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JP-2026077756-A - インターロイキン-1受容体関連キナーゼの二官能性分解剤及びその治療的使用

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Abstract

【課題】疾患を処置するための方法を提供すること 【解決手段】本件開示は、ユビキチンプロテアソーム経路を介しているIRAK4分解剤としての二官能性化合物、ならびに、IRAK4によって調節されるところの疾患を治療するための方法を提供するところのものである。本明細書中に詳細に説明されかつ具体的に実証されているとおり、驚くべきことに、本発明によれば、顕著な効果が達成されるのであり、このような顕著な効果は、当業者が、従来技術から容易には、予想することができなかったものである。 【選択図】なし

Inventors

  • ワイリー パーマー
  • ジェフリー ウー
  • ジョン リー
  • ケレム オズボヤ
  • ティム ケイン

Assignees

  • ニューリックス セラピューティクス,インコーポレイテッド
  • ギリアード サイエンシーズ, インコーポレイテッド

Dates

Publication Date
20260513
Application Date
20260212
Priority Date
20210818

Claims (1)

  1. 明細書に記載の発明 。

Description

(関連出願の相互参照) 本出願は、2021年8月18日に出願された米国仮特許出願第63/234,606号の優先権を主張し、その全体が参照により本明細書に組み込まれる。 (発明の分野) 本発明は、インターロイキン-1受容体関連キナーゼ4(IRAK4)をタンパク質分解するための新規な二官能性化合物、及びIRAK4によって調節される疾患を治療するための方法を提供する。 関連技術の説明 インターロイキン-1受容体関連キナーゼ-4(IRAK4)は、免疫細胞におけるtoll様受容体(TLR)及びインターロイキン-1受容体(IL1R)シグナル伝達の媒介において重要な役割を果たし、炎症性サイトカインの産生をもたらすセリン/スレオニンキナーゼである。IRAK4は、TLR及びIL1R受容体へのリガンド結合の際に原形質膜で集合する大きな複数のタンパク質複合体であるミドソームの一部として機能する。ミドソームの集合における第1のステップは、足場タンパク質MyD88の動員であり、続いて、IRAK4が、ホモタイプなデスドメイン(DD)相互作用を介してMyd88に結合する。次いで、IRAK4は、自己活性化を受け、その後、下流キナーゼIRAK1及びIRAK2をリン酸化する。IRAK4は、この複合体における最も上流のキナーゼであるため、ミドソームシグナル伝達の「マスター調節因子」と考えられる。IRAK4キナーゼ機能の重要性は、炎症促進性サイトカインを産生する能力がないためにTLR誘導性敗血症性ショックに耐性であるIRAK-4キナーゼデッドマウスにおいて実証されている。 IRAK4はまた、キナーゼ非依存性足場機能を有することが報告されている。例えば、IRAK4キナーゼデッドマウス由来のマクロファージは、依然としてIL1、TLR2、TLR4及びTLR7刺激を介してNF-κbシグナル伝達を活性化することができる。同様の足場機能が、キナーゼデッドIRAK4がWT IRAK4と同等のレベルまでIL-1誘導性NF-κbシグナル伝達を回復させることができるヒト線維芽細胞において示されている。 したがって、IRAK4は、分解のために標的化され得、それによって、自己免疫疾患、炎症性疾患、及び腫瘍性疾患を治療する際の治療機会を提供する。IRAK4の特異的分解は、IRAK4をユビキチンリガーゼに動員するためにヘテロ二官能性小分子を使用することと、その結果、IRAK4のユビキチン化及びプロテアソーム分解を促進することとによって達成され得る。例えば、レナリドマイド又はポマリドマイドなどのサリドマイド誘導体は、ユビキチンリガーゼ複合体の成分であるセレブロン(CRBN)に潜在的なタンパク質基質を動員することが報告されている。例えば、国際公開第2019/099926号、国際公開第2020/023851号、国際出願第US2021/018710号及び米国特許出願公開第2019/0192668号を参照されたい。 IRAK4を標的とする治療剤を更に開発する必要がある。 国際公開第2019/099926号国際公開第2020/023851号国際出願第US2021/018710号米国特許出願公開第2019/0192668号明細書 本開示は、式(I)によって表される二官能性化合物 又はその医薬的に許容される塩、同位体形態、単離された立体異性体、若しくは立体異性体の混合物を提供し、式中、 R1は、1~3個のRaで任意に置換されたC1~10アルキル、1~3個のRaで任意に置換されたC3~10シクロアルキル、又は1~3個のRaで任意に置換された4-12員ヘテロシクリル、又は1~3個のRaで任意に置換された5-12員ヘテロアリールであり、 Lは、-L1-L2-L3-L4-であり、各L1、L2、L3及びL4は独立して、 a)1~3個のRbで任意に置換されたC3~12シクロアルキル、 b)1~3個のRbで任意に置換されたC6~12アリール、 c)1~3個のRbで任意に置換された4-12員ヘテロシクリル、 d)1~3個のRbで任意に置換された5-12員ヘテロアリール、 e)直接結合、 f)1~3個のRdで任意に置換されたC1~12アルキレン鎖、 g)1~3個のRdで任意に置換されたC2~12アルケニレン鎖、 h)1~3個のRdで任意に置換されたC2~12アルキニレン鎖、 i)1~6個のエチレングリコール単位、 j)1~6個のプロピレングリコール単位、あるいは k)-C(O)-、-C(O)O-、-O-、-N(Rc)-、-S-、-C(S)-、-C(S)-O-、-S(O)2-、 -S(O)=N-、-S(O)2NH-、-C(O)-N(Rc)-、-C=N-、-O-C(O)-N(Rc)-、又は-O-C(O)-O-であり、 各Raは独立して、ハロ、-CN、1~3個のRdで任意に置換されたC1~3アルキル、1~3個のRdで任意に置換されたC3~6シクロアルキル、又は-ORcであり、 各Rbは独立して、オキソ、イミノ、スルホキシイミノ、ハロ、ニトロ、-CN、C1~6アルキル、C2~6アルケニル、C2~6アルキニル、C3~15シクロアルキル、C1~8ハロアルキル、C6~12アリール、5-12員ヘテロアリール、4-12員ヘテロシクリル、-O-Rc、-C(O)-Rc、-C(O)O-Rc、-C(O)-N(Rc)(Rc)、-N(Rc)(Rc)、-N(Rc)C(O)-Rc、-N(Rc)C(O)O-Rc、-N(Rc)C(O)N(Rc)(Rc)、-N(Rc)S(O)2(Rc)、-NRcS(O)2N(Rc)(Rc)、-N(Rc)S(O)2O(Rc)、-OC(O)Rc、-OC(O)-N(Rc)(Rc)、-Si(Rc)3、-S-Rc、-S(O)Rc、-S(O)(NH)Rc、-S(O)2Rc、又は-S(O)2N(Rc)(Rc)(式中、C1~6アルキル、C2~6アルケニル、C2~6アルキニル、 C3~15シクロアルキル、C1~8ハロアルキル、C6~12アリール、5-12員ヘテロアリール、及び4-12員ヘテロシクリルの各々は、1~3個のRdで任意に置換されていてもよい)であり、 各Rcは独立して、水素又はC1~6アルキルであり、 各Rdは独立して、ハロ、オキソ、-CN、-OH、1~3個のフルオロで任意に置換されたC1~6アルキル、又はC3~8シクロアルキル、又は1~3個のフルオロで任意に置換された-O-C1~6アルキルであり、 Wは、-C(Rg)-又は-N-であり、 B環は、C6~12アリール、5-12員ヘテロアリール、又は4-12員ヘテロシクリルであり、各々は、1~3個のRjで任意に置換され、 各Rjは独立して、水素、オキソ、イミノ、スルホキシイミノ、ハロ、ニトロ、-CN、C1~6アルキル、C2~6アルケニル、C2~6アルキニル、C3~15シクロアルキル、C1~8ハロアルキル、C6~12アリール、5-12員ヘテロアリール、4-12員ヘテロシクリル、-O-Rg、-C(O)-Rg、-C(O)O-Rg、-C(O)-N(Rg)(Rg)、-N(Rg)(Rg)、-N(Rg)C(O)-Rg、-N(Rg)C(O)O-Rg、-N(Rg)C(O)N(Rg)(Rg)、-N(Rg)S(O)2(Rg)、-NRgS(O)2N(Rg)(Rg)、-N(Rg)S(O)2O(Rg)、-OC(O)Rg、-OC(O)-N(Rg)(Rg)、-Si(Rg)3、-S-Rg、-S(O)Rg、-S(O)(NH)Rg、-S(O)2Rg、又は-S(O)2N(Rg)(Rg)(式中、C1~6アルキル、C2~6アルケニル、C2~6アルキニル、C3~15シクロアルキル、C1~8ハロアルキル、C6~12アリール、5-12員ヘテロアリール、及び4-12員ヘテロシクリルの各々は、1~3個のRkで任意に置換されていてもよい)であり、 Rgは、水素又はC1~6アルキルであり、 各Rkは独立して、ハロ、オキソ、-CN、-OH、1~3個のフルオロで任意に置換されたC1~6アルキル、又はC3~8シクロアルキル、又は1~3個のフルオロで任意に置換された-O-C1~6アルキルである。 本明細書では、式(I)によって表される二官能性化合物 又はその医薬的に許容される塩、同位体形態、単離された立体異性体、若しくは立体異性体の混合物もまた提供され、式中、 R1は、1~3個のRaで任意に置換されたC1~10アルキル、1~3個のRaで任意に置換されたC3~10シクロアルキル、又は1~3個のRaで任意に置換された4-12員ヘテロシクリル、 Lは、-L1-L2-L3-L4-であり、各L1、L2、L3及びL4は独立して、 a)1~3個のRbで任意に置換されたC3~12シクロアルキル、 b)1~3個のRbで任意に置換されたC6~12アリール、 c)1~3個のRbで任意に置換された4-12員ヘテロシクリル、 d)1~3個のRbで任意に置換された5-12員ヘテロアリール、 e)直接結合、 f)1~3個のRdで任意に置換されたC1~12アルキレン鎖、 g)1~3個のRdで任意に置換されたC2~12アルケニレン鎖、 h)1~3個のRdで任意に置換されたC2~12アルキニレン鎖、 i)1~6個のエチレングリコール単位、 j)1~6個のプロピレングリコール単位、あるいは k)-C(O)-、-C(O)O-、-O-、-N(Rc)-、-S-、-C(S)-、-C(S)-O-、-S(O)2-、 -S(O)=N-、-S(O)2NH-、-C(O)-N(Rc)-、-C=N-、-O-C(O)-N(Rc)-、又は-O-C(O)-O-であり、 各Raは独立して、ハロ、-CN、1~3個のRdで任意に置換されたC1~3アルキル、1~3個のRdで任意に置換されたC3~6シクロアルキル、又は-ORcであり、 各Rbは独立して、オキソ、イミノ、スルホキシイミノ、ハロ、ニトロ、-CN、C1~6アルキル、C2~6アルケニル、C2~6アルキニル、C3~15シクロアルキル、C1~8ハロアルキル、C6~12アリール、5-12員ヘテロアリール、4-12員ヘテロシクリル、-O-Rc、-C(O)-Rc、-C(O)O-Rc、-C(O)-N(Rc)(Rc)、-N(Rc)(Rc)、-N(Rc)C(O)-Rc、-N(Rc)C(O)O-Rc、-N(Rc)C(O)N(Rc)(Rc)、-N(Rc)S(O)2(Rc)、-NRcS(O)2N(Rc)(Rc)、-N(Rc)S(O)2O(Rc)、-OC(O)Rc、-OC(O)-N(Rc)(Rc)、-Si(Rc)3、-S-Rc、-S(O)Rc、-S(O)(NH)Rc、-S(O)2Rc、又は-S(O)2N(Rc)(Rc)(式中、C1~6アルキル、C2~6アルケニル、C2~6アルキニル、C3~15シクロアルキル、C1~8ハロアルキル、C6~12アリール、5-12員ヘテロアリール、及び4-12員ヘテロシクリルの各々は、1~3個のRdで任意に置換されていてもよい)であり、 各Rcは独立して、水素又はC1~6アルキルであり、 各Rdは独立して、ハロ、オキソ、-CN、-OH、1~3個のフルオロで任意に置換されたC1~6アルキル、又はC3~8シクロアルキル、又は1~3個のフルオロで任意に置換された-O-C1~6アルキルであり、 Wは、-C(Rg)-又は-N-であり、 B環は、C6~12アリール、5-12員ヘテロアリール、又は4-12員ヘテロシクリルであり、各々は、1~3個のRjで任意に置換され、 各Rjは独立して、水素、オキソ、イミノ、スルホキシイミノ、ハロ、ニトロ、-CN、C1~6アルキル、C2~6アルケニル、C2~6アルキニル、C3~15シクロアルキル、C1~8ハロアルキル、C6~12アリール、5-