JP-2026077867-A - 継手
Abstract
【課題】本発明は、落下物に対する耐衝撃性に優れた継手の提供を目的とする。 【解決手段】本発明の継手は、内部に立管が配置される第1受け口部と、内部に横管が装着される第2受け口部と、曲り管部とを備える樹脂製の成型体からなる継手であって、第1受け口部をその外側からその軸方向に沿って見た平面視状態において、曲り管部のうち、曲り管部の第1受け口部側の開口部が投影される部分を投影部分とし、投影部分のうち、平面視状態において第1受け口部の中心軸線に対して第2受け口部側を受圧部分とし、ウエルドラインが、受圧部分に形成されておらずに受圧部分以外の部分に形成され、第1受け口部と第2受け口部と曲り管部を第1受け口部の中心軸線と第2受け口部の中心軸線の両方に対し直交する方向から見た側面視状態において、ゲート痕が、受圧部分に形成されておらずに第1受け口部の中心軸線に対して受圧部分側と反対側に形成されている。 【選択図】図1
Inventors
- 川▲高▼ 俊基
- 渕上 斉太
- 齋藤 総
- 木村 英治
Assignees
- 積水化学工業株式会社
Dates
- Publication Date
- 20260513
- Application Date
- 20260225
- Priority Date
- 20190329
Claims (13)
- 内部に立管が配置される第1受け口部と、内部に横管が装着される第2受け口部と、前記第1受け口部および前記第2受け口部を接続する曲り管部と、を備える樹脂製の成型体からなる継手であって、 前記第1受け口部をその外側からその軸方向に沿って見た平面視状態において、前記曲り管部のうち、前記曲り管部の第1受け口部側の開口部が投影される部分を投影部分とし、前記投影部分のうち、前記平面視状態において前記第1受け口部の中心軸線に対して前記第2受け口部側を受圧部分とした状態において、 ウエルドラインが、前記受圧部分に形成されておらずに前記受圧部分以外の部分に形成され、 前記第1受け口部と前記第2受け口部と前記曲り管部を前記第1受け口部の中心軸線と前記第2受け口部の中心軸線の両方に対し直交する方向から見た側面視状態において、ゲート痕が、前記受圧部分に形成されておらずに前記第1受け口部の中心軸線に対して前記受圧部分側と反対側に形成されていることを特徴とする継手。
- 前記ゲート痕が、前記第2受け口部の中心軸線よりも上方に形成されたことを特徴とする請求項1に記載の継手。
- 内部に立管が配置される第1受け口部と、内部に横管が装着される第2受け口部と、前記第1受け口部および前記第2受け口部を接続する曲り管部と、を備える樹脂製の成型体からなる継手であって、 前記第1受け口部をその外側からその軸方向に沿って見た平面視状態において、前記曲り管部のうち、前記曲り管部の第1受け口部側の開口部が投影される部分を投影部分とし、前記投影部分のうち、前記平面視状態において前記第1受け口部の中心軸線に対して前記第2受け口部側を受圧部分とした状態において、 ウエルドラインが、前記受圧部分に形成されておらずに前記受圧部分以外の部分に形成され、 前記第1受け口部と前記第2受け口部と前記曲り管部を前記第1受け口部の中心軸線と前記第2受け口部の中心軸線の両方に対し直交する方向から見た側面視状態において、前記投影部分の前記第2受け口部側の境界に位置し、前記第1受け口部の中心軸線と平行な区画線を規定した場合、 ゲート痕が、前記受圧部分に形成されておらずに前記第1受け口部の中心軸線と前記区画線で挟まれた領域に形成されていることを特徴とする継手。
- 前記ゲート痕が、前記受圧部分に形成されておらずに前記第1受け口部の中心軸線と前記区画線で挟まれた領域であって前記受圧部分より上方に形成されていることを特徴とする請求項3に記載の継手。
- 前記ゲート痕が、前記第2受け口部の中心軸線よりも上方に形成されたことを特徴とする請求項3または請求項4に記載の継手。
- 内部に立管が配置される第1受け口部と、内部に横管が装着される第2受け口部と、前記第1受け口部および前記第2受け口部を接続する曲り管部と、を備える樹脂製の成型体からなる継手であって、 前記第1受け口部をその外側からその軸方向に沿って見た平面視状態において、前記曲り管部のうち、前記曲り管部の第1受け口部側の開口部が投影される部分を投影部分とし、前記投影部分のうち、前記平面視状態において前記第1受け口部の中心軸線に対して前記第2受け口部側を受圧部分とした状態において、 ウエルドラインが、前記受圧部分に形成されておらずに前記受圧部分以外の部分に形成され、 前記第1受け口部と前記第2受け口部と前記曲り管部を前記第1受け口部の中心軸線と前記第2受け口部の中心軸線の両方に対し直交する方向から見た側面視状態において、前記投影部分の前記第2受け口部側の境界に位置し、前記第1受け口部の中心軸線と平行な区画線を規定した場合、 ゲート痕が、前記受圧部分に形成されておらずに前記区画線より前記第2受け口部側に形成されていることを特徴とする継手。
- 前記ゲート痕が、前記側面視状態において、前記区画線と前記第2受け口部との間の領域であって、前記第2受け口部の中心軸線より上側の領域を上下に2等分した領域の下側の領域と、前記第2受け口部の中心軸線より下側の領域に形成されていることを特徴とする請求項6に記載の継手。
- 前記ウエルドラインが、前記曲り管部の背面上部側に形成されたことを特徴とする請求項1~7のいずれか一項に記載の継手。
- 前記ウエルドラインが、前記曲り管部の背面上部側に連続する前記第1受け口部の上面側と、前記曲り管部の背面上部側に連続する前記第2受け口部の上面側にかけて連続するように形成されたことを特徴とする請求項8に記載の継手。
- 前記第1受け口部と前記曲り管部の間に第1管部が形成され、前記曲り管部と前記第2受け口部との間に第2管部が形成されるとともに、前記第2管部が前記第1管部より長く形成され、前記第2管部の内底面側に水平部が形成されたことを特徴とする請求項1~請求項9のいずれか一項に記載の継手。
- 前記曲り管部の底部下面側に下方に突出する支持脚が形成されたことを特徴とする請求項1~請求項10のいずれか一項に記載の継手。
- 前記支持脚の下端面が前記横管の下面と面一位置に形成されたことを特徴とする請求項11に記載の継手。
- 前記支持脚の外周に補強リブが形成されたことを特徴とする請求項11または請求項12に記載の継手。
Description
本発明は、立管と横管を接続する継手に関する。 従来から、以下の特許文献1に記載されたような、立管と横管を接続する継手が知られている。 特許文献1に記載された継手は、上部接続口と下部接続口を有するL字型の曲り管からなり、コンクリートスラブの下方に吊り下げボルトにより吊り下げ支持されている。 この継手においては、前記曲り管の曲り部下端に支持凸部を設け、この支持凸部をコンクリートスラブに吊り下げた支持板に防振部材を介し乗せ掛けた構成が採用されている。立管と横管を接続した継手の場合、立管を介し落下する排水等の衝撃を受けるので、上述の構造により、衝撃や振動を吸収できる支持構造を提供できる。 特開2004-270219号公報 本発明に係る第1実施形態の継手を備えた排水システムの上下方向に沿う断面図であって、立管及び横管を側面視した図である。図1に示す継手の側面図である。図1に示す継手を図2の反対側から見た側面図である。図1に示す継手の縦断面図である。図1に示す継手と曲り管部を曲り管部の外周側から見た前面図である。図1に示す継手の平面図である。図1に示す継手の背面図である。図1に示す継手における吊り下げ状態の一例を示す側面図である。図1に示す継手を成型する場合、第1の位置に設けたゲートから樹脂を注入した初期状態の一例を示す説明図である。図1に示す継手を成型する場合、第1の位置に設けたゲートから樹脂を途中まで注入した状態の一例を示す説明図である。図9、図10に示す樹脂注入手順により製造した継手の残留応力を示す説明図である。図1に示す継手を成型する場合、第2の位置に設けたゲートから樹脂を注入した初期状態の他の例を示す説明図である。図1に示す継手を成型する場合、第2の位置に設けたゲートから樹脂を途中まで注入した状態の他の例を示す説明図である。図12、図13に示す樹脂注入手順により製造した継手の残留応力を示す説明図である。図1に示す継手の曲り管部に掃除窓が設けられている他の一例を示す側面図である。図15に示す継手の背面図である。図15に示す継手の変形例における吊り下げ状態の一例を示す側面図である。図17に示す継手の背面図である。図1に示す継手に複数のウエルドラインを設けた場合の第一の例を示す側面図である。図19に示す継手の背面図である。図1に示す継手に複数のウエルドラインを設けた場合の第二の例を示す側面図である。図21に示す継手の背面図である。図1に示す継手に複数のウエルドラインを設けた場合の第三の例を示す側面図である。図23に示す継手の背面図である。図1に示す継手に複数のウエルドラインを設けた場合の第四の例を示す側面図である。図25に示す継手の背面図である。ゲート位置が本発明範囲外である継手に複数のウエルドラインを設けた場合の一例を示す側面図である。図27に示す継手の背面図である。ウエルドラインが本発明範囲外である継手に複数のウエルドラインを設けた場合の例を示す側面図である。図29に示す継手の背面図である。 以下、図1~図6を参照し、本発明の一実施形態に係る継手を排水システムに適用した場合の一例について説明する。 図1に示すように、本実施形態の排水システム10は、高層マンションや商業ビル等の多層階建物(建物)に適用された一例である。この種の建物においては、各階の便器、化粧台、流し台等の衛生機器(排水設備)から排出される排水が、排水路の立主管20に図示略の横枝管を介し流入される。 立主管20は、各階層(床スラブS)を通過するように設けられている。排水は、立主管20に沿って多層階建物の最下階まで流下し、立主管20の下端に接続された継手(脚部継手)50を介して横管30に流れ込み、最終的に下水本管や浄化槽等に送られる。排水システム10は、各階の排水設備からの排水を建物の外部に排出する。 排水システム10は、立主管20と横管(横主管)30と継手構造40を備えている。 立主管20は、各階に設けられた排水設備からの排水を集合させて下方に導く。立主管20は、各階に対応して複数設けられた集合継手21と、上下方向の隣り合う階に配置された集合継手21を接続する図示略の第1配管を備えている。 複数の集合継手21のうち、図1に示すように、建物の最下階に設けられた最下階用の集合継手21に、枝管接続部22とスラブ貫通用の立管23が設けられている。 枝管接続部22は、床スラブSよりも上方に配置されている。枝管接続部22には、図示しない横枝管が接続される。横枝管は、排水設備から排出された排水を枝管接続部22に導く。なお枝管接続部22の一部または全部は、透明であってもよい。この場合、横枝管から枝管接続部22に流入した排水を外部から視認することができる。 スラブ貫通用の立管23は、枝管接続部22から下方に延在されている。立管23は、上下方向に延びる筒状に形成されている。立管23は、床スラブSを上下方向に貫通している。立管23の下端部は、床スラブSから下方に向けて突出されている。立管23の呼び径は、例えば、75~125程度である。 床スラブSには上下方向に貫通孔8が形成され、この貫通孔8を挿通するように立管23が設けられ、貫通孔Sと立管23の間隙にグラスウール(GW)やロックウール(RW)からなる充填材9が充填されている。充填材9はモルタルなどの他の充填材であっても良い。 なお、本実施形態において立管23は、熱膨張性を具備していてもよい。この場合、複数階のうち、1つの階で仮に火災が発生しても、立管23が膨張することで、立主管20の内部が閉塞される。これにより、火災が発生した階の上下の階に、立主管20の内部を通して炎が到達するのを抑制することができる。立管23は、例えば、鋳鉄などの金属や塩化ビニルなどの樹脂により管状に構成されているが、樹脂の場合には多層管により形成されていてもよく、この場合、塩化ビニル樹脂により形成された内層および外層と、塩化ビニル樹脂および熱膨張黒鉛を含む中間層と、を備える構成を採用することができる。 横管30は、立主管20を流れた排水を水平方向に導いて敷地外に排出する。 図1に示す形態において、横主管30は、第2配管31と、掃除用継手32を備えている。第2配管31は、継手構造40に接続されている。第2配管31(横主管30)の呼び径は、例えば、100~150程度であってもよい。横管30の呼び径が、立主管20の呼び径よりも大きくてもよい。 掃除用継手32は、第2配管31を間に挟んで継手構造40の反対側に配置されている。掃除用継手32は、掃除口33が形成されている。掃除口33には、蓋体34が着脱自在に装着されている。なお、掃除用継手32の一部または全部は、透明であってもよい。この場合、第2配管31から掃除用継手32に流入した排水を外部から容易に視認することができる。 図1に示すように継手(脚部継手)50は、立管23と横管30を接続している。 継手50は、内部に立管23が配置される円環状の第1受け口部51と、横管30が装着される円環状の第2受け口部52と、これら第1受け口部51と第2受け口部52とを接続する側面視L字型の曲り管部53と、を備えている。 第1受け口部51は、立管23が挿入される受け口である。第1受け口部51には、立管23の下端部が装着されている。第2受け口部52は、横管30が装着される受け口である。第2受け口部52内には、第2配管31の端部が嵌合されている。 例えば、第2受け口部52の内周面には、第2配管31の外周面が接着されている。 図1に示すように、第2受け口部52は、第1受け口部51に対して水平方向のうちの一方向Dにずらされている。以下では、一方向Dに沿って第1受け口部51に対して第2受け口部52が位置する方向を第1方向側D1と表記することがあり、第1方向側D1の反対側を第2方向側D2と表記することがある。第1受け口部51の中心軸線(以下、第1中心軸線O1という)を上下方向に平行に配置したとき、第2受け口部52の中心軸線(以下、第2中心軸線O2という)には、第1方向側D1に向かうに従い下方に向かう排水勾配がつく。第1中心軸線O1と第2中心軸線O2とは互いに交差する。第1受け口部51の上端縁から両中心軸線O1、O2の交点Xまでの距離L1は、200mm以下であってもよい。 曲り管部53は、第1受け口部51から、第1受け口部51の中心軸線方向(下方)に延びる第1管部54と、第2受け口部52から、第2受け口部52の中心軸線方向に延びる第2管部55と、第1管部54及び第2管部55を接続するL字型の接続部56と、を備えている。 第1管部54は、第1受け口部51よりも小径である。第1受け口部51と第1管部54とは、第1段部57を介し接続されている。図1の形態では第1管部54より第2管部55が長く形成されている。 曲り管部56は、第1管部54と第2管部55を、前述のように両者が直結されている部分を除いて全周にわたって接続している。曲り管部56の底部下面側には、下方に向けて突出する筒状の支持脚59が形成されている。 図2以降に示すように支持脚59の周囲には周回りに90°間隔で4つの補強リブ59aが形成されている。これらの補強リブ59aは支持脚59の下端より若干上方位置から上方に向くように延在され、上方に向かうにつれて徐々に厚さが大きくなるような三角板からなり、それぞれ支持脚59に一体化されている。支持脚59の下端から曲り管部53の底面までの距離は、支持脚59の周方向位置によって異なるので、支持脚59の周回りに形成されている4つの補強リブ59aはそれぞれの形成位置に見合う長さに形成されている。 支持脚59は、例えば、図1に図示しない支持金具等により支持される。 この実施形態では第1受け口部51の中心軸線O1が曲り管部56の外周底部を通過する位置に支持脚59が下方に向いて突出されている。支持脚59の下端には図1に示す継手50の取付状態において水平面となる下端面59bが形成されている。この下端面59bは図1に示すように第2の受け口部52の下端と同一高さに形成されているので、継手50を例えば単独で床面等の設置面に水平に設置することができる。 継手50は、例えば、塩化ビニルなどの樹脂の成型体からなり、特に、耐衝撃性に優れた樹脂からなることが好ましい。 耐衝撃性に優れた樹脂は、例えば、塩化ビニル樹脂として、(1)ポリ塩化ビニル重合体に衝撃性改良樹脂を混合した樹脂、(2)ポリ塩化ビニル重合体と衝撃性改良樹脂をグラフト共重合した樹脂、(3)塩化ビニルモノマーと、この塩化ビニルモノマーと共重合可能な不飽和結合を有するモノマーとの共重合体、(4)塩化ビニル以外の(共)重合体に塩化ビニルをグラフト共重合したグラフト共重合体等が挙げられる。これら(1)~(4)は単独で使用されても良く、2種以上が併用されても良い。また、必要に応じて上記ポリ塩化ビニル系樹脂を塩素化しても良い。 上記の(1)においてポリ塩化ビニル重合体に混合する衝撃性改良樹脂や、上記の(2)においてポリ塩化ビニル重合体とグラフト共重合する衝撃性改良樹脂としては、ゴム特性を有する樹脂が挙げられる。具体的には、アクリロニトリル-ブタジエン-スチレン共重合体、メチルメタクリルレート-ブタジエン-スチレン共重合体、アクリルゴム、塩素化ポリエチレン、エチレン-酢酸ビニル共重合樹脂、アクリロニトリル-ブタジエン共重合体などが挙げられる。これらは単独で使用されても良く、2種以上が併用されても良い。 上記のゴム特性を有する樹脂を混合又はグラフト共重合したポリ塩化ビニル系樹脂を用いることで、ポリ塩化ビニル系樹脂の耐衝撃性を向上させることができる。 継手50には立管20から落下する排水やその他の落下物が直接当たるため、継手50は破損の危険性を有している。耐衝撃性に優れた樹脂