JP-2026077794-A - 受電アンテナ
Abstract
【課題】ある程度離れた位置にある送電機から送信された電力を効率よく受電でき、そのサイズについてある程度の範囲を許容できる受電アンテナを提供する。 【解決手段】無線給電に用いられる受電アンテナであって、第1の導電板と、前記第1の導電板に対向する第2の導電板と、前記第1の導電板の第1端部と、前記第1端部に対向する前記第2の導電板の第2端部とを接続するフィーダーと、前記第1端部の反対側の第1他端部と、前記第2端部の反対側の第2他端部とを接続する導電性部材と、を備える。 【選択図】図34
Inventors
- 田邉勇二
- 彦坂慎吾
- 小舘直人
Assignees
- エイターリンク株式会社
Dates
- Publication Date
- 20260513
- Application Date
- 20260217
- Priority Date
- 20211026
Claims (20)
- 第1の導電板と、 前記第1の導電板に対向する第2の導電板と、 前記第1の導電板の第1端部と、前記第1端部に対向する前記第2の導電板の第2端部とを接続するフィーダーと、 前記第1端部の反対側の第1他端部と、前記第2端部の反対側の第2他端部とを接続する導電性部材と、 を備える第1のアンテナ、 を備える無線給電に用いられる受電アンテナ。
- 前記導電性部材は、前記第1の導電板の第1他端部と、前記第2の導電板の第2他端部と、を接続する板状の部材であることを特徴とする請求項1に記載の受電アンテナ。
- 前記第1の導電板と、前記第2の導電板と、板状の前記導電性部材と、は一体成型されていることを特徴とする請求項2に記載の受電アンテナ。
- 前記第1の導電板と、前記第2の導電板と、板状の前記導電性部材とは、1枚の導電板を折り曲げた状態で構成されていることを特徴とする請求項2に記載の受電アンテナ。
- 前記1枚の導電板を、端部から所定距離内を切り欠いた状態で構成されていることを特徴とする請求項4に記載の受電アンテナ。
- 前記第1の導電板は、長さ方向において中央部が段状に、前記第2の導電板に向けて突出しているとともに、 前記第2の導電板は、長さ方向において中央部が段状に、前記第1の導電板に向けて突出している ことを特徴とする請求項1に記載の受電アンテナ。
- 板状の前記導電板は、端部から所定距離内を切り欠いた状態で構成されていることを特徴とする請求項4に記載の受電アンテナ。
- 前記第1の導電板と前記第2の導電板には、スロットが設けられていることを特徴とする請求項7に記載の受電アンテナ。
- 前記第1の導電板の中央近傍の幅方向の端部から、前記第2の導電板に向けて、前記第1の導電板の一部が突出した突出部を備えることを特徴とする請求項8に記載の受電アンテナ。
- 前記突出部の先端と、前記第2の導電板との間にはギャップが設けられていることを特徴とする請求項9に記載の受電アンテナ。
- 前記第1の導電板と前記第2の導電板との間に誘電体のコア材を充填した、請求項1~10のいずれか1項に記載の受電アンテナ。
- 前記第1の導電板、前記導電性部材、及び前記第2の導電板のうちの少なくとも一つに中空のスペースを設け、その中に第2のアンテナを配置した、 請求項1~10のいずれか1項に記載の受電アンテナ。
- 前記第1のアンテナは、ループアンテナとして機能する、 請求項1~10のいずれか1項に記載の受電アンテナ。
- 前記第1の導電板、前記導電性部材、及び前記第2の導電板は、断面視で略コ字状の形状を有し、前記コの字の内側に前記ループアンテナの電界を生じさせるようにした、 請求項13に記載の受電アンテナ。
- 前記第1のアンテナは、電力受信用のアンテナである、 請求項1~10のいずれか1項に記載の受電アンテナ。
- 前記第1のアンテナは、約920MHzの周波数領域で駆動する、 請求項1~10に記載の受電アンテナ。
- 前記第2のアンテナは、逆Fアンテナ又はチップアンテナのいずれかである、 請求項12に記載の受電アンテナ。
- 前記第2のアンテナは、データの送受信用のアンテナである、 請求項12に記載の受電アンテナ。
- 前記第2のアンテナは、約2.4GHzの周波数領域で駆動する、 請求項12に記載の受電アンテナ。
- 前記第1の導電板と前記第2の導電板との間に誘電体のコア材を充填した、請求項12に記載の受電アンテナ。
Description
[関連出願] 本出願は、2021年10月26日に出願された「受電アンテナ」と題する国際特許出願PCT/JP2021/039559号の優先権を主張し、その開示はその全体が参照により本明細書に取り込まれる。 本開示は、ワイヤレス給電による電力を受電するための受電アンテナに関する。 近年、ワイヤレスによる給電が行われており、各種の電子装置の充電や稼働を実現している。特許文献1及び特許文献2には、ワイヤレス給電を行うための受電アンテナの構成について開示されている。 特開2016-025502号公報特開2020-184718号公報 図1は、本発明に係るアンテナの構成例を示す図である。図2は、図1に示すアンテナの通信周波数に応じた放射効率の推移を示すグラフの例である。図3は、図1に示すアンテナの通信周波数に応じたSパラメータの推移を示すグラフの例である。図4は、図1に示すアンテナの基板サイズを変更した場合の通信周波数に応じた放射効率の推移を示すグラフの例である。図5は、図1に示すアンテナとは異なるサイズのアンテナの通信周波数に応じた放射効率の推移を示すグラフの例である。図6は、図1に示すアンテナとは異なるサイズのアンテナの通信周波数に応じたSパラメータの推移を示すグラフの例である。図7は、図1に示すアンテナとは異なるサイズのアンテナの通信周波数に応じた各Sパラメータの推移を示すグラフの例である。図8は、図1に示すアンテナとは異なるサイズのアンテナの通信周波数に応じた垂直方向の各Sパラメータの推移を示すグラフの例である。図9は、図1に示すアンテナとは異なるサイズのアンテナの通信周波数に応じた放射効率の推移を示すグラフの例である。図10は、アンテナの平面方向のサイズと、放射効率の関係を示すグラフの例である。図11は、図1とは異なる構成のアンテナの構成例を示す図の例である。図12上図は、アンテナの高さを変更した場合の通信周波数に応じた放射効率の推移を示すグラフの例である。図12下図は、アンテナの幅を変更した場合の通信周波数に応じた放射効率の推移を示すグラフの例である。図13は、アンテナの高さを変更した場合のアンテナパターン(指向性)を示す図の例である。図14(a)~(f)は、各種のアンテナの構成例を示す図の例である。図15は、図14(f)に示すアンテナと、その一部拡大図の例である。図16は、図14に示す各アンテナの通信周波数に応じた放射効率の推移を示すグラフの例である。図17は、図14に示す各アンテナのアンテナパターン(指向性)を示す図の例である。図18は、図14(f)に示すアンテナが複合アンテナとして機能することを示す図の例である。図19は、図14(f)に示すアンテナの突出部と第2導電板との間のギャップを変更した場合のアンテナの通信周波数に応じた放射効率を示すグラフの例である。図20は、図14(f)に示すアンテナの突出部と第2導電板との間のギャップを変更した場合のアンテナのアンテナパターン(指向性)を示す図の例である。図21は、アンテナを球状に構成した場合の構成例を示す図の例である。図22は、図21に示すアンテナの通信周波数に応じた放射効率を示すグラフの例である。図23は、図21に示すアンテナのアンテナパターン(指向性)を示す図の例である。図24は、アンテナを柱状に構成した場合の構成例を示す図の例である。図25は、図24に示すアンテナの通信周波数に応じた放射効率を示すグラフの例である。図26は、図24に示すアンテナのアンテナパターン(指向性)を示す図の例である。図27は、導電板の一方に受電回路を設けた場合のアンテナの構成例を示す図の例である。図28は、図27に示すアンテナの通信周波数に応じた放射効率を示すグラフの例である。図29は、図27に示すアンテナのアンテナパターン(指向性)を示す図の例である。図30は、本実施形態に係るアンテナの一利用形態を示す図の例である。図31は、図30に示すパッケージの展開斜視図の例である。図32は、実施例2に係るアンテナの基本構成及び、その中に適用可能なコア材を示す図の例である。図33は、図32(B)の第1の導電板の断面構成を示す図の例である。図34は、実施例2に係るアンテナの実装例を示す図である。図35は、アンテナの変更例及び、その中に適用可能なコア材を示す図の例である。図36は、2.4GHz用アンテナの変更例を示す図の例である。図37は、実施例2に係るアンテナを用いて、センサに給電する実装例を示す図の例である。図38は、2つのアンテナの電波効率のシミュレーション結果を示す図の例である。図39は、アンテナを用いて、機器に配置されたセンサに給電する実装例を示す図の例である。図40は、2つのアンテナの受信強度のシミュレーション結果を示す図の例である。図41は、複数のアンテナを効率よく製造する概念図を示す図の例である。図42は、図1に示すアンテナの通信周波数に応じたインピーダンス(Zパラメータ)の推移を示すグラフの例である。図43は、アンテナの電界のシミュレーション結果を示す図の例である。図44は、周波数とインピーダンスとの関係を表す概念図を示す図の例である。 以下、本実施形態に係るワイヤレス給電(無線給電)に係る受電アンテナについて、図面を参照しながら説明する。 (実施例1) 本実施形態に係るアンテナ1は、図1に示すように、長尺板状の第1導電板10aと、長尺板状の第2導電板10bとが互いに対向し、その一端部において、フィーダー11(整流器)を介して互いに接続されるとともに、導電性部材10c(ショートピン)により接続されてなる無線給電における受電側の装置に用いられるアンテナである。アンテナ1は、無線給電に係る920メガヘルツ帯にて利用されるアンテナであるが、使用する通信帯域は、920メガヘルツ帯に限定するものではなく、2.4ギガヘルツ、5.7ギガヘルツであってもよい。本明細書においては使用する通信帯域を920メガヘルツ帯として説明する。 アンテナ1は、遠距離ワイヤレス給電を行うための受電アンテナであり、様々なIoT機器が動作するための電力を受電して、供給する。そのため、アンテナ1は、様々な機器に搭載あるいは接続される可能性があり、なるべく様々な形状や大きさに対応できることが望ましい。また、アンテナ1にあっては、アンテナはインダクティブであり、フィーダー11(整流器)をキャパシティブにすることで、損失を有するインピーダンスマッチング回路がなくともマッチングをとることができ、高効率な受電アンテナシステムとして機能する。 第1導電板10aと第2導電板10bは、共に、長さL1、幅W1の平板状の薄板である。図1では、幅W1=15mm、長さL1=40mm、薄板間距離H1=10mmである場合を例に示している。 また、導電性部材10cは、図1においては、棒状にした例を示しているが、第1導電板10aと第2導電板10bを接続できれば棒状に限定するものではなく、板状であってもよい。第1導電板10a、第2導電板10b、導電性部材10cは、例えば、銅、アルミ等、電流をよく流す任意の素材により実現される。 フィーダー11は、所謂給電線であり、アンテナ1の一端において、第1導電板10aと第2導電板10bとを接続するように設けられる。即ち、フィーダー11は、第1導電板10aの端部に接続するとともに、第1導電板10aに対向する第2導電板10bの端部に接続する。図1において、導電性部材10cは、フィーダー11寄りの位置に設けている例を示しているが、この導電性部材10cは、フィーダー11が設けられている端部とは逆側の端部に設けられていることが好ましい。ここでいう逆側の端部とは、フィーダー11が接続している第1導電板10aと第2導電板10bの端部から見て、第1導電板10a、第2導電板10bの長手方向での反対側の端部のことをいう。以下、この理由について、図2、図3を用いて説明する。 図2は、導電性部材10cの位置を様々な位置に配した場合のアンテナ1の放射効率を示しており、各周波数における放射効率を示している。図3は、アンテナ1の各周波数におけるSパラメータの変化を示している。アンテナ1は、ワイヤレス給電における受電アンテナとして用いられるアンテナであり、放射効率は、放射源から放射された電力をどれだけ効率よく電力として受電できるかを示す指標となる。 図2、図3に示すデータは、アンテナ1において、W1=30mm、L1=60mm、H1=10mmとし、導電性部材10cの配置箇所を、アンテナ1の長さ方向の中心からの距離dを変化させていったときのデータである。また、距離dについては、フィーダー11に近づく方向を正方向として、d=-30、d=-23.3333、d=-16.6667、d=-10、d=-3.3333、d=3.3333、d=10、d=16.6667とした場合それぞれでシミュレーションを行った結果を示している。d=0は、アンテナ1の長尺方向における中心位置であり、d=-30は、フィーダー11が設けられている位置とは反対側の第1導電板10a(第2導電板10b)の端部の位置である。 図2からは、アンテナ1の放射効率は、920メガヘルツ帯においては、導電性部材10cの位置には大きく依存しないことが理解できる。図2は、横軸に通信周波数、縦軸に、放射効率を示している。具体的には、920メガヘルツ帯において、d=-30とした場合の放射効率は、0.92492264であり、d=-23.3333とした場合の放射効率は、0.91848839であり、d=-16.6667とした場合の放射効率は、0.90653664であり、d=-10とした場合の放射効率は、0.89302688であり、d=-3.3333とした場合の放射効率は、0.88013362であり、d=3.3333とした場合の放射効率は、0.8730083であり、d=10とした場合の放射効率は、0.87878139であり、d=16.6667とした場合の放射効率は、0.9007059である。このように、いずれの場合も920メガヘルツ帯においては、0.85以上の放射効率は担保できることが理解できる。 また、d=23.3333の場合を除いて、導電性部材10cをフィーダー11から遠ざけた方が、アンテナ1の放射効率が高い。これらの情報は、出願人らがシミュレーションにより得た値である。これらの値の中で、d=-30、即ち、導電性部材10cをフィーダー11の反対側に設けた場合の放射効率は、シミュレーションした配置の中では比較的高い放射効率を有することが理解できる。図2からすると、導電性部材10cは、フィーダー11が設けられている第1導電板10a及び第2導電板10bの端部とは、長尺方向において、反対側の端部で、第1導電板10aと第2導電板10bとを接続するように設けられることが好ましい。 図3は、導電性部材10cの中央からの配置位置に応じた周波数帯域ごとの、アンテナ1のSパラメータ、より厳密にはS11パラメータの推移を示しているグラフである。図3のグラフでは、横軸に通信周波数を示し、縦軸には、デシベル値を示している。S11は、アンテナ1に対する入力反射係数である。但し、反射は少ない方が、効率がよく、デシベル値としては低い方が好ましい。但し、図3の例では50オームに対しての反射係数がシミュレーションされており、本来直接回路側との整合をとる際には、50オームではないため、実際の値とは異なっている。導電性部材10cをフィーダー11に近づけるとSパラメータが920メガヘルツ帯において落ち込むことから、導電性部材10cは、フィーダー11からなるべく遠ざける位置とすることが好ましい。 なお、図3において、導電性部材10cの各配置位置に応じた920メガヘルツ帯のSパラメータの値は、d=-30、即ち、導電性部材10cをフィーダー11か