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JP-2026514622-A - デュルキソリチニブの結晶性形態

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Abstract

本開示は、1H-ピラゾール-1-プロパンニトリル,β-(シクロペンチル-2,2,3,3,4,4,5,5-d 8 )-4-(7H-ピロロ[2,3-d]ピリミジン-4-イル)-,(βR)-,リン酸塩(1:1)(デュルキソリチニブリン酸塩)の多形形態1に関する。また、デュルキソリチニブリン酸塩の多形形態1を使用する処置方法、およびデュルキソリチニブリン酸塩の多形形態1を作製する方法が開示されている。

Inventors

  • ヴィーデマン,ショーン

Assignees

  • サン ファーマシューティカル インダストリーズ,インコーポレイテッド

Dates

Publication Date
20260513
Application Date
20250205
Priority Date
20240510

Claims (20)

  1. 1H-ピラゾール-1-プロパンニトリル,β-(シクロペンチル-2,2,3,3,4,4,5,5-d 8 )-4-(7H-ピロロ[2,3-d]ピリミジン-4-イル)-,(βR)-,リン酸塩(1:1)の多形体であって、前記多形体が、4.03±0.2、14.54±0.2、24.95±0.2、および25.29±0.2度から選択される2θ度で表される3つ以上のピークを含む粉末X線回折パターン(XPRD)を含む形態1である、多形体。
  2. 前記XPRDが、4.03±0.2、14.54±0.2、24.95±0.2、および25.29±0.2度のそれぞれで、2θ度で表されるピークを含む、請求項1に記載の多形体。
  3. 前記XPRDが、14.77、20.87、21.76、および26.36から選択される2θ度で表される少なくとも一つの追加のピークをさらに含む、請求項2に記載の多形体。
  4. 前記XPRDが、14.77±0.2、20.87±0.2、21.76±0.2、および26.36±0.2から選択される2θ度で表される少なくとも2つの追加のピークをさらに含む、請求項2に記載の多形体。
  5. 前記XPRDが、14.77±0.2、20.87±0.2、21.76±0.2、および26.36±0.2から選択される2θ度で表される少なくとも3つの追加のピークをさらに含む、請求項2に記載の多形体。
  6. 前記XPRDが、14.77±0.2、20.87±0.2、21.76±0.2、および26.36±0.2の各々で、2θ度で表される少なくとも4つの追加のピークをさらに含む、請求項2に記載の多形体。
  7. 前記XPRDが、7.55±0.2、8.36±0.2、15.94±0.2、および20.41±0.2から選択される2θ度で表される少なくとも1つの追加のピークをさらに含む、請求項1~6のいずれか一項に記載の多形体。
  8. 前記XPRDが、7.55±0.2、8.36±0.2、15.94±0.2、および20.41±0.2から選択される2θ度で表される少なくとも2つの追加のピークをさらに含む、請求項1~6のいずれか一項に記載の多形体。
  9. 前記XPRDが、7.55±0.2、8.36±0.2、15.94±0.2、および20.41±0.2から選択される2θ度で表される少なくとも3つの追加のピークをさらに含む、請求項1~6のいずれか一項に記載の多形体。
  10. 前記多形体が、実質的に図1に示すようなXRPDパターンを有する、請求項1に記載の多形体。
  11. a.194.3±1.0℃での吸熱開始および197.4±1.0℃でのピークを含むDSCスペクトル(10℃/分)、 b.実質的に図3に示すFTラマンスペクトル、および c.実質的に図4に示すTG-FTIRサーモグラムの1つ以上によりさらに特徴付けられる、請求項1~10のいずれか一項に記載の多形体。
  12. 1 H-NMRによって決定される、前記指定された重水素化位置の各々に少なくとも90%の重水素組み込みを含む、請求項1~10のいずれか一項に記載の多形体。
  13. 1 H-NMRによって決定される、前記指定された重水素化位置の各々に少なくとも95%の重水素組み込みを含む、請求項11に記載の多形体。
  14. 1 H-NMRによって決定される、1H-ピラゾール-1-プロパンニトリル、β-(シクロペンチル-2,2,3,3,4,4,5,5-d 8 )-4-(7H-ピロロ[2,3-d]ピリミジン-4-イル)-,(βS)-,リン酸塩(1:1)を実質的に含まない、請求項1~12のいずれか一項に記載の多形体。
  15. 非晶質1H-ピラゾール-1-プロパンニトリル,β-(シクロペンチル-2,2,3,3,4,4,5,5-d 8 )-4-(7H-ピロロ[2,3-d]ピリミジン-4-イル)-,(βR)-,リン酸塩(1:1)を実質的に含まない、請求項1~13のいずれか一項に記載の多形体。
  16. 実質的に無水である、請求項1~14のいずれか一項に記載の多形体。
  17. 実質的に結晶性である、請求項1~15のいずれか一項に記載の多形体。
  18. 請求項1~16のいずれか一項に記載の多形体と、薬学的に許容可能な担体と、を含む、医薬組成物。
  19. 前記他の多形形態の量の総和に対する前記形態1の多形体の量の比が、少なくとも90:10(wt/wt)である、請求項17に記載の組成物。
  20. 前記他の多形形態の量の総和に対する前記形態1の多形体の量の比が、少なくとも95:5である、請求項17に記載の組成物。

Description

本開示は、1H-ピラゾール-1-プロパンニトリル、β-(シクロペンチル-2,2,3,3,4,4,5,5-d8)-4-(7H-ピロロ[2,3-d]ピリミジン-4-イル)-、(βR)-、リン酸塩(1:1)(デュルキソリチニブリン酸塩)の多形形態1に関する。また、デュルキソリチニブリン酸塩の多形形態1を使用する処置方法、およびデュルキソリチニブリン酸塩の多形形態1を作製する方法が開示されている。 1H-ピラゾール-1-プロパンニトリル,β-(シクロペンチル-2,2,3,3,4,4,5,5-d8)-4-(7H-ピロロ[2,3-d]ピリミジン-4-イル)-,-(βR)-,-リン酸塩(1:1)という化学名で知られている、デュルキソリチニブリン酸塩は、ヤヌスキナーゼ(JAK)阻害剤である。米国特許第10,561,659号には、脱毛障害の処置のためのデュルキソリチニブリン酸塩の使用が報告されている。PCT公開第WO2020163653号および第WO/2022/036030号は、デュルキソリチニブの調製のためのプロセスを報告する。 多くの場合、所与の活性剤は、非晶質形態で、または非晶質形態と結晶形態との混合物で存在し得る。多形形態は、いくつかの活性剤中に存在し得る。多形形態は、活性剤が特定の格子配置で結晶化する場合に発生し得る。いくつかの例では、活性剤は、2種以上の異なる多形形態を形成することができる。いくつかの実施形態では、各多形形態は、異なる熱力学的特性、安定性特性、薬物動態特性、または他の望ましい特性をもたらす。 本開示は、1H-ピラゾール-1-プロパンニトリル,β-(シクロペンチル-2,2,3,3,4,4,5,5-d8)-4-(7H-ピロロ[2,3-d]ピリミジン-4-イル)-,(βR)-,リン酸塩(1:1)の多形体に関し、この多形体は、4.03±0.2度、14.54±0.2度、24.95±0.2度、および25.29±0.2度から選択される2θ度で表される3つ以上のピークを含む粉末X線回折パターン(XPRD)を含む形態1である。いくつかの実施形態では、XPRDは、4.03±0.2、14.54±0.2度、24.95±0.2、および25.29±0.2度のそれぞれで、2θ度で表されるピークを含む。 いくつかの実施形態では、多形形態1のXPRDは、14.77、20.87、21.76、および26.36から選択される2θ度で表される少なくとも1つの追加のピークを含む。いくつかの実施形態では、XPRDは、14.77±0.2、20.87±0.2、21.76±0.2、および26.36±0.2から選択される2θ度で表される少なくとも2つの追加のピークをさらに含む。度いくつかの実施形態では、XPRDは、14.77±0.2、20.87±0.2、21.76±0.2、および26.36±0.2から選択される2θ度で表される少なくとも3つの追加のピークをさらに含む。いくつかの実施形態では、XPRDは、14.77±0.2、20.87±0.2、21.76±0.2、および26.36±0.2の各々で、2θ度で表される少なくとも4つの追加のピークをさらに含む。 いくつかの実施形態では、多形形態1のXPRDは、7.55±0.2、8.36±0.2、15.94±0.2、および20.41±0.2から選択される2θ度で表される少なくとも1つの追加のピークをさらに含む。いくつかの実施形態では、XPRDは、7.55±0.2、8.36±0.2、15.94±0.2、および20.41±0.2から選択される2θ度で表される少なくとも2つの追加のピークをさらに含む。いくつかの実施形態では、XPRDは、7.55±0.2、8.36±0.2、15.94±0.2、および20.41±0.2から選択される2θ度で表される少なくとも3つの追加のピークをさらに含む。 いくつかの実施形態では、多形形態1は、実質的に図1に示すようなXRPDパターンを有する。 いくつかの実施形態では、多形形態1は、(a)194.3±1.0℃での吸熱開始および197.4±1.0℃でのピークを含むDSCスペクトル(10℃/分)、(b)実質的に図3に示されるFT-ラマンスペクトル、および(c)実質的に図4に示すようなTG-FTIRサーモグラムの1つ以上によりさらに特徴付けられる。 いくつかの実施形態では、多形形態1は、1H-NMRによって決定される、指定された重水素化位置の各々に少なくとも90%の重水素の組み込みを有する。いくつかの実施形態では、多形形態1は、1H-NMRによって決定される、指定された重水素化位置の各々に少なくとも95%の重水素の組み込みを有する。 いくつかの実施形態では、多形形態1は、1H-NMRによって決定される1H-ピラゾール-1-プロパンニトリル,β-(シクロペンチル-2,2,3,3,4,4,5,5-d8)-4-(7H-ピロロ[2,3-d]ピリミジン-4-イル)-,(βS)-,リン酸塩(1:1)を実質的に含まない。いくつかの実施形態では、多形形態1は、非晶質1H-ピラゾール-1-プロパンニトリル,β-(シクロペンチル-2,2,3,3,4,4,5,5-d8)-4-(7H-ピロロ[2,3-d]ピリミジン-4-イル)-,(βR)-,リン酸塩(1:1)を実質的に含まない。 いくつかの実施形態では、多形形態1は、実質的に無水である。いくつかの実施形態では、多形体は、実質的に結晶性である。 いくつかの実施形態では、本開示は、本明細書に記載の多形形態1と、薬学的に許容可能な担体と、を含む医薬組成物を提供する。いくつかの実施形態では、医薬組成物中の他の多形形態の量の総和に対する形態1の多形体の量の比は、少なくとも90:10(wt/wt)である。いくつかの実施形態では、医薬組成物中の他の多形形態の量の総和に対する形態1の多形体の量の比は、少なくとも95:5である。いくつかの実施形態では、医薬組成物中の他の多形形態の量の総和に対する形態1の多形体の量の比は、少なくとも99:1である。 いくつかの実施形態では、本開示は、患者において、ヤヌス関連キナーゼ(JAK)が単独でまたは部分的に媒介する疾患、障害、または状態を処置する方法を提供し、当該方法は、本明細書に記載される形態1の多形体、または本明細書に記載される多形形態1を含む医薬組成物を患者に投与することを含む。 いくつかの実施形態では、本開示は、(i)イソプロパノールまたはイソプロパノール/水混合物中の1H-ピラゾール-1-プロパンニトリル,β-(シクロペンチル-2,2,3,3,4,4,5,5-d8)-4-(7H-ピロロ[2,3-d]ピリミジン-4-イル)-,(βR)-,リン酸塩(1:1)のスラリーを形成することと、(ii)例えば、濾過によって、スラリーからデュルキソリチニブリン酸塩の形態1を単離することと、を含む、本明細書に記載の多形形態1の調製のための方法を提供する。いくつかの実施形態では、スラリーは、約80:20~約99:1の比、または約80:20~約98:2の比でイソプロパノール/水混合物中に形成される。いくつかの実施形態では、スラリーは、約90:10の比率でイソプロパノール/水混合物中に形成される 図1は、デュルキソリチニブリン酸塩(1:1)の形態1の正規化されたX線粉末回折(XRPD)を示す。図2は、デュルキソリチニブリン酸塩(1:1)の形態1の示差走査熱量測定(DSC)サーモグラムを示す。図3は、デュルキソリチニブリン酸塩(1:1)の形態1のFT-ラマンスペクトルを示す。図4は、デュルキソリチニブリン酸塩(1:1)の形態1のTG-FTIRサーモグラムを示す。 本開示は、1H-ピラゾール-1-プロパンニトリル,β-(シクロペンチル-2,2,3,3,4,4,5,5-d8)-4-(7H-ピロロ[2,3-d]ピリミジン-4-イル)-,(βR)-,リン酸塩(1:1)(デュルキソリチニブリン酸塩)の多形形態、デュルキソリチニブリン酸塩を製造する方法、デュルキソリチニブリン酸塩を含む医薬組成物、および本発明の多形体を投与することを含む疾患または状態を処置、予防、または改善するためのデュルキソリチニブリン酸塩の使用に関する。 1H-ピラゾール-1-プロパンニトリル,β-(シクロペンチル-2,2,3,3,4,4,5,5-d8)-4-(7H-ピロロ[2,3-d]ピリミジン-4-イル)-,(βR)-,リン酸塩(1:1)という用語は、式Iの化合物によって表され得る。 1H-ピラゾール-1-プロパンニトリル,β-(シクロペンチル-2,2,3,3,4,4,5,5-d8)-4-(7H-ピロロ[2,3-d]ピリミジン-4-イル)-,(βR)-,リン酸塩(1:1)はまた、本明細書では、デュルキソリチニブリン酸塩およびデュルキソリチニブリン酸塩(1:1)と互換的に称される。当業者であれば、重水素(すなわち、D)として式Iに示される位置の各々について、重水素は、位置の100%に組み込まれなくてもよく、依然として、デュルキソリチニブリン酸塩という用語の範囲内に入るであろうことを理解するであろう。いくつかの実施形態では、「デュルキソリチニブリン酸塩」という用語は、デュルキソリチニブリン酸塩分子の集団、例えば、デュルキソリチニブリン酸塩の調製を所与として、各指定された重水素化位置の少なくとも90%が、重水素を含むか、または1H-NMRによって決定されるように、各指定された重水素化位置の少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%、もしくは少なくとも99%が、重水素を含む材料を指す。 いくつかの実施形態では、本開示は、1H-ピラゾール-1-プロパンニトリル,β-(シクロペンチル-2,2,3,3,4,4,5,5-d8)-4-(7H-ピロロ[2,3-d]ピリミジン-4-イル)-,(βR)-,リン酸塩の形態1に関する。「1H-ピラゾール-1-プロパンニトリル,β-(シクロペンチル-2,2,3,3,4,4,5,5-d8)-4-(7H-ピロロ[2,3-d]ピリミジン-4-イル)-,(βR)-,リン酸塩」は、本明細書では、「1H-ピラゾール-1-プロパンニトリルの形態1」、β-(シクロペンチル-2,2,3,3,4,4,5,5-d8)-4-(7H-ピロロ[2,3-d]ピリミジン-4-イル)-,(βR)-,リン酸塩(1:1))、「デュルキソリチニブリン酸塩の形態1」、「デュルキソリチニブリン酸塩(1;1)の形態1」、「デュルキソリチニブリン酸塩形態1」、「デュルキソリチニブリン酸塩多形形態1」および「形態1多形体」という用語と互換的に使用することができる。 「1H-ピラゾール-1-プロパンニトリル,β-(シクロペンチル-2,2,3,3,4,4,5,5-d8)-4-(7H-ピロロ[2,3-d]ピリミジン-4-イル)-,(βR)-,リン酸塩」、または「デュルキソリチニブリン酸塩」という用語が結晶形態を指定することなく使用される場合、この用語は、結晶性、非結晶性、もしくは他の任意の形態、または形態の組み合わせの化合物を指す。 所与の化合物の種々の多形形態、例えば、デュルキソリチニブリン酸塩は、溶解性、溶解速度、懸濁液の安定性、粉砕中の安定性、蒸気圧、光学的および機械的特性、吸湿性、結晶サイズ、濾過性能、乾燥、密度、融点、分解安定性、他の形態への相変化を防止するための安定性、色、さらには化学反応性などの異なる特性を有し得る。より重要なことに、いくつかの実施形態では、例えばデュルキソリチニブリン酸塩などの低分子化合物の種々の形態は、その溶解、溶解性能、薬物動態、および生物学的利用能を変化させることができ、これは、場合によっては、化合物の効果および安全性性能に影響を与え得る。 特に、いくつかの実施形態では、デュルキソリチニブリン酸塩の結