる。焦点可変レンズ22は、例えば、対物レンズ20と焦点可変レンズ22の組み合わせによる実効的な作動距離を2mm程度の範囲で可変にするよう構成される。 撮像装置24は、焦点可変レンズ22を通過した観察光42を撮像して撮像画像を生成する。撮像装置24は、撮像レンズ24aと、撮像素子24bとを有する。撮像レンズ24aは、観察光42を撮像素子24bに結像させる。撮像素子24bは、CMOSセンサなどの画像センサであり、高フレームレートで撮像画像を生成することが可能である。撮像装置24のフレームレートは特に限られないが、毎秒100フレーム以上であることが好ましく、毎秒500フレーム以上であることがより好ましい。 対物レンズ20、焦点可変レンズ22および撮像装置24は、x方向に延びる光軸Aに沿って配置され、例えばx方向に延びる鏡筒に対して固定される。なお、焦点可変レンズ22と撮像装置24の間に図示しない追加の折り返しミラーが設けられてもよく、光軸Aがさらに折り返される構成であってもよい。 マニピュレータ駆動機構26は、マニピュレータ16を移動させ、マニピュレータ16の三次元位置を可変にする。図示する例において、マニピュレータ駆動機構26は、第1駆動機構26aと、第2駆動機構26bとを含む。第1駆動機構26aは、ホールディングピペット16aを移動させ、ホールディングピペット16aの三次元位置を可変にするよう構成される。第2駆動機構26bは、インジェクションピペット16bを移動させ、インジェクションピペット16bの三次元位置を可変にするよう構成される。ホールディングピペット16aおよびマニピュレータ16のそれぞれの三次元位置は、互いに独立して制御可能である。 レンズ駆動機構28は、焦点可変レンズ22を駆動し、焦点可変レンズ22の屈折力を変化させる。レンズ駆動機構28は、焦点可変レンズ22の屈折力を変化させることで、対物レンズ20と焦点可変レンズ22の組み合わせによる実効的な作動距離を変化させる。ここで、実効的な作動距離とは、対物レンズ20の先端から観察光42の焦点位置までの距離であり、対物レンズ20の先端から撮像装置24が撮像する撮像画像のピントが合う焦点面までの距離である。 制御装置30は、マニピュレーションシステム10の動作全般を制御する。制御装置30は、ハードウェア的には、コンピュータのCPUやメモリをはじめとする素子や機械装置で実現でき、ソフトウェア的にはコンピュータプログラム等によって実現される。制御装置30は、例えば、汎用のパーソナルコンピュータにより構成される。 表示装置32は、三次元表示装置32aと、二次元表示装置32bとを含む。三次元表示装置32aは、試料40およびマニピュレータ16の三次元位置を立体的に表示する。三次元表示装置32aは、例えば、Looking Glassなどのホログラムディスプレイであり、3Dメガネなどを使用することなく立体視を可能とする表示装置である。三次元表示装置32aには、試料40およびマニピュレータ16を模したコンピュータグラフィック(CG)画像が表示される。三次元表示装置32aは、ヘッドマウント型の仮想現実(VR)表示装置であってもよい。 二次元表示装置32bは、液晶ディスプレイなどであり、撮像装置24が撮像する撮像画像などをリアルタイムで表示する。二次元表示装置32bは、試料40およびマニピュレータ16の三次元位置を表示してもよく、仮想空間にマッピングされた試料40およびマニピュレータ16を任意の観察面に透視投影して生成されるレンダリング