JP-2026077974-A - 感光性樹脂組成物、永久レジスト、永久レジストの形成方法、及び永久レジスト用硬化膜の検査方法
Abstract
【課題】簡便な方法による外観検査が可能な永久レジストを形成できる感光性樹脂組成物、簡便な方法による外観検査が可能な永久レジスト、永久レジストの形成方法、及び永久レジスト用硬化膜の検査方法を提供すること。 【解決手段】本開示の一側面は、ベースポリマーと、360~500nmに吸収ピークを有し光照射により発光する化合物と、を含有する感光性樹脂組成物を、基板の一部又は全面に塗布及び乾燥し樹脂膜を形成する工程と、樹脂膜の少なくとも一部を露光する工程と、露光後の樹脂膜を現像してパターン樹脂膜を形成する工程と、パターン樹脂膜を加熱する工程と、を備える、永久レジストの形成方法に関する。 【選択図】なし
Inventors
- 青木 優
- 濱野 芳美
- 鈴木 輝昭
Assignees
- 株式会社レゾナック
Dates
- Publication Date
- 20260513
- Application Date
- 20260309
Claims (1)
- ベースポリマーと、360~500nmに吸収ピークを有し光照射により発光する化合物と、を含有する感光性樹脂組成物を、基板の一部又は全面に塗布及び乾燥し樹脂膜を形成する工程と、 前記樹脂膜の少なくとも一部を露光する工程と、 露光後の樹脂膜を現像してパターン樹脂膜を形成する工程と、 前記パターン樹脂膜を加熱する工程と、 を備える、永久レジストの形成方法。
Description
本開示は、感光性樹脂組成物、永久レジスト、永久レジストの形成方法、及び永久レジスト用硬化膜の検査方法に関する。 各種電子機器の高性能化に伴い半導体の高集積化が進行している。それに伴い、プリント配線板、半導体パッケージ基板等に形成される永久レジスト(ソルダーレジスト)には、様々な性能が要求されている。 永久レジストの形成に用いる感光性樹脂組成物として、例えば、ノボラック樹脂、エポキシ樹脂、及び光酸発生剤を含有する感光性樹脂組成物、カルボキシル基を有するアルカリ可溶性エポキシ化合物及び光カチオン重合開始剤を含有する感光性樹脂組成物等が知られている(例えば、特許文献1及び2参照)。 特開平09-087366号公報:国際公開第2008/010521号 以下、本開示について詳細に説明する。本明細書において、「工程」との語は、独立した工程だけではなく、その工程の所期の作用が達成される限り、他の工程と明確に区別できない工程も含む。「層」との語は、平面図として観察したときに、全面に形成されている形状の構造に加え、一部に形成されている形状の構造も包含される。「~」を用いて示された数値範囲は、「~」の前後に記載される数値をそれぞれ最小値及び最大値として含む範囲を示す。本明細書中に段階的に記載されている数値範囲において、ある段階の数値範囲の上限値又は下限値は、他の段階の数値範囲の上限値又は下限値に置き換えてもよい。本明細書中に記載されている数値範囲において、その数値範囲の上限値又は下限値は、実施例に示されている値に置き換えてもよい。 本明細書において、「(メタ)アクリル酸」とは、「アクリル酸」及びそれに対応する「メタクリル酸」の少なくとも一方を意味し、(メタ)アクリレート等の他の類似表現についても同様である。本明細書において、「固形分」とは、感光性樹脂組成物に含まれる水、溶剤等の揮発する物質を除いた不揮発分のことであり、該樹脂組成物を乾燥させた際に、揮発せずに残る成分を示し、また25℃付近の室温で液状、水飴状、及びワックス状のものも含む。 [感光性樹脂組成物] 一実施形態に係る永久レジスト用の感光性樹脂組成物は、ベースポリマーと、360~500nmに吸収ピークを有し光照射により発光する化合物と、を含有する。本実施形態に係る感光性樹脂組成物は、ポジ型の感光性樹脂組成物であっても、ネガ型の感光性樹脂組成物であってもよい。 (360~500nmに吸収ピークを有し光照射により発光する化合物) 感光性樹脂組成物は、(X)成分として360~500nmに吸収ピークを有し光照射により発光する化合物を含有することで、簡便な方法による外観検査が可能な永久レジストを形成することができる。 (X)成分の最大吸収波長(λmax)は、360~500nmの範囲にあり、励起波長405nmにおける蛍光強度を高める観点から、λmaxは、370nm以上、385nm以上、又は400nm以上であってもよく、励起波長480nmにおける蛍光強度を高める観点から、495nm以下、490nm以下、又は485nm以下であってもよい。 (X)成分の融点は、例えば、80~250℃であり、永久レジストの耐熱性を高める観点から、90℃以上、100℃以上、又は150℃あってもよく、ベースポリマーとの相溶性を向上する観点から、245℃以下、240℃以下、又は235℃以下であってもよい。 (X)成分としては、例えば、クマリン化合物及びベンゾオキサゾール化合物が挙げられる。(X)成分は、1種を単独で又は2種以上を組み合わせて用いてもよい。 クマリン化合物として、例えば、下記式(1)で表される化合物を用いることができる。 式(1)中、Z1及びZ2はそれぞれ独立にハロゲン原子、炭素数1~20のアルキル基、炭素数3~10のシクロアルキル基、炭素数6~14のアリール基、アミノ基、炭素数1~10のアルキルアミノ基、炭素数1~20のジアルキルアミノ基、メルカプト基、炭素数1~10のアルキルメルカプト基、アリル基、炭素数1~20のヒドロキシアルキル基、カルボキシル基、アルキル基の炭素数が1~10のカルボキシアルキル基、アルキル基の炭素数が1~10のアシル基、炭素数1~20のアルコキシル基、炭素数1~20のアルコキシカルボニル基、又は複素環を含む基、nは0~4の整数、mは0~2の整数をそれぞれ示す。なお、n個のZ1及びm個のZ2のうち少なくとも2つは環を形成していてもよい。 式(1)における、ハロゲン原子としては、例えば、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素及びアスタチン等が挙げられる。炭素数1~20のアルキル基としては、例えば、メチル基、エチル基、n-プロピル基、イソプロピル基、n-ブチル基、イソブチル基、sec-ブチル基、tert-ブチル基、ペンチル基、イソペンチル基、ネオペンチル基、ヘキシル基、ヘプチル基、オクチル基、ノニル基、デシル基、ウンデシル基、ドデシル基、トリデシル基、テトラデシル基、ペンタデシル基、ヘキサデシル基、ヘプタデシル基、オクタデシル基、ノナデシル基、イコシル基、及びこれらの構造異性体が挙げられる。炭素数3~10のシクロアルキル基としては、例えば、シクロプロピル基、シクロブチル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基、シクロヘプチル基、及びシクロオクチル基が挙げられる。炭素数6~14のアリール基としては、例えば、フェニル基、トリル基、キシリル基、ビフェニル基、ナフチル基、アントリル基、及びフェナントリル基が挙げられ、これらはハロゲン原子、アミノ基、ニトロ基、シアノ基、メルカプト基、アリル基、炭素数1~20のアルキル基等で置換されていてもよい。炭素数1~10のアルキルアミノ基としては、例えば、メチルアミノ基、エチルアミノ基、プロピルアミノ基、及びイソプロピルアミノ基が挙げられる。炭素数2~20のジアルキルアミノ基としては、例えば、ジメチルアミノ基、ジエチルアミノ基、ジプロピルアミノ基、及びジイソプロピルアミノ基が挙げられる。炭素数1~10のアルキルメルカプト基としては、例えば、メチルメルカプト基、エチルメルカプト基、及びプロピルメルカプト基が挙げられる。炭素数1~20のヒドロキシアルキル基としては、例えば、ヒドロキシメチル基、ヒドロキシエチル基、ヒドロキシプロピル基、ヒドロキシイソプロピル基、及びヒドロキシブチル基が挙げられる。アルキル基の炭素数が1~10のカルボキシアルキル基としては、例えば、カルボキシメチル基、カルボキシエチル基、カルボキシプロピル基、及びカルボキシブチル基が挙げられる。アルキル基の炭素数が1~10のアシル基としては、例えば、ホルミル基、アセチル基、プロピオニル基、ブチリル基、イソブチリル基、バレリル基、イソバレリル基、及びピバロイル基が挙げられる。炭素数1~20のアルコキシ基としては、例えば、メトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、及びブトキシ基が挙げられる。炭素数1~20のアルコキシカルボニル基としては、例えば、メトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基、プロポキシカルボニル基、及びブトキシカルボニル基が挙げられる。複素環を含む基としては、例えば、ベンゾチアゾリル基、フリル基、チエニル基、ピロリル基、チアゾリル基、インドリル基、及びキノリル基が挙げられる。 式(1)において、Z1及びZ2は、それぞれ独立に炭素数1~20のアルキル基、アミノ基、炭素数1~10のアルキルアミノ基、又は炭素数1~20のジアルキルアミノ基であることが好ましい。この場合においてもn個のZ1及びm個のZ2のうち少なくとも2つは環を形成していてもよい。 解像度及び光感度の観点から、式(1)で表されるクマリン化合物は、下記式(2)で表される化合物であってもよい。式(2)中、Z1、Z2及びmは上記Z1、Z2及びmと同義であり、Z11及びZ12は、それぞれ独立に水素原子又は炭素数1~20のアルキル基、rは0~3の整数をそれぞれ示す。r個のZ1、m個のZ2、Z11及びZ12のうち少なくとも2つは環を形成していてもよい。式(2)で表される化合物において、Z11及びZ12は、それぞれ独立に炭素数1~10のアルキル基であることが好ましく、炭素数1~6のアルキル基であることがより好ましい。好適なZ1及びZ2は上記と同様である。 式(2)で表される化合物であって、m個のZ2、Z11及びZ12のうち少なくとも2つが環を形成している態様としては、下記式(3)で表される化合物、及び、下記式(4)で表される化合物が挙げられる。 式(3)中、Z1、Z11、Z12及びrは上記Z1、Z11、Z12及びrと同義であり、Z21は、上記Z1と同様の原子又は基を示す。sは0~8の整数を示す。好適なZ1、Z11及びZ12は上記と同様である。 式(4)中、Z1、Z2及びmは上記Z1、Z2及びmと同義であり、Z31及びZ32はそれぞれ独立に上記Z1と同様の原子又は基を示す。tは0~1の整数、uは0~6の整数、vは0~6の整数をそれぞれ示す。好適なZ1及びZ2は上記と同様である。 式(2)で表される化合物(式(3)及び(4)で表される化合物を含む)としては、例えば、7-アミノ-4-メチルクマリン、7-ジメチルアミノ-4-メチルクマリン、7-ジエチルアミノ-4-メチルクマリン(下記式(5)で表される化合物)、7-メチルアミノ-4-メチルクマリン、7-エチルアミノ-4-メチルクマリン、4,6-ジメチル-7-エチルアミノクマリン(下記式(6)で表される化合物)、4,6-ジエチル-7-エチルアミノクマリン、4,6-ジメチル-7-ジエチルアミノクマリン、4,6-ジメチル-7-ジメチルアミノクマリン、4,6-ジエチル-7-ジエチルアミノクマリン、4,6-ジエチル-7-ジメチルアミノクマリン、4,6-ジメチル-7-エチルアミノクマリン、7-ジメチルアミノシクロペンタ[c]クマリン(下記式(7)で表される化合物)、7-アミノシクロペンタ[c]クマリン、7-ジエチルアミノシクロペンタ[c]クマリン、2,3,6,7,10,11-ヘキサアンヒドロ-1H,5H-シクロペンタ[3,4][1]ベンゾピラノ[6,7,8-ij]キノリジン12(9H)-オン、7-ジエチルアミノ-5’,7’-ジメトキシ-3,3’-カルボニルビスクマリン、3,3’-カルボニルビス[7-(ジエチルアミノ)クマリン]、7-(ジエチルアミノ)-3-(2-チエニル)クマリン、及び下記式(8)で表される化合物が挙げられる。 上記以外のクマリン化合物としては、例えば、3-ベンゾイル-7-ジエチルアミノクマリン、7-ジエチルアミノ-4-メチルクマリン、7-ジエチルアミノ-3-フェニルクマリン、3,3’-カルボニルビス(7-ジエチルアミノクマリン)、及び2,3,6,7-テトラヒドロ-9-メチル-1H、5H,11H-[1]ベンゾピラノ[6,7,8-ij]キロリジン-11-オンが挙げられる。 ベンゾオキサゾール化合物として、例えば、2,5-ビス(5-tert-ブチル-2-ベンゾキゾリル)チオフェンが挙げられる。 (X)成分の含有量は、ベースポリマー100質量部に対して、蛍光強度を高める観点から、0.1質量部以上、0.15質量部以上、又は0.2質量部以上であってもよく、他成分との相溶性の観点から、3.0質量部以下、2.0質量部以下、又は1.5質量部以下であってもよい。 (ベースポリマー) 本実施形態に係る感光性樹脂組成物は、(A)成分としてベースポリマーを含有する。(A)成分は、フェノール性水酸基を有する樹脂又は光重合性のエチレン性不飽和基を有する樹脂を含むことが好ましい。 フェノール性水酸基を有する樹脂としては、例えば、ヒドロキシスチレン系樹脂、フェノール樹脂、及びポリベンゾオキサゾール前駆体からなる群より選ばれる少なくとも一種が挙げられる。フェノール性水酸基を有する樹脂は、アルカリ可溶性樹