Search

JP-2026077888-A - 破砕機

JP2026077888AJP 2026077888 AJP2026077888 AJP 2026077888AJP-2026077888-A

Abstract

【課題】破砕機において、過負荷による急停止を予防することによって作業効率と安全率との両立を容易に図る。 【解決手段】破砕機は、第1および第2のインバータ装置と、二軸制御装置とを備える。第2のトルク移動平均値が第2のトルク制限値未満、かつ、過負荷警報信号が過負荷保護制御の実行を示さない場合、第1のトルク移動平均値に応じた回転方向、かつ、第1のトルク移動平均値に応じた第1の駆動モータより遅い回転速度で、第2の駆動モータが駆動される。第2のトルク移動平均値が第2のトルク制限値以上である場合、逆転方向へ第2の駆動モータが駆動される。第2のトルク移動平均値が第2のトルク制限値未満、かつ、過負荷警報信号が過負荷保護制御の実行を示す場合、逆転方向へ第2の駆動モータが駆動される。 【選択図】図5

Inventors

  • 近藤 弘之

Assignees

  • 株式会社新居浜鉄工所

Dates

Publication Date
20260513
Application Date
20260304

Claims (1)

  1. 第1の破砕刃が外周に設けられた第1の回転軸と、 前記第1の回転軸に対して平行に配置され、第2の破砕刃が外周に設けられた第2の回転軸と、 前記第1の回転軸および前記第2の回転軸の動作を制御する二軸制御装置と を備え、 前記第1の回転軸および前記第2の回転軸を正転方向に回転させることによって前記第1の破砕刃と前記第2の破砕刃との間に送り込んだ廃棄物を破砕する破砕機であって、 前記二軸制御装置は、前記第1の回転軸に出力される第1のトルク移動平均値が設定値未満であって前記第1の回転軸を一定の回転数で正転方向に駆動しつつ前記第2の回転軸を正転方向に駆動している状況から、前記第1のトルク移動平均値が前記設定値未満から前記設定値以上になった場合に前記第1の回転軸を前記一定の回転数で正転方向に駆動しつつ前記第2の回転軸を逆転方向の駆動に制御した後、前記第1のトルク移動平均値が前記設定値以上から前記設定値未満になった場合に前記第1の回転軸を前記一定の回転数で正転方向に駆動しつつ前記第2の回転軸を正転方向の駆動に再び制御する、破砕機。

Description

本明細書は、破砕機に関する技術を開示する。 破砕機として二軸破砕機が知られている。二軸破砕機は、相互に平行に配置されるとともに破砕刃が外周にそれぞれ設けられた二本の回転軸を備え、二本の回転軸を回転させることによって各破砕刃の間に送り込んだ廃棄物を破砕する。 特許文献1,2には、インバータ制御による三相誘導式の駆動モータを用いて回転軸を駆動する二軸破砕機について開示されている。特許文献1の二軸破砕機は、駆動モータの出力トルクをセンサによって検出し、そのセンサ検出値を用いて駆動モータをフィードバック制御しながら破砕処理を行う。特許文献2の二軸破砕機は、駆動モータの回転速度をセンサによって検出し、そのセンサ検出値を用いて駆動モータをフィードバック制御しながら破砕処理を行う。 また、一般的に、三相誘導式の駆動モータを制御する方式の一つとしてセンサレスベクトル制御が知られている(例えば、特許文献3を参照)。センサレスベクトル制御は、駆動モータに供給される電流値および電圧値に基づいて駆動モータの出力トルクおよび回転速度を推定し、その推定値を用いて駆動モータをフィードバック制御する。これによって、センサレスベクトル制御は、駆動モータの出力トルクおよび回転速度のセンサ検出値によるフィードバックを必要とすることなく駆動モータを制御可能である。 特開2002-346420号公報特開2005-152877号公報特許第4543720号公報 破砕機の構成を示す説明図である。破砕機の処理容器の内部構成を示す説明図である。二軸制御装置のプロセッサが実行する二軸制御処理を示すフローチャートである。二軸制御装置のプロセッサが実行する高速軸制御処理を示すフローチャートである。二軸制御装置のプロセッサが実行する低速軸制御処理を示すフローチャートである。 図1は、破砕機10の構成を示す説明図である。破砕機10は、廃棄物を破砕する二軸破砕機である。破砕機10は、処理容器110と、回転軸210と、回転軸220と、二軸制御装置300と、インバータ装置410と、インバータ装置420と、駆動モータ510と、駆動モータ520と、減速機610と、減速機620とを備える。図1の説明図は、上方から見た処理容器110の平面図を含む。 図2は、破砕機10の処理容器110の内部構成を示す説明図である。図2の説明図は、図1の断面F2-F2で処理容器110を切断した断面図を含む。断面F2-F2は、二本の回転軸210,220に直交するとともに水平面に垂直な平面である。 破砕機10の回転軸210は、処理容器110の内側に回転可能に設けられている。回転軸210は、水平面に対して平行に延びた軸である。回転軸210の外周には、破砕刃212とスペーサ214とが交互に複数設けられている。 破砕機10の回転軸220は、処理容器110の内側に回転可能に設けられている。回転軸220は、水平面に対して平行に延びた軸である。回転軸220は、回転軸210に対して平行に配置されている。回転軸220は、回転軸210と同じ水平面上に配置されている。回転軸220の外周には、破砕刃222とスペーサ224とが交互に複数設けられている。回転軸220の破砕刃222は、回転軸210のスペーサ214に対向する位置に設けられている。回転軸220のスペーサ214は、回転軸210の破砕刃212に対向する位置に設けられている。 破砕機10の処理容器110は、廃棄物810を破砕する処理を内側で実施可能に構成された容器である。処理容器110の内側には二本の回転軸210,220が設けられている。処理容器110は、受入口112と、排出口118とを備える。処理容器110の受入口112は、処理容器110の上方から投入される廃棄物810を処理容器110の内側に受け入れる。処理容器110の排出口118は、処理容器110の内側で破砕された廃棄物810である破砕片820を処理容器110の下方へ排出する。 破砕機10は、回転軸210および回転軸220を正転方向FRにそれぞれ回転させることによって、破砕刃212と破砕刃222との間に上方から送り込んだ廃棄物810を破砕する。破砕機10は、回転軸210を正転方向FRの逆方向である逆転方向RRにも回転可能に構成されている。破砕機10は、回転軸220を正転方向FRの逆方向である逆転方向RRにも回転可能に構成されている。 破砕機10のインバータ装置410は、二軸制御装置300からの指示に基づいて駆動モータ510を制御する。インバータ装置410は、プロセッサ412と、メモリ414と、コンバータ回路415と、インバータ回路416と、電圧センサ417と、電流センサ418のほか、各種インタフェースを備える。プロセッサ412は、メモリ414に格納されているプログラム命令を実行することによって、駆動モータ510を制御するための各種処理を実現する。コンバータ回路415は、商用電源から供給される交流電力を直流電力に整流する。インバータ回路416は、プロセッサ412からの指示に基づいて、コンバータ回路415によって整流された直流電力を、駆動モータ510に供給する三相交流電力へとパルス幅変調(PWM)によって変換する。電圧センサ417は、コンバータ回路415から出力される直流電圧CV1と、駆動モータ510に出力する出力電圧MV1とを検知する。電流センサ418は、駆動モータ510に出力する出力電流MI1を検知する。 インバータ装置410は、インバータ装置410から駆動モータ510に出力する出力電流MI1および出力電圧MV1を参照することによるセンサレスベクトル制御によって駆動モータ510を制御する。インバータ装置410は、センサレスベクトル制御において駆動モータ510の出力トルクとして推定される推定出力トルク値TE1を二軸制御装置300に出力する。本実施形態では、インバータ装置410は、センサレスベクトル制御において駆動モータ510の出力トルクとして演算した値をローパスフィルタで平滑化してノイズを除去し、その値を推定出力トルク値TE1として二軸制御装置300に出力する。 インバータ装置410は、駆動モータ510が過負荷の状態であると判断した場合、駆動モータ510を過負荷から保護する過負荷保護制御を実行する。インバータ装置410は、推定出力トルク値TE1がトルク制限値(例えば、駆動モータ510の定格トルクの210%)を超える場合、駆動モータ510が過負荷の状態である判断する。この場合、インバータ装置410は、過負荷保護制御としてトルク制限値を超えるトルクが発生しないように駆動モータ510を制御する。また、駆動モータ510を減速中に駆動モータ510の回生エネルギが過大となり、コンバータ回路415から出力される直流電圧CV1が電圧制限値(例えば、電源電圧(200V)の190%(380V))を超える場合、インバータ装置410は、駆動モータ510が過負荷の状態である判断する。この場合、インバータ装置410は、過負荷保護制御として駆動モータ510に対する出力電力の周波数の下降を中止する。 インバータ装置410は、駆動モータ510に対して過負荷保護制御を実行する間、過負荷保護制御の実行を示す過負荷警報信号A1を二軸制御装置300に出力する。本実施形態では、過負荷警報信号A1は、過負荷保護制御を実行中ではない場合に値「0」を示し、過負荷保護制御を実行中である場合に値「1」を示す。 破砕機10のインバータ装置420は、二軸制御装置300からの指示に基づいて駆動モータ520を制御する。インバータ装置420は、プロセッサ422と、メモリ424と、コンバータ回路425と、インバータ回路426と、電圧センサ427と、電流センサ428のほか、各種インタフェースを備える。プロセッサ422は、メモリ424に格納されているプログラム命令を実行することによって、駆動モータ520を制御するための各種処理を実現する。コンバータ回路425は、商用電源から供給される交流電力を直流電力に整流する。インバータ回路426は、プロセッサ422からの指示に基づいて、コンバータ回路425によって整流された直流電力を、駆動モータ520に供給する三相交流電力へとパルス幅変調(PWM)によって変換する。電圧センサ427は、コンバータ回路425から出力される直流電圧CV2と、駆動モータ520に出力する出力電圧MV2とを検知する。電流センサ428は、駆動モータ520に出力する出力電流MI2を検知する。本実施形態では、インバータ装置420は、インバータ装置410と同じ仕様のインバータ装置である。 インバータ装置420は、インバータ装置420から駆動モータ520に出力する出力電流MI2および出力電圧MV2を参照することによるセンサレスベクトル制御によって駆動モータ520を制御する。インバータ装置420は、センサレスベクトル制御において駆動モータ520の出力トルクとして推定される推定出力トルク値TE2を二軸制御装置300に出力する。本実施形態では、インバータ装置420は、センサレスベクトル制御において駆動モータ520の出力トルクとして演算した値をローパスフィルタで平滑化してノイズを除去し、その値を推定出力トルク値TE2として二軸制御装置300に出力する。 インバータ装置420は、駆動モータ520が過負荷の状態であると判断した場合、駆動モータ520を過負荷から保護する過負荷保護制御を実行する。インバータ装置420は、推定出力トルク値TE2がトルク制限値(例えば、駆動モータ520の定格トルクの210%)を超える場合、駆動モータ520が過負荷の状態である判断する。この場合、インバータ装置420は、過負荷保護制御としてトルク制限値を超えるトルクが発生しないように駆動モータ520を制御する。また、駆動モータ520を減速中に駆動モータ520の回生エネルギが過大となり、コンバータ回路425から出力される直流電圧CV2が電圧制限値(例えば、電源電圧(200V)の190%(380V))を超える場合、インバータ装置420は、駆動モータ520が過負荷の状態である判断する。この場合、インバータ装置420は、過負荷保護制御として駆動モータ520に対する出力電力の周波数の下降を中止する。 インバータ装置420は、駆動モータ520に対して過負荷保護制御を実行する間、過負荷保護制御の実行を示す過負荷警報信号A2を二軸制御装置300に出力する。本実施形態では、過負荷警報信号A2は、過負荷保護制御を実行中ではない場合に値「0」を示し、過負荷保護制御を実行中である場合に値「1」を示す。 破砕機10の駆動モータ510は、回転軸210を回転駆動する。駆動モータ510は、三相誘導式の駆動モータである。駆動モータ510は、インバータ装置410から供給される三相交流に基づいて出力軸512に回転動力を出力する。駆動モータ510の回転動力は、出力軸512に連結された減速機610を介して回転軸210に伝達される。 破砕機10の駆動モータ520は、回転軸220を回転駆動する。駆動モータ520は、三相誘導式の駆動モータである。本実施形態では、駆動モータ520は、駆動モータ510と同じ仕様の三相誘導式の駆動モータである。駆動モータ520は、インバータ装置420から供給される三相交流に基づいて出力軸522に回転動力を出力する。駆動モータ520の回転動力は、出力軸522に連結された減速機620を介して回転軸220に伝達される。 破砕機10の減速機610は、駆動モータ510から出力される回転動力を減速して回転軸210に伝達する。減速機610は、複数の歯車を備える機械装置である。本実施形態では、インバータ装置410が60Hz(ヘルツ)の三相交流で駆動モータ510を駆動する場合、出力軸512の回転動力が減速機610を介して減速されることによって、回転軸210は10rpm(