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JP-2026514690-A - 拡張現実導波路コンバイナの画像鮮鋭度を高めるフィールドエッチング

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Abstract

本開示は、導波路及びその形成方法を提供する。導波路は、複数の格子を含む。複数の格子は、導波路基板の上に配置された格子構造を含む。格子構造は、格子深さを有する。導波路層が、複数の格子の各々と導波路基板のエッジとの間の導波路基板の上に配置される。導波路層は、エッチング深さを有する。エッチング深さは、格子深さよりも浅い。 【選択図】図3

Inventors

  • シャーストリー, クナル
  • セル, デーヴィッド アレクサンダー
  • バルガヴァ, サマース

Assignees

  • アプライド マテリアルズ インコーポレイテッド

Dates

Publication Date
20260513
Application Date
20240627
Priority Date
20230630

Claims (20)

  1. 導波路であって、 導波路基板の上に配置された格子構造を含む複数の格子であって、前記格子構造が格子深さを有する、複数の格子と、 前記複数の格子の各々と前記導波路基板のエッジとの間の前記導波路基板の上に配置された導波路層であって、エッチング深さを有し、前記エッチング深さが前記格子深さを下回る、導波路層と を備える導波路。
  2. 前記複数の格子が、 インカプラ格子、 ピューピル拡張格子、又は アウトカプラ格子 のうちの少なくとも1つを含む、請求項1に記載の導波路。
  3. 前記インカプラ格子を取り囲む第1のブランケット領域をさらに備え、前記第1のブランケット領域は第1のブランケット深さを有する、請求項2に記載の導波路。
  4. 前記ピューピル拡張格子を取り囲む第2のブランケット領域をさらに備え、前記第2のブランケット領域は第2のブランケット深さを有する、請求項2に記載の導波路。
  5. 前記インカプラ格子を取り囲む第3のブランケット領域をさらに備え、前記第3のブランケット領域は、第3のブランケット深さを有する、請求項2に記載の導波路。
  6. 前記格子構造がデューティサイクルを含む、請求項1に記載の導波路。
  7. 前記複数の格子及び前記導波路層の上に配置された反射防止層をさらに備える、請求項1に記載の導波路。
  8. 前記導波路層が、 前記導波路基板の上に配置された第1の副層と、 前記第1の副層の上に配置された第2の副層と を含む、請求項1に記載の導波路。
  9. 前記第1の副層が酸化ニオブを含み、前記第2の副層が酸化チタンを含む、請求項8に記載の導波路。
  10. 前記第1の副層が、約50%から約100%の導波路層深さを有し、前記第2の副層が、約1%から約50%の導波路層深さを有する、請求項8に記載の導波路。
  11. 導波路であって、 導波路基板の上に配置された格子構造を含む複数の格子であって、前記格子構造が格子深さを有する、複数の格子と、 前記複数の格子の各々と前記導波路基板のエッジとの間の前記導波路基板の上に配置された導波路層であって、 前記導波路基板の上に配置された第1の副層、及び 前記第1の副層の上に配置された第2の副層であって、前記導波路層が、前記第2の副層の上面から前記格子構造の前記上面までのエッチング深さを有する、第2の副層 を含む導波路層と を備える導波路。
  12. インカプラ格子を取り囲む第1のブランケット領域であって、第1のブランケット深さを有する第1のブランケット領域と、 ピューピル拡張格子を取り囲む第2のブランケット領域であって、第2のブランケット深さを有する第2のブランケット領域と、 アウトカプラ格子を取り囲む第3のブランケット領域であって、第3のブランケット深さを有する第3のブランケット領域と をさらに備える、請求項11に記載の導波路。
  13. 前記複数の格子及び前記導波路層の上に配置された反射防止層をさらに備える、請求項11に記載の導波路。
  14. 前記第1の副層が酸化ニオブを含み、前記第2の副層が酸化チタンを含む、請求項11に記載の導波路。
  15. 前記第1の副層が、約50%から約100%の導波路層深さを有し、前記第2の副層が、約1%から約50%の導波路層深さを有する、請求項11に記載の導波路。
  16. 導波路を形成するための方法であって、 導波路の導波路層をエッチングするためのエッチング深さを決定することであって、前記導波路層は第1の副層及び第2の副層を含み、前記エッチング深さは、前記導波路の複数の格子の格子深さを下回る、エッチング深さを決定することと、 前記第2の副層を前記エッチング深さまでエッチングすることと を含む方法。
  17. 前記複数の格子が、 インカプラ格子、 ピューピル拡張格子、又は アウトカプラ格子 のうちの少なくとも1つを含む、請求項16に記載の方法。
  18. 前記エッチング深さを決定することが、前記格子深さ及び前記複数の格子のデューティサイクルに基づいて前記エッチング深さを決定することを含む、請求項16に記載の方法。
  19. 前記エッチング深さを決定することが、前記導波路層と前記複数の格子との間の1つ又は複数の境界における1つ又は複数の位相の断裂に基づいて前記エッチング深さを決定することを含む、請求項16に記載の方法。
  20. 前記エッチング深さを決定することが、前記導波路の変調伝達関数(MTF)にさらに基づいて前記エッチング深さを決定することを含む、請求項16に記載の方法。

Description

[0001]本開示の実施形態は、概して、導波路コンバイナに関する。より具体的には、本明細書に記載の実施形態は、導波路層内のフィールドエッチングを有する導波路コンバイナを提供する。 [0002]仮想現実は、概して、ユーザが見かけ上の物理的存在を有する、コンピュータが生成したシミュレート環境であると考えられている。仮想現実体験は、3Dで生成され、実際の環境に取って代わる仮想現実環境を表示するレンズとしてニアアイディスプレイパネルを有する眼鏡又は他のウェアラブルディスプレイデバイスなどのヘッドマウントディスプレイ(HMD)で見ることができる。 [0003]拡張現実は、ユーザが眼鏡又は他のHMD装置のディスプレイレンズを通して周囲環境を見ながら、表示のために生成され環境の一部として現れる仮想物体の画像も見ることができる体験を可能にする。回折導波路コンバイナは、ユーザが体験する環境を強化又は拡張する仮想画像、グラフィックス、及びビデオを送信するために、一部の拡張現実アプリケーションで使用される。画像、グラフィックス、及びビデオのピューピルにおける波面収差は、画像鮮鋭度の損失を引き起こす可能性がある。したがって、波面収差を低減する導波路コンバイナを開発することが望ましい。 [0001]本開示は概して、導波路層にフィールドエッチングを有する導波路コンバイナを含む導波路コンバイナに関する。 [0002]一態様では、本開示は導波路を提供する。導波路は、複数の格子(グレーティング)を含む。複数の格子は、導波路基板の上に配置された格子構造を含む。格子構造は、格子深さを有する。導波路層が、複数の格子の各々と導波路基板のエッジとの間の導波路基板の上に配置される。導波路層は、エッチング深さを有する。エッチング深さは、格子深さよりも浅い。 [0003]別の態様では、本開示は導波路を提供する。導波路は、複数の格子を含む。複数の格子は、導波路基板の上に配置された格子構造を含む。格子構造は、格子深さを有する。導波路層が、複数の格子の各々と導波路基板のエッジとの間の導波路基板の上に配置される。導波路層は、導波路基板の上に配置された第1の副層を有する。第2の副層が、第1の副層の上に配置される。導波路層は、第2の副層の上面から格子構造の上面までのエッチング深さを有する。 [0004]別の態様では、本開示は、導波路を形成するための方法を提供する。本方法は、導波路の導波路層をエッチングするためのエッチング深さを決定することを含む。導波路層は、第1の副層及び第2の副層を含む。エッチング深さは、導波路の複数の格子の格子深さ未満である。第2の副層は、エッチング深さまでエッチングされる。 [0004]上記で列挙した本開示の特徴を詳細に理解できるように、上記で簡単に要約された本開示のより詳細な説明は、実施形態を参照することによって得ることができ、その幾つかは添付の図面に示されている。しかしながら、添付の図面は本開示の例示的な実施形態を示しているに過ぎず、したがって、その範囲を限定するものと見なすべきではなく、本開示は、他の同等に有効な実施形態を許容し得ることに留意されたい。 本明細書に記載された実施形態に係る導波路コンバイナの概略上面図である。本明細書に記載された実施形態に係る、導波路の一部の概略側面図である。本明細書に記載された実施形態に係る、導波路の一部の概略側面図である。導波路を形成するための方法のフロー図である。 [0009]理解を容易にするために、複数の図に共通する同一の要素を指し示すのに、可能な場合には、同一の参照番号を使用した。一実施形態の要素及びフィーチャは、さらなる記載がなくとも、他の実施形態に有益に組み込まれ得ることが想定される。 [0010]本開示の実施形態は、概して、導波路コンバイナに関する。より具体的には、本明細書に記載の実施形態は、導波路層内のフィールドエッチングを有する導波路コンバイナを提供する。 [0011]拡張現実用途で使用される回折導波路コンバイナ(本明細書では、導波路コンバイナ及び導波路とも呼ばれる)は、光エンジンからユーザの目に光を方向転換するために格子を使用する傾向がある。この光方向は、入射ピューピルを全内部反射(TIR)に連結するためのインカプラ格子の後に、ピューピルを複製し且つアウトカプラ格子を連結するためにそれぞれピューピル拡大器格子とアウトカプラ格子を使用して達成され得る。ユーザによって見られる画像の鮮鋭度は、導波路が、ピューピルが光エンジンからユーザの眼へと誘導される際に、ピューピルにおける波面収差を最小限に抑える能力に依存する。 [0012]ピューピルの波面収差に起因する導波路コンバイナの画像鮮鋭度の損失は、導波路コンバイナの格子境界におけるTIR位相の不連続性によって引き起こされる可能性がある。ある波長と視野(FOV)に対応するピューピルが、格子領域と非格子領域との境界でTIR反射されるとき、2つの異なる領域と相互作用するピューピルの2つの部分の振幅及び位相は、通常、同じではない。ピューピルにわたる不連続な振幅及び位相は、回折が制限されなくなった点広がり関数に対応し、その結果、変調伝達関数(MTF)によって測定された画像鮮鋭度が劣化する。基板の厚さとピューピルのサイズに応じて、ピューピルは同じ格子境界に複数回遭遇し、MTFをさらに劣化させる可能性がある。 [0013]本開示の実施形態では、格子領域と非格子領域との間の境界におけるこの位相断裂を低減するために、非格子領域の導波路層は、格子領域で反射されるピューピルの位相を非格子領域で反射されるピューピルの位相により密接に一致させるように決定される深さを有し得る。導波路層の深さは、導波路コンバイナ内の1つ以上(例えば、全て)の格子の深さ及びデューティサイクルに基づいて決定され得る。導波路層の決定された深さは、導波路の格子の深さのうちの少なくとも1つよりも浅くてもよい。導波路上に決定された深さを有する導波路層を設けることにより、導波路は、導波路層がない導波路よりも高いMTFを有し得る。 [0014]本開示に記載されているように、導波路層を決定された深さまでエッチングすることは、これらの導波路の格子領域及び非格子領域の設計又は構造を変更することなく、広範囲の導波路において独立して実装され得る。本開示に記載のアーキテクチャは、前述の技術と比較して、1つの追加のグローバルエッチングステップのみを使用するが、記載のアーキテクチャによって可能となる強化された画像鮮鋭度又はMTFは、導波路ディスプレイのユーザ体験と価値を大幅に向上させることができる。 [0015]図1は、本明細書に記載された実施形態に係る導波路コンバイナ100の概略上面図である。後述する導波路コンバイナ100は、例示的導波路コンバイナであると理解すべきである。導波路コンバイナ100は、導波路基板128の上に配置されたインカプラ格子102、ピューピル拡張格子104、アウトカプラ格子106、及び導波路層108のうちの少なくとも1つを有する。導波路基板128は、エッジ120を有する。導波路層108は、1つ又は複数の格子(例えば、インカプラ格子102、ピューピル拡張格子104、又はアウトカプラ格子106)の各々とエッジ120との間で導波路基板128の上に配置される。インカプラ格子102は、マイクロディスプレイから強度を有する光(仮想画像)の入射ビームを受け取る。入射光ビームは、全内部反射(TIR)を受け、導波路コンバイナ100内で伝播して、虚像をピューピル拡張格子104に方向付ける。入射光ビームがユーザにアウトカップリングされるアウトカプラ格子106に仮想画像を方向付けるために、入射光ビームはTIRの下で継続し、導波路コンバイナ100内で伝播する。入射光ビームが導波路コンバイナ100内のTIR内で伝播すると、光ビームの一部が、インカプラ格子102、ピューピル拡張格子104、及びアウトカプラ格子106に入射し、光ビームの一部が、導波路層108の隣接する領域に入射する。 [0016]導波路層108は、第1のブランケット領域122を含む。第1のブランケット領域122は、インカプラ格子102を取り囲む領域を含む。第1のブランケット領域122は、図1Bに示すように、第1のブランケット深さ130を含む。第1のブランケット深さ130は、インカプラ格子102の深さ及びデューティサイクルに基づいている。例えば、第1のブランケット深さ130は、インカプラ格子102の高さの約40%~約60%、例えば、約40%~約55%、約45%~約55%、又は約48%~約52%であり得る。理論に束縛されるものではないが、第1のブランケット領域122は、従来の導波路コンバイナと比較して、インカプラ格子102の約40%から約60%であり得る。 [0017]導波路層108は、第2のブランケット領域124を含む。第2のブランケット領域124は、ピューピル拡張格子104を取り囲む領域を含む。第2のブランケット領域124は、図1Bに示すように、第2のブランケット深さ132を含む。第1のブランケット深さ130及び第2のブランケット深さ132は、異なる及び/又は類似であり得る。第2のブランケット深さ132は、ピューピル拡張格子104の深さ及びデューティサイクルに基づいている。例えば、第2のブランケット深さ132は、ピューピル拡張格子104の高さの約40%~約60%、例えば、約40%~約55%、約45%~約55%、又は約48%~約52%であり得る。理論に縛られるわけではないが、第2のブランケット領域124は、ピューピル拡張格子104の高さの約40%から約60%であり、従来の導波路コンバイナと比較して、画像鮮鋭度の向上を可能にすることができる。 [0018]導波路層108は、第3のブランケット領域126を含む。第3のブランケット領域126は、アウトカプラ格子106を取り囲む領域を含む。第3のブランケット領域126は、図1Bに示すように、第3のブランケット深さ134を含む。第1のブランケット深さ130、第2のブランケット深さ132、及び第3のブランケット深さ134は、異なる及び/又は類似であり得る。第3のブランケット深さ134は、アウトカプラ格子106の深さ及びデューティサイクルに基づいている。例えば、第3のブランケット深さ134は、アウトカプラ格子106の高さの約40%~約60%、例えば、約40%~約55%、約45%~約55%、又は約48%~約52%であり得る。理論に縛られるわけではないが、第3のブランケット領域126は、アウトカプラ格子106の高さの約40%から約60%であり、従来の導波路コンバイナと比較して、画像鮮鋭度の向上を可能にし得る。 [0019]図2は、導波路層108を含まない導波路コンバイナの部分200の概略側面図である。部分200は、導波路基板250の上に配置された回折格子206を含む。回折格子206は、インカプラ格子102、ピューピル拡張格子104、又はアウトカプラ格子106であってもよい。 [0020]TIRのピューピル230が基板250内に示されている。ピューピル230の部分232は、回折格子206内でTIRを受けている。ピューピル230の別の部分234は、非格子領域208でTIRを受けている。図2に示すように、ある波長及びFOVに対応するピューピルが、回折格子206と非格子領域208の境界でTIR反射される場合、回折格子206と非格子領域208と相互作用するピューピル230の2つの部分232及び234の振幅及び位相は、通常、同じではない。ピューピル230にわたる不連続な振幅及び位相は、回折が制限されなくなった点広がり関数に対応し、その結果、MTFによって測定されるように、画像鮮鋭度が劣化する。基板の厚さとピューピルのサイズに応じて、ピューピルは同じ格子