JP-2026514558-A - 排水弁
Abstract
本出願は、弁体であって、順次配置された流入口、収容室及び排水口を有し、流入口と排水口とがそれぞれ収容室と連通するものと、弁芯であって、収容室内に移動可能に配置されて排水口を開く又は閉塞するようにし、弁芯には流路構造が設けられており、弁芯が排水口を開いた場合、流路構造の第1端が流入口と連通し、流路構造の第2端が排水口と連通し、流入口は流路構造を介して排水口と連通するのと、記憶合金バネ及び復帰バネであって、いずれも収容室内に配置され、記憶合金バネと復帰バネとは、弁体の軸線方向において、互いに反対方向の作用力を弁芯に対して与えて、弁芯が排水口を開く又は閉塞するようにするものと、を含む排水弁を提供する。本出願が提供する技術的解決手段によれば、従来技術における、排水弁がサーモスタットによって弁芯を駆動して排水口を開く又は閉塞する場合、サーモスタットの寿命が短くかつ制御精度が低いという問題を解決することができる。
Inventors
- 兪 舟
- 華 立鋼
- 単 宇寛
Assignees
- 浙江盾安人工環境股▲ふん▼有限公司
Dates
- Publication Date
- 20260512
- Application Date
- 20240428
- Priority Date
- 20230511
Claims (10)
- 弁体(10)であって、前記弁体(10)は、順次配置された流入口(101)、収容室(102)、及び排水口(103)を有し、前記流入口(101)と前記排水口(103)とのそれぞれは、前記収容室(102)と連通している、弁体(10)と、 弁芯(20)であって、前記弁芯(20)は、前記排水口(103)を開く又は閉塞するように、前記収容室(102)内に移動可能に配置されており、前記弁芯(20)には、流路構造(201)が設けられており、前記弁芯(20)が前記排水口(103)を開いた場合、前記流路構造(201)の第1端は、前記流入口(101)と連通しており、前記流路構造(201)の第2端は、前記排水口(103)と連通しており、前記流入口(101)は、前記流路構造(201)を介して前記排水口(103)と連通している、弁芯(20)と、 記憶合金バネ(30)及び復帰バネ(40)であって、前記記憶合金バネ(30)及び前記復帰バネ(40)のいずれも、前記収容室(102)内配置されており、前記記憶合金バネ(30)と前記復帰バネ(40)とのそれぞれは、前記弁芯(20)が前記排水口(103)を開く又は閉塞するように、前記弁体(10)の軸線方向において、前記弁芯(20)に反対方向の作用力を与える、記憶合金バネ(30)及び復帰バネ(40)と、 を含む、 排水弁。
- 前記収容室(102)は、相互連通している案内室と連通室とを含み、 前記弁芯(20)は、軸線方向において段差状に配置された第1セグメント(21)と第2セグメント(22)とを含み、 前記第1セグメント(21)の直径は、前記第2セグメント(22)の直径よりも大きく、 前記第1セグメント(21)は、前記案内室に案内係合されており、 前記第2セグメント(22)の前記第1セグメント(21)から離れた端は、前記排水口(103)を閉塞するために用いられており、 前記連通室と前記第2セグメント(22)との間には、流通室(1021)が設けられており、 前記流路構造(201)の第2端は、前記流通室(1021)と連通しており、 前記弁芯(20)が前記排水口(103)を開いた場合、前記流通室(1021)は、前記排水口(103)と連通している、 請求項1に記載の排水弁。
- 前記流路構造(201)は、相互連通された流通通路(2011)と流通孔(2012)とを含み、 前記流通通路(2011)の一端は、前記流入口(101)に近接した前記弁芯(20)の端の端面上まで延びて前記流入口(101)と連通しており、 前記流通孔(2012)は、前記弁芯(20)の側壁に設けられており、かつ、前記弁芯(20)の側壁を貫通している、 請求項2に記載の排水弁。
- 前記流通通路(2011)は、前記流入口(101)に近接した前記弁芯(20)の端から前記第2セグメント(22)まで延びており、 前記流通孔(2012)は、前記第2セグメント(22)の側壁に設けられている、 請求項3に記載の排水弁。
- 前記第2セグメント(22)は、軸線方向に段差状に配置された本体セグメント(221)と閉塞セグメント(222)とを含み、 前記本体セグメント(221)の直径は、前記閉塞セグメント(222)の直径よりも大きく、 前記本体セグメント(221)は、前記第1セグメント(21)と接続しており、 前記流通孔(2012)は、前記本体セグメント(221)の側壁に設けられており、 前記閉塞セグメント(222)は、前記排水口(103)を閉鎖するように、前記排水口(103)内に差し込まれている、 請求項4に記載の排水弁。
- 前記第2セグメント(22)は、接続セグメント(223)をさらに含み、 前記接続セグメント(223)は、前記本体セグメント(221)と前記閉塞セグメント(222)との間に位置し、 前記接続セグメント(223)の直径は、前記排水口(103)の直径よりも小さく、 前記弁芯(20)が前記排水口(103)を開いた場合、前記接続セグメント(223)は、前記排水口(103)内に差し込まれており、 前記本体セグメント(221)は、前記排水口(103)の一側に位置し、 前記閉塞セグメント(222)は、前記排水口(103)の他側に位置する、 請求項5に記載の排水弁。
- 前記記憶合金バネ(30)は、前記流通通路(2011)内に配置されており、かつ、前記流入口(101)に近接した前記流通通路(2011)の端に位置し、 前記記憶合金バネ(30)の一端は、前記弁体(10)に当接しており、前記記憶合金バネ(30)の他端は、前記弁芯(20)に当接している、 請求項3に記載の排水弁。
- 前記記憶合金バネ(30)の外壁は、前記流通通路(2011)の内壁に案内係合されている、及び/又は、 前記復帰バネ(40)は、前記連通室内に位置し、かつ、前記第2セグメント(22)の外周に外嵌されており、前記復帰バネ(40)の一端は、前記弁体(10)に当接しており、前記復帰バネ(40)の他端は、前記弁芯(20)に当接しており、前記復帰バネ(40)の外壁は、前記連通室の内壁と案内係合している、 請求項7に記載の排水弁。
- 前記弁体(10)と前記弁芯(20)との間には、位置規制構造が設けられており、 前記位置規制構造は、前記排水口(103)から前記流入口(101)の方向への前記弁芯(20)の移動距離を制限するために用いられている、 請求項1に記載の排水弁。
- 前記弁体(10)は、 本体部(11)であって、前記本体部(11)は、取付口(111)、前記収容室(102)、及び前記排水口(103)を有し、前記取付口(111)と前記排水口(103)とのそれぞれは、前記本体部(11)の軸線方向において前記本体部(11)の両端に位置する、本体部(11)と、 端蓋(12)であって、前記端蓋(12)は、前記本体部(11)と別体に設けられており、前記端蓋(12)は、前記取付口(111)に取り付けられており、かつ、前記流入口(101)を有する、端蓋(12)と、 を含む、 請求項1に記載の排水弁。
Description
本出願は、2023年5月11日に中国国家知識産権局に出願された、出願番号が202321157729.0である、発明の名称が排水弁である特許出願の優先権を主張する。 本出願は排水弁の技術分野に関し、具体的には、排水弁に関する。 従来の排水弁は、一般に、サーモスタットと復帰バネとの協働によって弁芯を駆動して排水口を閉鎖する及び開くようにしている。具体的には、サーモスタットは環境温度の変化に応じて移動することができ、環境温度が高い場合や正常な場合、サーモスタットが熱により膨張するので、サーモスタットが弁芯に押し付けて排水口の方向へ移動して排水口を閉鎖し、この時、復帰バネは収縮するようになるが、環境温度が低い場合、サーモスタットが冷えて収縮するため、サーモスタットは排水口から離れる方向に移動し、これによりサーモスタットと弁芯との間に間隙が生じ、この時、復帰バネは伸びて、弁芯を排水口から離れる方向に駆動し、排水口を開くまで移動させる。しかし、サーモスタットは、一般に感温液をゴムで密封して形成されており、サーモスタット内部の液体は劣化や漏洩のリスクがあり、寿命が比較的短く、かつ温度への反応速度が遅いため、制御精度が相対的に不精確である。 本出願の第1実施例による排水弁が排水口を開いた場合の構造概略図を示す。本出願の第1実施例による排水弁が排水口を閉塞した場合の構造概略図を示す。本出願の第1実施例による弁芯の断面図を示す。本出願の第1実施例による弁芯の構造概略図を示す。本出願の第2実施例による排水弁が排水口を開いた場合の構造概略図を示す。本出願の第2実施例による排水弁が排水口を閉塞した場合の構造概略図を示す。本出願の第2実施例による弁芯の断面図を示す。本出願の第2実施例による弁芯の概略構造を示す。 以下、本出願の実施形態における技術的解決手段を本出願の実施形態における添付図面と併せて明確かつ完全に説明するが、説明される実施形態は本出願の実施形態の一部に過ぎず、実施形態の全てではないことは明らかである。少なくとも1つの例示的な実施例の以下の説明は、実際には単なる例示であり、本出願及びその適用又は使用に対するいかなる制限を意図するものでもない。本出願における実施例に基づき、当業者が創造的な労力なしに得られた他の全ての実施例はいずれも本出願の保護範囲に属する。 図1乃至図4に示すように、本出願の第1実施例では、弁体10、弁芯20、記憶合金バネ30及び復帰バネ40を含む排水弁を提供する。そのうち、弁体10は、順次配置された流入口101、収容室102及び排水口103を有し、流入口101と排水口103とがそれぞれ収容室102に連通する。弁芯20は、収容室102内に移動可能に配置されて排水口103を開く又は閉塞するようにし、弁芯20には流路構造201が設けられており、弁芯20が排水口103を開いた場合、流路構造201の第1端が流入口101と連通し、流路構造201の第2端が排水口103と連通し、流入口101が流路構造201を介して排水口103と連通する。記憶合金バネ30及び復帰バネ40は、いずれも収容室102に配置され、記憶合金バネ30と復帰バネ40とは、弁体10の軸線方向において、互いに反対方向の作用力を弁芯20に対して与えて、弁芯20が排水口103を開く又は閉塞するようにする。 本出願の技術的解決手段を適用すれば、本解決手段の排水弁は記憶合金バネ30と復帰バネ40との協働により弁芯20を駆動して、排水口103を開く又は閉塞するようにしているため、この解決手段の排水弁は寿命が長く、制御精度が高い。具体的には、排水弁の作動時、記憶合金バネ30は収容室102内の流体の温度変化を感知できるため、収容室102内の流体の温度が変化すると、記憶合金バネ30は伸び又は収縮し、記憶合金バネ30が伸びると、記憶合金バネ30は復帰バネ40を収縮駆動して、排水口103を閉塞する又は開くように弁芯20を駆動するが、記憶合金バネ30が収縮すると、復帰バネ40は伸びて、排水口103を閉塞する又は開くように弁芯20を駆動する。従来技術における排水弁は、サーモスタットにより弁体内の流体の温度を感知し、これにより弁芯を駆動して排水口を閉塞する又は開くようにしており、サーモスタットは、一般に感温液をゴムで密封して形成されているため、サーモスタット内部の液体は劣化や漏洩のリスクがあり、寿命が相対的に短い。従来の技術的解決手段に比べて、本解決手段の復帰バネ40及び記憶合金バネ30には上記の問題が発生せず、復帰バネ40及び記憶合金バネ30の寿命はサーモスタットの寿命よりも長い。さらに、従来技術では、サーモスタット内部の感温液体は弁体内部の流体と直接接触することがないため、サーモスタット内の感温液体が弁体内部の流体と直接接触できず、感温液体が温度に対する感知速度が比較的遅く、制御精度が比較的低い。本解決手段の記憶合金バネ30は、弁体10内の流体と直接接触しており、温度変化に対する感知速度が比較的速く、制御精度が比較的高い。さらに、本解決手段では、流路構造201の設置により、流体の流動に一定の空間を提供し、十分な流通面積を確保し、流体の流動抵抗を低減することができ、同じ排水口103の場合では、本解決手段の排水弁はより大きな排水流量を実現する。 具体的には、収容室102は、相互連通された案内室と連通室とを含み、案内室と連通室とが、流入口101から排水口103の方向に沿って分布している。弁芯20は軸線方向において段差状に配置された第1セグメント21と第2セグメント22とを含み、第1セグメント21と第2セグメント22とが、流入口101から排水口103の方向に沿って分布している。第1セグメント21の直径が第2セグメント22の直径よりも大きく、第1セグメント21が案内室に案内係合され、第1セグメント21から離れた第2セグメント22の端は排水口103を閉塞するために用いられており、連通室と第2セグメント22との間には流通室1021を有しており、流路構造201の第2端が流通室1021に連通しており、弁芯20が排水口103を開いた場合、流通室1021は排水口103に連通する。 本実施例では、第1セグメント21が案内室とすきまばめされており、第2セグメント22の外径が連通室の内径よりも小さい。上記の設置により、弁芯20の構造と収容室102の構造とが適合するようになり、弁芯20と弁体10との案内係合を実現できるとともに、排水口103が開いた状態においては、流路構造201と排水口103との連通をも実現できる。 具体的には、弁芯20が移動する時、第1セグメント21は、案内室と案内係合し、弁芯20の移動過程の安定性を確保し、弁芯20と排水口103との同軸度を確保し、開弁及び閉弁時のスムーズさを確保する。また、連通室と第2セグメント22との間に流通室1021が形成されており、これにより、弁芯20が排水口103を開いたとき、流路構造体201の第2端は当該流通室1021を介して排水口103と連通することができる。すなわち、本解決手段の排水弁では、排水口103を開いた場合、流体は、流入口101、弁芯20上の流路構造201、流通室1021を順に通過し、排水口103から流出する。 図1及び図3に示すように、本解決手段では、流路構造201は相互連通された流通通路2011と流通孔2012とを含み、流通通路2011の一端が、流入口101に近接した弁芯20の端の端面上まで延びて流入口101と連通し、流通孔2012が弁芯20の側壁に設けられており、かつ弁芯20の側壁を貫通している。 本解決手段では、流入口101、収容室102及び排水口103が弁体10の軸線方向に沿って順次配置されており、流通通路2011の延在方向が弁体10の延在方向と同一であり、流通通路2011の第1端の流路面積が流入口101の流路面積よりも大きい。また、本解決手段は、流通孔2012の具体的な数量や形状について制限を設けず、本実施例において、流通孔2012は、弁芯20の周方向に沿って間隔をおいて4つ設けられている。このように設置することにより、流路構造201が十分な流路面積を有することをさらに確保し、流体の流通のスムーズさを確保することができる。 さらに、流通通路2011は、流入口101に近接した弁芯20の一端から第2セグメント22上まで延びており、流通孔2012は第2セグメント22の側壁に設けられている。本解決手段では、第1セグメント21と第2セグメント22との間に段差構造が形成されており、本解決手段のいくつかの実施例において、流通孔2012は、軸線方向に沿って段差構造を貫通して設けてもよい。 本実施例において、流通孔2012が第2セグメント22の側壁に設けられており、このように設置することにより、流通孔2012の加工成型を容易にすることができる。また、本流通孔2012と、排水口103に近接した流通通路2011の端と連通しており、このように設置することにより、流通通路2011内の流体を常に流通状態に保ち、流体流通のスムーズさを確保することができる。 本解決手段では、第2セグメント22は軸線方向に段差状に配置された本体セグメント221と閉塞セグメント222とを含み、本体セグメント221の直径が閉塞セグメント222の直径よりも大きく、本体セグメント221が第1セグメント21と接続しており、流通孔2012は本体セグメント221の側壁に設けられており、閉塞セグメント222は排水口103内に差し込まれて、排水口103を閉鎖することができる。このように設置することにより、排水口103を閉塞する際の閉塞セグメント222の密封性を確保できる。 図1及び図3に示すように、さらに、本体セグメント221に近接した閉塞セグメント222の端には係合溝が設けられており、係合溝は閉塞セグメント222の外周にリング状に配置されている。排水弁は密封部材50をさらに含み、密封部材50は係合溝内にリング状に配置されており、閉塞セグメント222が排水口103を閉塞するときに、密封部材50は排水口103と密封係合する。このように設置することにより、排水口103に対する密封効果をさらに確保することができる。 図1及び図2に示すように、さらに、記憶合金バネ30は流通通路2011内に配置され、かつ記憶合金バネ30は、流入口101に近接した流通通路2011の端に位置し、記憶合金バネ30の一端が弁体10に当接し、記憶合金バネ30の他端は弁芯20に当接している。 具体的には、流通通路2011は、流入口101から排水口103の方向に沿って順次配置された第1通路と第2通路とを含み、第1通路の直径が流入口101の直径よりも大きく、第1通路の直径が第2通路の直径よりも大きく、第1通路と第2通路との間には第1段差面が形成されており、記憶合金バネ30は第1通路内に配置されており、記憶合金バネ30の一端が第1段差面に当接係合され、記憶合金バネ30の他端が、排水口103から離れた弁体10の端の内端面に当接係合されている、すなわち、記憶合金バネ30の内径が流入口101の直径よりも大きい。このように設置することにより、記憶合金バネ30と弁芯20との組立てを容易にすることができるとともに、記憶合金バネ30及び弁芯20の構造のコンパクト性を確保でき、その結果、排水弁は軸線方向に小型化することができる。また、上記の設置により、弁体10の軸線方向において、記憶合金バネ30の投影が流入口101の外側に位置しており、流体が記憶合金バネ30に直接衝突することが回避され、流体のスムーズな流通が確保される。記憶合金バネ30を第1通路内に配置し、かつ記憶合金バネ30を可能な限り流入口101に近づけることで、記憶合金バネ30と流体とがタイムリーに接触することを確保し、記憶合金バネ30の流体温度に対する感知速度を確保し、制御の精確性を確保することができる。