JP-2026077963-A - 緩衝機能付き包装用箱
Abstract
【課題】コストの増大を抑えつつ、箱内の医薬品パックを効果的に保護する。 【解決手段】箱B3は内面に押え板51からなる緩衝機能部5を備える。この場合、押え板51は、接着片45を底面板41の接着側一方の側縁に正面板44の板面内に配置可能な大きさの接着部451及両端の開口に配置可能な大きさの2つの延長部452、453により形成されて、接着片45の各延長部452、453で底面板41とは反対側の各側縁に連接して接着片45の板面内に配置可能な大きさに形成され、接着片45の内面上に折り込まれて、両端を各延長部452、453に固定され、箱B3の組み立てにより、押え板51は接着片45の内面上で湾曲状に張り出される。 【選択図】図14
Inventors
- 石田 ゆう
Assignees
- 丸金印刷株式会社
Dates
- Publication Date
- 20260513
- Application Date
- 20260306
- Priority Date
- 20210611
Claims (2)
- 正面板、天面板、背面板、底面板をなす相互に平行に連接して形成される4側面板及び前記4側面板の一側の1側面板の他側の1側面板の側縁に接続される接続側一方の側縁に併せて形成される接着片と、前記4側面板のうち相互に対向する2側面板の両端縁に連接して形成される一方の一対のフラップ及び前記2側面板とは別の他の1側面板又は2側面板の両端縁に形成される他方の一対のフラップからなり、両端の開口を塞ぐ両端の端面板と、を備え、前記接着片と前記4側面板の前記他側の1側面板が接合されて前記一側の1側面板の接続側一方の側縁と前記他端の1側面板の接続側の側縁に接続され、前記各端面板により前記両端の開口を塞ぐことにより、全体が略直方体形状の箱に組み立てられて、医薬品その他各種の物品を包装する包装用箱において、 前記箱内に、前記4側面板のうちの1側面板の内面からこれに対向する1側面板に向けて湾曲状に張り出される押え板からなり、物品を押え保持可能な緩衝機能部を備え、 前記押え板は、前記接着片を前記4側面板の一側の1側面板の接着側一方の側縁に前記他側の側面板の板面内に配置可能な大きさの接着部及び前記接着部の両端からそれぞれ延び、前記両端の開口に配置可能な大きさの2つの延長部により形成されて、前記接着片の前記各延長部で前記一側の1側面板とは反対側の各側縁に連接して前記接着片の板面内に配置可能な大きさに形成され、前記接着片の内面上に折り込まれて、両端を前記各延長部に固定され、前記箱の組み立てにより、前記押え板は前記接着片の内面上で湾曲状に張り出され、 前記押え板により物品を弾性的に押え保持する、 ことを特徴とする緩衝機能付き包装用箱。
- 接着片、押え板の相互に対向する各側縁に溝形の切欠部を備え、他側の側面板に、箱の組み立て状態で前記他側の側面板の少なくとも前記各切欠部に対向する位置を開放可能に開封用の切り取り部が設けられる請求項1に記載の緩衝機能付き包装用箱。
Description
本発明は、医薬品その他各種の物品を包装するのに使用する緩衝機能付き包装用箱に関する。 一般に、医療機関や調剤薬局で取り扱われる錠剤やカプセル錠などの医療用の医薬品は、複数個ずつが1枚のPTPシートに収納され、このPTPシートが複数枚単位でさらにピロー包装されて、又は結束バンドで結束されて、ひとまとまりにして、包装用箱(個装箱)に包装される。 この種の包装用箱は、例えば特許文献1などに開示されているように、正面部、背面部、左側面部、右側面部をなす相互に平行に連接して形成される4側面板及びその一方の側縁に併せて形成される接着片と、4側面板の両端縁に形成される一対のフラップ及び蓋からなり、天面部をなす天蓋及び底面部をなす底蓋とを備え、4側面板の一方の側縁の接着片と他方の側縁とを接着されて構成される。このようにして医薬品を包装する工程において、4側面板が四角柱状に折り曲げられて、その中に医薬品が収納され、底蓋の各部を折り曲げられて接着されるとともに、箱の天面開口が天蓋により封止されて、全体として略直方体形状に組み立てられる。かくして医薬品が包装される。 また、従前、この種の医療用の医薬品には、医薬品の名称、服用方法(用法,用量など)、効能、取扱い上の注意など医薬品に関する各種の情報を記載された添付文書が添付され、包装用箱の中に同梱されてきた。この添付文書は例えばA3サイズなどの比較的大きな紙が使用されており、箱の中に入れるために、細長く折り畳まれる。このように折り畳まれた添付文書は比較的厚みのあるものになっている。そして、この添付文書は、細長く折り畳まれた状態で、かつ医薬品を挟み込むような形で、箱の中に収納される。このようにすることで、この添付文書が箱の中で医薬品を押え保持し、箱外部の衝撃から保護するものとなっていた。ところが、2019年11月の改正薬機法により、この添付文書は電子的な方法による提供が原則とされ、これが2021年8月より施行される。すなわち、添付文書の医薬品への添付は廃止となる。添付文書が包装用の箱の中に同梱されないことで、当然のことながら、従前使用されてきた箱のままでは箱の内部に添付文書の収納分だけ隙間が生じるため、箱の中で医薬品ががたつき医薬品の保護性能が低下するおそれがある。このため、従前の箱は設計変更の必要がある。 実開平6―53425号公報 本発明の第1の実施の形態に係る緩衝機能付き包装用箱の構成を示す図((a)は箱の全体構成を示す斜視図(b)は箱の要部の構成を底面開口側から示す斜視図)同包装用箱の組み立て前のブランクシートの構成を示す図(展開図)同包装用箱の組み立て工程の一部を示す図同包装用箱の組み立て工程の一部を示す図同包装用箱が組み立て可能に扁平状に折り畳み加工された状態を示す図同包装用箱による医薬品パックの包装状態を一側面板を取り除いて示す図(斜視図)同包装用箱の変更例(パターン1)を示す図(箱の要部の構成を底面開口側から示す斜視図)同包装用箱の組み立て前のブランクシートの構成を示す図(展開図)同包装用箱の変更例(パターン2)を示す図(箱の要部の構成を底面開口側から示す斜視図)同包装用箱の組み立て前のブランクシートの構成を示す図(展開図)同包装用箱の変更例(パターン3)を示す図(箱の要部の構成を底面開口側から示す斜視図)同包装用箱の組み立て前のブランクシートの構成を示す図(展開図)本発明の第2の実施の形態に係る緩衝機能付き包装用箱の組み立て前のブランクシートの構成を示す図(展開図)同包装用箱の組み立て工程の一部を示す図同包装用箱の組み立て工程の一部を示す図本発明の第3の実施の形態に係る緩衝機能付き包装用箱の構成を示す図((a)は箱の全体構成を示す正面板の開封蓋を天面板とともに開封した状態の正面側斜視図(b)は箱の特に内部の構成を示す正面板の開封蓋を天面板とともに開封した状態の天面側斜視図)同包装用箱の組み立て前のブランクシートの構成を示す図(展開図)同包装用箱の組み立て工程の一部を示す図(平面図)同包装用箱による10本のアンプルの包装状態を正面板の開封蓋を天面板とともに開封して示す図((a)は正面側斜視図(b)は天面側斜視図)同包装用箱の一部の変更例を示す図(展開図) 次に、この発明を実施するための形態について図を用いて説明する。図1、図2に第1の実施の形態を示している。図1(a)は緩衝機能付き包装用箱B1の全体構成を示し、図1(b)は同包装用箱B1の要部の構成を示している。図2は同包装用箱B1の組み立て前のブランクシートP1の構成を示している。なお、この箱B1は医薬品パック(複数個の錠剤又はカプセル錠で1枚のPTPシートに収納され、このPTPシートが複数枚単位でさらにピロー包装されて、又は結束バンドで結束されて、ひとまとまりにしたものをいう。以下、同じ。)の包装用として例示している。 図1、図2に示すように、緩衝機能付き包装用箱B1(以下、包装用箱B1又は箱B1という場合がある。)は、所謂板紙により形成され、箱B1の正面部、背面部、左側面部、右側面部をなす相互に平行に連接して形成される4側面板11-14(背面板11、左側面板12、正面板13、右側面板14)及びこれら4側面板11-14の一側の1側面板11の他側の1側面板14の側縁(接続側一方の側縁となる側縁)に接続される接続側一方の側縁に併せて形成される接着片15と、これら4側面板11-14のうち相互に対向する2側面板12、14の両端縁に連接して形成される一対のフラップ163,164、173,174及び当該2側面板12、14とは別の他の2側面板11、13の両端縁に形成される内蓋161、171、外蓋162、172からなり、天面開口10Uを塞ぐ天蓋16、及び底面開口10Dを塞ぐ底蓋17とを備えて構成される。 この箱B1の場合、4側面板11-14は左側から順に背面板11、左側面板12、正面板13、右側面板14で、4側面板11-14の一側(この場合、左側一方側)の1側面板11は背面板11、他側(この場合、右側他方側)の1側面板14は右側面板14になっている。背面板11、正面板13はそれぞれ、同じ大きさの縦長の長方形で、左右の側面板12、14はそれぞれ、背面板11、正面板13よりも幅が狭い同じ大きさの縦長の長方形になっている。接着片15は幅が左右の各側面板12、14の幅の3分の1程で、背面板11の右側面板14側の側縁から略台形状に延ばされる。なお、この接着片15が右側面板14の裏面で背面板11側の側部に糊を介して接続される。 この箱B1の場合、天蓋16は、4側面板11-14の上端縁、この場合、背面板11の上端縁から折り線L5を介して連接される内蓋161と、正面板13の上端縁から折り線L7を介して連接される外蓋162と、左右の各側面板12、14の各上端縁から折り線L6、L8を介して連接される左右一対のフラップ163、164とからなる。この場合、内蓋161は箱B1の天面開口10Uの略全体を被覆可能に全体が矩形状に形成され、その上端(先端)から差し込み片1611が突出される。外蓋162は箱B1の天面開口10Uの略全体を被覆可能に全体が台形状に形成される。左右の各フラップ163、164は箱B1の天面開口10Uを部分的に(天面開口10Uの左右両側を5分の2程度ずつ)被覆可能に全体が台形状に形成される。このようにして天面開口10Uが左右の各フラップ163、164を介して内蓋161、外蓋162により順次閉じられ、内蓋161先端の差し込み片1611は正面板13内面の天蓋16側の端部に差し込まれ、内蓋161に外蓋162が糊付けされて封止される。なお、4側面板11-14の各折り線L5-L8は4側面板11-14の各上端縁に、直線的に、天蓋16の各部を天面開口10U外に向けて傾倒案内可能に、箱B1の表面側から裏面側に向けて凹の罫線により、形成される。 この箱B1の場合、底蓋17は、4側面板11-14の下端縁、この場合、背面板11の下端縁から折り線L9を介して連接される内蓋171と、正面板13の下端縁から折り線L11を介して連接される外蓋172と、左右の各側面板12、14の各下端縁から折り線L10、L12を介して連接される左右一対のフラップ173、174とからなる。この場合、内蓋171は箱B1の底面開口10Uを部分的に(底面開口10D全体の5分の4若しくは4分の3程度)を被覆可能に全体が台形状に形成される。外蓋172は箱B1の底面開口10Uの略全体を被覆可能に全体が台形状に形成される。左右の各フラップ173、174は箱B1の底面開口10U(の左右両端)を部分的に(底面開口10Uの左右両側を5分の2程度ずつ)被覆可能に全体が台形状に形成される。このようにして底面開口10Uが左右の各フラップ173、174を介して内蓋171、外蓋172により順次閉じられ、内蓋171に対して外蓋172が糊付けされることで封止される。なお、4側面板の各折り線L9-L12は4側面板11-14の各下端縁に、直線的に、底蓋17の各部を底面開口10D外に向けて傾倒案内可能に、箱B1の表面側から裏面側に向けて凹の罫線により、形成される。 また、この箱B1においては、天蓋16の外蓋162とこの外蓋162が連接される正面板13との間の折り線L7上に開封用の破断線C1が形成され、底蓋17の外蓋172とこの外蓋172が連接される正面板13との間の折り線L11上に解体用の破断線C2が形成される。この場合、天蓋16側の開封用の破断線C1は、外蓋162と正面板13との間の折り線L7の中央直下の位置に折り線L7から四角形(この場合、横長の長方形)の溝形にミシン目線c1が付けられ、さらに、その溝形のミシン目線c1の両端から折り線L7の両端まで折り線L7上にミシン目線c2が付けられて形成される。なお、この正面板13上部の溝形のミシン目線c1で囲まれた部分を、以下、開封口T1という。また、この場合、底蓋17側の解体用の破断線C2は、外蓋172と正面板13との間の折り線L11の中央直上の位置に折り線L11から半円形の溝形にミシン目線c3が付けられ、さらに、その溝形のミシン目線c3の両端から折り線L11の両端まで折り線L11上にミシン目線c4が付けられて形成される。なお、この正面板13下部の溝形のミシン目c3で囲まれた部分を、以下、開封口T2という。 このようにして4側面板11-14の一側縁の接着片15と4側面板11-14の他側の一側面板、つまり、右側面板14が接合されて一側の1側面板である背面板11の接続側一方の側縁と他側の1側面板である右側面板14の接続側一方の側縁に接続され、底蓋17の各部により底面開口10Dを塞ぐとともに天蓋16の各部により天面開口10Uを塞ぐことにより、全体が略直方体形状の箱B1に組み立てられて、医薬品パックを包装するようになっている。 そして、この箱B1では、箱B1内に、医薬品パックを押え保持可能な緩衝機能部2を備える。この緩衝機能部2は、4側面板11-14のうちの1側面板の内面にこれに対向する1側面板に向けて湾曲状に張り出される押え板21からなる。 この箱B1の場合、4側面板11-14の一側の1側面板が背面板11で、背面板11の上下両端縁に、天蓋16、底蓋17の蓋、この場合、内蓋161、171が連接して形成され、押え板21は、背面板11の接続側一方の側縁の両端延長上の内蓋161、171の一方の側縁に連接して、接着片15を内包し接着片15の外側周囲に延びる、背面板11の長さより長く背面板11の幅と略同じか僅かに短い上下に長い略長方形の板状に形成される。そして、この押え板21の上下両端側で4側面板11-14の両端縁と略同じ位置に、より具体的には背面板11の上下両端縁の折り線L5、L9と略同じ位置に、それぞれ、折り線L13、L14が背面板11上下の各折り線L5、L9と同一直線上に付される。この場合、各折り