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JP-2026078010-A - カードエッジ型プリント配線基板

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Abstract

【課題】端子部の基板端縁側の終端と基板の端縁との間の電気絶縁層がコネクタ端子の摺接によって削られることを回避し、絶縁不良および導通不良の発生を抑制すること。 【解決手段】ベース層30の端縁の近傍に至るように設けられた端子部26を含むカードエッジ型プリント配線基板において、端子部26の基板端縁23側の終端部26Aと基板端縁23との間における電気絶縁層22の部分の上に金属製の耐摩耗層28が設けられ、耐摩耗層28は端子部26の終端部26Aに対して間隔G2をおいて位置する。 【選択図】図3

Inventors

  • 榎本 真也
  • 西村 紀
  • 伊藤 孔一
  • 佐分 大輔

Assignees

  • 日本端子株式会社
  • 株式会社京写

Dates

Publication Date
20260513
Application Date
20260311

Claims (1)

  1. 金属製のベース層と、前記ベース層の一方の面に積層された電気絶縁層と、前記電気絶縁層上に形成された導電パターンとを有し、前記導電パターンは、コネクタ端子が導通接触するべく、前記ベース層の端縁の近傍に至るように設けられた端子部を含むカードエッジ型プリント配線基板であって、 前記端子部の前記端縁側の終端部と前記ベース層の前記端縁との間における前記電気絶縁層上に、前記端子部の前記終端部に対して間隔をおいて設けられた金属製の耐摩耗層と、 電気絶縁性の保護層とを有し、 前記保護層は、前記耐摩耗層を覆う部分と、前記耐摩耗層と前記端子部の前記終端部との間の前記電気絶縁層を覆う部分とを連続して有し、 前記保護層は、前記電気絶縁層よりも高い硬度を有するカードエッジ型プリント配線基板。

Description

本発明は、カードエッジ型プリント配線基板に関し、更に詳細には、金属板ベースのカードエッジ型プリント配線基板に関する。 アルミニウム等の金属製のベース層と、ベース層の一方の面に積層された樹脂等による電気絶縁層と、電気絶縁層上に形成された銅箔等による導電パターンとを有する金属板ベースのプリント配線基板が知られている(例えば、特許文献1、2)。 金属製のベース層は、樹脂製のものよりも放熱性よい反面、線膨張係数が比較的大きく、熱膨張・収縮が繰り返されると、はんだづけ部分等にストレスがかかる。このため、電気絶縁層を柔らかく形成し、熱膨張・収縮によるストレスを緩和する必要がある。 金属板ベースのプリント配線基板をカードエッジ型プリント配線基板に適用した場合、導電パターンは、接続対象のコネクタ端子が導通接触するべく、基板(ベース層及び電気絶縁層)の端縁近傍に至るように設けられた端子部を含む構成になる。 特表2011-507235号公報特開2018-81985号公報 本発明によるカードエッジ型プリント配線基板及びそれに接続されるコネクタの概要を示す斜視図実施形態1のカードエッジ型プリント配線基板の要部の拡大底面図図2のIII-IIIに沿った断面図実施形態2のカードエッジ型プリント配線基板の要部の拡大底面図図4のV-Vに沿った断面図実施形態3のカードエッジ型プリント配線基板の要部の拡大底面図実施形態4のカードエッジ型プリント配線基板の要部の拡大底面図図7のVIII-VIIIに沿った断面図実施形態5のカードエッジ型プリント配線基板の要部の断面図実施形態6のカードエッジ型プリント配線基板の要部の拡大底面図 以下、図面を参照して、本発明に係るカードエッジ型プリント配線基板の実施形態について説明する。 (実施形態1) カードエッジ型プリント配線基板の実施形態1及びそれに接続されるカードエッジ用コネクタを、図1~図3を参照して説明する。 図1は、カードエッジ型プリント配線基板10(以下、配線基板10と略称)及びその配線基板10のエッジ部12に抜き差し可能に装着されるカードエッジ用コネクタ50(コネクタ50と略称)を示している。図2は、下側から見たカードエッジ型プリント配線基板10の要部の拡大底面図を示している。図3は、図2のIII-IIIに沿った断面図を示している。 配線基板10は、図3に示されているように、ベース層20と、ベース層20の一方の面に積層された電気絶縁層22と、電気絶縁層22上に形成された導電パターン24とを有する。 ベース層20は、所要の厚さを有するアルミニウム板、銅板、鉄系金属板等による金属製である。ベース層20は、好ましくは1~2mm程度の厚さを有している。 電気絶縁層22は、ベース層20の一方の面の全面に亘って積層され、その周縁は、ベース層20のエッジ部12側の端縁20Aに至る。これにより、電気絶縁層22の端縁20Aと電気絶縁層22のエッジ部12側の端縁22Aとは実質的に面一になっている。電気絶縁層22の端縁20A及びエッジ部12側の端縁22Aを一括して基板端縁23と称する。電気絶縁層22は、ポリイミドやエポキシ等の電気絶縁性を有する樹脂により構成され、好ましくは100μm程度の一様の層厚を有する。電気絶縁層22は、貯蔵弾性率が1GPa程度以下を示す相当の硬度を有しており、好ましくは、貯蔵弾性率が0.3GPa以下を示す相当の硬度を有する。 導電パターン24は、エッチングによって所定の配線パターンに形成された銅箔等により構成される。導電パターン24は、コネクタ50のコネクタ端子52が導通接触するべく設けられた複数の端子部26を含む。各端子部26は、平面視で前後方向(エッジ部12に対する抜き差し方向)に長い矩形をなし、左右に所定の間隔をおいて配列されている。 各端子部26は、エッジ部12における基板端縁23の近傍に至る。電気絶縁層22上において端子部26の基板端縁23側の終端部26Aと基板端縁23との間には、前後方向の間隔G1(図2参照)が存在する。各端子部26の終端部26Aと基板端縁23との間の離間距離(間隔G1)は、導電パターン24と金属製のベース層20との間の絶縁性の確保と、各端子部26とコネクタ端子52との導通接触の確保とを適切に実現可能な範囲内で変更され得る。 各端子部26の終端部26Aと基板端縁23との間における電気絶縁層22上には金属製の耐摩耗層28が設けられている。各耐摩耗層28は、対応する端子部26の終端部26Aに対して間隔G2をおいて位置し、端子部26の終端部26A側の端縁28Aから前後方向に基板端縁23に至るまで延在する矩形をなす。これにより、耐摩耗層28の基板端縁23側の端縁28Bと基板端縁23とは実質的に面一になっている。 間隔G2は、耐摩耗層28の端縁28Aと端子部26の終端部26Aとの間に存在し、端子部26と耐摩耗層28とを電気的に切り離すため絶縁ギャップを設定する。間隔G2は、耐電圧の仕様に応じて定められ、好ましくは0.2~0.5mm程度であってよい。耐摩耗層28は、アース接続されるベース層20に対しても電気的に切り離される。 耐摩耗層28は、導電パターン24と同一の導電材により構成される。耐摩耗層28は、ベース層20に積層された銅箔等のエッチングによって導電パターン24とともに形成される。これにより、耐摩耗層28を設けるための別工程が不要になる。また、耐摩耗層28は、導電パターン24と略同一の厚さを有する。これにより、端子部26の上面と耐摩耗層28の上面とが面一になり、耐摩耗層28から端子部26に到るコネクタ端子52の摺動が滑らかに行われる。 配線基板10は、更に、電気絶縁性の保護層30を有する。保護層30は、耐摩耗層28と、間隔G2において外部に露呈する電気絶縁層22の部分と、各端子部26の終端部26Aの近傍部分とを連続的に覆う。保護層30は、樹脂製のソルダーレジスト等により構成される。保護層30は、図2に示されているように、複数の端子部26に対して共通に設けられ、それら端子部26の配列方向(左右方向)に延在する帯状をなす。保護層30は、電気絶縁層22よりも高硬度で、電気絶縁層22よりも耐摩耗性や耐切削性に優れているものにより構成されていることが好ましい。 保護層30は、成層(塗布)工程の都合上、図3に示されているように、端子部26及び耐摩耗層28の端縁角部(コーナ部)Cに対応する部分が薄くなる傾向がある。保護層30は、端縁角部Cを起点した層厚が最も薄くなる部分において、5μm程度以上の層厚を有していればよい。 保護層30が、端子部26の終端部26A側を覆い、端子部26の終端部26A側とオーバラップする部分を含むことにより、間隔G2において電気絶縁層22が外部に露呈することが確実に回避される。つまり、各耐摩耗層28と対応する端子部26の終端部26Aとの間隔G2は、保護層30によって確実に埋められる。また、保護層30が端子部26とオーバラップする部分を含むことにより、端子部26の終端部26Aが電気絶縁層22から剥離することを抑制する。保護層30が、端子部26の全体を覆うと、端子部26とコネクタ端子52との導通接続の障害になるから、保護層30は端子部26の終端部26Aの近傍部分のみを覆う。 耐摩耗層28及び保護層30により、配線基板10に対するコネクタ50の抜き差しにおいて、コネクタ端子52が電気絶縁層22に対して摺接することがない。 これにより、各端子部26の終端部26Aと基板端縁23との間の電気絶縁層22がコネクタ端子52の摺接によって削られることが回避される。その結果、電気絶縁層22が削られることに起因する絶縁不良および電気絶縁層22の削り屑に起因する導通不良の発生が抑制される。 耐摩耗層28は電気絶縁層22が摩損等の機械的損傷を受けることを抑制すべく電気絶縁層22を機械的に保護する。保護層30は耐摩耗層28と共に電気絶縁層22を機械的に2重に保護する。保護層30は、特に、間隔G2において外部に露呈する部分の電気絶縁層22がコネクタ端子52との摺接によって機械的損傷を受けることを抑制する。 保護層30は、更に、耐摩耗層28とベース層20等の他の部分との電気的な短絡現象が生じることを回避する電気的な保護層としても機能する。 (実施形態2) カードエッジ型プリント配線基板の実施形態2を、図4及び図5を参照して説明する。なお、図4及び図5において、図2及び図3に対応する部分は、図2及び図3に付した符号と同一の符号を付けて、その説明を省略する。 実施形態2では、各端子部26の終端部26Aと基板端縁23との間に延在する各耐摩耗層28が、基板端縁23に対して前後方向に間隔G3をおいて終息している。保護層30は、耐摩耗層28及び間隔G2において外部に露呈する電気絶縁層22の部分を覆う部分と、端子部26の終端部26Aの近傍部分とを覆う部分とに加えて耐摩耗層28の基板端縁23側の端縁28B(端面)を覆う部分を含む。 実施形態2では、間隔G3があること、保護層30が耐摩耗層28の基板端縁23側の端縁28Bを覆う部分を含むことにより、ベース層20に対する耐摩耗層28の電気的な切り離しが、より一層確実なものになる。 (実施形態3) カードエッジ型プリント配線基板の実施形態3を、図6を参照して説明する。なお、図6において、図2に対応する部分は、図2に付した符号と同一の符号を付けて、その説明を省略する。 実施形態3では、保護層30が省略されている。実施形態3でも、実施形態1の耐摩耗層28と同等の耐摩耗層28が設けられているから、各端子部26の終端部26Aと基板端縁23との間の電気絶縁層22がコネクタ端子52の摺接によって削られることが回避される。このことにより、実施形態3でも、電気絶縁層22が削られことに起因する絶縁不良および電気絶縁層22の削り屑に起因する導通不良の発生が抑制される。 (実施形態4) カードエッジ型プリント配線基板の実施形態4を、図7及び図8を参照して説明する。なお、図7及び図8において、図2及び図3に対応する部分は、図2及び図3に付した符号と同一の符号を付けて、その説明を省略する。 実施形態3では、耐摩耗層28が省略されている。実施形態4でも、実施形態1の保護層30と同等の保護層30が設けられている。保護層30は、基板端縁23から端子部26の終端部26Aの近傍部分を覆う部分にまで連続して延在している。 保護層30は、各端子部26の終端部26Aと基板端縁23との間の電気絶縁層22がコネクタ端子52の摺接によって削られることを抑制する。このことにより、実施形態3でも、電気絶縁層22が削られることに起因する絶縁不良および電気絶縁層22の削り屑に起因する導通不良の発生が抑制される。 (実施形態5) カードエッジ型プリント配線基板の実施形態5を、図9を参照して説明する。なお、図9において、図3に対応する部分は、図3に付した符号と同一の符号を付けて、その説明を省略する。 実施形態5では、保護層30が、耐摩耗層28及び間隔G2において外部に露呈する部分の電気絶縁層22の全体を覆う部分と、端子部26の終端部26Aの近傍部分とを覆う部分とに加えて、耐摩耗層28の基板端縁23側の端縁28Bの端面、電気絶縁層22の基板端縁23側の端縁22Aの端面及びベース層20の基板端縁23側の端縁20Aの端面を連続して覆う延長部32を含む。 実施形態5では、延長部32により、ベース層20と耐摩耗層28との電気的な絶縁性が向上する。これにより、耐摩耗層28がベース層20と導通状態になることが、より一層確実に回避される。 (実施形態6) カードエッジ型プリント配線基板の実施形態6を、図10を参照して説明する。なお、図10において、図2に対応する部分は、図2に付した符号と同一の符号を付けて、その説明を省略す