JP-2026077898-A - 記録装置、記録装置の制御方法、およびプログラム
Abstract
【課題】インクタンク交換の際の通知および制御を、交換に適した状態において実施すること。 【解決手段】記録に用いられるインクを収容したインクタンクを装着する記録装置であって、前記インクタンクを交換する際に開放されるカバーと、前記インクタンクを交換可能な交換状態に移行させるためのキーと、前記カバーが開放された際に、前記インクタンクの交換が可能である場合、前記インクタンクを前記交換状態に移行させるためのユーザ操作を誘導する画面を表示部に表示し、前記表示部に前記画面を表示した状態において前記キーが押下された場合、前記インクタンクを前記交換状態に移行させる、制御手段と、を有する。 【選択図】図4
Inventors
- 濱田 隆平
Assignees
- キヤノン株式会社
Dates
- Publication Date
- 20260513
- Application Date
- 20260304
Claims (1)
- 記録に用いられるインクを収容したインクタンクを装着し、所定の方向に往復移動が可能な記録ヘッドと、 前記記録ヘッドによる記録が行われる間、前記記録ヘッドの移動領域を覆うカバーと、 前記カバーが開放されたことに応じて、第一画面を表示部に表示し、 前記表示部に前記第一画面を表示した状態においてユーザ操作が行われた後に、前記インクタンクが交換される位置に前記記録ヘッドを移動させる、制御手段と、 を有することを特徴とする記録装置。
Description
本発明は、記録装置、記録装置の制御方法、およびプログラムに関する。 インクジェット記録装置においては、インクタンクの交換を、プリンタを使用するユーザ自身で行うことが多い。特許文献1には、インクタンク交換に関する通知および制御を、インクジェット記録装置を使用するユーザの使用場所または用途情報に応じて自動的に変更する技術が記載されている。 特開2006-297640号公報 記録装置の外観を示す図である。記録ヘッド周辺の構成の概略図である。記録装置の制御系の構成を示す図である。制御処理の例を示すフローチャートである。表示画面の例を示す図である。着荷状態の場合の制御処理を示すフローチャートである。表示画面の例を示す図である。 以下、添付画像を参照して本発明の好適な実施の形態を詳しく説明する。尚、同一の構成については、同じ符号を付して説明する。また、実施形態に記載されている構成要素の相対配置および形状などは、あくまで例示である。 まず、インクジェット記録装置(以下、単に記録装置という)におけるインクタンクの交換を概略的に説明する。その後に、本実施形態の記録装置の構成等を説明することにする。 記録装置におけるインクタンク交換方式は、プリンタメーカーまたは機種等に応じて各種存在するが、大別すると概略以下の方法に分類される。 ・ケース(1):ユーザが記録装置の開閉カバーを開けて、キャリッジが露出すると、自動的にキャリッジがタンク交換位置へ移動し、ユーザによるタンク交換が可能になる。 ・ケース(2):ユーザが、記録装置の開閉カバーを開けた後に、所定のキーを押下することで、キャリッジがタンク交換位置に移動する。 ・ケース(3):ユーザがインク交換ボタンを押すことでキャリッジがタンク交換位置に移動し、その後、ユーザが記録装置の開閉カバーを開けてタンクを交換する。 ここで、上記のケース(2)およびケース(3)のように、ユーザによる所定のキー操作をトリガーとして制御が行われる記録装置には、顔料インクを搭載しているものがある。顔料インクは、染料インクに比べて乾いて固まりやすい特性を有する。また、キャリッジがタンク交換位置に移動している状態は、記録ヘッドがキャップによってキャッピングされていない状態となり、インクが乾きやすい状態である。また、ユーザによる開閉カバーを開く動作は、必ずしもインクタンクの交換を目的として行われるとは限らない。 そのため、開閉カバーがユーザによって開けられた場合でも、インクタンクの交換を目的としていない場合は、インク交換位置にキャリッジを移動させないように、ユーザによる所定のキー操作をトリガーとした制御が行われる。 しかしながら上記のケース(2)の場合においてユーザによって開閉カバーが開けられた際に、ユーザは、現在、タンクを交換できる状態であるのかがわからない状態となってしまっている。そこで、本実施形態では、開閉カバーに連動して直ちにキャリッジをタンク交換位置には移動させない記録装置において、交換に適したタイミングでユーザに通知を行い、所定の操作を要求する記録装置を説明する。 <記録装置の外観> 図1は、本実施形態における記録装置100の外観を示す図である。図1(a)は、開閉カバーであるカバー3が閉じた状態を示している。図1(b)および(c)は、カバー3が開いた状態を示している。図1(b)は、キャリッジ8がタンク交換位置に移動した状態を示している。図1(c)は、キャリッジ8が待機位置(初期位置ともいう)であるホームポジションに移動(位置)している状態を示している。 図1(a)~(c)に示すように、装置筐体の前面には、操作パネル6が配されている。操作パネル6には、表示部である液晶ディスプレイ(以下、LCDという)7、並びに、電源ON/OFFキー4(電源ON/OFFボタン)及びリセットキー5(リセットボタン)などのハードキー群が配置されている。装置筐体の上部には、カバー3が設けられている。カバー3は、キャリッジ8に搭載される記録ヘッド1(図2参照)の走査領域を覆うように配置されている。カバー3は、インクタンク2(図2参照)および記録ヘッド1の取り付け、交換、または、メンテナンス等のために開閉される。 図2は、記録装置100の記録ヘッド1周辺の構成の概略図である。記録ヘッド1は、キャリッジ8に搭載される。図2は、インクタンク2を記録ヘッド1から分離して交換するタイプの記録ヘッドの例を示している。本実施形態の記録ヘッド1は、複数のインクタンク2を装着可能である。図2の例において、記録ヘッド1には、染料のマゼンタインク、シアンインク、イエローインク、ブラックインク、およびグレーインクと、顔料のブラックインクとが装着されている。記録ヘッド1は、キャリッジ8に搭載され、キャリッジ8の往復移動に伴い、記録走査が行われる。本実施形態のインクタンク2は、インクを消費すると、タンクを独立で交換することが可能である。本実施形態では、記録ヘッド1は、顔料のブラックインクを収容するインクタンクを搭載している。このため、前述したように、インクタンク2の交換以外の目的でユーザがカバー3を開けた場合に、インクが乾くことを抑制するため、カバー3と連動してキャリッジ8が移動しないように構成されている。本実施形態の記録装置100では、上述したケース(2)のような制御によってインク交換が行われる。即ち、ユーザが記録装置100のカバー3を開けた後に、所定のキーを押下することで、図1(b)に示すようにキャリッジ8がタンク交換位置に移動する。所定のキーは、記録装置100に応じた任意のキーとすることができる。本実施形態では、所定のキーは、リセットキー5であるものとする。尚、図1には明記していないが、その他、スタートキー、ストップキー、または他の任意のキーを、所定のキーとすることができる。 図3は、本実施形態の記録装置100の制御系の構成を示す図である。図3において、CPU9は、記録装置100の各部の動作の制御処理およびデータ処理などを実行する。ROM10には、CPU9が実行する各種の処理の制御プログラムが格納される。また、後述するフローチャートで説明する制御プログラムも、ROM10に格納される。RAM11は、CPU9によって行われる各種の処理の実行のためのワークエリアとして用いられる。EEPROM12は、印刷動作に必要な設定情報を記憶する。 記録ヘッド1のインク吐出動作は、CPU9が、電気熱変換体の駆動データおよび駆動制御信号をヘッドドライバ15に供給することにより行なわれる。記録ヘッド1内に設けられた電気熱変換体によって発生する熱エネルギーにより、インクに膜沸騰が生じ、インクが吐出口から吐出される。尚、圧電方式によってインク吐出動作を行う記録ヘッドであってもよい。ヘッドドライバ15は、インクタンクのEEPROM12に対する情報入出力も制御できるよう構成されている。 また、CPU9は、キャリッジ8を移動させるためのキャリッジモータ17およびローラ部を回転させるための紙送りモータ19を制御しつつ、記録ヘッド1の駆動を制御することにより印刷出力を制御する。CPU9は、モータードライバ16を介してキャリッジモータ17を制御し、モータードライバ18を介して紙送りモータ19を制御する。モータードライバ16、モータードライバ18、およびヘッドドライバ15は、印刷部I/Fを構成する。キャリッジモータ17、紙送りモータ19、および記録ヘッド1は、印刷部を構成する。 また、CPU9は、パネル制御回路14を介して記録装置100の装置前面に設けられた操作パネル6を制御する。CPU9は、操作パネル6上に配置されたLCD7に所望の情報を表示したり、操作パネル6上のハードキー群13へのユーザからの操作を監視したりすることができる。 センサ制御回路20は、カバー3の開閉状態をカバーセンサ21により検出し、CPU9にカバー3の開閉状態を通知する。 <フローチャート> 図4は、本実施形態における制御処理の例を示すフローチャートである。図5は、LCD7に表示される表示画面の例を示す図である。以下、図4のフローチャートおよび図5を参照して、本実施形態の制御処理を説明する。尚、図4に示す制御処理は、記録装置100のCPU9が、ROM10などに記憶されている制御プログラムを実行することで行われる。なお、各処理の説明における記号「S」は、当該フローチャートにおけるステップであることを意味する(以下、本明細書において同様である)。図4に示す処理は、記録装置100が電源ONされた後に行われる。また、図4は、本実施形態のユーザインターフェース制御を中心とした処理を示しており、記録動作などの他の動作の処理制御は省略している。 S401にて処理が開始されると、S402においてCPU9は、カバー3が開放されているかを判定する。即ち、ユーザなどによってカバー3が開けられたかを判定する。カバー3が開放されているか否かは、カバーセンサ21によって検出することが可能である。カバー3が開放されている場合、S403に進み、そうでない場合、S402の判定を繰り返す。 S403においてCPU9は、操作パネル6のLCD7上に、カバーオープン中画面を表示する。図5(a)は、カバーオープン中画面の例を示している。LCD7には、カバーが開いている旨の通知がされる。その後、処理はS404に進む。 S404においてCPU9は、記録ヘッド1の状態チェックを行う。即ち、LCD7にカバーオープン中画面を表示する一方で、記録ヘッド1の状態を確認する。ここで、記録ヘッド1の状態は、タンク交換位置に移動可能であるか、タンク交換位置に移動可能でない(即ち、移動不可である)かのいずれかであるものとする。本実施形態では、S404の判定に基づいて、その後の制御が大きく二つに分かれることになる。タンク交換位置に移動可能である場合、S405に処理が進む。本例では、記録装置100が待機中の場合、即ち、記録装置100が印刷信号を受けていない場合、タンク交換位置に移動可能であると判定する。一方、タンク交換位置に移動不可である場合、S411に処理が進む。本例では、記録装置100が稼働中の場合、即ち、印刷信号を受けて印刷中の場合、タンク交換位置に移動不可であると判定する。また、記録装置100がメンテナンスを実行中の場合も、タンク交換位置に移動不可であると判定する。以下、それぞれの処理を説明する。 <(1)記録装置が待機中(印刷信号を受けていないとき)の場合> 記録装置が待機中でタンク交換位置に移動可能であると判定した場合、S405においてCPU9は、インクタンク交換のためのキー操作を誘導する画面をLCD7に表示する。図5(b)は、インクタンク交換のためのキー操作を誘導する画面の例を示している。前述したように、本実施形態では、リセットキー5が押下された場合に、インクタンク交換のための所定のキー操作が行われたと扱う。よって、図5(b)では、リセットキーを押下するように通知がされている。尚、上述したように、所定のキーがストップキーなどの他のキーである場合には、そのキーを押すように通知がされる。そして、図5(b)に示す画面をLCD7に表示した後に、処理はS406に進む。 S406においてCPU9は、インクタンク交換のためのキー操作が行われたかを判定する。CPU9は、キー操作が行われたかを、パネル制御回路14を介して検出することができる。キー操作が行われた場合、S407に処理が進み、キー操作が行われない場合、S406の判定を繰り返す。尚、S406の判定の間は、図5(b)に示す画面がLCD7に表示され続ける。 キー操作を確認すると、S407においてCPU9は、記録ヘッド1をタンク交換位置に移動させる制御を行う。即ち、CPU9は、モータードライバ16を介して、記録ヘッド1を搭載し