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JP-2026077922-A - 駆動装置

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Abstract

【課題】容易な構成で適切な駆動力を実現する。 【解決手段】駆動装置(101)は、被駆動部と連結した第1ベース部(110)と、第1ベース部上に配置されたコイル(300)と、コイルの外周の一部を囲うように配置された第1磁石(710)と、コイルの外周の一部であって、第1磁石により囲われていない部分を囲うように配置された第2磁石(720)と、第1磁石上に設けられた第1ミドルヨーク(810)と、第2磁石上に設けられた第2ミドルヨーク(820)とを備え、第1磁石は、第2磁石よりも小さく、第1ミドルヨークは、コイルから被駆動部が配置された方向にある第2ミドルヨークまでの距離より、コイルから見て異なる方向にある第1ミドルヨークまでの距離が近くなるように配置されている。 【選択図】図1

Inventors

  • 藤本 健二郎

Assignees

  • パイオニア株式会社

Dates

Publication Date
20260513
Application Date
20260305

Claims (1)

  1. 被駆動部と連結した第1ベース部と、 前記第1ベース部上に配置されたコイルと、 前記コイルの外周の一部を囲うように配置された第1磁石と、 前記コイルの外周の一部であって、前記第1磁石により囲われていない部分を囲うように配置された第2磁石と、 前記第1磁石上に設けられた第1ミドルヨークと、 前記第2磁石上に設けられた第2ミドルヨークと を備え、 前記第1磁石は、前記第2磁石よりも小さく、 前記第1ミドルヨークは、前記コイルから前記被駆動部が配置された方向にある前記第2ミドルヨークまでの距離より、前記コイルから前記方向とは異なる方向にある前記第1ミドルヨークまでの距離が近くなるように配置されている ことを特徴とする駆動装置。

Description

本発明は、例えばミラー等の被駆動物を駆動させるMEMSスキャナ等の駆動装置の技術分野に関する。 例えば、ディスプレイ、プリンティング装置、精密測定、精密加工、情報記録再生などの多様な技術分野において、半導体工程技術によって製造されるMEMS(Micro Electro Mechanical System)デバイスについての研究が活発に進められている。このようなMEMSデバイスとして、例えば、光源から入射された光を所定の画面領域に対して走査して画像を具現するディスプレイ分野、または所定の画面領域に対して光を走査して反射された光を受光して画像情報を読み込むスキャニング分野では、微小構造のミラー駆動装置(光スキャナないしはMEMSスキャナ)が注目されている。 ミラー駆動装置では、コイルと磁石を用いてミラーを駆動する構成が一般的である。この場合、コイルに電流を流すことで生ずる磁界と磁石の磁界との間の相互作用によってミラーに対して回転方向の力が加えられ、その結果、ミラーが回転させられる(例えば、特許文献1参照)。 特開平11-231252号公報 実施例に係るMEMSスキャナを表側から見た場合の構成を示す平面図である。実施例に係るMEMSスキャナを裏側から見た場合の構成を示す平面図である。実施例に係るMEMSスキャナの積層構造を示す断面図である。実施例に係るMEMSスキャナの動作の態様を概念的に示す側面図である。実施例に係るMEMSスキャナに対する磁石及びミドルヨークの配置を示す平面図である。実施例に係るMEMSスキャナに磁場を印加する部材の構成を示す断面図である。コイルに磁場を印加する部材の位置関係を示す概念図である。第1比較例に係るMEMSスキャナに対する磁石及びミドルヨークの配置を示す平面図である。第2比較例に係るMEMSスキャナに対する磁石及びミドルヨークの配置を示す平面図である。V軸駆動時におけるミドルヨークとの干渉の有無について説明する概念図である。 以下、駆動装置の実施形態について順に説明する。 <1> 本実施形態の駆動装置は、第1ベース部と、第2ベース部と、前記第1ベース部と前記第2ベース部とを連結する弾性部と、前記第1ベース部上に配置されたコイルと、前記コイルの一方側に配置された第1磁石と、前記コイルから見て前記第1磁石とは反対側に配置された第2磁石と、前記第1磁石の前記コイルと対向する面上に設けられた第1ミドルヨークと、前記第2磁石の前記コイルと対向する面上に設けられた第2ミドルヨークとを備え、前記第1磁石は、前記第2磁石よりも小さく、前記第1ミドルヨークは、前記第2ミドルヨークよりも前記コイルに近い位置に配置されている。 本実施形態の駆動装置によれば、第1ベース部と第2ベース部とが、弾性を有する弾性部(例えば、後述するバネ部等)によって直接的に又は間接的に連結(言い換えれば、接続)されている。ここで、弾性部が弾性を有していることに起因して、弾性部の剛性は、第1ベース部及び第2ベース部の双方又は一方の剛性よりも低いことが好ましい。言い換えれば、弾性部は、第1ベース部及び第2ベース部の双方又は一方よりも相対的に変形しやすいことが好ましい。更に言い換えれば、弾性部が相対的に変形し易い一方で第1ベース部及び第2ベース部の双方又は一方は相対的に変形しにくいことが好ましい。 第1ベース部上には、コイルが配置されている。例えば、第1ベース部は開孔部を有する枠状のフレームとして構成され、開孔部を周回するようにコイルが巻回される。また、コイルの一方側には第1磁石が配置されており、コイルから見て第1磁石とは反対側には第2磁石が配置されている。即ち、コイルを挟むようにして2つの磁石が配置されている。このため、コイル周辺には2つの磁石に起因する磁場が発生する。従って、コイルに所定の制御電流を流すことにより、コイルに対するローレンツ力を発生させることができる。 第1磁石のコイルに対向する側の面と、第2磁石のコイルに対向する側の面とは、典型的には異なる極性とされる。具体的には、第1磁石のコイルに対向する側の面がN極である場合は、第2磁石のコイルに対向する側の面はS極とされる。或いは、第1磁石のコイルに対向する側の面がS極である場合は、第2磁石のコイルに対向する側の面はN極とされる。この場合に、コイルに制御電流を流すと、コイルの第1磁石側と、第2磁石側とには、それぞれ向きの異なるローレンツ力が発生する。このようなローレンツ力は、コイルが配置された第1ベース部を回転運動させるための駆動力として働く。尚、このような駆動力は、第1ベース部に連結された弾性部を介して、第2ベース部に伝達可能とされてもよい。 第1磁石のコイルと対向する面上には、第1ミドルヨークが設けられている。また、第2磁石のコイルと対向する面上には、第2ミドルヨークが設けられている。第1ミドルヨーク及び第2ミドルヨークは、例えば純鉄、パーマロイ、ケイ素鉄、センダスト等の比透磁率が高い軟磁性材料を含んで構成されることが好ましい。このような第1ミドルヨーク及び第2ミドルヨークによれば、第1磁石及び第2磁石より発生する磁束を、コイルに対して好適に集束させることができる。従って、コイルに付与される駆動力を向上させることができる。 ここで本実施形態では特に、第1磁石が、第2磁石よりも小さいものとして構成されている。より具体的には、例えば第1磁石のコイル側の表面積が、第2磁石のコイル側の表面積より狭くなるように構成されている。これに加えて、第1ミドルヨークは、第2ミドルヨークよりもコイルに近い位置に配置されている。即ち、小さい方の磁石に設けられたミドルヨークは、大きい方の磁石に設けられたミドルヨークよりも、コイルに近い位置に配置されている。 上述した構成によれば、第1磁石が第2磁石よりも小さいことに起因して、第1磁石がコイルに与える磁場は、第2磁石がコイルに与える磁場よりも小さいものとなる。しかしながら、第1磁石に設けられた第1ミドルヨークが第2磁石に設けられた第2ミドルヨークよりもコイルに近接しているため、第1ミドルヨークは第2ミドルヨークよりもコイルに対する磁束集束効果が高い。よって、第1磁石と第2磁石の大きさに起因する磁場の大きさの違いが、第1ミドルヨーク及び第2ミドルヨークの距離の違いに起因する磁束集束効果の違いより相殺され、結果としてコイルに対してバランスのとれた磁場を与えることができる。これにより、コイルに発生するローレンツ力を偶力に近づけることができ、第1ベース部のより好適な駆動が実現できる。 尚、バランスのとれた磁場は、第1磁石及び第2磁石の大きさを揃えても実現可能と考えられるが、磁石の配置可能スペース次第では、2つの磁石の大きさを揃えることが難しい場合もある。特に、本実施形態のように、コイルが設けられる第1ベース部に第2ベース部が接続される態様においては、各部材をコイルに対して非対称に配置することが要求される可能性が高い。 しかるに本実施形態では、上述したように、第1磁石及び第2磁石に大きさの違いがある場合であっても、第1ミドルヨーク及び第2ミドルヨークとコイルとの距離を調整することで、適切な磁場をコイルに与えることができる。従って、コイルに対して適切な駆動力を付与し、好適な駆動を実現できる。 <2> 本実施形態の駆動装置の他の態様では、前記第2磁石は、前記コイルから見て前記第2ベース部側に配置されている。 この態様によれば、大きい方の磁石である第2磁石が、コイルから見て第2ベース部側に配置される。言い換えれば、小さい方の磁石は、コイルから見て第2ベース部とは反対側に配置されることになる。 ここで、第2磁石が設けられる第2ベース部側には、必然的に第2ベース部を配置するためのスペースが生じる。よって、例えば第2ベース部と平面的に重なるスペースを利用すれば、比較的大きい第2磁石を配置することが容易である。 他方で、第2ベース部も第1駆動部から伝達される駆動力で駆動することを考えれば、第2ベース部が駆動する領域を確保しておくことが求められる。しかしながら、ミドルヨークのようにコイルに近い位置(言い換えれば、第2ベース部にも近い位置)に配置されることが望まれる部材は、第2ベース部の駆動を妨げてしまうおそれがある。 しかしながら、第2磁石に設けられる第2ミドルヨークは、第1ミドルヨークよりもコイルとの距離が大きくされるものである。従って、第2ミドルヨークは、例えば第2ベース部の駆動領域を妨げない程度に距離を置いて配置することが容易である。 <3> 上述の如く第2磁石が第2ベース部側に配置される態様では、前記第1磁石は、前記第1ベース部の前記第2ベース部と対向しない側の第1の辺に沿って設けられた第1部分と、前記第1の辺と隣り合う第2の辺に沿って設けられた第2部分とを有しており、前記第2磁石は、前記第1ベース部の前記第2ベース部と対向する側の第3の辺に沿って設けられた第3部分と、前記第3の辺と隣り合う第4の辺に沿って設けられた第4部分とを有しており、前記第1部分は、前記第3部分よりも小さく、前記第1ミドルヨークのうち前記第1部分の面上に設けられた部分は、前記第2ミドルヨークのうち前記第3部分の面上に設けられた部分よりも前記コイルに近い位置に配置されてもよい。 この場合、第1磁石の第1部分が、第2磁石の第3部分よりも小さく設けられる。具体的には、第1ベース部の第1の辺(即ち、第2ベース部と対向しない側の辺)に沿って設けられた第1部分が、第1ベース部の第3の辺(即ち、第2ベース部と対向する側の辺)に沿って設けられた第3部分よりも小さく設けられる。従って、第2ベース部側に配置される第2磁石の方が、第1磁石よりも大きいものとされる。尚、その他の第2部分及び第4部分の大きさについては、典型的には概ね同程度とされるが、特に限定されるものではない。 他方で、第1ミドルヨークのうち第1部分の面上に設けられた部分は、第2ミドルヨークのうち第3部分の面上に設けられた部分よりも、コイルに近い位置に配置される。よって、第1部分と第3部分の大きさに起因する磁場の大きさの違いが、第1部分及び第3部分の各々に設けられたミドルヨークの距離の違いに起因する磁束集束効果の違いより相殺される。従って、コイルに対してバランスのとれた磁場を与えることができる。 <4> 本実施形態の駆動装置の他の態様では、前記第1ミドルヨーク及び前記第2ミドルヨークは、前記第1ベース部及び前記第2ベース部と平面的に見て重ならないように配置されている。 この態様によれば、第1ミドルヨーク及び第2ミドルヨークが、第1ベース部及び第2ベース部の駆動を妨げてしまうことを回避できる。言い換えれば、第1ミドルヨーク及び第2ミドルヨークは、平面的には第1ベース部及び第2ベース部とは重ならないように配置されるものの、高さ的にみれば第1ベース部及び第2ベース部に近接した状態で配置できる。従って、第1ミドルヨーク及び第2ミドルヨークによる磁束集束機能を効果的に発揮させることができる。 <5> 本実施形態の駆動装置の他の態様では、前記第1ベース部の開孔部に挿通されたヨークを更に備える。 この態様によれば、第1ベース部の開孔部に挿通されたヨークにより、コイルに対して磁束を集束させることができる。よってコイルに制御電流を流すことで発生するローレンツ力を高めることができる。即ち、コイルにより付与される駆動力を大きくすることができる。ヨークは、第1ミドルヨーク及び第2ミドルヨークと同様に、例えば純鉄、パーマロイ、ケイ素鉄、センダスト等の比透磁率が高い軟磁性材料を含んで構成されることが好ましい。 尚、ヨークによる磁束の集束効果を高めるためには、ヨークとコイルとの距離は小さい方が好ましい。このためヨークは、コイルの配置された第1ベース部の駆動を妨げな