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JP-2026077896-A - 多結晶シリコンの破砕装置及び多結晶シリコンの破砕方法

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Abstract

【課題】所望の粒子サイズの多結晶シリコンの収率を向上するとともに、多結晶シリコンの微粉が発生する量を十分に低減する。 【解決手段】多結晶シリコン(S)の破砕装置(1)は、多結晶シリコン(S)を第1部材(10)と第2部材(20)との間に挟み込むことにより、多結晶シリコン(S)を破砕する駆動部(30)を備え、駆動部(30)は、第1部材(10)と第2部材(20)との間の最短間隔(D1)が17mm以上30mm以下となるように、第1部材(10)及び第2部材(20)の少なくとも一方を駆動する。 【選択図】図1

Inventors

  • 植杉 真也

Assignees

  • 株式会社トクヤマ

Dates

Publication Date
20260513
Application Date
20260304

Claims (6)

  1. 第1部材と、 前記第1部材に対向するように配置される第2部材と、 前記第1部材及び前記第2部材の少なくとも一方を駆動し、多結晶シリコンを前記第1部材と前記第2部材との間に挟み込むことにより、前記多結晶シリコンを破砕する駆動部と、を備え、 前記駆動部は、前記第1部材と前記第2部材との間の最短間隔が17mm以上30mm以下となるように、前記第1部材及び前記第2部材の少なくとも一方を駆動することを特徴とする多結晶シリコンの破砕装置。
  2. 前記第1部材と前記第2部材との間に前記多結晶シリコンを上方から搬送する搬送部と、 前記第1部材及び前記第2部材の上方に設けられる第1センサであって、前記第1部材及び前記第2部材に挟まれている前記多結晶シリコンと前記第1センサとの間の距離を検知する第1センサと、 前記第1センサによる前記距離の検知結果に基づき、前記搬送部の駆動を制御する制御部と、をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の多結晶シリコンの破砕装置。
  3. 前記第1部材及び前記第2部材の下方に設けられ、前記第1部材及び前記第2部材によって破砕された前記多結晶シリコンが堆積する空間を形成する筐体をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の多結晶シリコンの破砕装置。
  4. 前記第1部材と前記第2部材との間に前記多結晶シリコンを上方から搬送する搬送部と、 前記筐体の内部に設けられる第2センサであって、前記筐体の内部に堆積する前記多結晶シリコンが、前記筐体の底面からの所定の高さに達したかを検知する第2センサと、 前記筐体の内部に堆積する前記多結晶シリコンが、前記所定の高さに達したことを前記第2センサが検知した場合、前記搬送部の駆動を停止する制御部と、をさらに備えることを特徴とする請求項3に記載の多結晶シリコンの破砕装置。
  5. 前記最短間隔は、前記第1部材と前記第2部材とが最も接近した状態での間隔であることを特徴とする請求項1に記載の多結晶シリコンの破砕装置。
  6. 第1部材と、前記第1部材に対向するように配置される第2部材と、の間に多結晶シリコンを投入する投入工程と、 前記第1部材及び前記第2部材の少なくとも一方を駆動し、前記投入工程によって投入された前記多結晶シリコンを前記第1部材と前記第2部材との間に挟み込むことにより、前記多結晶シリコンを破砕する駆動工程と、を含み、 前記駆動工程において、前記第1部材と前記第2部材との間の最短間隔が17mm以上30mm以下となるように、前記第1部材及び前記第2部材の少なくとも一方を駆動することを特徴とする多結晶シリコンの破砕方法。

Description

本発明は、多結晶シリコンの破砕装置及び多結晶シリコンの破砕方法に関する。 特許文献1には、固定刃及び可動刃を有し、固定刃と可動刃との間の最短ギャップを2~16mmに調整可能なジョークラッシャーを用いて、多結晶シリコンを破砕する多結晶シリコンの破砕方法が開示されている。 特開2015-047594号公報 図1は、本発明の一実施形態に係る多結晶シリコンの破砕装置の構成の一例を示す概略図である。図1に示す破砕装置が備える第1センサを説明するための図である。図1に示す破砕装置において、第1部材と第2部材との間の最短間隔を説明するための図である。図1に示す破砕装置が備える第1部材及び第2部材の下方に設けられた筐体を説明するための図である。図1に示す破砕装置の変形例2としての破砕装置の構成の一例を示す概略図である。本発明の実施例1に係る微粉発生率及び収率を示すグラフである。本発明の実施例2に係る充填率と割合との関係を示すグラフである。本発明の実施例3に係る微粉発生率と収率との関係を示すグラフである。 〔多結晶シリコンの破砕装置〕 図1は、本発明の一実施形態に係る多結晶シリコンSの破砕装置1の構成の一例を示す概略図である。図2は、図1に示す破砕装置1が備える第1センサ50を説明するための図である。図2では、駆動部30、制御部60、プレート受け部70及びトグルプレートT1が省略されている。以下の説明は、破砕装置1について説明するものであるが、多結晶シリコンSの破砕方法の説明も兼ねている。 破砕装置1は、多結晶シリコンSを破砕する装置であり、ジョークラッシャーと呼ばれるものである。図1に示すように、破砕装置1は、第1部材10と、第2部材20と、駆動部30と、搬送部40と、第1センサ50と、制御部60と、プレート受け部70と、トグルプレートT1と、を備える。 (第1部材及び第2部材) 第1部材10は、所定位置に固定されており、破砕装置1が備える図示しないフレームに固定されている。第1部材10は固定歯10aを有する。第1部材10及び第2部材20は、多結晶シリコンSの破砕に用いられる。第2部材20は、駆動部30に固定されており、第1部材10に対向するように配置される。第2部材20は可動歯20aを有する。 (駆動部) 駆動部30は、第2部材20を駆動し、搬送部40によって投入される多結晶シリコンSを第1部材10と第2部材20との間に挟み込むことにより、多結晶シリコンSを破砕する。駆動部30は、回転軸31を有し、第2部材20は回転軸31に固定されている。駆動部30は、図示しないモータを有し、当該モータにより回転軸31を回転させ、回転軸31を基準として第2部材20を移動させる。このようにして、駆動部30は、第1部材10と第2部材20との間の距離が変更されるように、第2部材20を駆動する。 駆動部30は、第1部材10と第2部材20との間の最短間隔D1が17mm以上30mm以下となるように、第2部材20を駆動する。具体的には、最短間隔D1は、第1部材10と第2部材20とが最も接近した状態での間隔である。つまり、駆動部30では、最短間隔D1が17mm以上30mm以下となるように、回転軸31が回転可能な範囲が限定されている。 このように、駆動部30は、第1部材10と第2部材20との間の最短間隔D1が17mm以上30mm以下となるように、第2部材20を駆動する。これにより、粒子サイズが8mmよりも大きく50mm以下である多結晶シリコンSの収率を向上するとともに、粒子サイズが8mm以下である多結晶シリコンSの微粉が発生する量を低減することができる。 このような効果は、例えば、国連が提唱する持続可能な開発目標(SDGs)の目標12「持続可能な生産消費形態を確保する」等の達成にも貢献するものである。多結晶シリコンSの収率を向上することができる効果と、多結晶シリコンSの微粉が発生する量を低減することができる効果と、の詳細については後述の実施例1にて説明する。 また、上述した通り、第1部材10と第2部材20とが最も接近した状態で、第1部材10と第2部材20との間の最短間隔D1が17mm以上30mm以下となる。これにより、粒子サイズが8mmよりも大きく50mm以下である多結晶シリコンSの収率をより向上するとともに、粒子サイズが8mm以下である多結晶シリコンSの微粉が発生する量をより低減することができる。 図3は、図1に示す破砕装置1において、第1部材10と第2部材20との間の最短間隔D1を説明するための図である。また、図3は、第1部材10の固定歯10a及び第2部材20の可動歯20aを上方から見た図である。図3に示すように、固定歯10a及び可動歯20aにはそれぞれ、複数の山部M1と複数の谷部V1とが交互に形成されている。最短間隔D1は、固定歯10a及び可動歯20aのうち一方の山部M1の頂点と、固定歯10a及び可動歯20aのうち他方における、当該一方の山部M1と対向する谷部V1の最も低い位置と、の間の間隔である。 (搬送部) 搬送部40は、多結晶シリコンSを搬送することにより、第1部材10と第2部材20との間に多結晶シリコンSを上方から投入する。搬送部40が多結晶シリコンSを投入する工程は、投入工程の一例である。搬送部40から投入された多結晶シリコンSは、固定歯10aと可動歯20aとの間に入り、固定歯10a及び可動歯20aによって破砕され、固定歯10aと可動歯20aとの間の隙間から下方に落下する。 搬送部40は、例えば、振動することにより多結晶シリコンSを搬送する図示しない振動フィーダを含んでもよい。当該振動フィーダが振動することにより、多結晶シリコンSが搬送方向F1に搬送される。搬送方向F1は、搬送部40から駆動部30に向かう方向である。上記振動フィーダの振動は、制御部60によって制御される。 上記振動フィーダは、搬送方向F1に対して斜め上方向に振動する。具体的には、上記振動フィーダの振動方向は、搬送方向F1と、水平面に直交する鉛直上方向と、の間の方向である。上記振動フィーダは、例えば、バイブレータを用いて振動する振動フィーダ、または、電磁石を用いて振動する電磁フィーダである。 多結晶シリコンSを搬送する搬送部40として上記振動フィーダを用いることにより、搬送部40の外部への多結晶シリコンSの搬出を制御し易い。また、上記振動フィーダが振動することで、搬送部40の上において複数の多結晶シリコンSが水平方向に広がるため、第1部材10と第2部材20との間に投入される多結晶シリコンSの量を極力一定にすることができる。 (第1センサ) 図2に示すように、第1センサ50は、第1部材10及び第2部材20の上方に設けられる。第1センサ50は、第1部材10及び第2部材20に挟まれている多結晶シリコンSと第1センサ50との間の距離D2を検知する。第1センサ50は、例えば、レーザー光L1を下方向に出射する図示しない発光部と、レーザー光L1が多結晶シリコンSで反射した光L2を受光する図示しない受光部と、を有するレーザーセンサである。 具体的には、第1センサ50は、例えば、上記発光部がレーザー光L1を出射した時間から、上記受光部が光L2を受光した時間までの期間に基づき、距離D2を検知するレーザーセンサであってもよい。また、第1センサ50は、三角測量式のレーザーセンサであってもよい。 (制御部) 制御部60は、駆動部30の駆動と搬送部40の搬送とを制御する。制御部60は、第1センサ50による距離D2の検知結果に基づき、搬送部40の駆動を制御する。第1センサ50が検知した距離D2と、多結晶シリコンSの充填率と、の間には負の相関関係がある。 具体的には、距離D2が短くなるほど、多結晶シリコンSの充填率は大きくなり、距離D2が長くなるほど、多結晶シリコンSの充填率は小さくなる。多結晶シリコンSの充填率は、固定歯10aと可動歯20aとの間の空間SP1の体積に対する、多結晶シリコンSが充填する部分の体積の割合である。 制御部60は、第1センサ50が検知した距離D2が所定値以上であるか否かを判定する。制御部60は、第1センサ50が検知した距離D2が上記所定値以上であると判定した場合、搬送部40の駆動を継続する、つまり、上記振動フィーダの振動を継続する。 一方、制御部60は、第1センサ50が検知した距離D2が上記所定値未満であると判定した場合、搬送部40の駆動を停止する、つまり、上記振動フィーダの振動を停止する。制御部60は、第1センサ50の検知結果に基づいて搬送部40の駆動を制御することにより、多結晶シリコンSの充填率を精度良く制御することができる。 また、制御部60は、搬送部40の駆動を制御している間、駆動部30の駆動を継続する。これにより、搬送部40の搬送が停止している間、多結晶シリコンSは、第1部材10及び第2部材20によって破砕され、第1部材10と第2部材20との間の隙間から下方に落下するため、多結晶シリコンSの充填率は低下する。制御部60は、搬送部40の駆動を停止した後に距離D2が上記所定値以上となった場合、搬送部40の駆動を再開する。 このように、制御部60は、第1部材10及び第2部材20に挟まれている多結晶シリコンSと第1センサ50との間の距離D2を検知する第1センサ50の検知結果に基づき、搬送部40の駆動を制御する。これにより、第1部材10及び第2部材20に挟まれる多結晶シリコンSの量を精度良く制御することができる。 よって、所望のサイズの多結晶シリコンSの収率を向上するとともに、多結晶シリコンSの微粉が発生する量を低減できるように、第1部材10及び第2部材20に挟まれる多結晶シリコンSの量を制御することができる。多結晶シリコンSの収率を向上するとともに、多結晶シリコンSの微粉が発生する量を低減できる効果の詳細については後述の実施例2にて説明する。 (プレート受け部及びトグルプレート) 第2部材20における可動歯20aとは反対側の下部には、トグルプレートT1が接続されている。トグルプレートT1は、第2部材20の下部とプレート受け部70とを、相対移動可能に接続している。破砕装置1は、1つのトグルプレートT1を備えるシングルトグル方式の装置である。プレート受け部70は上述したフレームに固定されている。 (筐体) 図4は、図1に示す破砕装置1が備える第1部材10及び第2部材20の下方に設けられた筐体80を説明するための図である。図4では、駆動部30、搬送部40、第1センサ50、制御部60、プレート受け部70及びトグルプレートT1が省略されている。図4に示すように、破砕装置1は、筐体80,81と、検知器82と、第2センサ83と、をさらに備えてもよい。 筐体80は、第1部材10及び第2部材20の下方に設けられ、第1部材10及び第2部材20によって破砕された多結晶シリコンSが堆積する空間SP2を形成する。空間SP2には、第1部材10と第2部材20との間の隙間から下方に落下する多結晶シリコンSが堆積する。筐体80は、例えば、樹脂から構成されており、上方が開放された箱状に形成されている。 このように、第1部材10及び第2部材20によって破砕された多結晶シリコンSが、筐体80によって形成される空間SP2に堆積するため、筐体80に堆積した多結晶シリコンSのうち、筐体80に接触しない多結晶シリコンSがある。よって、多結晶シリコンSが他の部材に接触することを低減することができ、多結晶シリコンSの表面汚染を低減することができる。 また、多結晶シリコンSが筐体80に堆積することにより、筐体80に多結晶シリコンSが堆積した状態では、第1部材10及び第2部材20から下方に落下した多結晶シリコンSは、筐体80に既に堆積している多結晶シリコンSに衝突するため、筐体80の底面80aに衝突する