JP-2026077907-A - 美容器
Abstract
【課題】 電気的な美容作用を及ぼすために優れた構造を備えたブラシ状の美容器を創出すると共に、様々な用途に対応可能な技術を提供すること。 【解決手段】 可撓性を有する複数のピン21と、複数のピン21の共通の基部となる基盤体23と、回路基板26と、を備え、ピンは、基盤体23から立設する略円筒状の柱状部24と、当該柱状部の先端に設けられた導電性の先端部22と、を有し、柱状部24の筒内に長軸方向に沿って設けられた導電性の弾性体25を更に備え、回路基板26には、弾性体25の位置に合わせて接点が設けられており、弾性体25の一方の端部が圧縮して接点に接触しており、弾性体25の他方の端部が先端部22と導通している美容器1を提供する。 【選択図】 図1
Inventors
- 山▲崎▼ 貴三代
Assignees
- ヤーマン株式会社
Dates
- Publication Date
- 20260513
- Application Date
- 20260305
- Priority Date
- 20200923
Claims (2)
- 本体に多数のピン体を備えるブラシ状の美容器であって、 少なくとも一部の該ピン体に使用者の作用部位に対して通電可能な電極領域を有すると共に、 該ピン体の軸方向に亘って導電性の弾性体を内装し、 該本体の通電回路から該弾性体を通して該電極領域に通電を行って該作用部位に対して美容作用を及ぼす ことを特徴とする美容器。
- 本体と、該本体に着脱可能なブラシアタッチメントとからなるブラシ状の美容器であって、 該ブラシアタッチメントは、 複数のピン体の共通の基部となる基盤体と、 該基盤体から立設する該ピン体の柱状部と、 使用者の作用部位に対して通電可能な電極領域と、 を備え、 該基盤体を含むアタッチメント基台と該本体とに、互いに磁着する磁着部及び、通電する通電部を備え、 該作用部位に対して美容作用を及ぼす ことを特徴とする美容器。
Description
本発明は、使用者の顔や頭などの作用部位に美容作用を及ぼす美容器に関し、特に美容器に備えるブラシのピン体から電気的な美容作用を及ぼす技術に係る。 従来から肌にパルス性の電気を流し、筋肉を収縮運動(EMS:Electrical Muscle Stimulation)させることにより、リンパ液の流れを促進させて疲労回復等のトリートメントを行ったり、筋肉の強化を図ったりする美容機器が知られている。 また、特許文献1には、ブラッシングを行いつつ振動によって頭皮に刺激を与える振動ヘアブラシが開示されている。本件出願人によるこの振動ヘアブラシによると、頭皮に対して様々な方向から刺激を与えることが可能で、しかも高い周波数で振動させることも可能として、多様な効果が得られる。 特許文献2は頭皮を対象とするものではないが、複数のピンが頬等の柔らかい肌や筋肉の起伏に即して均一に接触し、違和感なく心地良い振動と電気的刺激を与えて疲労等を回復することができるマッサージ器用のピンヘッドを開示している。 本発明において、複数のピンの基端部を囲み複数のピンそれぞれを外方に付勢するコイルスプリングが備えられている。 また特許文献3に開示される美容装置の頭部は、頭部、弾性挿入部および外部の回路構造に電気接続される電気接続部を含み、頭部内には導電構造が形成され、弾性挿入部は弾性の方向に両端を含み、一端は頭部内に挿入されて導電構造に電気接続され、他端は電気接続部に電気接続される構成が開示されている。 特許文献4ないし6には、ヘアブラシの各ピン体の基部にコイルスプリングを設けた構成が開示されている。 特開2013-188250号公報特許5789064号登実3226151号公報登実3036599号公報特開2000-140131号公報特開2000-262637号公報 本発明に係る美容器の斜視図。美容器のピン体の構造を説明する断面図。本発明に係る美容器の正面図。本発明に係る美容器の右側面図。ブラシアタッチメントの態様を説明する説明図。ブラシアタッチメントの着脱部を示す説明図。電極の第1実施例を示す説明図。電極の第2実施例を示す説明図。 以下、本発明の実施形態を、図面に示す実施例を基に説明する。なお、実施形態は下記に限定されるものではない。図1は本発明に係る美容器(1)の斜視図である。美容器は略棒状の本体(10)の一方が使用者が把持する把持部(11)、他方が美容作用を及ぼすブラシ状のブラシ部(12)から構成される。 本実施例は、ブラシ部(12)にブラシアタッチメント(20)が着脱自在に構成されており、美容作用の種類や作用部位に応じてブラシアタッチメントを随意に交換することができる。 ただし、本発明におけるブラシ部(12)にはブラシ状体を直接備えてもよく、必ずしも着脱可能とした構成に限定されない。以下において説明するブラシアタッチメントは、いずれもブラシ部(12)に固設した構成でもよい。 ブラシアタッチメント(20)は、多数のピンを有するピン体(21)を備えている。ピン体(21)の先端部には使用者の作用部位に対して通電可能な電極領域である先端部(22)を有する。先端部(22)は金属製であるが、導電性の樹脂などで構成してもよい。 図2には美容器のピン体の構造を説明する断面図を示す。本実施例では、ピン体(21)は複数のピン体の共通の基部となる基盤体(23)と、基盤体(23)から略円筒状の柱状部(24)をシリコン樹脂の立設して構成する。通電領域を有するピンは先端部(22)と柱状部(24)とからなる。 柱状部(24)の筒内には弾性体としてコイルスプリング(25)が挿嵌されている。コイルスプリング(25)の外径は柱状部(24)の内径と略同一であって、柱状部(24)が撓む際にコイルスプリング(25)の張力によって適度なしなやかさを奏することができる。同時に、コイルスプリング(25)によって柱状部(24)の耐久性の向上にも寄与する。 従来、コイルスプリングが柱状部の基部に備えられたものが提供されている。その場合、コイルスプリングは柱状部の出没を弾性によって支持する構成である。一方、本発明は柱状部(24)の略全長に亘って内装されていることで、しなり方向の弾性と補強を同時に実現している。 柱状部(24)の略円筒状は基盤体(23)の厚み部分まで貫通しており、コイルスプリング(25)は該厚み部分まで通して挿嵌されている。そして、基盤体(23)の裏面からコイルスプリング(25)の端部(25a)が露出している。 コイルスプリング(25)の端部(25a)において柱状部(24)の内径よりもコイルスプリング(25)の外径を大きく構成する。そのため、コイルスプリング(25)は柱状部(24)側に引き込まれることがなく、露出した状態が維持される。 さらに、この端部(25a)は背面側の回路基板(26)と電気的に接触する。回路基板(26)には、コイルスプリング(25)の位置に合わせて接点が設けられ、本体(10)に備える図示しない通電回路から通電される。通電回路としては周知のように充電池や電池、あるいは電源アダプタ等の電力を供給する電源と、電流、電圧等の態様を制御する制御回路からなる。なお、本発明において、通電回路は必ずしも本体(10)に備える構成に限らず、ブラシアタッチメント(20)内に備えてもよい。また、電源だけ本体(10)に備えたり、制御回路の一部を本体とブラシアタッチメントとに分散して配置してもよい。 基盤体(23)は上記の回路基板(26)と反対側の面に補強樹脂板(27)が重ねられて、結果として基盤体(23)がサンドされた状態になっている。補強樹脂板(27)は基盤体(23)が変形することを防ぐだけでなく、厚みによって柱状部(24)の根元を補強する役割を持っている。補強樹脂板(27)によってピンが根元から曲がらないよう支えることで、折れなどの破損を防ぐ。補強樹脂板(27)は平面の樹脂に柱状部(24)の位置に対応する穴が開口した構造である。 コイルスプリングの他端(25b)の内周には先端部(22)の一端の延出部(22a)が所定長だけ挿通している。延出部(22a)は先端部(22)よりも小径の棒状に延出した部分であり、コイルスプリング(25)と電気的に接触する。これにより、回路基板(26)からコイルスプリング(25)を介して先端部(22)までの電気的経路が構成される。 すなわち、本発明ではコイルスプリング(25)は、しなり方向の弾性と補強を同時に実現するだけでなく、さらに回路基板(26)から電極領域である先端部(22)までの電気的経路としても作用している。この点、柱状部(24)が撓ると一般的な電線等では断線による接触不良などが生じやすい欠点がある。一方、本発明の構成ではコイルスプリング(25)を圧縮して挿嵌することで、ピンが大きく撓っても伸張して両端部の電気的接触は維持され、当然ながら断線の恐れがなく、抵抗の少ない電気的経路を実現することができる。 本発明では弾性体としてコイルスプリング(25)以外の任意の部材を用いることができる。例えば、導電性樹脂の棒状体や、金属製の板バネを用いることもできる。 先端部(22)の延出部(22a)の中途位置には上記小径の棒状よりも大径な係止部(22b)が形成される。係止部(22b)は柱状部(24)の対応する部位に設けられた溝部(24a)に係合する。製造時には先端部(22)を所定位置に設置した状態で金型内にシリコン樹脂を流し、係止部(22b)が溝部(24a)に係合した状態で成形される。係止部(22b)の凸部と、先端側の凹部によって柱状部(24)に対し安定して固定される。 先端部(22)と柱状部(24)とは、隙間が生じないように射出成形等により一体形成されてもよい。これにより、先端部(22)と柱状部(24)との隙間から、液体が内部に浸入しないので、頭皮に美容液などの液体を塗布して使う場合にも、コイルスプリング(25)と先端部(22)との接点腐食を防止でき、電気抵抗の増加を防止できるので、長期間にわたって、安定した効果を得ることができる。 本実施例において係止部(22b)から先の延出部(22a)の長さは3mm、先端部(22)の電極領域の長さは4.6mmである。延出部(22a)の長さは、1~10mm、好ましくは2~6mmが好ましい。電極領域の長さは、柱状部(24)が大きく撓っても肌面に接触しつづける長さとして、2mmないし6mm程度、特に3mmないし5mmの長さが好ましい。 図3は本発明に係る美容器の正面図、図4は同、右側面図である。図示されるように、本実施例のブラシアタッチメント(20)は、縦に配列されたピンが3列構成され、中央の列は直線状に、両側の列は途中でそれぞれ外側にして配列されている。そして、先端部(22)からはEMSの美容作用を及ぼすために低・中周波の電気刺激が付与される。 本実施例で示すブラシアタッチメント(20)は、図4に見られるように上側と下側のピンの高さが高く、中央部は相対的に低く構成されている。ピン体(21)の先端を結ぶ仮想線は椀型に凹状となっており、これによって顔面に当てると表面に沿って均一に先端部(22)を当接させることができる。 図4では本体(10)を充電スタンド(13)に立てた状態を示している。充電スタンド(13)から本体(10)内部に備える充電池を充電し、必要な電力を供給する。 ブラシアタッチメント(20)の着脱機構について説明する。 図2においてブラシアタッチメント(20)は、一点鎖線(A)の位置でブラシ部(12)との間で分離する。ブラシアタッチメント(20)は基盤体(23)、回路基板(26)とさらにその背面側のアタッチメント基台(28)を備える。 図5はブラシアタッチメントの態様を説明する説明図、図6はブラシアタッチメントの着脱部を示す説明図である。 図5に示すように、本発明では複数のブラシアタッチメントを交換して使用することができる。上記実施例で示した顔用のブラシアタッチメント(20)の他、頭皮のケアを行うためのブラシアタッチメント(30)に交換することもできる。 図6はブラシアタッチメントの着脱部を示す説明図である。 本体(10)のブラシ部(12)は、略楕円形の凹部(120)であり、当該凹部8120)にアタッチメント基台(28)(38)が嵌着する。 凹部(120)とアタッチメント基台(28)(38)とが互いに磁着するように磁性体が設けられており、ある程度近接させるとブラシアタッチメントがカチッと装着される。 さらに、凹部(120)には本体側電極(121)(122)(123)と、アタッチメント基台(28)にはアタッチメント側電極(280)(281)(282)を備えて、両者によって通電部を成す。 該通電部を通して、本体(10)からピン体(21)の電極領域に対して電力を供給する。 凹部(120)の左右両側には発光ダイオード(124)を備える。発光ダイオードによって例えば赤色を肌面に照射することにより、血行の促進などの美容効果を及ぼすことができる。 さらに、本体(10)の凹部(120)は振動機構を備えている。振動機構は一般的な振動モータを内装し、その振動をブラシアタッチメント(20)に伝動することで構成している。 なお、振動機構はブラシアタッチメント側に設けてもよい。この場合、上記の通電部を通して電力を供給し、ブラシアタッチメント内の振動モータを駆動する。 本発明は、上記のようにブラシアタッチメントを交換することで様々な美容作用を及ぼすことができる。例えば、図7は頭皮に対して用いるブラシアタッチメント(30)である。ヘアブラシのように髪をかき上げるようにして頭皮をケアする。 本実施例では、電極領域を有するピンを減らし、頭皮に柔らかく密着する硬度の低いシリコンブラシを用いる。シリコン樹脂製のピン体は直径4mm程度の