Search

JP-2026077915-A - 仕上げ材取付用パネルおよび建物

JP2026077915AJP 2026077915 AJP2026077915 AJP 2026077915AJP-2026077915-A

Abstract

【課題】躯体固定用ファスナー、仕上げ材固定用ファスナーの引抜き耐力を安定化させた、仕上げ材取付用パネルおよび建物を提供する。 【解決手段】矩形板状のパネル本体;パネル本体の長辺方向に主筋、および短辺方向に配設された横筋を有する一対の補強筋マット;パネル本体の主面の一方の面側に埋設されパネル本体を建物躯体に取り付けるための躯体固定用ファスナー;主面の他方の面側に埋設されパネル本体に仕上げ材を取り付けるための仕上げ材固定用ファスナー;を有し、パネル本体を側断面視した際に、長辺方向端部側から横筋、躯体固定用ファスナー、横筋が順に配され、躯体固定用ファスナーと仕上げ材固定用ファスナーとの間に、少なくとも1本の横筋が配置されていることを特徴とする。 【選択図】図2

Inventors

  • 川吉 里季
  • 山口 晃平
  • 岡本 祐輝

Assignees

  • 旭化成建材株式会社

Dates

Publication Date
20260513
Application Date
20260305
Priority Date
20190930

Claims (17)

  1. 少なくとも矩形板状部分を有するパネル本体; 前記パネル本体の前記矩形板状部分の長辺方向に配設された少なくとも2本以上の主筋、および該主筋と交差するように短辺方向に配設された少なくとも3本以上の横筋を有し、前記パネル本体の前記矩形板状部分の主面に略平行に所定の間隔で埋設された補強筋マット; 前記補強筋マットの前記主筋に、又は前記補強筋マットの前記主筋と交差し前記横筋と略平行に配された鋼材に固定されるとともに、前記パネル本体の前記矩形板状部分の主面の一方の面側に埋設され、該パネル本体を建物躯体に取り付けるための躯体係止用金具;および、 前記補強筋マットの前記主筋に、又は前記補強筋マットの前記主筋と交差し前記横筋と略平行に配された鋼材に固定されるとともに前記パネル本体の前記矩形板状部分の主面の他方の面側に埋設され、該パネル本体に仕上げ材を取り付けるための仕上げ材係止用金具; を有し、 前記パネル本体の前記矩形板状部分を側断面視した際に、長辺方向端部側から前記横筋、前記躯体係止用金具、前記横筋が順に配され、 前記躯体係止用金具と前記仕上げ材係止用金具との間に、少なくとも1本の前記横筋が配置されており、 前記パネル本体の長辺方向における前記仕上げ材係止用金具の埋設ピッチが、前記横筋の配筋ピッチと概ね一致することを特徴とする、仕上げ材取付用パネル。
  2. 少なくとも矩形板状部分を有するパネル本体; 前記パネル本体の前記矩形板状部分の長辺方向に配設された少なくとも2本以上の主筋、および該主筋と交差するように短辺方向に配設された少なくとも3本以上の横筋を有し、前記パネル本体の前記矩形板状部分の主面に略平行に所定の間隔で埋設された補強筋マット; 前記補強筋マットの前記主筋に、又は前記補強筋マットの前記主筋と交差し前記横筋と略平行に配された鋼材に固定されるとともに前記パネル本体の主面の一方の面側に埋設され、該パネル本体を建物躯体に取り付けるための躯体係止用金具;および、 前記補強筋マットの前記主筋に、又は前記補強筋マットの前記主筋と交差し前記横筋と略平行に配された鋼材に固定されるとともに前記パネル本体の前記矩形板状部分の主面の他方の面側に埋設され、該パネル本体に仕上げ材を取り付けるための仕上げ材係止用金具; を有し、 前記パネル本体の前記矩形板状部分を側断面視した際に、長辺方向端部側から少なくとも前記横筋、前記躯体係止用金具が順に配され、 長辺方向端部からの距離が前記仕上げ材係止用金具と略同じ位置に、前記横筋が配置されており、 長辺方向端部からの距離が略同じ位置に配置されている前記仕上げ材係止用金具と前記横筋とは、固定されていないことを特徴とする、仕上げ材取付用パネル。
  3. 少なくとも矩形板状部分を有するパネル本体; 前記パネル本体の前記矩形板状部分の長辺方向に配設された少なくとも2本以上の主筋、および該主筋と交差するように短辺方向に配設された少なくとも3本以上の横筋を有し、前記パネル本体の前記矩形板状部分の主面に略平行に所定の間隔で埋設された補強筋マット; 前記補強筋マットの前記主筋に、又は前記補強筋マットの前記主筋と交差し前記横筋と略平行に配された鋼材に固定されるとともに前記パネル本体の前記矩形板状部分の主面の一方の面側に埋設され、該パネル本体を建物躯体に取り付けるための躯体係止用金具;および、 前記補強筋マットの前記主筋に、又は前記補強筋マットの前記主筋と交差し前記横筋と略平行に配された鋼材に固定されるとともに前記パネル本体の前記矩形板状部分の主面の他方の面側に埋設され、該パネル本体に仕上げ材を取り付けるための仕上げ材係止用金具; を有し、 前記パネル本体の前記矩形板状部分を側断面視した際に、長辺方向端部側から少なくとも前記横筋、前記躯体係止用金具、前記仕上げ材係止用金具が順に配され、 長辺方向端部からの距離が前記躯体係止用金具と略同じ位置に、前記横筋が配置されており、 長辺方向端部からの距離が略同じ位置に配置されている前記躯体係止用金具と前記横筋とは、固定されていないことを特徴とする、仕上げ材取付用パネル。
  4. 少なくとも矩形板状部分を有するパネル本体; 前記パネル本体の長辺方向に配設された少なくとも2本以上の主筋、および該主筋と交差するように短辺方向に配設された少なくとも3本以上の横筋を有し、前記パネル本体の主面に略平行に所定の間隔で埋設された補強筋マット; 前記補強筋マットの前記主筋に、又は前記補強筋マットの前記主筋と交差し前記横筋と略平行に配された鋼材に固定されるとともに前記パネル本体の前記矩形板状部分の主面の一方の面側に埋設され、該パネル本体を建物躯体に取り付けるための躯体係止用金具;および、 前記補強筋マットの前記主筋に、又は前記補強筋マットの前記主筋と交差し前記横筋と略平行に配された鋼材に固定されるとともに前記パネル本体の前記矩形板状部分の主面の他方の面側に埋設され、該パネル本体に仕上げ材を取り付けるための仕上げ材係止用金具; を有し、 前記パネル本体の前記矩形板状部分を側断面視した際に、長辺方向端部側から少なくとも前記横筋、前記仕上げ材係止用金具、前記躯体係止用金具、が順に配され、 長辺方向端部からの距離が前記躯体係止用金具と略同じ位置に、前記横筋が配置されていることを特徴とする、仕上げ材取付用パネル。
  5. 少なくとも矩形板状部分を有するパネル本体; 前記パネル本体の前記矩形板状部分の長辺方向に配設された少なくとも2本以上の主筋、および該主筋と交差するように短辺方向に配設された少なくとも3本以上の横筋を有し、前記パネル本体の主面に略平行に所定の間隔で埋設された補強筋マット; 前記補強筋マットの前記主筋に、又は前記補強筋マットの前記主筋と交差し前記横筋と略平行に配された鋼材に固定されるとともに前記パネル本体の前記矩形板状部分の主面の一方の面側に埋設され、該パネル本体を建物躯体に取り付けるための躯体係止用金具;および、 前記補強筋マットの前記主筋に、又は前記補強筋マットの前記主筋と交差し前記横筋と略平行に配された鋼材に固定されるとともに前記パネル本体の前記矩形板状部分の主面の他方の面側に埋設され、該パネル本体に仕上げ材を取り付けるための仕上げ材係止用金具; を有し、 前記パネル本体の前記矩形板状部分を側断面視した際に、長辺方向端部側から前記横筋、前記仕上げ材係止用金具、前記横筋が順に配され、 前記仕上げ材係止用金具と前記躯体係止用金具との間に、少なくとも1本の前記横筋が配置されていることを特徴とする、仕上げ材取付用パネル。
  6. 少なくとも矩形板状部分を有するパネル本体; 前記パネル本体の前記矩形板状部分の長辺方向に配設された少なくとも2本以上の主筋、および該主筋と交差するように短辺方向に配設された少なくとも3本以上の横筋を有し、前記パネル本体の前記矩形板状部分の主面に略平行に所定の間隔で埋設された補強筋マット; 前記補強筋マットの前記主筋に、又は前記補強筋マットの、前記主筋と交差し前記横筋と略平行に配された鋼材に固定されるとともに前記パネル本体の前記矩形板状部分の主面の一方の面側に埋設され、該パネル本体を建物躯体に取り付けるための躯体係止用金具;および、 前記補強筋マットの前記主筋に、又は前記補強筋マットの前記主筋と交差し前記横筋と略平行に配された鋼材に固定されるとともに前記パネル本体の前記矩形板状部分の主面の他方の面側に埋設され、該パネル本体に仕上げ材を取り付けるための仕上げ材係止用金具; を有し、 前記パネル本体の前記矩形板状部分を側断面視した際に、長辺方向端部側から少なくとも前記横筋、前記仕上げ材係止用金具、前記躯体係止用金具が順に配され、 長辺方向端部からの距離が前記躯体係止用金具と略同じ位置に、前記横筋が配置されていることを特徴とする、仕上げ材取付用パネル。
  7. 前記パネル本体の前記矩形板状部分を側断面視した際に、前記長辺方向端部側から前記横筋、前記躯体係止用金具、前記横筋のみで配される、請求項1に記載の仕上げ材取付用パネル。
  8. 前記パネル本体の前記矩形板状部分を側断面視した際に、前記長辺方向端部側から前記横筋、前記仕上げ材係止用金具、前記横筋のみで配される、請求項5に記載の仕上げ材取付用パネル。
  9. 長辺方向端部からの距離が略同じ位置に配置されている前記仕上げ材係止用金具と前記横筋とは、固定されていない、請求項4に記載の仕上げ材取付用パネル。
  10. 長辺方向端部からの距離が略同じ位置に配置されている前記躯体係止用金具と前記横筋とは、固定されていない、請求項6に記載の仕上げ材取付用パネル。
  11. 2つの前記仕上げ材係止用金具の間には、1本の横筋が配置されている、請求項1~10のいずれか一項に記載の仕上げ材取付用パネル。
  12. 前記パネル本体の前記矩形板状部分の長手方向端部に最も近い前記仕上げ材係止用金具から、前記パネル本体の厚さ以内の距離に少なくとも1本の横筋が配置されている、請求項1~11のいずれか一項に記載の仕上げ材取付用パネル。
  13. 前記仕上げ材係止用金具と前記躯体係止用金具とは、前記パネル本体の厚さの1/2以上の距離をあけて埋設されている、請求項1~12のいずれか一項に記載の仕上げ材取付用パネル。
  14. 前記パネル本体の長辺方向における前記仕上げ材係止用金具の埋設ピッチが、前記横筋の配筋ピッチと概ね一致する、請求項2~13のいずれか一項に記載の仕上げ材取付用パネル。
  15. 前記パネル本体が、軽量気泡コンクリートパネルである、請求項1~14のいずれか一項に記載の仕上げ材取付用パネル。
  16. ロッキング可能に設けられた建物の外壁に用いられる、請求項1~15のいずれか一項に記載の仕上げ材取付用パネル。
  17. 請求項1~16のいずれか一項に記載の仕上げ材取付用パネルの主面の一方の面側が躯体固定用金具を介して建物躯体に取り付けられ、 前記仕上げ材取付用パネルの主面の他方の面側に仕上げ材固定用金具を介して前記仕上げ材が取り付けられた、建物。

Description

本発明は、仕上げ材取付用パネルおよび建物に関する。 建築物の壁、床または屋根に使用される軽量気泡コンクリートパネルの内部には、パネルの強度を発現させるために多数の主筋や横筋からなる内部補強筋が埋設されている。 そして鉄骨造(S造)や鉄筋コンクリート造(RC造)の建物における壁パネルの取付け構造としては、パネル取付け位置の上下または左右で構造躯体に固定された下地金物間にパネルが取り付けられる場合がある。この種のパネルの取付け構造では、イナズマプレートなどの取付金具をパネルの所定位置に取り付け、取付金具が取り付けられたパネルを下地金物間に建て込んで取り付けていく。 例えば特許文献1(ロッキング対応の外装材取付構造)には、壁材に埋設した躯体固定用アンカーと外装材固定用アンカーとを用いたロッキング対応の外装材取付構造が開示されている。 また、特許文献2(アンカー金具埋込みALCパネル)には、ALCパネルの補強筋である主筋(d)に対してアンカーナットが溶接された構造が開示されている。 特開2008-133697号公報特開平9-78756号公報 本発明の仕上げ材取付用パネルの一実施形態を示す分解斜視図である。本発明の仕上げ材取付用パネルの一実施形態を示す断面図である。本発明の仕上げ材取付用パネルの一実施形態を示す平面図である。本発明の仕上げ材取付用パネルの一実施形態を示す部分断面図である。本発明の仕上げ材取付用パネルに使用する係止用金具の斜視図である。本発明の仕上げ材取付用パネルの一実施形態を示す部分断面図である。本発明の仕上げ材取付用パネルの一実施形態(第一の実施形態)を示す平面図および断面図である。本発明の仕上げ材取付用パネルの他の実施形態(第二実施形態)を示す断面図である。本発明の仕上げ材取付用パネルの他の実施形態(第三実施形態)を示す断面図である。本発明の仕上げ材取付用パネルの他の実施形態(第三実施形態)を示す断面図である。本発明の仕上げ材取付用パネルの他の実施形態(第四実施形態)を示す断面図である。本発明の仕上げ材取付用パネルの他の実施形態(第五実施形態)を示す断面図である。本発明の仕上げ材取付用パネルの他の実施形態(第五実施形態)を示す断面図である。本発明の仕上げ材取付用パネルの他の実施形態(第六実施形態)を示す断面図である。本発明の仕上げ材取付用パネルの他の実施形態(第六実施形態)を示す断面図である。 以下、本発明を実施するための実施の形態について詳細に説明する。 <第一の実施形態> 以下、本発明の仕上げ材取付用パネルの一実施形態について、図を参照しながら詳細に説明する。図1~図11は本発明の仕上げ材取付用パネルの一実施形態を示す図である。 図1は、本発明の仕上げ材取付用パネルの一実施形態を示す分解斜視図であり、図2は、縦断面図である。 仕上げ材取付用パネル1は、少なくとも矩形板状部分を有するパネル本体10に、該パネル本体10を建物躯体50に取り付けるための躯体固定用ファスナー30(DRファスナー)と、該パネル本体10に仕上げ材60を取り付けるための仕上げ材固定用ファスナー40(MPファスナー)が埋設されている。 パネル本体10は特に限定されるものではなく、ここでは軽量気泡コンクリートパネルを例として示すが、一般に建築用パネルとして使用されている無機質系パネル、例えばセメント系の押出成形パネル等にも適用できる。またパネル表面は素地でも塗装を施してあってもよい。 また、パネル本体10は、少なくとも矩形板状部分を有するパネルであり、矩形平板状のパネルであってもよいし、断面L字状のコーナーパネルであってもよい。以下の実施形態では、パネル本体10として、矩形平板状のパネルを例に挙げて説明する。また、以下の説明において、パネル本体10について「主面」「長辺方向」「短辺方向」等というときは、パネル本体10の矩形板状部分についての「主面」「長辺方向」「短辺方向」等のことをいう。 図3は、本発明の仕上げ材取付用パネルの一実施形態を示す平面図である。 パネル本体10には、長辺方向に少なくとも2本以上配設された主筋12、および該主筋12と交差するように短辺方向に少なくとも3本以上配設された横筋13を備えた補強筋マット11が、パネル本体10の主面(パネル面)に略平行に埋設されている。 なお、本実施形態では、補強筋マット11は、所定の間隔で一対(2枚)埋設されている場合を例に挙げて説明しているが、補強筋マット11の数はこれに限定されるものではなく、1枚であってもよいし、3枚以上であってもよい。 主筋12は例えば径4mm~9mm程度の鉄線からなり、パネル長辺方向に50mmピッチ以上の間隔で配置される。また、横筋13は例えば径3mm~5mm程度の鉄線からなり、200mm~600mmピッチで配置される。 図3に示す例では、補強筋マット11は、パネル本体10の長辺方向に4本の主筋12が配設され、該主筋12に対して交差(直交)すると共に該パネル本体10の短辺方向に8本の横筋13が配設されている。 本実施形態では、一対の補強筋マット11において、主筋12および横筋13の配置は実質的に同じものである。すなわち、パネル本体10を平面視した際に、一対の補強筋マット11で主筋12および横筋13はそれぞれ実質的に重なり合う。 補強筋マット11に10本配された横筋13のうち、パネル本体10の長辺方向(長さ方向)の両端部近傍に2本ずつ(計4本)配置することが好ましい。パネル本体10の長さ方向端部に横筋13を2本配置することにより、主筋12が軽量気泡コンクリートに十分に定着し、またパネル本体10の端部に取り付けられるファスナー30,40の取付強度を確保することができる。また、残りの6本をパネル本体10の長辺方向の中央部分からみて対称に横筋13を配置することが好ましい。これにより、開口可能範囲を広くとることができ、また、パネル本体10の長辺方向及び短辺方向の補強筋配置が略対称なため、開口可能範囲に関して、長辺方向及び短辺方向の使い勝手をなくし、誤使用による補強筋の切断を防止することができる。 パネル本体10の主面の一方の面10a側には、パネルを建物躯体50に取り付けるための躯体固定用ファスナー30(DRファスナー)が埋設されており、パネル本体10の主面の他方の面10b側には、パネルに仕上げ材60(非構造部材)を取り付けるための仕上げ材固定用ファスナー40(MPファスナー)が埋設されている。 これら躯体固定用ファスナー30および仕上げ材固定用ファスナー40は、後述するように、補強筋マット11の主筋12と交差し横筋13と略平行に配された鋼材22を貫通することによって固定されるとともにパネル本体10の表面に埋設される。 補強筋マット11の主筋12と横筋13とに囲まれた部分に、主筋12と交差する鋼材22を貫通して躯体固定用ファスナー30および仕上げ材固定用ファスナー40を配することで、地震や風荷重に対して十分な強度を発現させることができる。 本実施形態の仕上げ材取付用パネル1は、通常、長辺方向が上下方向になるように、いわゆる縦向きにして建物躯体50に取り付けられる。 図4および図6は、仕上げ材固定用ファスナー40の部分を拡大して示す断面図である。なお、躯体固定用ファスナー30も、仕上げ材固定用ファスナー40とほぼ同様の構成であるので、ここでは説明を省略する。 パネル本体10の小口面から長孔14に棒状あるいは管状の鋼材22(アンカー鋼棒)として横筋13が挿入され、パネル本体10の仕上げ材側から座掘孔15に係止用金具20が挿入されている。パネル本体10内部において、横筋13と係止用金具20(仕上げ材係止用金具、躯体係止用金具)が係合している。 この係止用金具20は、図5に示すように係合孔21aを有するOナット、ボルト23及び座金24から構成されている。鋼材22はOナットの係合孔21aに、パネル本体10の内部で係合されている。 ここで本明細書において、仕上げ材固定用ファスナー40は、仕上げ材係止用金具21(MPアンカー金具)+鋼材22(アンカー鋼棒)のことを言い、躯体固定用ファスナー30は、躯体係止用金具21(DRアンカー金具)+鋼材22(アンカー鋼棒)のことを言う。 図4は、図1の部分断面斜視図である。図1のような構成とするためには、パネル本体10の小口面にその面に略垂直方向に長孔14をあけ、パネル本体10の外側表面10a,10bからこの面と直角に達する座掘孔15をあけて連通する。長孔14と座掘孔15は、施工現場で汎用されている手持ちの電気ドリルで容易に穿設することができるが、パネル製造工程で予め穿設しておくことも可能である。次いで座掘孔15より係止用金具20のOナットの係合孔21aを先にして長孔14に挿入し、鋼材22として横筋13を長孔14から挿入して係合孔21aを貫通するように取り付ける。Oナットは座掘孔15の外側に到達しない長さとする。 このOナットの係合孔21aの径は横筋13(鋼材22)の外径とほぼ等しく、横筋13が係合孔21aを貫通することにより、Oナットと横筋13は係合し、一体化される。横筋13は1つのパネル本体10に、例えば上下複数の位置でそれぞれ水平に通し、係止用金具20を縦方向(パネル長辺方向)に並べて取り付けて下地金具41を固定することができ、必要に応じて増やすことができる。 またOナットは、パネル本体10内部の補強筋(主筋12または横筋13)に溶接または機械的に接合する等の方法で配置・固定してもよい。 図6は、Oナットが、パネル本体10内部に埋設された棒状の鋼材25に固定されている場合を示す図である。この場合、Oナットに係合孔21aは設けられていない。 Oナットは、L字形状をなす一対の鋼材25a,25a両側から挟みこまれて固定され、これら一対の鋼材25a,25aが、棒状の鋼材25bに固定されることで、Oナットは鋼材25に固定される。固定は、溶接または機械的に接合する等により行われる。 躯体固定用ファスナー30には、パネル本体10を建物躯体50に取り付けるための取付金具31が固定され、仕上げ材固定用ファスナー40には、パネル本体10に仕上げ材60を取り付けるための下地金具41が固定される。これら取付金具31および下地金具41は、複数の金具からなるものであってもよい。 なお、躯体固定用ファスナー30の埋設位置(ひいては下地金具41の取付位置)はパネル本体10の幅方向の略中央部に、長辺方向に並べて配される。躯体固定用ファスナー30の埋設位置をほぼパネル本体10の幅中央に並べた場合、パネル本体10および仕上げ材60ともロッキングしやすくなるため耐震効果が期待できる。 このような仕上げ材取付用パネル1において、パネル本体10を建物躯体50に固定するための躯体固定用ファスナー30と、パネル本体10に仕上げ材60を取り付けるための仕上げ材固定用ファスナー40との干渉を極力避けるために、両者をある程度離間させて取付ける必要がある。 図7は、本実施の形態に係る仕上げ材取付用パネル1A(1)の一構成例を示す側断面図および平面図である。 そして特に、本実施形態の仕上げ材取付用パネル1A(1)では、パネル本体10を側断面視した際に、長辺方向端部側(上端側)から少なくとも横筋13、躯体固定用ファスナー30、横筋13が順に配され、躯体固定用ファスナー30と仕上げ材固定用ファスナー40との間に、少なくとも1本の横筋13が配置されていることを特徴とする。 横筋13を躯体固定用ファスナー30と仕上げ材固定用ファスナー40で挟むように仕上げ材固定用ファスナー40を配することで、両ファスナー30,40の強度、引抜き耐力を安定化させる。また、パネルの耐力が不安定になることに起因する亀裂の発生を抑制することができる。 これにより、本実