Search

JP-2026514568-A - 鋳型体

JP2026514568AJP 2026514568 AJP2026514568 AJP 2026514568AJP-2026514568-A

Abstract

本発明は、金属を連続鋳造するための鋳型体(1)であって、上端部(4)と下端部(5)との間に長手方向Lを有し、鋳型体(1)の外面(6)の少なくとも1つの部分領域が、冷却を改善するために冷却構造(7,7a)を備えているものに関する。冷却構造(7)は、開き角をなして対向する2つの脚部と1つの先端部とを有する少なくとも1つのV字状領域を備え、先端部が、下端部(5)に向けられている。

Inventors

  • ヴォブカー・ハンス-ギュンター
  • マイヤー・ツー・ファルヴィヒ・ヨーナス
  • コルベック・ディートマー
  • フーゲンシュット・ゲルハルト
  • ティーレ・アルント

Assignees

  • クノーヴァ・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング

Dates

Publication Date
20260512
Application Date
20240424
Priority Date
20230428

Claims (16)

  1. 金属を連続鋳造するための鋳型体(1)であって、鋳造方向の上端部(4)と下端部(5)との間に長手方向(L)を有し、鋳型体(1)の外面(6)の少なくとも1つの部分領域が、冷却を改善するために冷却構造(7,7a)を備えており、冷却構造(7,7a)が、開き角(W1)をなして対向する2つの脚部(11,11a~c,12,12a~c)と1つの先端部(13,13a~c)とを有する少なくとも1つのV字状領域(10,10a~c)を備え、先端部(13,13a~c)が、下端部(5)に向けられているものにおいて、 V字状領域(10,10a~c)が、外面(6)における溝(14)として形成され、溝幅(B1)と溝深さ(T1,T2)を備えること、を特徴とする鋳型体(1)。
  2. 複数のV字状領域(10,10a~c)が、長手方向(L)に相前後して及び/又は長手方向(L)に対して横に相並んで配置されていること、を特徴とする請求項1に記載の鋳型体(1)。
  3. 相並んで配置されたV字状領域(10a~c)が、互いに接続されて波構造を構成すること、を特徴とする請求項2に記載の鋳型体(1)。
  4. 長手方向(L)に対して横に相並んで配置されたV字状領域(10a~c)の数は、1~50、特に1~10であること、を特徴とする請求項1~3のいずれか1つに記載の鋳型体(1)。
  5. V字状領域の開き角(W1)は、30°~150°の範囲内にあること、を特徴とする請求項1~4のいずれか1つに記載の鋳型体(1)。
  6. 先端部(13,13a~c)が、Rを付けられていること、を特徴とする請求項1~5のいずれか1つに記載の鋳型体(1)。
  7. 長手方向(L)に相前後して配置された2つのV字状領域(10,10a~c)の脚部(11,11a~c,12,12a~c)が、互いに平行に延在すること、を特徴とする請求項1~6のいずれか1つに記載の鋳型体(1)。
  8. 溝幅(B1)が、2~10mmの範囲内にあり、溝深さ(T1,T2)が、0.1~2mmの範囲内にあること、を特徴とする請求項1~7のいずれか1つに記載の鋳型体(1)。
  9. 溝(14)の冷却剤が流れて来る側(15)の溝深さ(T1)は、溝(14)の他方の側(16)よりも大きいこと、を特徴とする請求項1~8のいずれか1つに記載の鋳型体(1)。
  10. 隣接するV字状領域(10,10a~c)の互いに平行に延在する脚部(11,11a~c,12,12a~c)間の距離(A2)が、少なくとも溝幅(B1)に一致すること、を特徴とする請求項1~9のいずれか1つに記載の鋳型体(1)。
  11. 鋳型体(1)が、上端部(4)から下端部(5)までの長さ(L2)を備え、冷却構造(7,7a)が、長さ(L2)の最大30%にわたって延在すること、を特徴とする請求項1~10のいずれか1つに記載の鋳型体(1)。
  12. 冷却構造(7,7a)が、上端部(4)から50mm未満の距離(A1)を置いて始まること、を特徴とする請求項1~11のいずれか1つに記載の鋳型体(1)。
  13. 鋳型体(1)が、鋳型チューブであり、外面(6)が、複数の側面(8,9)を備え、冷却構造(7,7a)が、複数の側面(8,9)に配置され、側面(8,9)が、異なる冷却構造(7,7a)を備えること、を特徴とする請求項1~12のいずれか1つに記載の鋳型体(1)。
  14. 冷却構造(7,7a)が、異なる開き角(W1)を備えること、を特徴とする請求項13に記載の鋳型体(1)。
  15. 鋳型体(1)が、鋳型プレートであること、を特徴とする請求項1~13のいずれか1つに記載の鋳型体(1)。
  16. 流れ方向(S)で溝(14)の上流及び任意選択的に付加的に溝(14)の下流で、隆起部(18)が外面(6)に形成されていること、を特徴とする請求項1~15のいずれか1つに記載の鋳型体(1)。

Description

本発明は、請求項1の前段部分内の特徴による金属を連続鋳造するための鋳型体に関する。 金属を連続鋳造するための鋳型体は、単独(鋳型チューブ)で、又は他の鋳型体(鋳型プレート)と組み合わせて、鋳造方向の上端部と下端部とを有する型穴を画成する。鋳型体は、外側を冷却される。鋳型体は、ほとんどが銅から成り、金属溶湯の熱を鋳型内側から鋳型外側に輸送するとの課題を有する。ここでは、鋳型外側から冷却媒体への熱伝達係数が、決定的な役割を果たす。冷却媒体は、通常は、閉じた回路内を案内される水である。水は、典型的に6~14m/sの流速で流れ、部分的に、鋳型体の外面において若干速く乱流で流れる。3~7MW/m2のモールドレベルの領域内の熱流束密度が一般的である。冷却水は、約10m/sの速度で鋳型外壁と接触し、この間に6~12Kの分だけ加熱される。鋳型の外壁の温度は、通常は120~300℃であり、内側は約250~450℃である。鋳型体の壁厚は、フォーマットに依存する。壁厚は、鋳型チューブの場合、通常は、鋳造フォーマットの8~12%であり、従って、10~最大35mmの冷却水までの距離を備える。鋳型チューブは、典型的に、700mm~1200mmの長さを有する。 独国特許第19508169号明細書は、冷却側の表面が異なる形状及び/又は凹部を有する構造を備えた金属を連続鋳造するための鋳型を開示する。凹部は、流れの乱流に影響を及ぼす。凹部は、鋳型の外表面を、これにより冷却を拡大する。 独国特許第19508169号明細書 第1の実施形態の鋳型チューブの形態の鋳型体の斜視図図1の鋳型チューブの上端部の側面図鋳型体の第2の実施形態の斜視図図3の鋳型体の上端部の領域内の側面図図4の鋳型体の溝を通る断面図溝の第2の実施形態の断面図溝の第3の実施形態の断面図溝の第4の実施形態の断面図鋳型プレートの形態の鋳型体図9の鋳型体の斜視図 図1は、金属を連続鋳造するための鋳型チューブの形態の鋳型体1を示す。鋳型体1は、矩形の横断面を有し、その壁3により、鋳型体1の上端部4から下端部5まで延在する矩形の型穴2を画成する。鋳型体1は、長手方向Lに若干曲げられている。液体金属用の鋳造方向Gは、上端部4から下端部5に向かって延在する。外側を、鋳型体1は、冷却水によって冷却される。冷却水の流れ方向Sは、鋳造方向Gとは逆方向である。 鋳型体1は、銅から成る。鋳型体は、外面6の図示した側面8,9のそれぞれに存在する冷却構造7を除いて、実質的に平滑な外面6を有する。側面8,9に図示した両冷却構造7は、同一である。不可視の側面に、同じ冷却構造7が存在する。 冷却構造7は、鋳型チューブ1の長さL2の約3分の1に相当する長手方向Lに測定した長さL1を有する。冷却構造7は、上端部4から約50mmの距離A1のところから始まる。 図3は、側面図で冷却構造7の詳細な構造を示す。冷却構造7は、長手方向Lに相前後して配置された複数のV字状領域10から成る。各V字状領域10は、等しい長さの2つの脚部11,12と、両脚部11,12を互いに接続するRを付けた1つの先端部13とを有する。先端部13は、下端部5に向かって、即ち流れ方向Sとは反対方向に向けられている。これにより、冷却構造7の下の領域では、冷却構造7はV字状である。冷却構造7の上端部では、冷却構造7は、その上の幅にわたって実質的に平行に、かつ上端部4に対して距離を置いて終了する。上のV字状領域10の脚部11,12の長さは、側面8の中央に向かって段階的に減少し、これにより、中央のV字状領域10は、実質的に、下に向かって、即ち鋳造方向に隣接するV字状領域10よりも小さくかつ狭くなる。 V字状領域10は、外側面6のこの側面8上で、鋳型体1の側面8の測定された外側の幅の約80%にわたって延在する。鋳型体1は、隣接する側面8,9の間に、外側にRを付けた角部/縁部を有し、これら角部/縁部は、本発明の意味の冷却構造7を備えていない。冷却構造7は、鋳型体1のRを付けた縁部に対して平行に距離を置いて終了する。 この実施例の場合、10~20個の、具体的には17個のV字状領域7が、長手方向Lに相前後して配置されている。全てのV字状領域10は、同じ開き角W1を有し、この開き角は、本発明による構成の鋳型チューブの場合、30°~150°であり得る。この実施例の場合、開き角は、90°である。平行な配置及び同一の開き角W1により、先端部13の一方の側に配置された全ての脚部12もしくは他方の側に配置された脚部11は、互いに平行に位置する。脚部11,12もしくはV字状領域10は、それぞれ、外面6における溝14として形成されている。溝14のそれぞれは、同じ溝幅B1及び溝深さT1を有する。図5は、溝14を横断面で示す。溝は、4.6mmの溝幅B1と1.5mmの溝深さT1を有する。溝底は、2.5mmの半径でRを付けて形成されている。 図6は、矩形の溝を有する実施例を示す。ここで、溝幅B1は、溝深さT1と同様に一定である。 図7の実施例は、一定の溝幅B1で、溝14の一方の側15の溝深さT1が、溝深さT2を有する反対の側16よりも大きい深さT1を備える点で、図6の実施例とは異なる。これにより、横断面は台形である。画面で下の側15は、冷却剤が最初に流れて来る側である。 溝幅B1は、2~10mmの範囲内にあるが、溝深さは、0.1~2mmの範囲内にある。図5及び6の実施例の場合、溝深さに関する記載は、溝の最深部に関する。図7の実施形態の場合、小さい方の溝深さT2は、少なくとも0.1mmである。他方の側15の溝深さT2は大きい。 互いに平行に延在する2つの脚部11,12間の距離A2は、溝幅B1と同じ大きさである。距離A2は、脚部11,12の長手方向の経路に対して垂直に測定される。 図1及び2の実施例の場合、それぞれの側面8,9に対する冷却構造7の配置は、それぞれの側面8,9の中心長手方向軸に対して鏡面対称である。冷却構造7は、側面8,9の左縁部及び右縁部に対してそれぞれ同じ距離を有し、脚部11,12も、常に同じ長さであり、これにより、先端部13は、それぞれの側面8,9上の中心長手方向軸内に常に位置する。 図2及び4は、鋳型体1、即ち鋳型チューブが、同じ基本形状、長さ及び形を備える選択的な実施例を示す。それ故、図1及び3の実施例の説明を参照する。違いは、長手方向に対して横に並べて配置された複数のV字状領域10a~cを備える、異なるように構成された冷却構造7aにある。V字状領域10a~cのそれぞれは、先端部13a~cと脚部11a~c,12a~cとを有する。互いに隣接する脚部11a~b,12b~cは、弧部17によって互いに接続され、これにより、波構造が生じる。全ての脚部11a~c、12a~cが同じ長さであるので、均一な波構造が得られる。弧部17及び先端部13a~cは同一に形成されている。 この実施例の場合、冷却構造7aは、第1の実施例における冷却構造7と同じ幅を有する。冷却構造7aは、鋳造チューブ1の上端部4から同じ距離A1を置いて始まる。冷却構造7aの下端部は、著しく小さい三重のV字状領域10a~cであるために、多少波状であるが、図1の実施例でのように、完全にV字状ではない。しかしながらこの場合も、冷却構造7aは、ほぼ鋳型体1の長さLの約3分の1にわたって延在する。V字状領域10a~cの構造に関して、溝14の可能な横断面を示す図5~7の説明を参照する。 長手方向に連続するV字状領域10a~cの開き角W1及び距離A2に関して、第1の実施例の説明を参照する。従って、図2及び4の構成は、長手方向Lに対して横に相並んで配置されたV字状領域10だけでなく、付加的に長手方向Lに相前後して配置されたV字状領域も示す。この実施例では、長手方向に相前後して配置された14個のV字状領域と、相並んで配置されたそれぞれ3個のV字状領域10a~cである。 図1及び2の実施例でのように、冷却構造7aは、下から、即ち鋳造方向Gとは反対方向に流れて来る。 図8は、外面6に付加的な隆起部18を有する実施形態を示し、隆起部18は、流れ方向Sで溝14の上流に位置する。隆起部18は、0.1~1mmの高さH1を有する。隆起部は、半円形の横断面を有し、直接的に、即ち距離を置かずに、溝14に隣接する。隆起部は、渦を発生させるために使用される。 図9及び10は、前記冷却構造7を有する鋳型体1の別の例として、鋳型プレートを2つの異なる図で示す。冷却構造は、上端部4及び下端部5から距離を置いて配置され、メニスカスの高さのところで外面6上に位置する。冷却構造7は、鋳型プレートの長さの一部だけにわたって延在するが、鋳型プレートのほぼ全幅にわたって延在する。冷却剤の流れ方向Sは、鋳型体1の下端部5から上端部4に向いている。合計で6個の同一のV字状領域が、横方向に相並んで配置され、7個のV字状領域が、長手方向に相前後して配置されている。相並んで配置された領域は、互いに接続され、これにより、外面6上にジグザグ構造が生じる。 本発明は、請求項1の前段部分内の特徴による金属を連続鋳造するための鋳型体に関する。 金属を連続鋳造するための鋳型体は、単独(鋳型チューブ)で、又は他の鋳型体(鋳型プレート)と組み合わせて、鋳造方向の上端部と下端部とを有する型穴を画成する。鋳型体は、外側を冷却される。鋳型体は、ほとんどが銅から成り、金属溶湯の熱を鋳型内側から鋳型外側に輸送するとの課題を有する。ここでは、鋳型外側から冷却媒体への熱伝達係数が、決定的な役割を果たす。冷却媒体は、通常は、閉じた回路内を案内される水である。水は、典型的に6~14m/sの流速で流れ、部分的に、鋳型体の外面において若干速く乱流で流れる。3~7MW/m2のモールドレベルの領域内の熱流束密度が一般的である。冷却水は、約10m/sの速度で鋳型外壁と接触し、この間に6~12Kの分だけ加熱される。鋳型の外壁の温度は、通常は120~300℃であり、内側は約250~450℃である。鋳型体の壁厚は、フォーマットに依存する。壁厚は、鋳型チューブの場合、通常は、鋳造フォーマットの8~12%であり、従って、10~最大35mmの冷却水までの距離を備える。鋳型チューブは、典型的に、700mm~1200mmの長さを有する。 独国特許第19508169号明細書は、冷却側の表面が異なる形状及び/又は凹部を有する構造を備えた金属を連続鋳造するための鋳型を開示する。凹部は、流れの乱流に影響を及ぼす。凹部は、鋳型の外表面を、これにより冷却を拡大する。 米国特許第5207266号明細書は、外面の部分領域が、冷却を改善するために冷却構造を備えている、金属を連続鋳造するための鋳型体を開示する。冷却構造は、平企画をなして対向する2つの脚部と1つの先端部とを有する少なくとも1つのV字状領域を有し、先端部は、過端部に向けられている。V字状領域は、外面における溝として形成され、幅と深さを有する。溝を通って、冷却剤が流れる。溝は、支持プレートによって覆われている。 更に、従来技術については、中国特許出願公開第113798451号明細書及び韓国公開特許第20160057号公報を挙げることができる。 独国特許第19508169号明細書米国特許第5207266号明細書中国特許出願公開第113798451号明細書韓国公開特許第20160057号公報 第1の実施形態の鋳型チューブの形態の鋳型体の斜視図図1の鋳型チューブの上端部の側面図鋳型体の第2の実施形態の斜視図図3の鋳型体の上端部の領域内の側面図図4の鋳型体の溝を通る断面図溝の第2の実施形態の断面図溝の第3の実施形態の断面図溝の第4の実施形態の断面図鋳型プレートの形態の鋳型体図9の鋳型体の斜視図 図1は、金属を連続鋳造するための鋳型チューブの形態の鋳型体1を示す。鋳型体1は、矩形の横断面を有し、その壁3により、鋳型体1の