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JP-2026077975-A - 位相補間回路

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Abstract

【課題】位相補間の線形性が改善されたスケーラブルINV型位相補間回路を提供する。 【解決手段】 本開示の位相補間回路は、位相が互いに異なる複数の入力信号のうちから選択した何れかの信号に応じた電流信号を出力端から出力する複数のスライス回路を含む電流制御部を備え、複数の入力信号に基づいて位相を補間した信号を出力するスケーラブルINV型位相補間回路である。スライス回路60E m は、セレクタ61と、セレクタ61から出力された信号が入力されるゲートを有するPMOSトランジスタ62と、セレクタ61から出力された信号が入力されるゲートを有するNMOSトランジスタ63と、第1電流源としてのPMOSトランジスタ64と、第2電流源としてのNMOSトランジスタ65とを備えている。 【選択図】図15

Inventors

  • 石田 智大
  • 久保 俊一

Assignees

  • ザインエレクトロニクス株式会社

Dates

Publication Date
20260513
Application Date
20260309

Claims (2)

  1. 位相が互いに異なる複数の入力信号のうちから選択した何れかの信号に応じた電流信号を出力端から出力する複数のスライス回路を含む電流制御部を備え、複数の入力信号に基づいて位相を補間した信号を出力するスケーラブルINV型位相補間回路であって、 前記複数のスライス回路それぞれは、 選択信号に基づいて前記複数の入力信号のうちから何れかの信号を選択して出力するセレクタと、 前記セレクタから出力された信号が入力されるゲートと、高電位供給端と接続されたソースと、ドレインと、を有するPMOSトランジスタと、 前記セレクタから出力された信号が入力されるゲートと、低電位供給端と接続されたソースと、ドレインと、を有するNMOSトランジスタと、 前記PMOSトランジスタのドレインと前記出力端との間に設けられた第1電流源と、 前記NMOSトランジスタのドレインと前記出力端との間に設けられた第2電流源と、 を含み、 前記PMOSトランジスタのドレインと前記NMOSトランジスタのドレインとが互いに接続されている、 位相補間回路。
  2. 前記電流制御部の前記複数のスライス回路から出力される電流信号の総和に応じて充放電される容量部を含み、その容量部の蓄積電荷量に応じた電圧信号を出力するフィルタと、 前記フィルタから出力された電圧信号を波形整形して、その波形整形後の信号を出力する波形整形部と、 を更に備える請求項1に記載の位相補間回路。

Description

本発明は、スケーラブルINV型位相補間回路に関するものである。 位相補間回路は、位相が互いに異なる複数(多くの場合は2つ)の信号を入力し、これらの複数の入力信号に基づいて位相を補間した信号を出力することができる。例えば、位相補間回路は、クロック・データ・リカバリ回路において、データサンプリングのタイミングを示すクロックを作成する回路として用いられ、このクロックの位相を調整することでデータサンプリングのタイミングを調整することができる。また、位相補間回路は、インターリーブ型アナログ-デジタル変換回路やEYEモニタ回路などにおいても用いられる。 位相補間回路は、電流モードロジック(CML)型とインバータ(INV)型とに大別される(非特許文献1参照)。CML型位相補間回路と比べると、INV型位相補間回路は、位相補間の線形性が劣る一方で、低電圧源での使用に適しており、低消費電力であって小型であるという利点がある。位相補間回路を含むシステムに応じて何れかの型の位相補間回路が好ましく使用される。 例えば、周波数30GHz程度のクロックで動作するレシーバ回路において低消費電力化を実現するには、20nm程度より微細な製造プロセスノードが必要になる。製造プロセスが微細であるほど、回路動作時の電源電圧は低くなる。CML型位相補間回路では、低電圧源による電圧のヘッドルーム不足が問題になりやすく、その結果、位相精度が悪化する。したがって、高速動作の場合には、INV型位相補間回路の使用が好ましい。 INV型位相補間回路には幾つかの構成があり、位相補間の線形性を改善するための構成が提案されている(非特許文献2参照)。INV型位相補間回路のうちでも現在において広く利用されているものは、インバータに流れる電流の大きさを電流源により制御するスケーラブルINV型位相補間回路である。 Satoshi Kumakil, et al., "A O.5V 6-bit Scalable Phase Interpolator," IEEE, pp.1019-1022, (2010).Daniel Junehee Lee, et al., "Architectures and Design Techniques of Digital Time Interpolators," 2018 3rd International Conference on Integrated Circuits and Microsystems, pp.15-20 (2018). 図1は、位相補間回路1の構成を示す図である。図2は、位相補間回路1の電流制御部10の構成を示す図である。図3は、電流制御部10のスライス回路60Amの構成を示す図である。図4は、電流制御部10のスライス回路60Bmの構成を示す図である。図5は、電流制御部10のスライス回路60Bmの回路構成例を示す図である。図6は、電流制御部10のスライス回路60Bmの回路構成例を示す図である。図7は、電流制御部10のスライス回路60Bmの回路構成例を示す図である。図8は、電流制御部10のスライス回路60Bmの回路構成例を示す図である。図9は、電流制御部10のスライス回路60Cmの構成を示す図である。図10は、電流制御部10のスライス回路60Dmの構成を示す図である。図11は、電流制御部10のスライス回路60Dmの回路構成例を示す図である。図12は、電流制御部10のスライス回路60Dmの回路構成例を示す図である。図13は、電流制御部10のスライス回路60Dmの回路構成例を示す図である。図14は、電流制御部10のスライス回路60Dmの回路構成例を示す図である。図15は、電流制御部10のスライス回路60Emの構成を示す図である。図16は、位相補間回路1のフィルタ20の回路構成例を示す図である。図17は、位相補間回路1のフィルタ20の他の回路構成例を示す図である。図18は、位相補間回路1の波形整形部30の回路構成例を示す図である。図19は、位相補間回路1のバイアス電圧供給部40の回路構成例を示す図である。図20は、位相補間回路2の構成を示す図である。図21は、比較例の位相補間回路に8GHzの入力信号を入力させたときにフィルタから出力される電圧信号の時間変化を示す図である。図22は、比較例の位相補間回路に32GHzの入力信号を入力させたときにフィルタから出力される電圧信号の時間変化を示す図である。図23は、実施例の位相補間回路に8GHzの入力信号を入力させたときにフィルタから出力される電圧信号の時間変化を示す図である。図24は、実施例の位相補間回路に32GHzの入力信号を入力させたときにフィルタから出力される電圧信号の時間変化を示す図である。図25は、比較例および実施例それぞれについてPIコードと出力位相との関係を示すグラフである。図26は、PIコードに対して出力位相が理想的な線形性を有する位相補間回路により位相補間されて出力されたクロックを用いたときに得られたアイダイアグラムを示す図である。図27は、比較例の位相補間回路により位相補間されて出力されたクロックを用いたときに得られたアイダイアグラムを示す図である。図28は、実施例の位相補間回路により位相補間されて出力されたクロックを用いたときに得られたアイダイアグラムを示す図である。 以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための形態を詳細に説明する。なお、図面の説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。本発明は、これらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。 図1は、位相補間回路1の構成を示す図である。位相補間回路1は、電流制御部10、フィルタ20、波形整形部30およびバイアス電圧供給部40を備える。図2は、位相補間回路1の電流制御部10の構成を示す図である。 電流制御部10は、複数(M個)のスライス回路600~60M-1を含む。M個のスライス回路600~60M-1それぞれは、共通の構成を有し、位相が互いに異なる複数の入力信号を共通に入力するとともに、バイアス電圧BIASp,BIASnをも共通に入力する。各スライス回路60mが入力する位相が互いに異なる入力信号の数は、多くの場合2つである。以降の説明では、各スライス回路60mに2つの入力信号IN1,IN2が入力されるものとする。Mは2以上の整数であり、mは0以上M未満の整数である。 M個のスライス回路600~60M-1のうちの第mのスライス回路60mは、選択信号SEL<m>を入力する。スライス回路60mは、選択信号SEL<m>に基づいて入力信号IN1,IN2のうちから何れかの信号を選択して、その選択した信号に応じた電流信号を出力端から出力する。M個のスライス回路600~60M-1の出力端は共通とされており、電流制御部10は、M個のスライス回路600~60M-1から出力される電流信号の総和を出力する。 フィルタ20は、電流制御部10から出力される電流信号に応じて充放電される容量部を含み、その容量部の蓄積電荷量に応じた電圧信号を出力する。フィルタ20の容量部の一端は電流制御部10の出力端と接続され、容量部の他端は接地電位供給端と接続されている。波形整形部30は、フィルタ20から出力された電圧信号を波形整形して、その波形整形後の信号を出力端OUTから出力する。バイアス電圧供給部40は、バイアス電圧BIASp,BIASnをM個のスライス回路600~60M-1に供給する。 以下では、電流制御部10のスライス回路60mの回路構成例について説明する。図3は、電流制御部10のスライス回路60Amの構成を示す図である。この図に示されるスライス回路60Amは、セレクタ61、PMOSトランジスタ62、NMOSトランジスタ63、PMOSトランジスタ64およびNMOSトランジスタ65を備える。 セレクタ61は、位相が互いに異なる2つの入力信号IN1,IN2を入力するとともに、選択信号SEL<m>を入力する。セレクタ61は、選択信号SEL<m>に基づいて入力信号IN1,IN2のうちから何れかの信号を選択して、その選択した信号をPMOSトランジスタ62およびNMOSトランジスタ63それぞれのゲートに与える。 PMOSトランジスタ62のソースは、高電位(電源電位)供給端と接続されている。PMOSトランジスタ62のゲートは、セレクタ61から出力された信号が入力される。PMOSトランジスタ62のドレインは、PMOSトランジスタ64のソースと接続されている。 NMOSトランジスタ63のソースは、低電位(接地電位)供給端と接続されている。NMOSトランジスタ63のゲートは、セレクタ61から出力された信号が入力される。NMOSトランジスタ63のドレインは、NMOSトランジスタ65のソースと接続されている。 PMOSトランジスタ62およびNMOSトランジスタ63それぞれは、セレクタ61から出力されてゲートに入力される信号に応じてオン/オフが設定されるスイッチである。セレクタ61から出力される信号がHレベルであるとき、PMOSトランジスタ62はオフ状態となり、NMOSトランジスタ63はオン状態となる。逆に、セレクタ61から出力される信号がLレベルであるとき、PMOSトランジスタ62はオン状態となり、NMOSトランジスタ63はオフ状態となる。 PMOSトランジスタ64およびNMOSトランジスタ65それぞれのドレインは、スライス回路60Amの出力端と接続されている。PMOSトランジスタ64のゲートはバイアス電圧BIASpが入力される。PMOSトランジスタ64は、PMOSトランジスタ62のドレインと出力端との間に設けられた第1電流源である。NMOSトランジスタ65のゲートはバイアス電圧BIASnが入力される。NMOSトランジスタ65は、NMOSトランジスタ63のドレインと出力端との間に設けられた第2電流源である。 PMOSトランジスタ62がオン状態であってNMOSトランジスタ63がオフ状態であるとき、第1電流源としてのPMOSトランジスタ64による電流I1が、電源電位供給端からPMOSトランジスタ62,64を経て出力端へ流れる。逆に、PMOSトランジスタ62がオフ状態であってNMOSトランジスタ63がオン状態であるとき、第2電流源としてのNMOSトランジスタ65による電流I2が、出力端からNMOSトランジスタ65,63を経て接地電位供給端へ流れる。 各スライス回路60Amから出力される電流信号が電流I1(電源電位供給端から出力端への電流)および電流I2(出力端から接地電位供給端への電流)のうちの何れであるかは、セレクタ61からの出力信号のレベルに応じたものとなる。電流I1と電流I2との間の切り替わりのタイミングは、セレクタ61からの出力信号のレベル遷移のタイミングとなる。すなわち、各スライス回路60Amから出力される電流信号(I1,I2)は、選択信号SEL<m>によって決定される。 電流制御部10からフィルタ20へ出力される電流信号は、M個のスライス回路60A0~60AM-1それぞれから出力される電流信号の総和となる。電流制御部10から出力される電流信号の位相は、セレクタ61が入力信号IN1を選択するスライス回路の個数と、セレクタ61が入力信号IN2を選択するスライス回路の個数との比により決定される。すなわち、電流制御部10から出力される電流信号の位相は、各スライス回路60Amに入力される選択信号SEL<m>に応じたものとなる。そして、位相補間回路1からの出力信号の位相は、電流制御部10から出力される電流信号がフィルタ20を通じて得られた電圧信号に応じたものとなる。 以上のような位相補間回路1の電流制御部10において、PMOSトランジスタ62のドレインと