JP-2026514590-A - 電池缶と集電板とキャップとの溶接構造、及び該溶接構造を適用したバッテリーセル
Abstract
本発明の実施形態によるバッテリーセルは、缶、及び前記缶の内部に収容された電極組立体を含む。前記缶は、底部材、前記底部材に連結されて軸方向で上側に延在する側壁部材、及び前記底部材と対向する前記側壁部材の軸方向の端部に設けられた開放端部を覆うキャップを含む。前記集電板は開放端部の付近で前記電極組立体の電極に電気的に接続される。前記キャップの周縁は、前記側壁部材の開放端部側の周縁と前記キャップの周縁と前記缶連結部とが一緒に溶接されて、外周方向で離隔した複数の個所の第1溶接部を形成する。第2溶接部は、前記側壁部材と前記キャップの周縁とを一緒に溶接して外周方向に沿って連続的に形成される。
Inventors
- ジョンホ・パク
- ドンスン・ファン
- ソンミン・チョ
- テリム・ホン
Assignees
- エルジー エナジー ソリューション リミテッド
Dates
- Publication Date
- 20260512
- Application Date
- 20240530
- Priority Date
- 20230609
Claims (20)
- 内部空間を取り囲み、且つ、中央の長手方向の軸に沿った第1端部で内部空間に対する開口を規定する側壁を備える缶と、 前記缶の内部空間に収容される電極組立体と、 前記電極組立体の電極に電気的に接続される集電板と、 前記内部空間を取り囲むように前記缶の開口を覆うキャップと、を含み、 前記集電板は、前記缶と電気的に接続されるように、前記側壁と接触する周縁部を備え、 前記開口に沿った前記側壁と前記キャップの周縁と前記集電板の周縁部とが複数の第1溶接部のそれぞれに沿って一緒に溶接され、前記複数の第1溶接部は前記中央の長手方向の軸に対する外周方向に沿って相互に離隔して配置され、前記開口に沿った前記側壁と前記キャップの周縁とが前記中央の長手方向の軸に対する外周の全体に沿って実質的に連続的に延在した第2溶接部に沿って一緒に溶接されている、バッテリーセル。
- 少なくとも前記第2溶接部の一部が前記複数の第1溶接部と重なっている、請求項1に記載のバッテリーセル。
- 前記外周方向と直交して延在する各平面によって規定される前記複数の第1溶接部のそれぞれの断面は、前記各平面によって規定される前記第2溶接部の断面よりも広い、請求項1に記載のバッテリーセル。
- 前記中央の長手方向の軸と平行に延在する軸方向において、前記缶の前記第1端部から前記軸方向で遠くなるように延在する前記複数の第1溶接部の深さは、前記缶の前記第1端部から前記軸方向で遠くなるように延在する前記第2溶接部の深さよりも深い、請求項1に記載のバッテリーセル。
- 前記集電板の周縁部の外径は、前記キャップの半径方向の外面の外径と対応している、請求項1から4のいずれか一項に記載のバッテリーセル。
- 前記キャップの周縁は、半径方向において前記側壁の半径方向の内面と対面して接触する接合外周面を備える、請求項1から4のいずれか一項に記載のバッテリーセル。
- 前記集電板の周縁部の外径は、前記キャップの周縁の半径方向の外面の外径よりも大きい、請求項1から4のいずれか一項に記載のバッテリーセル。
- 前記キャップの周縁は、前記側壁の内面とギャップを置いて半径方向で対面する接合外周面を備える、請求項1から4のいずれか一項に記載のバッテリーセル。
- 溶接領域は、前記キャップの周縁の半径方向の外面と前記側壁の半径方向の内面との間のギャップ内に延在している、請求項8に記載のバッテリーセル。
- 前記キャップの周縁は前記側壁の半径方向の内面と対面する半径方向の外面を備え、前記キャップの周縁の半径方向の外面の少なくとも第1部分は前記集電板の周縁部の外径に対応する第1直径を有し、前記キャップの周縁の半径方向の外面の少なくとも第2部分は前記集電板の周縁部の外径よりも小さい第2直径を有する、請求項1から4のいずれか一項に記載のバッテリーセル。
- 前記キャップの周縁の半径方向の外面は、前記中央の長手方向の軸に対する外周方向に沿って交互に配置された、2つ以上の前記第1部分と2つ以上の前記第2部分とを備える、請求項10に記載のバッテリーセル。
- 前記キャップの周縁は前記側壁の半径方向の内面と対面する半径方向の外面を備え、前記半径方向の外面は前記中央の長手方向の軸に対する外周方向で交互に配置される複数の大径部と複数の小径部とを備え、前記複数の小径部は前記複数の大径部よりも小さい直径を有する、請求項1から4のいずれか一項に記載のバッテリーセル。
- 前記キャップの周縁の半径方向の外面の前記大径部は前記側壁の半径方向の内面と接触し、前記キャップの周縁の半径方向の外面の前記小径部は前記側壁の半径方向の内面から離隔している、請求項12に記載のバッテリーセル。
- 缶の開口内で相互に積層される組み立て位置にキャップと集電板とを配置する段階であって、前記組み立て位置において、前記集電板が前記缶の内部空間内に収容された電極組立体に電気的に接続され、前記集電板の周縁部が前記開口を取り囲む前記缶の側壁の半径方向の内面に接触し、前記キャップが、前記集電板よりも前記電極組立体から遠く配置されるように、前記缶の中央の長手方向の軸に沿って前記集電板上に配置する段階と、 前記開口に沿った前記缶の側壁と前記キャップの周縁と前記集電板の周縁部とが一緒に溶接されて相互間の位置が維持されるように複数の第1溶接部を形成する段階であって、前記複数の第1溶接部が前記中央の長手方向の軸に対する外周方向に沿って相互に離隔するように形成する段階と、 前記開口に沿った前記缶の側壁と前記キャップの周縁とが一緒に溶接されるように第2溶接部を形成する段階であって、前記缶の前記開口を密封するように前記中央の長手方向の軸に対する外周方向の全体に沿って実質的に連続して延在する第2溶接部を形成する段階と、を含む、バッテリーセルの製造方法。
- 前記複数の第1溶接部を形成する段階は、前記側壁の半径方向の内面と前記キャップの周縁の半径方向の外面との間にレーザーを照射することを含む、請求項14に記載のバッテリーセルの製造方法。
- 前記第2溶接部を形成する段階は、前記側壁の半径方向の内面と前記キャップの周縁の半径方向の外面とに沿って連続的にレーザーを照射することを含む、請求項15に記載のバッテリーセルの製造方法。
- 前記複数の第1溶接部を形成するときに照射されるレーザーの出力又はエネルギー密度はそれぞれ、前記第2溶接部を形成するときに照射されるレーザーの出力又はエネルギー密度よりも高い、請求項16に記載のバッテリーセルの製造方法。
- 前記複数の第1溶接部を形成するときの前記外周方向に沿った前記レーザーの移動速度が、前記第2溶接部を形成するときの前記外周方向に沿った前記レーザーの移動速度よりも速い、請求項16又は17に記載のバッテリーセルの製造方法。
- 前記第2溶接部を形成する段階は、ローラー電極を用いた抵抗溶接を含む、請求項14又は15に記載のバッテリーセルの製造方法。
- 前記複数の第1溶接部の形成及び前記第2溶接部の形成は、前記中央の長手方向の軸と平行に延在する軸方向に沿って前記キャップよりも上側に突出する前記側壁の延在部の材料を溶融して、前記材料が前記側壁の半径方向の内面と前記キャップの周縁の半径方向の外面との間に溶け込ませることを含む、請求項14から17のいずれか一項に記載のバッテリーセルの製造方法。
Description
本出願は、2023年6月9日付け出願の韓国特許出願第10-2023-0074474号、2023年10月11日付け出願の韓国特許出願第10-2023-0135320号、及び2024年5月29日付け出願の韓国特許出願第10-2024-0070118号に基づく優先権を主張し、当該出願の明細書及び図面に開示された内容は、すべて本出願に組み込まれる。 本発明は、バッテリーに関し、より詳細には、電池缶と集電板とキャップとの溶接構造、及び該溶接構造を適用したバッテリーセルに関する。 円筒形缶を適用したバッテリーセルを製作する過程は、金属シートを深絞り(deep drawing)して円形の底部材及び底部材に連結された円形管状の側壁部材を備える缶を成形し、その内部に電極組立体を収容した後、側壁部材の開放端部をキャップで覆って封止する段階を含む。 一方、電極組立体の軸方向の両端部のうち開放端部に対向する一側端部には、電極組立体の少なくとも一つの電極タブと接触して電気的に接続される集電板が設けられる。集電板は、キャップ又は側壁部材と接触して電気的に接続されるように、キャップ又は側壁部材と溶接などの方式で連結される。 集電板をキャップや側壁部材に溶接する工程で、集電板はキャップや側壁部材に密着した状態を維持する。そのため、集電板とキャップ、又は集電板と側壁部材を密着させるための治具が必要であり、それとともに溶接部位を露出させるためのマスクも必要であり得る。 マスクや治具を用いて集電板をキャップや側壁部材に密着させるため、缶の内部にはマスクや治具を収容するための空間が設けられる。しかしながら、このような空間は、マスクや治具を除去した後は空いた空間として残ってしまい、結果的には缶の内部体積を効率的に活用することができなくなる。これは缶の単位体積当たりのエネルギー密度を高めることを阻害する要因になる。 また、缶と集電板とキャップとの間の隙間から溶接用レーザー光が缶に直接浸透する危険性がある。さらに、溶接時には多量の熱エネルギーが発生し得るが、これは缶を通じて電極組立体の分離膜に伝達されて、分離膜の分解又は溶融、分離膜の気孔の閉鎖などの劣化をもたらすおそれがある。 また、円筒形缶を組み立てる際には、集電板をキャップ又は側壁部材と電気的に接続する工程と、キャップを側壁部材に連結する工程とが別々に行われる。このようなバッテリーセルの組立工数の増加は、円筒形バッテリーセルの生産効率を低下させ、生産コストを上昇させる要因になる。 本発明の一実施形態による円筒形バッテリーセルの斜視図である。図1の缶の内部に収容される電極組立体の巻取前の分解斜視図である。図2の電極組立体の巻取前の積層状態の斜視図である。図3の積層体を巻き取って円筒状のゼリーロール(jelly-roll)型の電極組立体を組み立てた状態の斜視図である。図4の電極組立体の第1電極の電極タブに第1集電板が接合された状態を示した斜視図である。図4の電極組立体の第2電極の電極タブに第2集電板が接合された状態を示した斜視図である。第1集電板及び第2集電板が接合された電極組立体を缶の内部に収容する過程を示した横断面図である。缶に収容された電極組立体の第1集電板と第1電極端子との接合過程を示した横断面図である。電極組立体が収容された缶の開放端部をキャップで覆う過程を示した横断面図である。缶の開放端部をキャップで覆ったバッテリーセルの開放端部部分を拡大して示した断面図であって、レーザー溶接の過程を示した図である。缶の開放端部をキャップで覆ったバッテリーセルの開放端部部分を拡大して示した断面図であって、抵抗溶接の過程を示した図である。缶の開放端部を注液口が設けられたキャップで覆ったバッテリーセルの開放端部部分を示した断面図である。図12のキャップの注液口をストッパで封止した状態を示した断面図である。缶の開放端部にキャップを覆った状態の斜視図である。図14の.15.-.15.に沿った断面を示した図である。図14の缶及びキャップに第1溶接部を形成した状態を示した平面図である。図16の.17.-.17.に沿った断面を示した図である。図16の缶及びキャップに第2溶接部を形成した状態を示した平面図である。図18の.19.-.19.に沿った断面を示した図である。図18の.20.-.20.に沿った断面を示した図である。本発明の他の実施形態による円筒形バッテリーセルの缶の開放端部にキャップを覆った状態を示した斜視図である。図21の断面図である。図21の缶及びキャップに第1溶接部を形成した状態を示した斜視図である。図23の缶及びキャップに第2溶接部を形成した状態を示した斜視図である。図24の.25.-.25.に沿った断面の写真である。図24の.26.-.26.に沿った断面の写真である。本発明のさらに他の実施形態による円筒形バッテリーセルのキャップの平面図である。円筒形バッテリーセルの缶の開放端部に図27のキャップを覆った状態を示した平面図である。本発明によるバッテリーセルの製造方法の一例のフロー図である。本発明によるバッテリーセルの製造方法の他の一例のフロー図である。本発明の一実施形態によるバッテリーセルが適用されたバッテリーパックの斜視図である。図31のバッテリーパックを搭載した自動車を示した図である。 上述の課題、特徴及び長所を添付された図面を参照して詳しく後述する。これにより、本発明の属する技術分野で通常の知識を持つ者が本発明の技術的思想を容易に実施することができる。本発明の説明において、関連する公知技術についての具体的な説明が本発明の要旨を不明瞭にし得ると判断される場合、その詳しい説明を省略する。以下、添付された図面を参照して本発明による好ましい実施形態を詳しく説明する。図面において、同じ参照符号は同一又は類似の構成要素を示すものとして使用される。 また、第1、第2などが多様な構成要素を示すために使用されているが、これら構成要素はこれらの用語によって制限されるものではない。これらの用語は、一つの構成要素を他の構成要素と区別するために使用され、特に言及しない限り、第1構成要素は第2構成要素であり得る。 明細書の全体において、特に言及しない限り、各構成要素は単数又は複数であり得る。 また、構成要素の「上部(又は下部)」又は構成要素の「上(又は下)」に任意の構成が配置されるとは、任意の構成が該構成要素の上面(又は下面)に接して配置されることだけでなく、構成要素と該構成要素の上に(又は下に)配置された任意の構成との間に他の構成が介在され得ることを意味する。 また、ある構成要素が他の構成要素に「連結」、「結合」又は「接続」されるとするとき、構成要素が相互に直接的に連結されるか又は接続される場合だけでなく、各構成要素の間に他の構成要素が「介在」されるか、若しくは、各構成要素が他の構成要素を通じて「連結」、「結合」又は「接続」される場合も含まれる。 本明細書で使用される単数の表現は、文脈上明らかに他の意味ではない限り、複数の表現を含む。 明細書の全体において、「A及び/又はB」とは、特に言及しない限り、A、B、又はA及びBを意味し、「C~D」とは、特に言及しない限り、C以上D以下を意味する。 実施形態の説明において、軸方向とは、ゼリーロール型の電極組立体の巻取中心を成す中央の長手方向の軸が延在する方向又は中央の長手方向の軸と平行な方向を称し、半径方向とは、軸に近くなるか(求心)又は遠くなる(遠心)方向を称し、外周(円周)方向とは、軸を取り囲む方向を称する。 以下、図1~図20を参照して本発明の溶接構造が適用されたバッテリーセルの一実施形態を詳しく説明する。 一実施形態のバッテリーセルは、例えばフォームファクタ(form factor)の比(円筒形バッテリーセルの直径を高さで除した値、すなわち高さ(H)対比直径(Φ)の比で定義される)が約0.4よりも大きい円筒形バッテリーセルであり得る。 ここで、フォームファクタとは、円筒形バッテリーセルの直径及び高さを示す値を意味する。円筒形バッテリーセルは、例えば46110セル、48750セル、48110セル、48800セル、46800セルであり得る。フォームファクタを示す数値において、前方の二桁はセルの直径を示し、その後の二桁はセルの高さを示し、最後の数字0はセルの断面が円形であることを示す。 バッテリーセルは、略円柱状のセルであって、直径が約46mmであり、高さが約110mmであり、フォームファクタの比が0.418である円筒形バッテリーセルであり得る。 他の実施形態によるバッテリーセルは、略円柱状のセルであって、直径が約48mmであり、高さが約75mmであり、フォームファクタの比が0.640である円筒形バッテリーセルであり得る。 さらに他の実施形態によるバッテリーセルは、略円柱状のセルであって、直径が約48mmであり、高さが約110mmであり、フォームファクタの比が0.418である円筒形バッテリーセルであり得る。 さらに他の実施形態によるバッテリーセルは、略円柱状のセルであって、直径が約48mmであり、高さが約80mmであり、フォームファクタの比が0.600である円筒形バッテリーセルであり得る。 さらに他の実施形態によるバッテリーセルは、略円柱状のセルであって、直径が約46mmであり、高さが約80mmであり、フォームファクタの比が0.575である円筒形バッテリーセルであり得る。 本発明は、フォームファクタの比が約0.4以下であるバッテリーセル、例えば18650セル、21700セルなどにも適用され得ることは勿論である。18650セルの場合、直径が約18mmであり、高さが約65mmであり、フォームファクタの比が0.277である。21700セルの場合、直径が約21mmであり、高さが約70mmであり、フォームファクタの比が0.300である。 実施形態のバッテリーセルは、電極組立体20と、電極組立体20に電気的に接続された集電板31、32と、電極組立体20及び集電板31、32を収容する缶10と、を含む。 缶10は、底部材12と、底部材12に連結されて軸方向に延在する側壁部材11と、側壁部材11の軸方向の一側端部、すなわち側壁部材11の上端部30又は第1端部に設けられた開放端部を覆うキャップ16と、を含む。 底部材12は中央部に孔が形成された円盤形態であり、側壁部材11は缶10の内部空間を取り囲む円形管状であり得る。 底部材12及び側壁部材11は、鋼(steel)の表面にニッケルがメッキされた金属シートを深絞り工程で成形加工し、側壁部材11の先端部をブランクホルダで把持した状態でパンチでトリミング加工して製作され得る。勿論、缶10の材料はこれに限定されるものではない。 孔には第1電極端子13が嵌合され得る。第1電極端子13は、ガスケット14を介在した状態で底部材12にリベットされて固定され得る。ガスケット14は、第1電極端子13と底部材12との間に介在されて、缶10の内部と外部とを密封して電解液の漏液を防止し、第1電極端子13と底部材12とを電気的に絶縁させることができる。 但し、第1電極端子13と底部材12との連結方式はこれに限定されるものではない。例えば、第1電極端子13と底部材12との間を密封し、第1電極端子13と底部材12とを電気的に絶縁可能な構造であれば、この他にも多様な固定方法、例えばボルト-ナット結合方式、ガラスシール(glass seal)方式、又はクロムコーティング&PP-MAH熱接合方式のような多様な他の方式も適用可能である。 第1電極端子13は第1極性を持ち、缶10は第2極性を持ち得る。すなわち、缶10の底部材12、底部材12と連結される側壁部材11、及び側壁部材11と連結される後述するキャップ16はすべて第2極性を持ち得る。 これにより、バッテリーセルは、底部材12が設け