JP-2026078000-A - 抗代謝異常植物ペプチド群及びその使用
Abstract
【課題】 本発明は抗代謝異常植物ペプチド群及びその使用を提供する。 【解決手段】 本発明は抗代謝異常植物ペプチド群及びその使用を提供する。具体的には、本発明が開示する抗代謝異常植物ペプチド群は血糖や血中脂質、血圧をコントロールする活性を同時に有するため、抗代謝異常植物ペプチド群を個体に有効量投与することで高血圧、高血中脂質及び高血糖の様々な代謝疾患を効果的に予防又は改善する効果を達成し得る。当該抗代謝異常植物ペプチド群は植物原料の一次生成物から分離して得るものである。 【選択図】 図12
Inventors
- 徐榜奎
- 林育正
- 呉嘉峰
Assignees
- 緑茵生技股▲フン▼有限公司
Dates
- Publication Date
- 20260513
- Application Date
- 20260310
Claims (8)
- 分離された抗代謝異常植物ペプチド群を高血圧を予防又は治療するための組成物の調製に用いる使用であって、 前記分離された抗代謝異常植物ペプチド群は、ウリ科植物原料の一次生成物から分離されるものであり、前記ウリ科植物原料の一次生成物は、ウリ科植物原料に水抽出及び超臨界抽出を順に行って得るものであり、 前記抗代謝異常植物ペプチド群は、高速液体クロマトグラム中で波長域(L1)から(L6)で示される分子サイズが700Da~2400Daの間のペプチドを含み、波長域(L1)の保持時間は10.5~11.5分であり、波長域(L2)の保持時間は12.5~13.5分であり、波長域(L3)の保持時間は14.5~15.5分であり、波長域(L4)の保持時間は16.5~17.5分であり、波長域(L5)の保持時間は17.5~18.5分であり、波長域(L6)の保持時間は24.5~25.5分であり、 前記高速液体クロマトグラムは、前記ウリ科植物原料の一次生成物に前処理工程を行った後、高速液体クロマトグラフにより所定の分析条件で分析を行って得たものであり、 前記分析条件が、検出波長は220nm、分離カラムはC18カラム(直径4.6mmx長さ250mm、流量約1.0ml/min)、カラム温度は60℃、溶離液Aは0.10%トリクロロ酢酸を含有する5%アセトニトリルであり、溶離液Bは0.085%トリクロロ酢酸を含有する95%アセトニトリルであり、移動相は0~10分使用する10~20%溶離液B、10~25分使用する20~30%溶離液B、20~60分使用する30~60%溶離液Bを含む、というものであり、 前記前処理工程は、 前記ウリ科植物原料の一次生成物を30%アセトニトリルで溶解後、超音波抽出を行って上清液を得る工程aと、 前記上清液を濾過し、高速液体クロマトグラフィーを行うための濾液を得る、工程bと、を含む、 使用。
- 分離された抗代謝異常植物ペプチド群を体脂肪を減らすための組成物の調製に用いる使用であって、 前記分離された抗代謝異常植物ペプチド群は、ウリ科植物原料の一次生成物から分離されるものであり、前記ウリ科植物原料の一次生成物は、ウリ科植物原料に水抽出及び超臨界抽出を順に行って得るものであり、 前記抗代謝異常植物ペプチド群は、高速液体クロマトグラム中で波長域(L1)から(L6)で示される分子サイズが700Da~2400Daの間のペプチドを含み、波長域(L1)の保持時間は10.5~11.5分であり、波長域(L2)の保持時間は12.5~13.5分であり、波長域(L3)の保持時間は14.5~15.5分であり、波長域(L4)の保持時間は16.5~17.5分であり、波長域(L5)の保持時間は17.5~18.5分であり、波長域(L6)の保持時間は24.5~25.5分であり、 前記高速液体クロマトグラムは、前記ウリ科植物原料の一次生成物に前処理工程を行った後、高速液体クロマトグラフにより所定の分析条件で分析を行って得たものであり、 前記分析条件が、検出波長は220nm、分離カラムはC18カラム(直径4.6mmx長さ250mm、流量約1.0ml/min)、カラム温度は60℃、溶離液Aは0.10%トリクロロ酢酸を含有する5%アセトニトリルであり、溶離液Bは0.085%トリクロロ酢酸を含有する95%アセトニトリルであり、移動相は0~10分使用する10~20%溶離液B、10~25分使用する20~30%溶離液B、20~60分使用する30~60%溶離液Bを含む、というものであり、 前記前処理工程は、 前記ウリ科植物原料の一次生成物を30%アセトニトリルで溶解後、超音波抽出を行って上清液を得る工程aと、 前記上清液を濾過し、高速液体クロマトグラフィーを行うための濾液を得る、工程bと、を含む、 使用。
- 分離された抗代謝異常植物ペプチド群を高血中脂質を予防又は治療するための組成物の調製に用いる使用であって、 前記分離された抗代謝異常植物ペプチド群は、ウリ科植物原料の一次生成物から分離されるものであり、前記ウリ科植物原料の一次生成物は、ウリ科植物原料に水抽出及び超臨界抽出を順に行って得るものであり、 前記抗代謝異常植物ペプチド群は、高速液体クロマトグラム中で波長域(L1)から(L6)で示される分子サイズが700Da~2400Daの間のペプチドを含み、波長域(L1)の保持時間は10.5~11.5分であり、波長域(L2)の保持時間は12.5~13.5分であり、波長域(L3)の保持時間は14.5~15.5分であり、波長域(L4)の保持時間は16.5~17.5分であり、波長域(L5)の保持時間は17.5~18.5分であり、波長域(L6)の保持時間は24.5~25.5分であり、 前記高速液体クロマトグラムは、前記ウリ科植物原料の一次生成物に前処理工程を行った後、高速液体クロマトグラフにより所定の分析条件で分析を行って得たものであり、 前記分析条件が、検出波長は220nm、分離カラムはC18カラム(直径4.6mmx長さ250mm、流量約1.0ml/min)、カラム温度は60℃、溶離液Aは0.10%トリクロロ酢酸を含有する5%アセトニトリルであり、溶離液Bは0.085%トリクロロ酢酸を含有する95%アセトニトリルであり、移動相は0~10分使用する10~20%溶離液B、10~25分使用する20~30%溶離液B、20~60分使用する30~60%溶離液Bを含む、というものであり、 前記前処理工程は、 前記ウリ科植物原料の一次生成物を30%アセトニトリルで溶解後、超音波抽出を行って上清液を得る工程aと、 前記上清液を濾過し、高速液体クロマトグラフィーを行うための濾液を得る、工程bと、を含む、 使用。
- 前記組成物に含まれる分離された抗代謝異常植物ペプチド群の人体用量は300mg/日である、請求項1~3のいずれか1項に記載の使用。
- 高血圧を予防又は治療するための組成物であって、前記組成物は分離された抗代謝異常植物ペプチド群を含み、 前記分離された抗代謝異常植物ペプチド群は、ウリ科植物原料の一次生成物から分離されるものであり、前記ウリ科植物原料の一次生成物は、ウリ科植物原料に水抽出及び超臨界抽出を順に行って得るものであり、 前記抗代謝異常植物ペプチド群は、高速液体クロマトグラム中で波長域(L1)から(L6)で示される分子サイズが700Da~2400Daの間のペプチドを含み、波長域(L1)の保持時間は10.5~11.5分であり、波長域(L2)の保持時間は12.5~13.5分であり、波長域(L3)の保持時間は14.5~15.5分であり、波長域(L4)の保持時間は16.5~17.5分であり、波長域(L5)の保持時間は17.5~18.5分であり、波長域(L6)の保持時間は24.5~25.5分であり、 前記高速液体クロマトグラムは、前記ウリ科植物原料の一次生成物に前処理工程を行った後、高速液体クロマトグラフにより所定の分析条件で分析を行って得たものであり、 前記分析条件が、検出波長は220nm、分離カラムはC18カラム(直径4.6mmx長さ250mm、流量約1.0ml/min)、カラム温度は60℃、溶離液Aは0.10%トリクロロ酢酸を含有する5%アセトニトリルであり、溶離液Bは0.085%トリクロロ酢酸を含有する95%アセトニトリルであり、移動相は0~10分使用する10~20%溶離液B、10~25分使用する20~30%溶離液B、20~60分使用する30~60%溶離液Bを含む、というものであり、 前記前処理工程は、 前記ウリ科植物原料の一次生成物を30%アセトニトリルで溶解後、超音波抽出を行って上清液を得る工程aと、 前記上清液を濾過し、高速液体クロマトグラフィーを行うための濾液を得る、工程bと、を含む、 組成物。
- 体脂肪を減らすための組成物であって、前記組成物は分離された抗代謝異常植物ペプチド群を含み、 前記分離された抗代謝異常植物ペプチド群は、ウリ科植物原料の一次生成物から分離されるものであり、前記ウリ科植物原料の一次生成物は、ウリ科植物原料に水抽出及び超臨界抽出を順に行って得るものであり、 前記抗代謝異常植物ペプチド群は、高速液体クロマトグラム中で波長域(L1)から(L6)で示される分子サイズが700Da~2400Daの間のペプチドを含み、波長域(L1)の保持時間は10.5~11.5分であり、波長域(L2)の保持時間は12.5~13.5分であり、波長域(L3)の保持時間は14.5~15.5分であり、波長域(L4)の保持時間は16.5~17.5分であり、波長域(L5)の保持時間は17.5~18.5分であり、波長域(L6)の保持時間は24.5~25.5分であり、 前記高速液体クロマトグラムは、前記ウリ科植物原料の一次生成物に前処理工程を行った後、高速液体クロマトグラフにより所定の分析条件で分析を行って得たものであり、 前記分析条件が、検出波長は220nm、分離カラムはC18カラム(直径4.6mmx長さ250mm、流量約1.0ml/min)、カラム温度は60℃、溶離液Aは0.10%トリクロロ酢酸を含有する5%アセトニトリルであり、溶離液Bは0.085%トリクロロ酢酸を含有する95%アセトニトリルであり、移動相は0~10分使用する10~20%溶離液B、10~25分使用する20~30%溶離液B、20~60分使用する30~60%溶離液Bを含む、というものであり、 前記前処理工程は、 前記ウリ科植物原料の一次生成物を30%アセトニトリルで溶解後、超音波抽出を行って上清液を得る工程aと、 前記上清液を濾過し、高速液体クロマトグラフィーを行うための濾液を得る、工程bと、を含む、 組成物。
- 高血中脂質を予防又は治療するための組成物であって、前記組成物は分離された抗代謝異常植物ペプチド群を含み、 前記分離された抗代謝異常植物ペプチド群は、ウリ科植物原料の一次生成物から分離されるものであり、前記ウリ科植物原料の一次生成物は、ウリ科植物原料に水抽出及び超臨界抽出を順に行って得るものであり、 前記抗代謝異常植物ペプチド群は、高速液体クロマトグラム中で波長域(L1)から(L6)で示される分子サイズが700Da~2400Daの間のペプチドを含み、波長域(L1)の保持時間は10.5~11.5分であり、波長域(L2)の保持時間は12.5~13.5分であり、波長域(L3)の保持時間は14.5~15.5分であり、波長域(L4)の保持時間は16.5~17.5分であり、波長域(L5)の保持時間は17.5~18.5分であり、波長域(L6)の保持時間は24.5~25.5分であり、 前記高速液体クロマトグラムは、前記ウリ科植物原料の一次生成物に前処理工程を行った後、高速液体クロマトグラフにより所定の分析条件で分析を行って得たものであり、 前記分析条件が、検出波長は220nm、分離カラムはC18カラム(直径4.6mmx長さ250mm、流量約1.0ml/min)、カラム温度は60℃、溶離液Aは0.10%トリクロロ酢酸を含有する5%アセトニトリルであり、溶離液Bは0.085%トリクロロ酢酸を含有する95%アセトニトリルであり、移動相は0~10分使用する10~20%溶離液B、10~25分使用する20~30%溶離液B、20~60分使用する30~60%溶離液Bを含む、というものであり、 前記前処理工程は、 前記ウリ科植物原料の一次生成物を30%アセトニトリルで溶解後、超音波抽出を行って上清液を得る工程aと、 前記上清液を濾過し、高速液体クロマトグラフィーを行うための濾液を得る、工程bと、を含む、 組成物。
- 前記組成物に含まれる分離された抗代謝異常植物ペプチド群の人体用量は300mg/日である、請求項5~7のいずれか1項に記載の組成物。
Description
本発明は低分子タンパク質で構成された組成物に関し、特に抗代謝異常植物ペプチド群及びその使用に関する。 現代人の健康意識が高まるにつれて、消費者はビタミンやミネラルなどの基礎的な栄養補助食品の購入だけにとどまらず、ニーズに合わせて特定機能性の栄養補助食品も購入するようになっている。バイオテクノロジーの進歩に伴い、多くのメーカーは発酵、加水分解などの特殊な製造工程によって食物から特定機能を有する活性成分を得たうえでそれらを栄養補助食品の活性成分として用い、健康促進の有効性を高めるようになっている。 統計によれば、台湾では高血圧、高血糖、高血中脂質などの代謝性疾患に罹患している人々が4分の1を超える。上述の代謝性疾患を招く原因は遺伝に限らず、個人の飲食や生活習慣も関係しており、仕事と休みのバランスの乱れ、生活上の大きなストレス、運動不足、揚げ物中心の食事といったものも代謝性疾患を引き起こす原因になっている。代謝性疾患は短期的に見れば健康に著しい影響は及ぼさないが、長期的には脳卒中、心臓病、糖尿病などの重大疾病を引き起こす。とはいえ飲食や生活習慣を変えるのは容易でないため、多くの人々は栄養補助食品を摂って血圧や血糖、血中脂質をコントロールすることを選択する。しかし、現在の市場では、単一の栄養補助食品で血圧や血糖、血中脂質を同時に改善し得る効果を有するものがなかった。 ペプチド群のクロマトグラム分析の結果(1)であり、当該ペプチド群はニガウリ1から抽出された生成物である。ペプチド群のクロマトグラム分析の結果(2)であり、当該ペプチド群はスイカ1から抽出された生成物である。ペプチド群のクロマトグラム分析の結果(3)であり、当該ペプチド群はスイカ2から抽出された生成物である。ペプチド群のクロマトグラム分析の結果(4)であり、当該ペプチド群はカボチャ1から抽出された生成物である。ペプチド群のクロマトグラム分析の結果(5)であり、当該ペプチド群はカボチャ2から抽出された生成物である。ペプチド群のクロマトグラム分析の結果(6)であり、当該ペプチド群はニガウリ2から抽出された生成物である。ペプチド群のクロマトグラム分析の結果(7)であり、当該ペプチド群はカラスウリ1から抽出された生成物である。ペプチド群のクロマトグラム分析の結果(8)であり、当該ペプチド群はカラスウリ2から抽出された生成物である。ペプチド群のクロマトグラム分析の結果(9)であり、当該ペプチド群はニガウリ3から抽出された生成物である。ペプチド群のクロマトグラム分析の結果(10)であり、当該ペプチド群はニガウリ4から抽出された生成物である。ペプチド群のクロマトグラム分析の結果(11)であり、当該ペプチド群はニガウリ5から抽出された生成物である。図1のクロマトグラムと比較試料1~7を測定したクロマトグラムとの比較結果である。各群マウスの試験8週目終了後における空腹時血糖値の分析結果である。各群マウスの試験8週目終了後における血中糖化ヘモグロビンの分析結果である。各群マウスの試験8週目終了後における空腹時血糖値の分析結果である。各群マウスの試験8週目終了後における体重の分析結果である。各群マウスの試験8週目終了後における体脂肪の分析結果である。各群マウスの試験8週目終了後における血中トリグリセリドの分析結果である。各群マウスの試験8週目終了後における血中総コレステロールの分析結果である。各群マウスの試験8週目終了後における血中LDLコレステロールの分析結果である。各群被験者の食後の血糖変化の分析結果である。各群被験者の食後2時間における血糖曲線下面積の分析結果である。 本発明は抗代謝異常植物ペプチド群及びその使用を開示するものであり、具体的には、本発明が開示する抗代謝異常植物ペプチド群は植物原料の一次生成物から分離して得るものであり、且つ当該抗代謝異常植物ペプチド群は高速液体クロマトグラム中で保持時間が10.5~25.5分である波長域(L1)から(L6)で示される分子サイズが300Da~3000Daの間のペプチドから成るものである。 ここで、高速液体クロマトグラムは、植物原料の一次生成物に前処理工程を行った後、所定の分析条件で高速液体クロマトグラフィーを行って得たものである。 具体的には、本発明が開示する抗代謝異常植物ペプチド群は植物原料の一次生成物から分離して得るものであり、植物原料の一次生成物は、植物原料に水抽出及び超臨界抽出を順に行って得るものであり、且つ当該植物原料は、ジペプチジルペプチダーゼ4を阻害する、α-アミラーゼを阻害する、GLUT2を阻害する、SGLT1を阻害する、α-グルコシダーゼを阻害する、インスリンをコントロールするという特性のうち、少なくとも1つを有する。 ここで、当該植物原料は、例えばスイカ、カボチャ、ニガウリ、ヒョウタンなど、ウリ類の植物である。 本案が開示する抗代謝異常植物ペプチド群は、血糖、血圧、血中脂質、脂肪生成などを低減する能力を有するため、抗代謝異常植物ペプチド群又は当該抗代謝異常植物ペプチド群を含有する組成物を個体に有効量投与することで、代謝疾患に関連する指標を同時且つ効果的に改善する効果を達成することができ、これにより例えば糖尿病、腎臓病、高血圧、脂質異常症などの高血糖、高血中脂質及び高血圧に関連する疾患の軽減又は治療が達成されるとともに、上述の疾患に関連する合併症又は病症の発生リスクが低減され得る。 本発明に記載の「植物原料の一次生成物」とは、植物原料に水抽出と超臨界抽出を組み合わせた工程を行い、残渣又は/及び残留物を除去して得る生成物をいい、それには本案が開示する抗代謝異常植物ペプチド群が含まれている。 本発明に記載の「植物原料」は、アマランサス属(Amaranthus sp.)、インゲンマメ属(Phaseolus sp.)、ダイズ属(Glycine sp.)、エンバク属(Avena sp.)、ウリ科属(Cucurbitaceae)、クミン属(Cuminum)、アカザ属(Chenopodium sp.)、クワ属(Orus)、クルミ属(Juglans sp.)、オオムギ属(Hordeum sp.)、ホウレンソウ属(Spinacia sp.)、ササゲ属(Vigna sp.)、コムギ属(Triticum sp.)、アマ属(Linum sp.)、クサヨシ属(Phalaris sp.)、ワサビノキ属(Moringa sp.)、カカオ属(Theobroma sp.)、トウモロコシ属(Zea sp.)などに分類される植物を由来とするものであり、例えばニガウリ、カラスウリ、キュウリ、カボチャ、ヒョウタン、スイカ、生きたショウガ、天花粉(キカラスウリ)、ヒャクニチソウ(Zinia elegans)、タルウマゴヤシ(Medicago truncatula)、ブドウ、グレープフルーツ、セイヨウニワトコ(Sambucus nigra)、シロイヌナズナ(Arabidopsis thaliana)、イネなどである。 本発明に記載の「組成物」とは、本発明が開示する抗代謝異常植物ペプチド群を0.001%~100%を含有するものをいい、当該組成物が100%本発明において開示する抗代謝異常植物ペプチド群によって成るものではない場合、医薬又は食品において許容可能なビヒクル又は/及び賦形剤をさらに含む。当該組成物は例えば錠剤、散剤、水溶液など、必要に応じて様々な剤形に調製することができ、且つ投与ニーズ、投与対象、投与回数などのパラメータに応じた様々な用量であり得る。例を挙げると、当該組成物は栄養補助食品、食品、薬品であり得る。 本発明に記載の「有効量」とは、本発明が開示する抗代謝異常植物ペプチド群が個体内で活性を発揮する最低用量をいう。 本発明が開示する抗代謝異常植物ペプチド群は様々な種類の植物原料から安定的に分離することができるうえに、血糖を下げ、体重を減らし、体脂肪を減らし、血中トリグリセリドを下げ、血中総コレステロール及び血中LDLコレステロールを下げ、血圧を下げる効果を同時に有することができる。つまり、本発明が開示する抗代謝異常植物ペプチド群又は当該抗代謝異常植物ペプチド群を含有する組成物を個体に有効量投与することによって、血中脂質、血圧及び血糖の代謝異常が招く疾患を同時且つ効果的に軽減又は改善することができ、様々な代謝疾患を同時に予防又は改善し得ることによって、消費者が様々な異なる栄養補助食品を摂ることで感じる不快感を減らすことが達成され、且つ栄養補助食品及び/又は薬との相互作用リスクを低減することができる。