JP-2026514613-A - 船舶用尿素水溶液調製設備及びその調製方法
Abstract
本発明は、尿素水溶液の生産設備の技術分野に属し、特に船舶用尿素水溶液の調製設備及びその調製方法に関する。現存する調製設備において、ヒータによる加熱により水溶液が不安定になったり、副反応を生じたりすること、加熱後の水が後続の流動により温度が低下して尿素の溶解効率が低下すること、そして調製溶液の濃度が正確でないという問題がある。本発明では、以下のような解決策を提案する。本設備は水浴槽を備え、該水浴槽の底部内壁には支脚を介して調製槽が固定されている。また、水浴槽と調製槽の間の隙間には、調製槽を加熱するための淡水が貯められる。該調製槽の上部には複数のボルトによって蓋体が固定されており、該水浴槽の内壁には複数のヒータが取り付けられている。本発明において、撹拌棒によって尿素水溶液を撹拌することで、揺動構造および間欠構造を順次駆動することができ、尿素粒子を小ロットで間欠的に調製槽内に散布することができる。これにより、尿素粒子が速やかに淡水と混合されるだけでなく、調製溶液の濃度の正確性を向上させることができる。 【選択図】 図1
Inventors
- 馬亦軍
- 曲世祥
- 李暁東
- 陳文▲ティン▼
- 於遠洋
- 陳志遠
Assignees
- 上海匯舸環保科技集団股▲ふん▼有限公司
Dates
- Publication Date
- 20260513
- Application Date
- 20240322
- Priority Date
- 20240318
Claims (10)
- 船舶用尿素水溶液調製設備であって、 水浴槽(1)を備え、前記水浴槽(1)の底部内壁に脚部を介して調製槽(2)が固定され、前記水浴槽(1)と前記調製槽(2)との間の間隙部には前記調製槽(2)を加熱するための淡水が収容され、 前記調製槽(2)の頂部には複数のボルトにより蓋体(6)が固定され、前記水浴槽(1)の内壁には複数のヒータ(11)が取り付けられ、前記ヒータ(11)は前記水浴槽(1)と前記調製槽(2)の間隙部の淡水を加熱するためのものであり、 撹拌棒(3)を備え、前記撹拌棒(3)は前記蓋体(6)の底部に回転可能に連結され、前記調製槽(2)内の尿素顆粒と淡水とを撹拌混合するためのものであり、前記蓋体(6)の頂部にはボルトにより駆動モータ(4)が固定され、前記駆動モータ(4)の出力軸はカップリングを介して前記撹拌棒(3)の先端と連結され、 注水管(7)を備え、前記注水管(7)は外部の淡水貯蔵装置と連通し、前記注水管(7)の一端には三方角形弁を介して第1配管(8)及び第2配管(9)が接続され、前記第1配管(8)は前記調製槽(2)内に延在し、前記調製槽(2)内部に淡水を供給するためのものであり、前記第2配管(9)の一端は前記水浴槽(1)内に延在し、前記水浴槽(1)内部に淡水を供給するためのものであり、 濃度計(10)を備え、前記濃度計(10)は前記水浴槽(1)の外側に配置され、前記濃度計(10)の一端は前記水浴槽(1)を貫通して前記調製槽(2)内に延在し、前記調製槽(2)内の尿素水溶液の濃度をリアルタイムで検出するためのものであり、 蓋体(6)の底部両側には一対の揺動構造が設けられ、前記調製槽(2)内に尿素顆粒を撒き込む際に尿素顆粒と淡水とを速やかに混合させるためのものであり、 蓋体(6)の上方には間欠構造が設けられ、前記間欠構造は尿素顆粒を間欠的に前記調製槽(2)内に撒き込むことで、前記濃度計(10)による尿素水溶液の濃度検出精度を確保するためのものであり、前記揺動構造は前記間欠構造の下方に配置され、一方の揺動構造は前記間欠構造に動力を供給する、船舶用尿素水溶液調製設備。
- 前記揺動構造は、前記蓋体(6)の底部にボルトにより固定された基台(20)を備え、前記基台(20)内に回転軸(21)が回転可能に連結され、 前記回転軸(21)の外周には揺動フレーム(22)が固定され、前記揺動フレーム(22)内には撒布管(23)が固定され、前記揺動フレーム(22)がが前記撒布管(23)を連動して往復揺動させ、前記撒布管(23)から前記調製槽(2)内の異なる位置に尿素顆粒を撒き込み、尿素顆粒と淡水との混合を促進し、 前記揺動フレーム(22)の一端は前記基台(20)の外側に延在し、前記回転軸(21)の外周には複数の弧状溝(27)が形成され、 前記回転軸(21)には移動ブロック(24)が摺動可能に装着され、前記移動ブロック(24)内には複数の導球(28)が固定され、前記導球(28)は前記弧状溝(27)と係合し、 前記基台(20)の前記撹拌棒(3)に近接する側には複数の導杆(26)がボルトにより固定され、前記導杆(26)の一端は前記移動ブロック(24)をスライド自在に貫通し、前記移動ブロック(24)の位置を規制する、請求項1に記載の船舶用尿素水溶液調製設備。
- 前記揺動構造は、更に、前記撹拌棒(3)の外周に設けられた往復ねじ部(16)を備え、 前記撹拌棒(3)には前記往復ねじ部(16)に螺合したナットブロック(17)が装着され、 前記蓋体(6)の底部には複数の固定杆(18)が溶接により固定され、 前記固定杆(18)の下端は前記ナットブロック(17)をスライド自在に貫通し、同一の止め輪(19)に固定され、前記止め輪(19)は前記撹拌棒(3)の外周に嵌められ、 前記ナットブロック(17)の両側には連結杆(25)が回転可能に連結され、前記連結杆(25)の下端は対応する前記移動ブロック(24)の頂部に回転可能に連結されている、請求項2に記載の船舶用尿素水溶液調製設備。
- 前記間欠構造は、前記蓋体(6)の上方に設けられた排出筒(29)を備え、 前記排出筒(29)の頂部には搬送管を介して船舶内の尿素顆粒貯蔵庫と連通し、前記排出筒(29)の外周には複数の支持脚(30)を介して前記蓋体(6)の頂部に固定され、 前記排出筒(29)の底部には複数の排出孔(31)が形成され、前記排出筒(29)の底部には回転筒(32)が回転可能に連結され、 前記回転筒(32)の頂部には複数の供給孔(33)が形成され、前記供給孔(33)は前記排出孔(31)と協働して尿素顆粒の供給を制御し、 前記回転筒(32)の外周には固定カバー(35)が回転可能に装着され、前記固定カバー(35)は前記回転筒(32)と連通し、 前記固定カバー(35)の外周には複数のL型フレーム(34)が溶接により固定され、前記L型フレーム(34)の先端は前記排出筒(29)の底部に固定され、 前記固定カバー(35)の底部には二つの導料ホース(36)が設けられ、前記導料ホース(36)の底端は前記調製槽(2)内に延在し、前記撒布管(23)と連通している、請求項3に記載の船舶用尿素水溶液調製設備。
- 前記間欠構造は、更に、前記回転筒(32)の外周に固定された固定環(37)を備え、 前記回転筒(32)の外周には前記排出筒(29)の底端に固定されたねじりばね(38)が装着され、前記ねじりばね(38)の底端は前記固定環(37)の頂部に固定され、 前記回転筒(32)の外周には引き紐(39)が巻き付けられ、前記引き紐(39)の底端は前記調製槽(2)内に延在し、一方の前記回転軸(21)の外周に固定されている、請求項4に記載の船舶用尿素水溶液調製設備。
- 前記支持脚(30)の一方の側面には基板を介して導輪(40)が回転可能に連結され、前記導輪(40)は前記引き紐(39)の案内を行い、 前記水浴槽(1)の内壁には封止環(51)が固定され、前記封止環(51)の内壁は前記調製槽(2)の外周に固定され、 前記水浴槽(1)の内壁には断熱層が設けられ、前記断熱層及び前記封止環(51)は共にポリウレタン硬質発泡プラスチックからなり、前記封止環(51)は前記水浴槽(1)と前記調製槽(2)との間の淡水を封止する、請求項5に記載の船舶用尿素水溶液調製設備。
- 前記調製槽(2)の底部には水溶液を排出するための排液管(12)が設けられ、前記排液管(12)の一端は前記水浴槽(1)の外側に延在し、 前記排液管(12)、第1配管(8)及び第2配管(9)の外周にはそれぞれバルブが設けられ、 前記調製槽(2)の底部には撹拌羽根(13)が回転可能に連結され、前記撹拌羽根(13)は前記排液管(12)の外周に嵌められ、 前記撹拌羽根(13)の頂部両側にはボルトにより第2磁石(15)が固定され、前記撹拌棒(3)の底端には複数の斜め支柱(5)が溶接により固定され、 前記斜め支柱(5)の底端は前記調製槽(2)の底部内壁に摺動可能に接続され、前記撹拌棒(3)を支持するためのものであり、 前記斜め支柱(5)の底端には第1磁石(14)が固定され、前記第1磁石(14)と前記第2磁石(15)との間に磁気吸引力が発生する、請求項6に記載の船舶用尿素水溶液調製設備。
- 前記撹拌棒(3)内には空洞を介して回転軸(41)が回転可能に連結されており、前記回転軸(41)の外周には第1スプロケット(42)が固定され、 前記撹拌棒(3)の外周には支持環(43)が固定されており、前記支持環(43)の頂部両側には基板を介して第2スプロケット(44)が回転可能に連結され、 前記第1スプロケット(42)と二つの前記第2スプロケット(44)との間はチェーン(45)により伝動連結され、 前記撹拌棒(3)の両側にはレール及びスライド溝を介して押し板(46)が摺動可能に連結されており、前記チェーン(45)の両端は対応する前記押し板(46)の頂部に固定され、 一方の前記押し板(46)の底部にはボルトにより支持ブロック(47)が固定されている、請求項7に記載の船舶用尿素水溶液調製設備。
- 前記止め輪(19)の底部には連結柱を介して載置環(48)が固定され、前記載置環(48)の底部には複数の歯牙組立体(49)が設けられ、前記歯牙組立体(49)は複数の歯牙からなり、 前記回転軸(41)の一端は前記撹拌棒(3)の側方に回転可能に延在し、ベベルギヤ(50)が固定され、前記ベベルギヤ(50)は前記歯牙と噛み合う、請求項8に記載の船舶用尿素水溶液調製設備。
- 船舶用尿素水溶液調製設備の調製方法であって、 前記第1配管(8)及び第2配管(9)上のバルブを開き、前記注水管(7)を外部の淡水貯蔵装置に接続し、前記注水管(7)を通じて淡水をそれぞれ前記水浴槽(1)と前記調製槽(2)内に注入し、前記ヒータ(11)により前記水浴槽(1)内の淡水を加熱し、これにより、前記水浴槽(1)内の温水が前記調製槽(2)を加熱し、後の尿素水溶液の調製を容易にし、また、前記駆動モータ(4)が前記撹拌棒(3)を回転駆動して尿素顆粒と淡水の混合を促進する際、前記撹拌棒(3)は前記斜め支柱(5)を介して前記撹拌羽根(13)を回転させ、前記第1磁石(14)と前記第2磁石(15)の間に磁気吸引力が生じ、前記斜め支柱(5)が前記撹拌羽根(13)を回転させることで、前記撹拌羽根(13)が前記水浴槽(1)内の温水を撹拌し、温水を均一に分布させるステップS1と、 前記撹拌棒(3)が回転すると、前記ナットブロック(17)と前記往復ねじ部(16)の協働により、前記ナットブロック(17)が前記固定杆(18)上を往復移動し、前記ナットブロック(17)は前記連結杆(25)を介して前記移動ブロック(24)を前記導杆(26)に沿って横方向に往復移動させ、前記導球(28)と前記弧状溝(27)の協働により、前記移動ブロック(24)は前記回転軸(21)と前記揺動フレーム(22)を往復揺動させ、これにより、前記導料ホース(36)が前記撒布管(23)を通じて尿素顆粒を前記基台(20)内に散布し、前記撹拌棒(3)が前記調製槽(2)内の淡水を撹拌することで、散布された尿素顆粒が迅速に淡水と混合するステップS2と、 一方の前記回転軸(21)が往復揺動すると、前記回転軸(21)は前記引き紐(39)と前記ねじりばね(38)の協働により前記回転筒(32)を往復回転させ、前記供給孔(33)と前記排出孔(31)の協働により、前記排出筒(29)内の尿素顆粒が前記固定カバー(35)と前記導料ホース(36)を通じて前記調製槽(2)内に間欠的に排出され、尿素顆粒が段階的に添加され、前記濃度計(10)は前記調製槽(2)内の尿素濃度をリアルタイムで監視するステップS3と、 さらに、前記撹拌棒(3)が回転すると、前記撹拌棒(3)は前記回転軸(41)を介して前記ベベルギヤ(50)を回転させ、前記ベベルギヤ(50)と前記歯牙組立体(49)の協働により、前記第1スプロケット(42)が間欠的に回転し、前記第1スプロケット(42)と前記チェーン(45)、前記押し板(46)の協働により、2つの前記押し板(46)が交互に上下移動し、上下層の水溶液を交換し、これにより、前記調製槽(2)内の淡水と尿素顆粒が十分かつ均一に混合されるステップS4とを含む、請求項9に記載の船舶用尿素水溶液調製設備の調製方法。
Description
本発明は、尿素水溶液の生産設備技術分野に関し、特に船舶用尿素水溶液の調製設備及びその調製方法に関する。 船舶の排気ガス排出は、大気汚染の重要な要因の一つである。特に港湾都市において、船舶から排出される大量の二酸化炭素、一酸化炭素、窒素酸化物、硫黄酸化物等は、大気汚染を相当深刻なものにし、港湾都市の住民の健康を害している。船舶の窒素酸化物の排出は、IMOTier III排出制限の要求を満たす必要がある。ディーゼル機関の排気ガス浄化装置であるSCRシステムを搭載することは、排出を効果的に削減する手段である。システムは、現在、尿素を還元剤として使用する必要がある。車用尿素水溶液に比べて、船舶用尿素水溶液の需要量は多く、尿素タンクの体積を小さくするために、濃度の高い尿素水溶液を使用する必要がある。そのため、一般的に質量分率40wt%の尿素水溶液が還元剤として用いられている。 従来技術において、船舶内で尿素水溶液を調製する過程には、依然としていくつかの欠点が存在する。 1、従来技術では、船舶内で尿素水溶液を調製する際に、調製槽内でヒータを用いて加熱し、淡水と尿素顆粒を混合させる必要がある。しかし、ヒータによる加熱時に、ヒータの周辺の尿素水溶液の温度が過度に上昇し、水溶液が不安定になったり、副反応が生じたりすることがある。また、ヒータで直接水を加熱すると、加熱後の水が後続の流動により温度が低下し、尿素の溶解効率が低下する。 2、調製過程において、尿素顆粒を直接淡水中に投入して調製する場合、尿素の投入量を精密に制御することができないため、調製される溶液の濃度が正確でない。 上記の問題に対して、本発明では船舶用尿素水溶液の調製設備及びその調製方法を提案する。 本発明の実施例1による該船舶用尿素水溶液調製設備の三次元構造模式図である。本発明の実施例1による該船舶用尿素水溶液調製設備の三次元断面構造模式図である。本発明の実施例1による該船舶用尿素水溶液調製設備の斜め支柱、第1磁石及び撹拌羽根の三次元分解構造模式図である。本発明の実施例1による該船舶用尿素水溶液調製設備の揺動構造と間欠構造の協働三次元構造模式図である。本発明の実施例1による該船舶用尿素水溶液調製設備の回転軸、移動ブロック及び撹拌棒の三次元分解構造模式図である。本発明の実施例1による該船舶用尿素水溶液調製設備の回転筒、固定カバー及び導料ホースの三次元断面分解構造模式図である。本発明の実施例1による該船舶用尿素水溶液調製設備の固定環、回転筒及び固定カバーの三次元分解構造模式図である。本発明の実施例2による該船舶用尿素水溶液調製設備の押し板と撹拌棒の三次元構造模式図である。本発明の実施例2による該船舶用尿素水溶液調製設備の載置環、ベベルギヤ及び支持環の三次元分解構造模式図である。本発明の実施例2による該船舶用尿素水溶液調製設備の載置環とベベルギヤの三次元分解構造模式図である。 図中の符号:1、水浴槽;2、調製槽;3、撹拌棒;4、駆動モータ;5、斜め支柱;6、蓋体;7、注水管;8、第1配管;9、第2配管;10、濃度計;11、ヒータ;12、排液管;13、撹拌羽根;14、第1磁石;15、第2磁石;16、往復ねじ部;17、ナットブロック;18、固定杆;19、止め輪;20、基台;21、回転軸;22、揺動フレーム;23、撒布管;24、移動ブロック;25、連結杆;26、導杆;27、弧状溝;28、導球;29、排出筒;30、支持脚;31、排出孔;32、回転筒;33、供給孔;34、L型フレーム;35、固定カバー;36、導料ホース;37、固定環;38、ねじりばね;39、引き紐;40、導輪;41、回転軸;42、第1スプロケット;43、支持環;44、第2スプロケット;45、チェーン;46、押し板;47、支持ブロック;48、載置環;49、歯牙組立体;50、ベベルギヤ;51、封止環。 以下、本発明の実施例に係る図面を参照して、本発明の実施例に係る技術的手段を明確かつ完全に説明する。なお、以下に記載する実施例は、本発明の一部の実施例に過ぎず、全ての実施例を網羅するものではない。 実施例1 図1~図7を参照すると、本発明の船舶用尿素水溶液調製設備は、尿素水溶液の生産設備分野に適用されるものであり、以下の構成を備える。水浴槽1を備え、該水浴槽1の底部内壁には支脚を介して調製槽2が固定されている。水浴槽1と調製槽2の間の間隙部には、調製槽2を加熱するための淡水が収容されている。調製槽2の頂部には、複数のボルトにより蓋体6が固定されており、水浴槽1の内壁には複数のヒータ11が固定されている。該ヒータ11は、水浴槽1と調製槽2の間隙部の淡水を加熱するために用いられる。 撹拌棒3を備え、該撹拌棒3は蓋体6の底部に回転可能に連結されており、調製槽2内の尿素顆粒と淡水とを撹拌混合するために用いられる。蓋体6の頂部には、ボルトにより駆動モータ4が固定されており、該駆動モータ4の出力軸はカップリングを介して撹拌棒3の先端と固定的に連結されている。 注水管7を備え、該注水管7は外部の淡水貯蔵装置と連通している。注水管7の一端には三方角弁を介して第1配管8及び第2配管9が接続されており、第1配管8は調製槽2内に延在し、調製槽2内部に淡水を供給するために用いられる。第2配管9の一端は水浴槽1内に延在し、水浴槽1内部に淡水を供給するために用いられる。 濃度計10を備え、該濃度計10は水浴槽1の外側に配置されており、該濃度計10の一端は水浴槽1を貫通して調製槽2内に延在し、調製槽2内の尿素水溶液の濃度をリアルタイムで検出するために用いられる。 図2及び図3を参照すると、調製槽2の底部には水溶液を排出するための排液管12が設けられており、該排液管12の一端は水浴槽1の外側に延在している。排液管12、第1配管8及び第2配管9の外周にはそれぞれバルブが設けられている。調製槽2の底部には撹拌羽根13が回転可能に連結されており、該撹拌羽根13は排液管12の外周に嵌められている。撹拌羽根13の頂部両側にはボルトにより第2磁石15が固定されており、撹拌棒3の底端には複数の斜め支柱5が溶接により固定されている。斜め支柱5の底端は調製槽2の底部内壁に摺動可能に接続されており、撹拌棒3を支持するためのものである。複数の前記斜め支柱5の底端には第1磁石14が固定嵌装されており、第1磁石14と第2磁石15との間に磁気吸引力が生じる。駆動モータ4が撹拌棒3を回転駆動して尿素顆粒と淡水の混合を促進する際、撹拌棒3は斜め支柱5を介して撹拌羽根13を回転させる。第1磁石14と第2磁石15の間に磁気吸引力が生じ、斜め支柱5が撹拌羽根13を回転させることで、撹拌羽根13が水浴槽1内の温水を撹拌し、温水を均一に分布させる。これにより、温水が調製槽2を均一に加熱し、調製槽2の加熱不均による尿素水溶液の調製不良を防止する。 図2、図4及び図5を参照すると、該装置にはさらに、蓋体6の底部両側に二組の揺動構造が設けられており、尿素顆粒を調製槽2内に撒き込む際に、尿素顆粒と淡水とを速やかに混合させるために用いられる。前記揺動構造は以下の構成を備える。蓋体6の底部にボルトにより固定された基台20を備え、該基台20内には回転軸21が回転可能に連結されている。回転軸21の外周には揺動フレーム22が固定されており、該揺動フレーム22内には撒布管23が固定貫通されている。揺動フレーム22が往復揺動することで、撒布管23から調製槽2内の異なる位置に尿素顆粒を撒き込み、尿素顆粒と淡水との混合を促進する。揺動フレーム22の一端は基台20の外側に延在しており、回転軸21の外周には複数の弧状溝27が形成されている。回転軸21には移動ブロック24が摺動可能に装着されており、該移動ブロック24内には複数の導球28が固定され、該導球28は弧状溝27と協働されている。基台20の撹拌棒3に近接する側には複数の導杆26がボルトにより固定されており、該導杆26の一端は移動ブロック24をスライド自在に貫通し、導杆26によって移動ブロック24の位置を規制する。移動ブロック24が導杆26に沿って横方向に往復移動すると、導球28と弧状溝27の協働により、移動ブロック24は回転軸21と揺動フレーム22を往復揺動させる。これにより、導料ホース36が撒布管23を通じて尿素顆粒を基台20内に散布し、撹拌棒3が調製槽2内の淡水を撹拌することで、散布された尿素顆粒が迅速に回転する淡水と混合され、尿素水溶液の調製効率が向上する。 図5を参照すると、前記揺動構造はさらに以下の構成を備える。撹拌棒3の外周に設けられた往復ねじ部16を備え、該撹拌棒3には往復ねじ部16に螺合したナットブロック17が装着されている。蓋体6の底部には複数の固定杆18が溶接により固定されており、該固定杆18の下端はナットブロック17をスライド自在に貫通し、同一の止め輪19に固定されている。止め輪19は撹拌棒3の外周に嵌められている。ナットブロック17の両側には連結杆25が回転可能に連結されており、該連結杆25の下端は対応する移動ブロック24の頂部に回転可能に連結されている。撹拌棒3が回転すると、ナットブロック17と往復ねじ部16の協働により、ナットブロック17が固定杆18上を往復移動する。ナットブロック17は連結杆25を介して移動ブロック24を導杆26に沿って横方向に往復移動させ、これにより尿素顆粒を調製槽2内に散布する。 図2、図4及び図6を参照すると、該装置にはさらに、蓋体6の上方に間欠構造が設けられており、尿素顆粒を間欠的に調製槽2内に撒き込むことで、濃度計10による尿素水溶液の濃度検出精度を確保するために用いられる。揺動構造は該間欠構造の下方に配置されており、一方の揺動構造は該間欠構造に動力を供給する。前記間欠構造は以下の構成を備える。蓋体6の上方に設けられた排出筒29を備え、該排出筒29の頂部には搬送管を介して船舶内の尿素顆粒貯蔵庫と連通している。排出筒29の外周には複数の支持脚30を介して蓋体6の頂部に固定されており、該排出筒29の底部には複数の排出孔31が形成されている。排出筒29の底部には回転筒32が回転可能に連結されており、該回転筒32の頂部には複数の供給孔33が形成されている。供給孔33は排出孔31と協働して尿素顆粒の供給を制御する。回転筒32の外周には固定カバー35が回転可能に装着されており、該固定カバー35は回転筒32と連通している。固定カバー35の外周には複数のL型フレーム34が溶接により固定されており、該L型フレーム34の先端は排出筒29の底部に固定されている。固定カバー35の底部には二つの導料ホース36が設けられており、該導料ホース36の底端は調製槽2内に延在し、撒布管23と連通している。回転筒32が回転して排出孔31と供給孔33が対応すると、排出筒29内の尿素顆粒は導料ホース36を通じて調製槽2内に撒き込まれる。これにより、尿素顆粒が間欠的かつ段階的に調製槽2内に添加され、調製溶液の濃度の正確性が向上する。 図6及び図7を参照すると、前記間欠構造はさらに以下の構成を備える。回転筒32の外周に固定された固定環37を備え、該回転筒32の外周には排出筒29の底端に固定されたねじりばね38が装着されている。ねじりばね38の底端は固定環37の頂部に固定されている。回転筒32の外周には引き紐39が巻き付けられており、該引き紐39の底端は調製槽2内に延在し、一方の回転軸21の外周に固定されている。回転軸21が揺動すると、該回転軸21は引き紐39を介して回転筒32を回転させ、ねじりばね38が蓄勢状態となる。回転軸21が逆方向に回転すると、ねじりばね38が回転筒32を復帰させる。これにより、揺動構造が作動する際に回転筒32を駆動し、間欠的な排料作業を完了する。 図2、図4及び図6を参照すると、一方の前記支持脚30の側面には基板を介して導輪40