JP-2026077931-A - 電子部品及びその製造方法
Abstract
【課題】内部への流体浸透経路が遮断された電子部品及びその製造方法を提供する。 【解決手段】 電子部品及びその製造方法が提供される。電子部品は、積層された多数の誘電体層と対応する誘電体層を間に挟んで配置された多数の内部電極を含む本体、及び本体の外側面上に配置され、多数の内部電極のうち一部と連結される電極層を含む微小体、及びシーリング薄膜を含み、微小体は誘電体層、内部電極及び電極層のうち少なくとも一部によって定義され、微小体の表面を介して開口する開放型微細孔を含み、シーリング薄膜は開放型微細孔の内部を少なくとも部分的に充填し、開放型微細孔の入口を閉鎖する内部シーリング薄膜を含む。 【選択図】図8
Inventors
- ジョン、コン ジョー
- アン、ソ ジュン
- ウォン、クァン イェウン
- スン、ウー キュン
- パク、キュ シク
- パク、ミュン ジュン
Assignees
- サムソン エレクトロ-メカニックス カンパニーリミテッド.
Dates
- Publication Date
- 20260513
- Application Date
- 20260305
- Priority Date
- 20201218
Claims (12)
- 積層された多数の誘電体層と対応する誘電体層を間に挟んで配置された多数の内部電極を含む本体と、 前記本体の外側面上に配置され、前記多数の内部電極のうち一部と連結される電極層を含む微小体と、 シーリング薄膜とを備え、 前記微小体は、前記誘電体層、前記内部電極及び前記電極層のうち少なくとも一部によって定義され、前記微小体の表面を介して開口する開放型微細孔を含み、 前記シーリング薄膜は、前記開放型微細孔の内部を少なくとも部分的に充填し、前記開放型微細孔の入口を閉鎖する内部シーリング薄膜を含み、 前記シーリング薄膜は、前記電極層の端部と前記本体との間の界面上に配置された外部シーリング薄膜をさらに含み、 前記外部シーリング薄膜は、前記内部シーリング薄膜と同一の物質からなり、 前記内部シーリング薄膜及び前記外部シーリング薄膜は、少なくとも部分的に結晶化している、電子部品。
- 前記内部シーリング薄膜は、前記開放型微細孔の内部を完全に充填する、請求項1に記載の電子部品。
- 前記開放型微細孔は、前記内部シーリング薄膜によって充填されない空いた空間を含み、前記空いた空間は、前記内部シーリング薄膜が閉鎖する領域よりも内側に位置する、請求項1または2に記載の電子部品。
- 前記微小体は、前記誘電体層、前記内部電極及び前記電極層のうち少なくとも一部によって定義され、前記微小体の表面を介して開口しない閉鎖型微細孔をさらに含む、請求項1から3のいずれか一項に記載の電子部品。
- 前記内部シーリング薄膜は、前記閉鎖型微細孔内に配置されない、請求項4に記載の電子部品。
- 前記内部シーリング薄膜及び前記外部シーリング薄膜は、フッ素を含む、請求項1に記載の電子部品。
- 前記電極層上に配置されためっき層をさらに含み、前記電極層と前記めっき層との間には、前記シーリング薄膜が配置されない、請求項1から6のいずれか一項に記載の電子部品。
- 前記内部シーリング薄膜は、前記開放型微細孔の表面の開口から深さ方向に後退して配置される、請求項1から7のいずれか一項に記載の電子部品。
- 前記シーリング薄膜は、前記微小体の外側面上に配置されない、請求項8に記載の電子部品。
- 積層された多数の誘電体層と対応する誘電体層を間に挟んで配置された多数の内部電極を含む本体と、 前記本体上に配置されて対応する前記内部電極と電気的に連結されるように配置された電極層と、 前記電極層上に配置されためっき層を含む外部電極と、 前記電極層の端部と前記本体との間の界面上に配置された外部シーリング薄膜とを備え、 前記外部シーリング薄膜は、少なくとも部分的に結晶化している、電子部品。
- 前記外部シーリング薄膜は、フッ素を含む、請求項10に記載の電子部品。
- 前記外部シーリング薄膜の最大厚さは、20nm~200nmである、請求項10または11に記載の電子部品。
Description
本発明は、電子部品及びその製造方法に関するものである。 電子部品のうち積層セラミックキャパシタ(MLCC:Multi-Layered Ceramic Capacitor)は、液晶表示装置(LCD:Liquid Crystal Display)などの映像機器、コンピュータ、スマートフォン及び携帯電話などの様々な電子製品のプリント回路基板に装着されて電気を充電又は放電させる役割を果たすチップ形態のコンデンサである。 かかる積層型セラミックキャパシタは、小型でありながら高容量が保障され、実装が容易であるという利点により、様々な電子装置の部品として用いられることができる。最近、電子装置の部品が小型化するにつれて、積層型キャパシタの小型化及び高容量化に対する要求が増加しつつある。 積層型キャパシタは、多数の誘電体層と、誘電体層を間に挟んで交互に配置された多数の内部電極、及び内部電極と連結された外部電極を含む。誘電体層、内部電極、外部電極は、互いに緻密に結合することが好ましいが、場合によっては、欠陥が発生する可能性がある。このような欠陥は、流体浸透経路になることがある。 本発明の一実施形態に係る電子部品を説明するための斜視図である。図1の電子部品を説明するための分解斜視図である。図1に示された電子部品の本体を説明するための分解斜視図である。図1のIV-IV'線に沿って切断した断面図である。一実施形態によるシーリング薄膜形成前の微小体の部分断面図である。開放型微細孔を含む微小体が流体に露出した状態を示した概略図である。閉鎖型微細孔を含む微小体が流体に露出した状態を示した概略図である。図5の微小体にシーリング薄膜が形成された構造を示した部分断面図である。開放型微細孔の内部にシーリング薄膜が形成された微小体が流体に露出した状態を示した概略図である。一実施形態に係る電子部品の製造方法の工程段階を示した断面図である。一実施形態に係る電子部品の製造方法の工程段階を示した断面図である。一実施形態に係る電子部品のシーリング薄膜の形成工程を示した概略図である。一実施形態に係る電子部品の製造方法の工程段階を示した断面図である。シーリング薄膜の成長方向を説明するための部分断面図である。一実施形態に係る電子部品の製造方法の工程段階を示した断面図である。一実施形態に係る電子部品の製造方法の工程段階を示した断面図である。様々な実施形態に係る電子部品の内部シーリング薄膜に対する断面図である。開放型微細孔内に湿式方式でコーティング層を形成する方法を示した断面図である。他の実施形態に係る電子部品の断面図である。 本発明の利点及び特徴、そしてこれらを達成する方法は、添付される図面とともに詳細に後述する実施形態を参照すると明確になる。しかし、本発明は、以下で開示される実施形態に限定されるものではなく、互いに異なる多様な形態で実現されることができ、単に本実施形態は、本発明の開示を完全にし、本発明が属する技術分野における通常の知識を有する者に発明の範疇を完全に説明するために提供されるものであり、本発明は請求項の範疇によって定義されるだけである。明細書全体にわたって同一参照符号は同一構成要素を示す。 素子(elements)、または層が異なる素子、または層の「上(on)」と称されるものは、他の素子または層の直上だけでなく、中間に他の層または他の素子を介在した場合をすべて含む。一方、素子が「直上(directly on)」と称されるものは、中間に他の素子または層を介在していないものを示す。 空間的に相対的な用語である「下(below)」、「下(beneath)」、「下部(lower)」、「上(above)」、「上部(upper)」などは、図面に示されているように、一つの素子または構成要素と異なる素子または構成要素との相関関係を容易に記述するために用いられることができる。空間的に相対的な用語は、図面に示されている方向に加えて、使用時または動作時の素子の互いに異なる方向を含む用語として理解すべきである。例えば、図面に示されている素子を覆す場合、他の素子の「下(below)」または「下(beneath)」と記述された素子は、他の素子の「上(above)」に置かれることがある。したがって、例示的な用語である「下」は、下及び上の方向をすべて含むことができる。素子は、他の方向にも配向されることができ、これにより、空間的に相対的な用語は配向によって解釈されることができる。 たとえ、第1、第2などが様々な素子、構成要素及び/またはセクションを説明するために用いられるが、これらの素子、構成要素及び/またはセクションはこれらの用語によって制限されないことはもちろんである。これらの用語は、ただ一つの素子、構成要素またはセクションを他の素子、構成要素またはセクションと区別するために用いられるものである。したがって、以下で言及される第1素子、第1構成要素または第1セクションは、本発明の技術的思想内で第2素子、第2構成要素または第2セクションであることもできる。 以下、添付された図面を参照して、様々な実施形態を説明する。 図1は、本実施形態に係る電子部品を説明するための斜視図であり、図2は、図1の電子部品を説明するための分解斜視図であり、図3は、図1に示された電子部品の本体を説明するための分解斜視図であり、図4は、図1のIV-IV'線に沿って切断した断面図である。 図1~図4を参照すると、電子部品100は、互いに分離した第1電極と第2電極、及びその間に介在された誘電体を含む。第1電極及び第2電極は、それぞれ複数個であり、相互交互に積層されることができる。各電極間には誘電体が介在する。複数の第1電極、第2電極及び誘電体は、積層型キャパシタをなす。以下では、電子部品の構成について詳細に説明する。 電子部品100は、本体110、第1外部電極161、及び第2外部電極162を含む。 本体110は、例えば、六面体形状であることができる。具体的に、本体110は、図2に示されたように、6つの面M1、M2、F1、F2、C1、C2を含むことができる。第1面M1と第2面M2は、第3方向Tに(または本体110の厚さ方向に)互いに対向する。電子部品100を基板に実装するとき、第1面M1または第2面M2は、基板に実装される面(すなわち、実装面)になることがある。第3面F1と第4面F2は、第2方向Wに(または本体110の幅方向に)互いに対向する。第3面F1及び第4面F2は第1面M1及び第2面M2と連結される。第5面C1と第6面C2は、第1方向Lに(または本体110の長さ方向に)互いに対向する。第5面C1及び第6面C2は第1面M1、第2面M2、第3面F1及び第4面F2と連結される。 図3に示したように、本体110は多数の誘電体層111、多数の第1内部電極121、及び多数の第2内部電極122を含む。具体的に、多数の誘電体層111が積層され、多数の第1内部電極121及び多数の第2内部電極122は、誘電体層111を間に挟んで交互に配置される。 多数の誘電体層111は、焼結された状態で、隣接する誘電体層同士の境界が確認できないほどに一体化していることがある。 誘電体層111は、高誘電率を有するセラミック材料を含むことができる。例えば、誘電体層111は、チタン酸バリウム(BaTiO3)系またはチタン酸ストロンチウム(SrTiO3)系粉末を含むことができるが、これに限定されない。すなわち、十分な静電容量を得ることができる物質であれば、どのようなものでも誘電体層111の物質として適用可能である。誘電体層111には、セラミック粉末に併せてセラミック添加剤、有機溶剤、有機バインダー、可塑剤、結合剤、及び分散剤などが選択的にさらに添加されることができる。セラミック添加剤としては、遷移金属酸化物または炭化物、希土類元素、マグネシウム(Mg)またはアルミニウム(Al)などが挙げられるが、セラミック添加剤の例示は、これに限定されない。 多数の第1内部電極121及び多数の第2内部電極122は、第3方向Tに(または本体110の厚さ方向に)重なるが、互いに重なる面積は、キャパシタの容量形成と関連する。 第1内部電極121及び第2内部電極122は、ニッケル(Ni)を含むことができる。第1内部電極121及び第2内部電極122はニッケルを主成分とし、さらに添加剤を含むことができる。例えば、酸化ニッケル(NiO)の形成を減少させて内部電極121、122の導電性を高めるためにLi、Na、Kを含む群から選択された少なくとも一つの物質が上記添加剤として用いられることができる。また、内部電極121、122の信頼性を向上させるために、Sn、Cu、Ag、Pb、Pt、Rh、Ir、Ru、Os、In、Ga、Zn、Bi、Pbを含む群から選択された少なくとも一つの物質が上記添加剤として用いられることができる。また、内部電極121、122の界面組成を均一にするためにBa、Mg、Dy、Tiを含む群から選択された少なくとも一つの物質が上記添加剤として用いられることができる。 図4に示されたように、多数の第1内部電極121は、第5面C1に露出し、第1外部電極161と電気的に連結される。多数の第2内部電極122は、第6面C2に露出して第2外部電極162と電気的に連結される。第1外部電極161及び第2外部電極162に電圧を印加すると、互いに対向する第1内部電極121と第2内部電極122との間に電荷が蓄積されることができる。 本体110は、さらに、多数の第1内部電極121と多数の第2内部電極122のうち最下にある内部電極の下に位置する下部カバー層111Lをさらに含むことができる。また、本体110は、さらに、多数の第1内部電極121と多数の第2内部電極122のうち最上にある内部電極の上部に位置する上部カバー層111Hをさらに含むことができる。下部カバー層111L及び上部カバー層111Hは、多数の誘電体層111とともに焼結された状態で、隣接する層同士の境界が確認できないほど一体化していることがある。 下部カバー層111L及び上部カバー層111Hは、単一の誘電体層または2つ以上の誘電体層を第3方向Tに(例えば、本体110の厚さ方向に)積層して形成することができる。下部カバー層111L及び上部カバー層111Hは、物理的/化学的ストレスから第1内部電極121及び第2内部電極122の損傷を防止する役割を果たす。また、実装方向性を除去するために、下部カバー層111Lの厚さTLと上部カバー層111Hの厚さTHを同一に形成することができるが、これに限定されない。下部カバー層111Lまたは上部カバー層111Hは、誘電体層111と同一の材質及び構成を有することができるが、これに限定されない。 本体110の形状、寸法、誘電体層111の積層数、第1内部電極121/第2内部電極122の積層数、下部/上部カバー層111L、111Hの厚さTL、THなどは設計によって異なる場合があり、図示されたものに限定されない。 第1外部電極161は、第1接続部161a、第1実装部161b、及び第1側面部161cを含むことができる。 第1接続部161aは、本体110の第5面C1に配置され、第5面C1に露出した多数の第1内部電極121と接続される。第1接続部161aは、本体110の第5面C1の全部をカバーすることができる。 第1実装部161bは、第1接続部161aから本体110の第1面M1と第2面M2に延長されることができる。第1実装部161bは、本体110の第1面M1と第2面M2を部分的にカバーすることができる。 第1側面部161cは、第1接続部161aから本体110の第3面F1と第4面F2に延長されることができる。第1側面部161cは、本体110の第3面F1と第4面F2を部分的にカバーすることができる。 第1実装部161bは、第1内部