JP-2026514556-A - 排水弁
Abstract
排水弁において、順次連通された第1開口(101)、流通通路(102)及び第2開口(103)を含む弁体(10)であって、流通通路(102)は流体を流通させるためのものであり、第1開口(101)及び第2開口(103)は流通通路(102)の両側にそれぞれ位置し、第1開口(101)と第2開口(103)とは対向に配置され、第1開口(101)は流通通路(102)内の流体を排出するために用いられる弁体(10)と、弁芯部材(20)であって、第1端は第1開口(101)に対応して設けられ、第2端は第2開口(103)に対応して設けられ、かつ弁芯部材(20)は、弁体(10)に対して移動可能であり、これにより第1開口(101)が開閉される弁芯部材(20)と、を含み、弁芯部材(20)は、対向に配置された第1限界位置及び第2限界位置を有し、弁芯部材(20)が第1限界位置にある場合、弁芯部材(20)の第1端は第1開口(101)を閉塞し、かつ弁芯部材(20)の第2端は第2開口(103)を閉塞し、弁芯部材(20)が第2限界位置にある場合、弁芯部材(20)の第1端は第1開口(101)を開放する。当該排水弁は、開弁の際に、弁体(10)内外の差圧力が弁芯部材(20)の開弁のスムーズさに影響を及ぼす問題を解決することができる。
Inventors
- 兪 舟
- 華 立鋼
- 楼 宣波
Assignees
- 浙江盾安人工環境股▲ふん▼有限公司
Dates
- Publication Date
- 20260512
- Application Date
- 20240509
- Priority Date
- 20230511
Claims (20)
- 順次連通された第1開口(101)、流通通路(102)及び第2開口(103)を含む弁体(10)であって、前記流通通路(102)は、流体を流通させるためのものであり、前記第1開口(101)及び前記第2開口(103)は、前記流通通路(102)の両側にそれぞれ位置し、前記第1開口(101)と前記第2開口(103)とは、対向に配置されており、前記第1開口(101)は、前記流通通路(102)内の流体を排出するためのものである、弁体(10)と、 弁芯部材(20)であって、前記弁芯部材(20)の第1端は、前記第1開口(101)に対応して設けられており、前記弁芯部材(20)の第2端は、前記第2開口(103)に対応して設けられており、前記弁芯部材(20)は、前記第1開口(101)を開閉するように、前記弁体(10)に対して移動可能である、第1弁芯部材(20)と、 を備え、 前記弁芯部材(20)は、対向に配置された第1限界位置及び第2限界位置を有し、 前記弁芯部材(20)が前記第1限界位置にある場合、前記弁芯部材(20)の第1端は、前記第1開口(101)を閉塞し、かつ、前記弁芯部材(20)の第2端は、前記第2開口(103)を閉塞し、 前記弁芯部材(20)が前記第2限界位置にある場合、前記弁芯部材(20)の第1端は、前記第1開口(101)を開放する、 排水弁。
- 前記第1開口(101)の断面積をS1とし、前記第2開口(103)の断面積をS2とする場合、 である、 請求項1に記載の排水弁。
- 前記弁芯部材(20)が前記第2限界位置にある場合、前記弁芯部材(20)の第2端は前記第2開口(103)を開放する、 請求項1に記載の排水弁。
- 前記排水弁は、第1バネ(30)及び第2バネ(40)をさらに備え、 前記第1バネ(30)及び第2バネ(40)のいずれも前記弁体(10)内に設けられており、 前記第1バネ(30)と前記第2バネ(40)とは、前記弁芯部材(20)に逆方向の作用力を与え、 前記第1バネ(30)及び前記第2バネ(40)のいずれか1つは、形状記憶合金バネである、 請求項1に記載の排水弁。
- 前記第2バネ(40)及び前記第1バネ(30)は、前記弁芯部材(20)の軸線方向に間隔をおいて前記弁芯部材(20)に外嵌されており、 前記第1バネ(30)の第1端は、前記弁芯部材(20)に当接されており、前記第1バネ(30)の第2端は、前記弁体(10)の内壁に当接されており、 前記第2バネ(40)の第1端は、前記弁体(10)の内壁に当接されており、前記第2バネ(40)の第2端は、前記弁芯部材(20)に当接されている、 請求項4に記載の排水弁。
- 前記排水弁は、 前記弁芯部材(20)と前記第1バネ(30)との間に設けられており、かつ、前記第1バネ(30)の第1端が前記第2開口(103)から前記第1開口(101)に向かうに向かう方向に沿って前記弁芯部材(20)に対して移動することを制限するように構成されている第1軸方向位置規制構造と、 前記弁体(10)と前記第1バネ(30)との間に設けられており、かつ、前記第1バネ(30)の第2端が前記第1開口(101)から前記第2開口(103)に向かうに向かう方向に沿って前記弁体(10)に対して移動することを制限するように構成されている第2軸方向位置規制構造と、 をさらに備える、 請求項5に記載の排水弁。
- 前記弁芯部材(20)は、第1係止構造(201)を含み、 前記第1バネ(30)の第1端は、前記第1係止構造(201)に係止係合されており、 前記第1係止構造(201)は、前記第1軸方向位置規制構造を形成し、 前記弁体(10)の内壁には、第1取付溝(104)が設けられており、 前記第1取付溝(104)は、前記第2開口(103)と前記流通通路(102)との間に位置し、 前記第1取付溝(104)の一端は、前記第2開口(103)と連通しており、前記第1取付溝(104)の他端は、前記流通通路(102)と連通しており、 前記第1取付溝(104)の断面積は、前記第2開口(103)の断面積よりも大きく、 前記第1バネ(30)の前記第2バネ(40)から離れた一端は、前記第1取付溝(104)に差し込まれて前記第1取付溝(104)に係止係合されており、 前記第1取付溝(104)は、前記第2軸方向の位置規制構造を形成する、 請求項6に記載の排水弁。
- 前記排水弁は、 前記弁体(10)と前記第2バネ(40)との間に設けられており、かつ、前記第2バネ(40)の第1端が前記第2開口(103)から前記第1開口(101)に無化方向に沿っって前記弁体(10)に対して移動することを制限するように構成されている第3軸方向位置規制構造と、 前記弁芯部材(20)と前記第2バネ(40)との間に設けられており、かつ、前記第2バネ(40)の第2端が前記第1開口(101)から前記第2開口(103)に向かう方向に沿って前記弁芯部材(20)に対して移動することを制限するように構成されている第4軸方向位置規制構造と、 をさらに備える、 請求項5に記載の排水弁。
- 前記弁体(10)の内壁には、第2取付溝(105)が設けられており、 前記第2取付溝(105)は、前記第1開口(101)と前記流通通路(102)との間に配置されており、 前記第2取付溝(105)の一端は、前記第1開口(101)と連通しており、前記第2取付溝(105)の他端は、前記流通通路(102)と連通しており、 前記第2取付溝(105)の断面積は、前記第1開口(101)の断面積よりも大きく、 前記第2バネ(40)の前記第1バネ(30)から離れた一端は、前記第2取付溝(105)に差し込まれて前記第2取付溝(105)に係止係合されており、 前記第2取付溝(105)は、前記第3軸方向の位置規制構造を形成し、 前記弁芯部材(20)は、第2係止構造(202)を含み、 前記第2バネ(40)の前記第1バネ(30)に近接した一端は、前記第2係止構造(202)に係止係合されており、 前記第2係止構造(202)は、前記第4軸方向位置規制構造を形成する、 請求項8に記載の排水弁。
- 前記弁芯部材(20)が前記第1限界位置にある場合、前記弁芯部材(20)の第1端は、前記第1開口(101)内に差し込まれて前記第1開口(101)を閉塞し、前記弁芯部材(20)が前記第1限界位置から前記第2限界位置に切り替わると、前記弁芯部材(20)は、前記第1開口(101)を開放するように、前記第1開口(101)から前記第2開口(103)に向かう方向に沿って移動し、又は、 前記弁芯部材(20)の第1端の外周面には、第1切欠(203)が設けられ、前記弁芯部材(20)が前記第1限界位置にある場合、前記弁芯部材(20)の第1端は、前記第1開口(101)に差し込まれて前記第1開口(101)を閉塞し、前記第1切欠(203)は、前記第1開口(101)の前記流通通路(102)に近接した側に位置し、前記弁芯部材(20)が前記第1限界位置から前記第2限界位置に切り替わると、前記弁芯部材(20)は、前記第2開口(103)から前記第1開口(101)に向かうに向かう方向に沿って移動し、前記第1切欠(203)の少なくとも一部は、前記第1開口(101)内に位置し、前記第1開口(101)と前記第1切欠(203)との間には、流体を流通させるための第1流路が形成され、前記第1流路は、前記流通通路(102)と連通する、 請求項1に記載の排水弁。
- 前記弁体(10)は、 取付口(1101)、前記流通通路(102)、及び前記第2開口(103)を含む本体部(11)であって、前記取付口(1101)は、前記流通通路(102)と連通する、本体部(11)と、 前記本体部(11)と別体に設けられている弁座(12)であって、前記取付口(1101)の箇所に設けられており、前記弁座(12)は、前記第1開口(101)を有する、弁座(12)と、 を含む、 請求項1に記載の排水弁。
- 前記第2開口(103)は、順次連通された取付セグメント(1031)及び閉塞セグメント(1032)を含み、 前記取付セグメント(1031)は、前記閉塞セグメント(1032)の前記流通通路(102)に近接した側に位置し、 前記取付セグメント(1031)の直径は、前記閉塞セグメント(1032)の直径よりも小さく、 前記弁芯部材(20)の第2端は、前記閉塞セグメント(1032)を閉塞又は開放可能に構成されており、 前記排水弁は、前記弁芯部材(20)上に外嵌された第1バネ(30)をさらに備え、 前記第1バネ(30)は、前記弁芯部材(20)に対して、前記閉塞セグメント(1032)を閉塞又は開放する作用力を与えるために用いられており、 前記第1バネ(30)の第1端は、前記弁芯部材(20)に接続されており、前記第1バネ(30)の第2端は、前記取付セグメント(1031)内に位置する、 請求項1に記載の排水弁。
- 前記排水弁は、位置規制部(1033)をさらに含備え、 前記位置規制部(1033)は、前記第2開口(103)内に設けられており、かつ、前記閉塞セグメント(1032)と前記取付セグメント(1031)との間に位置し、 前記第1バネ(30)の第2端の端面は、前記位置規制部(1033)の前記閉塞セグメント(1032)から離れた側に当接係合されている、 請求項12に記載の排水弁。
- 前記位置規制部(1033)は、複数設けられており、 複数の前記位置規制部(1033)は、前記第2開口(103)の周方向に間隔をおいて、前記第2開口(103)の側壁に配置されている、 請求項13に記載の排水弁。
- 前記位置規制部(1033)は、前記第2開口(103)の周方向に沿って前記第2開口(103)の側壁にリング状に配置されており、 前記位置規制部(1033)の内側壁と前記弁芯部材(20)の側壁との間には、流体を流通させるための流路が形成されている、 請求項13に記載の排水弁。
- 前記弁芯部材(20)は、位置規制構造(205)を含み、 前記位置規制構造(205)は、前記弁芯部材(20)の移動行程を規制するように、前記位置規制構造(1033)と係止係合している、 請求項13に記載の排水弁。
- 前記第1バネ(30)は、前記取付セグメント(1031)から前記閉塞セグメント(1032)に向かう方向に沿って順次設けられた第1案内セグメント(31)及び第2案内セグメント(32)を含み、 前記第2案内セグメント(32)の直径は前記第1案内セグメント(31)の直径よりも大きく、 前記第2案内セグメント(32)は、前記取付セグメント(1031)内に位置し、 前記第2案内セグメント(32)の外側壁は、前記取付セグメント(1031)と案内係合されており、 前記第1案内セグメント(31)は、前記弁芯部材(20)とすきま嵌めされている、 請求項12に記載の排水弁。
- 前記排水弁は、前記弁芯部材(20)上に外嵌された第2バネ(40)をさらに備え、 前記第2バネ(40)の第1端は、前記弁体(10)に接続されており、前記第2バネ(40)の第2端は、前記弁芯部材(20)に接続されており、 前記第2バネ(40)と前記第1バネ(30)とは、前記弁芯部材(20)に対して逆方向の作用力を与え、 前記第2バネ(40)と前記第1バネ(30)とは、協働して前記弁芯部材(20)を移動させ、 前記第2バネ(40)及び前記第1バネ(30)のいずれか1つは、形状記憶合金バネであり、 前記弁体(10)には、第2取付溝(105)がさらに設けられており、 前記第2取付溝(105)は、前記流通通路(102)と前記第1開口(101)との間に配置されており、 前記第2取付溝(105)の直径は、前記第1開口(101)の直径よりも大きく、 前記第2バネ(40)の第1端は、前記第2取付溝(105)内に位置し、前記第2バネ(40)の第1端の外側壁は、前記第2取付溝(105)に案内係合されている、 請求項12に記載の排水弁。
- 前記弁芯部材(20)は、前記取付セグメント(1031)から前記閉塞セグメント(1032)に向かう方向に沿って順次設けられた弁棒(21)及び弁芯本体(22)を含み、 前記弁芯本体(22)の断面積は、前記弁棒(21)の断面積よりも大きく、 前記第1バネ(30)は、前記弁棒(21)に外嵌されており、 前記弁棒(21)の一端は、前記取付セグメント(1031)内に差し込まれ、 前記弁芯本体(22)は、前記閉塞セグメント(1032)を閉塞又は開放するために用いられている、 請求項12に記載の排水弁。
- 前記排水弁は、前記弁体(10)内に設けられた第1バネ(30)をさらに備え、 前記第1バネ(30)は、形状記憶合金バネであり、 前記第1バネ(30)は、前記弁芯部材(20)によって前記第1開口(101)を開放又は閉塞するように、前記弁芯部材(20)と駆動接続しており、 前記弁芯部材(20)が前記第1開口(101)を閉塞する場合、前記第1バネ(30)の伸縮方向において、前記第1バネ(30)の少なくとも半分の長さは、前記流通通路(102)内に位置する、 請求項1に記載の排水弁。
Description
本出願は、2023年5月11日に中国国家知識産権局に出願された、出願番号が202310542633.4である、出願の名称が「排水弁」である特許出願の優先権を主張し、 本出願は、2023年5月17日に中国国家知識産権局に出願された、出願番号が202321226668.9である、出願の名称が「排水弁」である特許出願の優先権を主張し、 本出願は、2023年5月11日に中国国家知識産権局に出願された、出願番号が202321160809.1である、出願の名称が「排水弁」である特許出願の優先権を主張し、 本出願は、2023年5月11日に中国国家知識産権局に出願された、出願番号が202310531300.1である、出願の名称が「排水弁」である特許出願の優先権を主張する。 本出願は、バルブの技術分野に関し、具体的には、排水弁に関する。 排水弁は、管路内から流体を排出するために用いられるバルブであり、通常、2つの管路の間に設置されて、両方の管路内の流体を排出する役割を果たす。排水弁は弁体及び弁芯部材を含み、弁体には相互に連通された流通通路及び排水口が含まれ、排水口は流通通路の側面に配置され、流通通路の両端はそれぞれ2つの外部から接続される管路と連通しており、弁芯部材は流通通路に移動可能に配置されて排水口を閉塞又は開放する。従来技術においては、弁芯部材の第1端は排水口を閉塞又は開放するために用いられ、弁芯部材の第2端は流通通路に配置されている。流通通路内の圧力と外部の圧力との差が大きいため、上記の配置により、弁芯部材が排水口を閉塞する際に、弁芯部材は大きな差圧力を受けるため、弁芯部材を開く過程において、弁芯部材は上記の差圧力に打ち勝って作動する必要があり、このことは開弁のスムーズさに影響を与える。 本出願の第1実施例による排水弁の構造概略図を示す。本出願の第1実施例による排水弁の弁芯部材が第1限界位置にある場合の構造概略図を示す。本出願の第1実施例による排水弁の弁芯部材が第2限界位置にある場合の構造概略図を示す。本出願の第1実施例による弁芯部材、第1バネ及び第2バネの係合の構造概略図を示す。図4のA箇所の部分構造概略図を示す。本出願の第2実施例による排水弁の弁芯部材が第1限界位置にある場合の構造概略図を示す。本出願の第2実施例による排水弁の弁芯部材が第2限界位置にある場合の構造概略図を示す。本出願の第2実施例による弁芯部材、第1バネ及び第2バネの係合の構造概略図を示す。本出願の第3実施例による弁芯部材が第1限界位置にある場合の排水弁の構造概略図を示す。本出願の第3実施例による弁芯部材が第1限界位置にある場合の排水弁の断面図を示す。本出願の第3実施例による弁芯部材が第2限界位置にある場合の排水弁の断面図を示す。本出願の第3実施例による弁芯部材の1種の構造概略図を示す。本出願の第3実施例による別の弁芯部材の構造概略図を示す。本出願の第3実施例による弁芯部材と第1バネ及び第2バネとの係合の構造概略図を示す。本出願の第4実施例による排水弁の構造概略図を示す。本出願の第4実施例による弁芯部材が第1限界位置にある場合の構造概略図を示す。本出願の第4実施例による弁芯部材が第2限界位置にある場合の構造概略図を示す。本出願の第5実施例による弁芯部材が第1限界位置にある場合の構造概略図を示す。本出願の第5実施例による弁芯部材が第2限界位置にある場合の構造概略図を示す。本出願の第6実施例による排水弁の構造概略図を示す。本出願の第6実施例による排水弁が第1限界位置にある場合の構造概略図を示す。本出願の第6実施例による排水弁が第2限界位置にある場合の構造概略図を示す。本出願の第7実施例による排水弁が第1限界位置にある場合の構造概略図を示す。本出願の第7実施例による排水弁が第2限界位置にある場合の構造概略図を示す。 以下、本出願の実施例における技術的解決手段を本出願の実施例における添付図面と併せて明確かつ完全に説明するが、説明される実施例は本出願の実施例の一部に過ぎず、実施例の全てではないことは明らかである。少なくとも1つの例示的な実施例である以下の説明は、実際には単なる例示であり、本出願及びその適用又は使用に対するいかなる制限を意図するものでもない。本出願における実施例に基づき、当業者が創造的な労力なしに得られた他の全ての実施例はいずれも本出願の保護範囲に属する。 図1乃至図5に示すように、本出願の第1実施例は、弁体10と弁芯部材20とを含む排水弁を提供する。弁体10は、順次連通された第1開口101、流通通路102及び第2開口103を含み、流通通路102は流体を流通させるためのものであり、第1開口101と第2開口103は、それぞれ流通通路102の両側に位置し、第1開口101と第2開口103は、対向に配置されており、すなわち、本解決手段では、第1開口101及び第2開口103は、流通通路102の周方向に沿って間隔をおいて配置され、かつ第1開口101及び第2開口103は同軸に配置されており、第1開口101は流通通路102内の流体を排出するために用いられる。弁芯部材20の第1端は第1開口101に対応して設けられ、弁芯部材20の第2端は第2開口103に対応して設けられ、かつ弁芯部材20は弁体10に対して移動可能であり、これにより第1開口101が開閉される。弁芯部材20は、対向に配置された第1限界位置及び第2限界位置を有し、弁芯部材20が第1限界位置にある場合、弁芯部材20の第1端は第1開口101を閉塞し、かつ弁芯部材20の第2端は第2開口103を閉塞し、弁芯部材20が第2限界位置にある場合、弁芯部材20の第1端が第1開口101を開放する。 本出願の技術的解決手段を適用することにより、弁芯部材20の開弁への弁体10の内外圧力差の影響を軽減し、弁芯部材20の開弁過程のスムーズさを確保することができる。具体的には、本解決手段の排水弁は、第1開口101と第2開口103がそれぞれ流通通路102と連通し、弁芯部材20の第1端が第1開口101を閉塞し、かつ弁芯部材20の第2端が第2開口103を閉塞する場合、弁芯部材20の第1端の端面と弁芯部材20の第2端の端面のいずれも同じ圧力環境中に置かれた状態となり、このように設置することにより、弁芯部材20の軸方向差圧力を可能な限り低減し、弁芯部材20の差圧負荷を低減し、弁芯部材20が第1開口101を開放する過程において、弁芯部材20が克服する差圧力を低減し、弁芯部材20の移動過程のスムーズさを確保することができる。従来の技術的解決手段では、弁芯部材の一端が弁体内の流体に完全に浸かり、弁芯部材の他端で排水口を閉塞するようになっており、このように設置することにより、弁芯部材の一端が流通通路内の圧力環境下にあり、弁芯部材の他端の端面は弁体の外部の圧力環境下に置かれ、弁芯部材の移動のスムーズさは弁体の内外圧力差に大きく影響され、弁体の内外圧力差が比較的大きい場合、弁芯部材が受ける軸方向差圧力が比較的大きくなり、したがって、開弁の過程で、弁芯部材が克服しなければならない軸方向差圧力が大きくなり、開弁のスムーズさに影響を及ぼす。従来の技術的解決手段に比べて、本解決手段の設置は、構造がシンプルであり、弁芯部材20が受ける軸方向差圧力が比較的小さく、開弁過程のスムーズさが向上する。 さらに、第1開口101の断面積をS1とし、第2開口103の断面積をS2とする場合、 である。このように設置することにより、弁体10の内外圧力差が弁芯部材20の開弁に及ぼす影響をさらに低減し、弁芯部材20の開弁過程のスムーズさを確保することができる。 具体的には、第1開口101と第2開口103との断面積の差は一定範囲内にあり、弁芯部材20の第1端が第1開口101を閉塞し、かつ弁芯部材20の第2端が第2開口103を閉塞するとき、弁芯部材20の第1端と弁芯部材20の第2端が受ける軸方向差圧力は均衡に近づき、差圧力負荷はほぼ無く、すなわち、弁芯部材20の第1端が受ける差圧力と弁芯部材20の第2端が受ける差圧力はほぼ相殺し合い、開弁の際には、弁芯部材20は差圧力を克服する必要がほとんど無く、弁芯部材20は弁体10との間の摩擦力を克服するだけでよく、これにより弁芯部材20の動作のスムーズさが確保される。また、従来の技術的解決手段では、弁体の内外圧力差を考慮して、弁芯部材がスムーズに開弁することを確保するために、排水口の寸法を所定の範囲内に設計する必要があり、このようにしない場合、弁体の内外圧力差が大きくなりすぎて、弁芯部材が排水口を開けられなくなってしまう可能性がある。一方、本解決手段の排水弁によれば、その弁芯部材20が第1開口101を開く際に、弁体10の内外圧力差を考慮する必要がなく、したがって、第1開口101の寸法を考慮する必要はなく、すなわち、本解決手段の排水弁は大流量の排出を実現できる。 、 、 、又は と設定することができ、本実施例において、S1=S2、すなわち、本実施例において、第1開口101の直径はD1であり、第2開口103の直径はD2であり、D1=D2である。 弁芯部材20が第2限界位置にある場合、弁芯部材20の第2端は、第2開口103を開放してもよく、第2開口103を閉塞してもよく、本解決手段では、これについて具体的に制限を設けず、排水弁の具体的な応用場面に応じて設計すればよい。 本実施例において、流通通路102内が負圧状態にある場合、弁芯部材20の第2端が第2開口103を開放して、流通通路102と外部との気圧を平衡させ、排水弁の排水のスムーズさを確保する。流通通路102内が正圧状態にある場合、弁芯部材20の第2端は、第2開口103を開放して流通通路102内の流体を排出し、排水弁の排水量をさらに増加させる。 図2及び図3に示すように、さらに、排水弁は、第1バネ30及び第2バネ40を含む。第1バネ30及び第2バネ40は、いずれも弁体10内に配置されており、第1バネ30と第2バネ40は、弁芯部材20を弁体10に対して移動させるように、弁芯部材20に逆方向の作用力を与え、第1バネ30と第2バネ40のうちの1つは形状記憶合金バネである。 本出願の実施例において、第1バネ30は形状記憶合金バネであり、すなわち、第1バネ30は、弁体10内の流体温度の変化を感じることができ、弁体10内の流体の温度が変化すると、第1バネ30は伸びるか又は収縮することができ、第1バネ30が伸びると、第2バネ40が圧縮され、第1バネが収縮すると、第2バネ40が伸びる。第1バネ30と第2バネ40とは、共同して作用し、弁芯部材20を駆動して移動させる。第1バネ30及び第2バネ40の設置は、構造がシンプルであり、耐久年数が長く、かつ弁体10内の流体温度に対する第1バネ30の感知速度が比較的速く、弁芯部材20の弁開閉の感度が確保される。 また、第1開口101と第2開口103とは、断面積がほぼ等しいため、開弁の際に、弁芯部材20は差圧力を克服する必要がほぼないため、開弁過程のスムーズさを確保し、その結果、第1バネ30及び第2バネ40による付勢力が小さくても、弁芯部材20を駆動して第1限界位置と第2限界位置を切り替えることができる。したがって、第1バネ30及び第2バネ40のバネ力を適宜低減することができ、第1バネ30及び第2バネ40の製作難易度を軽減し、第1バネ30及び第2バネ40の線径を小さくすることができる。第1バネの線径を小さくすると、第1バネ30の感度が向上し、応答速度がより速くなり、弁芯部材20の開弁精度が向上する。 さらに、第1開口101と第2開口103の断面積が近い場合、弁芯部材20が開弁する際に克服すべき差圧力が、第1開口101と第2開口103の断面積の影響を受けないため、同一仕様の第1バネ30を開口の大きい排水弁に適用することができ、第1バネ30の汎用性が向上する。 本解決手段の他の実