JP-2026077926-A - 歯科用ハンドピース
Abstract
【課題】 歯科用ハンドピースと、痛みを力学的に軽減するためのエイクレス装置と、を一体化する。 【解決手段】 歯科用ハンドピース1は、歯の切削用刃具2を回転させるためのエアタービン3を備えた筐体10と、この筐体に取り付けられた、エアタービン3のための給気通路14を内蔵するハンドル側筐体11とから成り、エアタービン3が回転バランスを壊すことで超音波振動を発するように設けられた羽車30を備えている。羽車30の回転バランスを壊すために、羽車30の10枚のブレードを回転対称に設けるのであるが、9枚のブレード33の中に、1枚のより軽量なブレード34を混在させた。 【選択図】図1
Inventors
- 鈴木 計芳
Assignees
- 鈴木 計芳
Dates
- Publication Date
- 20260513
- Application Date
- 20260305
Claims (7)
- 歯の切削用刃具を回転させるためのエアタービンを備えた筐体と、この筐体に取り付けられた、前記エアタービンのための給気通路を内蔵するハンドル側筐体とから成り、前記エアタービンが、回転バランスを壊すことで超音波振動を発するように設けられた羽車を備えている、歯科用ハンドピース。
- 回転バランスを壊すべく前記羽車を構成する複数枚のブレードの中に他のブレードとは重さの異なるブレードが取り付けられている、請求項1に記載の歯科用ハンドピース。
- 回転バランスを壊すべく前記羽車のブレード以外の回転部位に他の部位とは重さの異なる部位が設けられている、請求項1に記載の歯科用ハンドピース。
- 回転バランスを壊すべく前記羽車を構成する複数枚のブレードの中に他のブレードとは空気抵抗の異なるブレードが設けられている、請求項1に記載の歯科用ハンドピース。
- 回転バランスを壊すべく前記羽車の回転シャフトに偏心錘が取り付けられている、請求項1に記載の歯科用ハンドピース。
- 回転バランスを壊すべく前記羽車を構成する複数枚のブレードが回転対称ではないように配設されている、請求項1に記載の歯科用ハンドピース。
- 回転バランスを壊すべく前記エアタービンの前記羽車とこれを納めるタービンルームとが、一方の少なくとも一部が磁性体で、他方の一部が前記磁性体を吸引する磁石であるように構成されている、請求項1に記載の歯科用ハンドピース。
Description
この発明は切削用刃具に超音波振動を加えるようにしたエアタービン式の歯科用ハンドピースに関する。 エアタービン式の歯科用ハンドピースは、コンプレッサからの圧搾空気によりエアタービン内部の羽車を高速回転させて、この羽車に一般的には同軸で取り付けられている切削用刃具によって、虫歯の切削や除去を行う器具である。より詳しくは、筐体と、該筐体に内蔵された、歯の切削用刃具が設けられたエアタービンと、この筐体に取り付けた、エアタービンのための給気通路や排気通路などを内蔵するハンドル側筐体と、から成るものが一般的である。さらに洗浄水の噴霧口への洗浄水路や噴霧気路が設けられているものもある。なお噴霧気路に排気通路が接続される構成とする場合もある。なおコンプレッサからの圧搾空気は、チェアユニットのペダル等を含んで給気量を制御するための給気回路の、供給口に接続された給気チューブを介して供給される。 歯科医師はこのような歯科用ハンドピースを用いて、チェアユニットのペダルを操作しつつ、高速回転させた切削用刃具で虫歯の切削を行うのである。この際に歯科治療の痛みを力学的に軽減する、エイクレス(登録商標、以下同様)と称呼される装置が併用されている。このものはおよそ60KHzの超音波振動を発する一種のアクチュエータであり、プローブすなわちホーン部を切削する歯の側面に軽く当てるようにすることによって患者に与える痛みやストレスを少なくして治療することが可能となる。また治療に当たる歯科医師にとっては、リーミングやファイリングそのものが軽くなったり、切削用刃具からの騒音や発熱が少なくなったり、切削用刃具の寿命が延びたり、治療に要する時間が短縮したりするなどの利点がある。 歯科治療の痛みを力学的に軽減する仕組みすなわち力学的麻酔法に付いては特開昭58-036540号に詳しく開示されている。 特開昭58-036540号公報 実施例1の歯科用ハンドピースの説明図である。実施例1の羽車の説明図である。実施例2の羽車を底面視した説明図である。実施例3の羽車の説明図である。実施例4の羽車の説明図である。実施例4の羽車を底面視した説明図である。実施例5の羽車の説明図である。実施例6の歯科用ハンドピースの説明図である。 以下ではこの発明の実施例を図面に基づいて説明するが、この発明はこれ等に限定されるものではない。 この発明によって、切削用刃具を虫歯の切削を行うべく歯に接触させることで、虫歯の内部に直接的に超音波振動を伝えることが出来るようになり、患者に痛みを感じ難くさせることが出来るようになったことには、産業上の利用可能性が十二分にある。 なお根管壁を軽く楽に切削出来るようにしたいとする課題や、スチール製などの比較的に安価な切削用刃具の切削能力を高めたいとする課題がある場合には、この発明の構成をそのまま採用することで、これ等の課題にうまく対処することが可能である。