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JP-2026514757-A - 抗原結合ドメインおよびその使用方法

JP2026514757AJP 2026514757 AJP2026514757 AJP 2026514757AJP-2026514757-A

Abstract

Vセット免疫グロブリンドメイン含有2(VSIG2)に特異的な抗体およびその抗原結合断片が、本明細書に提供される。本明細書においてはまた、VSIG2に特異的な抗体またはその抗原結合ドメインに関する細胞、核酸、ベクター、組成物、および方法が提供される。 【選択図】図1

Inventors

  • フランケル ニコラス
  • リウ フランシス ディーン
  • ゴードリー ラッセル モリソン

Assignees

  • センティ バイオサイエンシズ インコーポレイテッド

Dates

Publication Date
20260513
Application Date
20240417
Priority Date
20230417

Claims (20)

  1. 重鎖可変(VH)領域および軽鎖可変(VL)領域を含むヒトVセット免疫グロブリンドメイン含有2(VSIG2)に特異的に結合する単離された抗体もしくはその抗原結合断片であって、 前記VHは、配列番号1もしくは2のアミノ酸配列を有するVH相補性領域1(CDRH1)および配列番号3もしくは4のアミノ酸配列を有するVH相補性領域2(CDRH2)を含み、 前記VLは、配列番号6のアミノ酸配列を有するVL相補性領域1(CDRL1)および配列番号7のアミノ酸配列を有するVL相補性領域2(CDRL2)を含み、ならびに (i)前記VHは、配列番号5のアミノ酸配列を有するVH相補性領域3(CDRH3)を含み、前記VLは、配列番号9のアミノ酸配列を有するVL相補性領域3(CDRL3)を含むか、または (ii)前記VHは、配列番号67~87のいずれか一つのアミノ酸配列を有するVH相補性領域3(CDRH3)を含み、前記VLは、配列番号8もしくは9のアミノ酸配列を有するVL相補性領域3(CDRL3)を含み、任意選択で 前記VHは、配列番号16および88~107からなる群から選択されるアミノ酸配列を有し、任意選択で、前記VLは、配列番号14もしくは配列番号15のアミノ酸配列を有する、単離された抗体もしくはその抗原結合断片。
  2. A)前記CDRH3が、配列番号5のアミノ酸配列を有し、前記CDRL3が、配列番号9のアミノ酸配列を有するか、または B)前記CDRH3が、配列番号67のアミノ酸配列を有し、前記CDRL3が、配列番号8のアミノ酸配列を有するか、または C)前記CDRH3が、配列番号68のアミノ酸配列を有し、前記CDRL3が、配列番号8のアミノ酸配列を有するか、または D)前記CDRH3が、配列番号67のアミノ酸配列を有し、前記CDRL3が、配列番号9のアミノ酸配列を有するか、または E)前記CDRH3が、配列番号68のアミノ酸配列を有し、前記CDRL3が、配列番号9のアミノ酸配列を有するか、または F)前記CDRH3が、配列番号69のアミノ酸配列を有し、前記CDRL3が、配列番号8のアミノ酸配列を有するか、または G)前記CDRH3が、配列番号69のアミノ酸配列を有し、前記CDRL3が、配列番号9のアミノ酸配列を有するか、または H)前記CDRH3が、配列番号70のアミノ酸配列を有し、前記CDRL3が、配列番号8のアミノ酸配列を有するか、または I)前記CDRH3が、配列番号71のアミノ酸配列を有し、前記CDRL3が、配列番号8のアミノ酸配列を有するか、または J)前記CDRH3が、配列番号72のアミノ酸配列を有し、前記CDRL3が、配列番号8のアミノ酸配列を有するか、または K)前記CDRH3が、配列番号73のアミノ酸配列を有し、前記CDRL3が、配列番号8のアミノ酸配列を有するか、または L)前記CDRH3が、配列番号74のアミノ酸配列を有し、前記CDRL3が、配列番号8のアミノ酸配列を有するか、または M)前記CDRH3が、配列番号75のアミノ酸配列を有し、前記CDRL3が、配列番号8のアミノ酸配列を有するか、または N)前記CDRH3が、配列番号76のアミノ酸配列を有し、前記CDRL3が、配列番号8のアミノ酸配列を有するか、または O)前記CDRH3が、配列番号77のアミノ酸配列を有し、前記CDRL3が、配列番号8のアミノ酸配列を有するか、または P)前記CDRH3が、配列番号78のアミノ酸配列を有し、前記CDRL3が、配列番号8のアミノ酸配列を有するか、または Q)前記CDRH3が、配列番号79のアミノ酸配列を有し、前記CDRL3が、配列番号8のアミノ酸配列を有するか、または R)前記CDRH3が、配列番号80のアミノ酸配列を有し、前記CDRL3が、配列番号8のアミノ酸配列を有するか、または S)前記CDRH3が、配列番号81のアミノ酸配列を有し、前記CDRL3が、配列番号8のアミノ酸配列を有するか、または T)前記CDRH3が、配列番号82のアミノ酸配列を有し、前記CDRL3が、配列番号8のアミノ酸配列を有するか、または U)前記CDRH3が、配列番号83のアミノ酸配列を有し、前記CDRL3が、配列番号8のアミノ酸配列を有するか、または V)前記CDRH3が、配列番号84のアミノ酸配列を有し、前記CDRL3が、配列番号8のアミノ酸配列を有するか、または W)前記CDRH3が、配列番号85のアミノ酸配列を有し、前記CDRL3が、配列番号8のアミノ酸配列を有するか、または X)前記CDRH3が、配列番号86のアミノ酸配列を有し、前記CDRL3が、配列番号8のアミノ酸配列を有するか、または Y)前記CDRH3が、配列番号87のアミノ酸配列を有し、前記CDRL3が、配列番号8のアミノ酸配列を有する、請求項1に記載の抗体またはその抗原結合断片。
  3. 前記抗体またはその抗原結合断片は、抗原結合断片であり、任意選択で、前記抗原結合断片は、F(ab)断片、F(ab’)断片、または一本鎖可変断片(scFv)を含み、任意選択で、前記抗原結合断片は、一本鎖可変断片(scFv)を含み、任意選択で、前記scFvは、ペプチドリンカーによって分離されたVHおよびVLを含み、任意選択で、前記抗原結合ドメインは、構造VH-L-VLまたはVL-L-VHを含み、VHは重鎖可変ドメインであり、Lは前記ペプチドリンカーであり、VLは軽鎖可変ドメインであり、任意選択で、前記ペプチドリンカーは、配列番号21~37からなる群から選択されるアミノ酸配列を含み、任意選択で、前記scFvは、配列番号108~132からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む、請求項1または請求項2に記載の抗体またはその抗原結合断片。
  4. 請求項1~3のいずれか一項に記載の抗体またはその抗原結合断片および異種分子または部分を含むキメラタンパク質であって、任意選択で、前記キメラタンパク質は、抗体-薬物コンジュゲートであり、前記異種分子または部分は、治療剤を含み、任意選択で、前記キメラタンパク質は、キメラ抗原受容体(CAR)であり、前記異種分子または部分は、膜貫通ドメイン、一つ以上の細胞内シグナル伝達ドメイン、ヒンジドメイン、スペーサー領域、一つ以上のペプチドリンカー、およびその組み合わせからなる群から選択されるポリペプチドを含み、 任意選択で、前記CARは、免疫反応を阻害する一つ以上の細胞内阻害性ドメインを含む阻害性CARであり、任意選択で、前記一つ以上の細胞内阻害性ドメインは、PD-1、CTLA4、TIGIT、BTLA、LIR1(LILRB1)、TIM3、KIR3DL1、NKG2A、LAG3、LAIR1、SIRPα、KIR2DL1、KIR2DL2、KIR2DL3、KIR3DL2、KLRG-1、CEACAM1、LIR2、LIR3、LIR5、SIGLEC-2、SIGLEC-10、PECAM-1、CD72、IRTA2、IRTA4、NKIR、TLT1、PCDHGC3、MPZL1、FCGR2B、SIGLEC-6、MPIG6B、SIGLEC-12、LIR8、IRTA1、KIR2DL4、KIR2DL5、SIGLEC-7 またはFCRH3に由来するICDを含み、任意選択で、前記細胞内阻害性ドメインは、アミノ酸配列VRIRQKKAQGSTSSTRLHEPEKNAREITQDTNDITYADLNLPKGKKPAPQAAEPNNHTEYASIQTSPQPASEDTLTYADLDMVHLNRTPKQPAPKPEPSFSEYASVQVPRK(配列番号139)、またはアミノ酸配列VRIRQKKAQGSTSSTRLHEPEKNAREITQDTNDITYADLNLPKGKKPAPQAAEPNNHTEYASIQTSPQPASEDTLTYADLDMVHLNRTPKQPAPKPEPSFSEYASVQVPRK(配列番号139)の一つ以上と少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%、少なくとも99%、もしくは100%同一のアミノ酸配列を含み、任意選択で、前記細胞内阻害性ドメインは、酵素阻害性ドメインおよび/または追加の細胞内阻害性共シグナル伝達ドメインをさらに含み、任意選択で、前記CARは、前記抗原結合ドメインと前記膜貫通ドメインとの間にスペーサー領域を含み、任意選択で、前記スペーサー領域は、配列番号41~52からなる群から選択されるアミノ酸配列を有する、キメラタンパク質。
  5. 操作された発現系であって、 a.第一のCARをコードする第一の核酸配列であって、前記第一のCARが、 i.CEACAM5、CEA、CEACAM1、およびCEACAM6からなる群から選択される抗原に結合する第一の細胞外抗原結合ドメインと、 ii.第一の膜貫通ドメインと、 iii.一つ以上の細胞内シグナル伝達ドメインと、を含む、第一の核酸配列、ならびに b.第二のCARをコードする第二の核酸配列であって、前記第二のCARが、請求項1~3のいずれか一項に記載の抗体もしくは抗原結合断片、または請求項4に記載のキメラタンパク質を含む、第二の核酸配列、を含む、操作された発現系。
  6. 前記第一のCARが、前記第一の細胞外抗原結合ドメインと前記第一の膜貫通ドメインとの間に第一のスペーサーを含み、任意選択で、前記第一のスペーサーは、配列番号41~52からなる群から選択されるアミノ酸配列を含み、任意選択で、前記第一のスペーサーは、配列番号5のアミノ酸配列を含み、および/または前記第二のCARは、第二の細胞外抗原結合ドメインと第二の膜貫通ドメインとの間に第二のスペーサーを含み、任意選択で、前記第二のスペーサーは、配列番号41~52からなる群から選択されるアミノ酸配列を含み、任意選択で、前記第二のスペーサーは、配列番号50のアミノ酸配列を含む、請求項5に記載の操作された発現系。
  7. 前記第一のCARの前記一つ以上の細胞内シグナル伝達ドメインが、CD3ゼータ鎖細胞内シグナル伝達ドメイン、CD3イプシロン鎖細胞内シグナル伝達ドメイン、CD97細胞内シグナル伝達ドメイン、CD11a-CD18細胞内シグナル伝達ドメイン、CD2細胞内シグナル伝達ドメイン、ICOS細胞内シグナル伝達ドメイン、CD27細胞内シグナル伝達ドメイン、CD154細胞内シグナル伝達ドメイン、CD8細胞内シグナル伝達ドメイン、OX40細胞内シグナル伝達ドメイン、4-1BB細胞内シグナル伝達ドメイン、CD28細胞内シグナル伝達ドメイン、ZAP40細胞内シグナル伝達ドメイン、CD30細胞内シグナル伝達ドメイン、GITR細胞内シグナル伝達ドメイン、HVEM細胞内シグナル伝達ドメイン、DAP10細胞内シグナル伝達ドメイン、DAP12細胞内シグナル伝達ドメイン、MyD88細胞内シグナル伝達ドメイン、2B4細胞内シグナル伝達ドメイン、NKp46細胞内シグナル伝達ドメイン、NKp30細胞内シグナル伝達ドメイン、NKp44細胞内シグナル伝達ドメイン、NKG2D細胞内シグナル伝達ドメイン、CD226細胞内シグナル伝達ドメイン、およびCD160細胞内シグナル伝達ドメインからなる群から選択され、任意選択で、前記第一のCARは、CD28細胞内シグナル伝達ドメインおよびCD3ゼータ鎖細胞内シグナル伝達ドメインを含み、および/または任意選択で前記第一の膜貫通ドメインは、CD8膜貫通ドメイン、CD28膜貫通ドメイン、CD25膜貫通ドメイン、CD7膜貫通ドメイン、CD3ゼータ鎖膜貫通ドメイン、CD4膜貫通ドメイン、4-1BB膜貫通ドメイン、OX40膜貫通ドメイン、ICOS膜貫通ドメイン、CTLA-4膜貫通ドメイン、LAX膜貫通ドメイン、LAT膜貫通ドメイン、PD-1膜貫通ドメイン、LAG-3膜貫通ドメイン、TIM3膜貫通ドメイン、KIR3DS1膜貫通ドメイン、KIR3DL1膜貫通ドメイン、NKG2D膜貫通ドメイン、NKG2A膜貫通ドメイン、TIGIT膜貫通ドメイン、2B4膜貫通ドメイン、およびBTLA膜貫通ドメインからなる群から選択され、任意選択で、前記第一のCARは、CD28膜貫通ドメインを含む、請求項5または請求項6に記載の操作された発現系。
  8. 前記第一および第二の核酸配列が、単一の発現ベクター内に含まれるか、または前記第一の核酸配列が、第一の発現ベクター内に含まれ、前記第二の核酸配列が、第二の発現ベクター内に含まれる、請求項5~7のいずれか一項に記載の操作された発現系。
  9. 第一の抗原結合ドメインが、CEACAM5、CEACAM6、もしくはCEACAM1のうちのいずれか一つに結合し、前記第一の抗原結合ドメインが、重鎖可変ドメイン(VH)および軽鎖可変ドメイン(VL)を含み、任意選択で i)前記VHは、hMN14 VHのVH相補性領域1(CDRH1)、VH相補性領域2(CDRH2)、およびVH相補性領域3(CDRH3)を含み、前記VLは、hMN14 VLのVL相補性領域1(CDRL1)、VL相補性領域2(CDRL2)、およびVL相補性領域3(CDRL3)を含み、前記抗体もしくはその抗原結合断片はヒト化され、任意選択で、前記VHは、hMN14 VHのアミノ酸配列と少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%、もしくは少なくとも99%の同一性を有するアミノ酸配列を含み、前記VLは、hMN14 VLのアミノ酸配列と少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%、もしくは少なくとも99%の同一性を有するアミノ酸配列を含み、任意選択で、前記VHは、hMN14 VHのアミノ酸配列を含み、前記VLは、hMN14 VLのアミノ酸配列を含み、任意選択で、前記第一の抗原結合ドメインは、重鎖可変ドメイン(VH)および軽鎖可変ドメイン(VL)を含み、または ii)前記VHは、BW431/26 VHのVH相補性領域1(CDRH1)、VH相補性領域2(CDRH2)、およびVH相補性領域3(CDRH3)を含み、任意選択で、前記VLは、BW431/26 VLのVL相補性領域1(CDRL1)、VL相補性領域2(CDRL2)、およびVL相補性領域3(CDRL3)を含み、前記抗体もしくはその抗原結合断片はヒト化され、任意選択で、前記VHは、BW431/26 VHのアミノ酸配列と少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%、もしくは少なくとも99%の同一性を有するアミノ酸配列を含み、前記VLは、BW431/26 VLのアミノ酸配列と少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%、もしくは少なくとも99%の同一性を有するアミノ酸配列を含み、任意選択で、前記VHは、BW431/26 VHのアミノ酸配列を含み、前記VLは、BW431/26 VLのアミノ酸配列を含み、または iii)前記第一の抗原結合ドメインは、重鎖可変ドメイン(VH)および軽鎖可変ドメイン(VL)を含み、前記VHは、A5B7 VHのVH相補性領域1(CDRH1)、VH相補性領域2(CDRH2)、およびVH相補性領域3(CDRH3)を含み、前記VLは、A5B7 VLのVL相補性領域1(CDRL1)、VL相補性領域2(CDRL2)、およびVL相補性領域3(CDRL3)を含み、前記抗体もしくはその抗原結合断片はヒト化され、任意選択で、前記VHは、A5B7 VHのアミノ酸配列と少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%、もしくは少なくとも99%の同一性を有するアミノ酸配列を含み、前記VLは、A5B7 VLのアミノ酸配列と少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%、もしくは少なくとも99%の同一性を有するアミノ酸配列を含み、任意選択で、前記VHは、A5B7 VHのアミノ酸配列を含み、前記VLは、A5B7 VLのアミノ酸配列を含み、 iv)前記VHは、MFE23 VHのVH相補性領域1(CDRH1)、VH相補性領域2(CDRH2)、およびVH相補性領域3(CDRH3)を含み、前記VLは、MFE23 VLのVL相補性領域1(CDRL1)、VL相補性領域2(CDRL2)、およびVL相補性領域3(CDRL3)を含み、前記抗体もしくはその抗原結合断片はヒト化され、任意選択で、前記VHは、MFE23 VHのアミノ酸配列と少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%、もしくは少なくとも99%の同一性を有するアミノ酸配列を含み、前記VLは、MFE23 VLのアミノ酸配列と少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%、もしくは少なくとも99%の同一性を有するアミノ酸配列を含み、任意選択で、前記VHは、MFE23 VHのアミノ酸配列を含み、前記VLは、MFE23 VHのアミノ酸配列を含み、または v)前記VHは、hMFE23 VHのVH相補性領域1(CDRH1)、VH相補性領域2(CDRH2)、およびVH相補性領域3(CDRH3)を含み、前記VLは、hMFE23 VLのVL相補性領域1(CDRL1)、VL相補性領域2(CDRL2)、およびVL相補性領域3(CDRL3)を含み、前記抗体もしくはその抗原結合断片はヒト化され、任意選択で、前記VHは、hMFE23 VHのアミノ酸配列と少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%、もしくは少なくとも99%の同一性を有するアミノ酸配列を含み、前記VLは、hMFE23 VLのアミノ酸配列と少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%、もしくは少なくとも99%の同一性を有するアミノ酸配列を含み、任意選択で、前記VHは、hMFE23 VHのアミノ酸配列を含み、前記VLは、hMFE23 VLのアミノ酸配列を含み、または vi)前記VHは、FM4 VHのVH相補性領域1(CDRH1)、VH相補性領域2(CDRH2)、およびVH相補性領域3(CDRH3)を含み、前記VLは、FM4 VLのVL相補性領域1(CDRL1)、VL相補性領域2(CDRL2)、およびVL相補性領域3(CDRL3)を含み、前記抗体もしくはその抗原結合断片はヒト化され、任意選択で、前記VHは、FM4 VHのアミノ酸配列と少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%、もしくは少なくとも99%の同一性を有するアミノ酸配列を含み、前記VLは、FM4 VLのアミノ酸配列と少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%、もしくは少なくとも99%の同一性を有するアミノ酸配列を含み、任意選択で、前記VHは、FM4 VHのアミノ酸配列を含み、前記VLは、FM4 VLのアミノ酸配列を含み、または vii)前記VHは、シビサタマブ HCのVH相補性領域1(CDRH1)、VH相補性領域2(CDRH2)、およびVH相補性領域3(CDRH3)を含み、前記VLは、シビサタマブ LCのVL相補性領域1(CDRL1)、VL相補性領域2(CDRL2)、およびVL相補性領域3(CDRL3)を含み、前記抗体もしくはその抗原結合断片はヒト化され、任意選択で、前記VHは、シビサタマブHCの前記VHのアミノ酸配列と少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%、もしくは少なくとも99%の同一性を有するアミノ酸配列を含み、前記VLは、シビサタマブLCの前記VLのアミノ酸配列と少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%、もしくは少なくとも99%の同一性を有するアミノ酸配列を含み、任意選択で、前記VHは、シビサタマブHCの前記VHのアミノ酸配列を含み、前記VLは、シビサタマブLCの前記VLのアミノ酸配列を含み、または viii)前記VHは、ツサミタマブ HCのVH相補性領域1(CDRH1)、VH相補性領域2(CDRH2)、およびVH相補性領域3(CDRH3)を含み、前記VLは、ツサミタマブLCのVL相補性領域1(CDRL1)、VL相補性領域2(CDRL2)、およびVL相補性領域3(CDRL3)を含み、前記抗体もしくはその抗原結合断片はヒト化され、任意選択で、前記VHは、ツサミタマブHCの前記VHのアミノ酸配列と少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%、もしくは少なくとも99%の同一性を有するアミノ酸配列を含み、前記LCは、ツサミタマブLCの前記VLのアミノ酸配列と少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%、もしくは少なくとも99%の同一性を有するアミノ酸配列を含み、任意選択で、前記HCは、ツサミタマブHCの前記VHのアミノ酸配列を含み、前記VLは、ツサミタマブLCの前記VLのアミノ酸配列を含み、または ix)前記第一の抗原結合ドメインは、重鎖可変ドメイン(VH)および軽鎖可変ドメイン(VL)を含み、前記VHは、MRG1 VHのVH相補性領域1(CDRH1)、VH相補性領域2(CDRH2)、およびVH相補性領域3(CDRH3)を含み、前記VLは、MRG1 VLのVL相補性領域1(CDRL1)、VL相補性領域2(CDRL2)、およびVL相補性領域3(CDRL3)を含み、前記抗体もしくはその抗原結合断片はヒト化され、任意選択で、前記VHは、MRG1 VHのアミノ酸配列と少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%、もしくは少なくとも99%の同一性を有するアミノ酸配列を含み、前記VLは、MRG1 VLのアミノ酸配列と少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%、もしくは少なくとも99%の同一性を有するアミノ酸配列を含み、任意選択で、前記VHは、MRG1 VHのアミノ酸配列を含み、前記VLは、MRG1 VLのアミノ酸配列を含み、または x)第一の抗原結合ドメインは、重鎖可変ドメイン(VH)および軽鎖可変ドメイン(VL)を含み、前記VHは、チヌリリマブ(Tinurilimab)HCのVH相補性領域1(CDRH1)、VH相補性領域2(CDRH2)、およびVH相補性領域3(CDRH3)を含み、前記VLは、チヌリリマブLCのVL相補性領域1(CDRL1)、VL相補性領域2(CDRL2)、およびVL相補性領域3(CDRL3)を含み、前記抗体もしくはその抗原結合断片はヒト化され、任意選択で、前記VHは、チヌリリマブHCの前記VHのアミノ酸配列と少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%、もしくは少なくとも99%の同一性を有するアミノ酸配列を含み、前記VLは、チヌリリマブLCの前記VLのアミノ酸配列と少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%、もしくは少なくとも99%の同一性を有するアミノ酸配列を含み、任意選択で、前記VHは、チヌリリマブHCの前記VHのアミノ酸配列を含み、前記VLは、チヌリリマブLCの前記VLのアミノ酸配列を含む、請求項5~8のいずれか一項に記載の操作された発現系。
  10. a.第一のサイトカインをコードする第四のヌクレオチド配列と、 b.第二のサイトカインをコードする第五のヌクレオチド配列と、をさらに含む、請求項5~9のいずれか一項に記載の操作された発現系。
  11. 前記第一および前記第二のサイトカインのうちの少なくとも一つが、制御放出サイトカインであり、任意選択で、前記制御放出サイトカインが、以下の式を有し、 S-C-MTまたはMT-C-S 式中、 Sは、分泌性エフェクター分子を含み、 Cは、プロテアーゼ切断部位を含み、ならびに MTは、細胞膜係留ドメインを含み、 任意選択で、前記プロテアーゼ切断部位は、ADAM10および/またはADAM17によって切断され、任意選択で、前記プロテアーゼ切断部位は、PRAEALKGGまたはVTPEPIFSLIのアミノ酸配列を含み、 任意選択で、前記細胞膜係留ドメインは、PDGFR-ベータ、CD8、CD28、CD3ゼータ鎖、CD4、4-1BB、OX40、ICOS、CTLA-4、PD-1、LAG-3、2B4、LNGFR、NKG2D、EpoR、TNFR2、LIR1、B7-1、およびBTLAからなる群から選択される膜貫通ドメインを含み、 任意選択で、前記細胞膜係留ドメインは、表14に記載されるB7-1膜貫通ドメインアミノ酸配列を含むB7-1膜貫通ドメインを含む、請求項5~10のいずれか一項に記載の操作された発現系。
  12. 前記第一のサイトカインがIL15であり、任意選択で、前記IL15が、表10に記載されるIL15のアミノ酸配列を含み、任意選択で、前記IL15が、制御放出IL15(crIL15)である、請求項5~11のいずれか一項に記載の操作された発現系。
  13. 前記第二のサイトカインがIL21であり、任意選択で、前記IL21が、表10に記載されるアミノ酸配列を含み、任意選択で、前記IL21が、制御放出IL21(crIL21)である、請求項5~12のいずれか一項に記載の操作された発現系。
  14. 請求項1~3のいずれか一項に記載の抗体もしくは抗原結合断片、請求項4に記載のキメラタンパク質、または請求項5~13のいずれか一項に記載の操作された発現系をコードする操作された核酸、または任意選択で、前記操作された核酸を含むベクター。
  15. 請求項1~3のいずれか一項に記載の抗体もしくはその抗原結合断片もしくは請求項4に記載のキメラタンパク質、請求項14に記載の操作された核酸、または請求項5~13のいずれか一項に記載の操作された発現系、および薬学的に許容可能な担体、薬学的に許容可能な賦形剤、またはそれらの組み合わせ、を含む、組成物。
  16. 請求項14に記載の操作された核酸、請求項15に記載の組成物、請求項5~13のいずれか一項に記載の操作された発現系、請求項1~3のいずれか一項に記載の抗原結合断片、請求項4に記載のキメラタンパク質を含む、単離された細胞または操作された細胞の集団であって、任意選択で、前記細胞または細胞の集団が、T細胞、CD8+T細胞、CD4+T細胞、ガンマデルタT細胞、細胞傷害性Tリンパ球(CTL)、制御性T細胞、ウイルス特異的T細胞、ナチュラルキラーT(NKT)細胞、ナチュラルキラー(NK)細胞、B細胞、腫瘍浸潤リンパ球(TIL)、自然リンパ細胞、肥満細胞、好酸球、好塩基球、好中球、骨髄細胞、マクロファージ、単球、樹状細胞、赤血球、血小板細胞、ヒト胚性幹細胞(ESC)、ESC由来細胞、多能性幹細胞、間葉間質細胞(MSC)、人工多能性幹細胞(iPSC)、およびiPSC由来細胞からなる群から選択され、任意選択で、前記細胞は自家であるか、または前記細胞は同種異系であり、任意選択で、前記細胞または細胞の集団は、細胞表面上に発現される一つ以上の腫瘍標的化キメラ受容体をさらに含み、任意選択で、前記一つ以上の腫瘍標的化キメラ受容体のうちの少なくとも一つは、キメラ抗原受容体(CAR)または操作されたT細胞受容体である、単離された細胞または操作された細胞の集団。
  17. 医薬組成物であって、 a.請求項16に記載の細胞もしくは操作された細胞の集団の有効量、および薬学的に許容可能な担体、薬学的に許容可能な賦形剤、もしくはその組み合わせ、または b.請求項1~3のいずれか一項に記載の抗原結合断片もしくは請求項4に記載のキメラタンパク質を発現する遺伝子修飾細胞の有効量、および薬学的に許容可能な担体、薬学的に許容可能な賦形剤、もしくはその組み合わせ、を含み、 任意選択で、前記医薬組成物は、腫瘍を治療および/もしくは予防するためである、医薬組成物。
  18. 対象において正常細胞に対する細胞介在性免疫応答を阻害する方法であって、 a.治療有効用量の請求項15に記載の組成物、 b.請求項16に記載の細胞のいずれかであって、任意選択で、前記単離された細胞または細胞集団は、請求項4に記載の阻害性CARを含むキメラタンパク質を発現する、細胞のいずれか、 c.請求項17に記載の組成物、を対象に投与することを含み、 任意選択で、前記方法は、前記対象において腫瘍細胞に対する細胞介在性免疫応答を刺激することをさらに含み、前記単離された細胞または細胞の集団は、細胞表面上に発現された一つ以上の腫瘍標的化キメラ受容体をさらに含み、任意選択で、前記一つ以上の腫瘍標的化キメラ受容体のうちの少なくとも一つは、キメラ抗原受容体(CAR)または操作されたT細胞受容体であり、任意選択で、前記正常細胞は、ヒトVSIG2を含み、任意選択で、前記ヒトVSIG2は、前記正常細胞の表面上に発現され、任意選択で、前記正常細胞は、健康な(例えば、非腫瘍)上皮細胞である、方法。
  19. 腫瘍を有する対象を治療する方法であって、治療有効用量の請求項15に記載の組成物、または請求項16に記載の細胞のいずれか、または請求項17に記載の組成物を投与することを含む、方法。
  20. 腫瘍を治療および/または予防するためのキットであって、 a.請求項4に記載のキメラタンパク質と、任意選択で、前記キットは、対象において腫瘍を治療および/または予防するための一つ以上の抗原特異的細胞を産生するための前記キメラタンパク質を使用するための書面による指示書をさらに含む、 b.請求項16に記載の細胞または細胞の集団と、任意選択で、前記キットは、対象において腫瘍を治療および/または予防するための前記細胞を使用するための書面による指示書をさらに含む、 c.請求項14に記載のベクターと、任意選択で、前記キットは、対象において腫瘍を治療および/または予防するための一つ以上の抗原特異的細胞を産生するための前記ベクターを使用するための書面による指示書をさらに含む、 d.請求項15または請求項17に記載の組成物と、任意選択で、前記キットは、対象において腫瘍を治療および/または予防するための前記組成物を使用するための書面による指示書をさらに含む、 e.請求項14に記載の操作された核酸と、任意選択で、前記キットは、対象において腫瘍を治療および/または予防するための一つ以上の抗原特異的細胞を産生するための前記核酸を使用するための書面による指示書をさらに含む、を含む、キット。

Description

関連出願の相互参照 本出願は、2023年4月17日に出願された米国仮出願第63/496,640号および2023年10月13日に出願された米国仮出願第63/590,361号の利益および優先権を主張し、これらの各々は、あらゆる目的のためにその全体が参照により本明細書に組み込まれる。 配列表 本出願は、EFS-Webを介して提出され、その全体が参照により本明細書中に組み入れられる配列表を含む。当該ASCIIコピーは、20XX年XX月に作成され、XXXXXUS_sequencelisting.xmlと名付けられ、サイズがX,XXX,XXXバイトである。 T細胞などの免疫応答性細胞の特異性および機能をリダイレクトするために使用されるキメラ抗原受容体(CAR)系養子細胞療法は、リンパ系悪性腫瘍を有する患者において有効性を示している(Pule et al.,Nat.Med.(14):1264-1270 (2008);Maude et al.,N Engl J Med.(371):1507-17(2014);Brentjens et al.,Sci Transl Med.(5):177ra38(2013))。CAR T細胞は、化学療法によって薬剤耐性および腫瘍進行がもたらされたCD19発現悪性腫瘍を有する患者において完全寛解を誘導することが示されている。CD19 CAR療法の成功は、固形腫瘍などの他の悪性腫瘍の治療に対して楽観論を提供する。 固形腫瘍のためのCAR療法を開発する際の一つの課題は、好適な標的の欠如である。適切なCAR標的を特定する能力は、同じ標的抗原を発現する正常な細胞を損傷することなく、腫瘍を効果的に標的化し、治療するために重要である。したがって、正常細胞または組織を標的とせずに、腫瘍細胞を標的とするCAR系固形腫瘍療法、例えば、大腸がんの治療のための療法に対するニーズが依然存在する。 本明細書において、重鎖可変(VH)領域および軽鎖可変(VL)領域を含むヒトVセット免疫グロブリンドメイン含有2(VSIG2)に特異的に結合する単離された抗体もしくはその抗原結合断片が提供され、VHは、配列番号1のアミノ酸配列を有するVH相補性領域1(CDRH1)および配列番号3のアミノ酸配列を有するVH相補性領域2(CDRH2)を含み、VLは、配列番号6のアミノ酸配列を有するVL相補性領域1(CDRL1)および配列番号7のアミノ酸配列を有するVL相補性領域2(CDRL2)を含み、ならびに(i)VHは、配列番号5のアミノ酸配列を有するVH相補性領域3(CDRH3)を含み、VLは、配列番号9のアミノ酸配列を有するVL相補性領域3(CDRL3)を含むか、または(ii)VHは、配列番号67~87のいずれか一つのアミノ酸配列を有するVH相補性領域3(CDRH3)を含み、VLは、配列番号8もしくは9のアミノ酸配列を有するVL相補性領域3(CDRL3)を含む。 本明細書においてはまた、重鎖可変(VH)領域および軽鎖可変(VL)領域を含むヒトVセット免疫グロブリンドメイン含有2(VSIG2)に特異的に結合する単離された抗体もしくはその抗原結合断片が提供され、VHは、配列番号2のアミノ酸配列を有するVH相補性領域1(CDRH1)および配列番号4のアミノ酸配列を有するVH相補性領域2(CDRH2)を含み、VLは、配列番号6のアミノ酸配列を有するVL相補性領域1(CDRL1)および配列番号7のアミノ酸配列を有するVL相補性領域2(CDRL2)を含み、ならびに(i)VHは、配列番号5のアミノ酸配列を有するVH相補性領域3(CDRH3)を含み、VLは、配列番号9のアミノ酸配列を有するVL相補性領域3(CDRL3)を含むか、または(ii)VHは、配列番号67~87のいずれか一つのアミノ酸配列を有するVH相補性領域3(CDRH3)を含み、VLは、配列番号8もしくは9のアミノ酸配列を有するVL相補性領域3(CDRL3)を含む。 一部の態様では、VHは、配列番号16および88~107からなる群から選択されるアミノ酸配列を有する。一部の態様では、VLは、配列番号14または配列番号15のアミノ酸配列を有する。一部の態様では、A)CDRH3は、配列番号5のアミノ酸配列を有し、CDRL3は、配列番号9のアミノ酸配列を有する、またはB)CDRH3は、配列番号67のアミノ酸配列を有し、CDRL3は、配列番号8のアミノ酸配列を有する、またはC)CDRH3は、配列番号68のアミノ酸配列を有し、CDRL3は、配列番号8のアミノ酸配列を有する、またはD)CDRH3は、配列番号67のアミノ酸配列を有し、CDRL3は、配列番号9のアミノ酸配列を有する、またはE)CDRH3は、配列番号68のアミノ酸配列を有し、CDRL3は、配列番号9のアミノ酸配列を有する、またはF)CDRH3は、配列番号69のアミノ酸配列を有し、CDRL3は、配列番号8のアミノ酸配列を有する、またはG)CDRH3は、配列番号69のアミノ酸配列を有し、CDRL3は、配列番号9のアミノ酸配列を有する、またはH)CDRH3は、配列番号70のアミノ酸配列を有し、CDRH3は、配列番号8のアミノ酸配列を有する、またはI)CDRH3は、配列番号71のアミノ酸配列を有し、CDRL3は、配列番号8のアミノ酸配列を有する、またはJ)CDRH3は、配列番号72のアミノ酸配列を有し、CDRL3は、配列番号8のアミノ酸配列を有する、またはK)CDRH3は、配列番号73のアミノ酸配列を有し、CDRL3は、配列番号8のアミノ酸配列を有する、またはL)CDRH3は、配列番号74のアミノ酸配列を有し、CDRL3は、配列番号8のアミノ酸配列を有する、またはM)CDRH3は、配列番号75のアミノ酸配列を有し、CDRL3は、配列番号8のアミノ酸配列を有する、またはN)CDRH3は、配列番号76のアミノ酸配列を有し、CDRL3は、配列番号8のアミノ酸配列を有する、またはO)CDRH3は、配列番号77のアミノ酸配列を有し、CDRL3は、配列番号8のアミノ酸配列を有する、またはP)CDRH3は、配列番号78のアミノ酸配列を有し、CDRL3は、配列番号8のアミノ酸配列を有する、またはQ)CDRH3は、配列番号79のアミノ酸配列を有し、CDRL3は、配列番号8のアミノ酸配列を有する、またはR)CDRH3は、配列番号80のアミノ酸配列を有し、CDRL3は、配列番号8のアミノ酸配列を有する、またはS)CDRH3は、配列番号81のアミノ酸配列を有し、CDRL3は、配列番号8のアミノ酸配列を有する、またはT)CDRH3は、配列番号82のアミノ酸配列を有し、CDRL3は、配列番号8のアミノ酸配列を有する、またはU)CDRH3は、配列番号83のアミノ酸配列を有し、CDRL3は、配列番号8のアミノ酸配列を有する、またはV)CDRH3は、配列番号84のアミノ酸配列を有し、CDRL3は、配列番号8のアミノ酸配列を有する、またはW)CDRH3は、配列番号85のアミノ酸配列を有し、CDRL3は、配列番号8のアミノ酸配列を有する、またはX)CDRH3は、配列番号86のアミノ酸配列を有し、CDRL3は、配列番号8のアミノ酸配列を有する、またはY)CDRH3は、配列番号87のアミノ酸配列を有し、CDRL3は、配列番号8のアミノ酸配列を有する。一部の態様では、CDRH3は、配列番号69のアミノ酸配列を有し、CDRL3は、配列番号8のアミノ酸配列を有する。 本明細書においてはまた、重鎖可変(VH)領域および軽鎖可変(VL)領域を含むヒトVセット免疫グロブリンドメイン含有2(VSIG2)に特異的に結合する単離された抗体もしくはその抗原結合断片が提供され、(i)VH領域は、配列番号16のアミノ酸配列を含み、VL領域は、配列番号15の選択されたアミノ酸配列を含む、または(ii)VH領域は、配列番号88~107からなる群から選択されるアミノ酸配列を含み、VL領域は、配列番号14もしくは配列番号15のアミノ酸配列を含む。 本明細書においてはまた、可変重鎖(VH)領域および可変軽鎖(VL)領域を含むヒトVセット免疫グロブリンドメイン含有2(VSIG2)に特異的に結合する単離された抗体またはその抗原結合断片が提供され、VLは、配列番号15のアミノ酸配列を有する。一部の態様では、VHは、配列番号88~107からなる群から選択されるアミノ酸配列を有する。 本明細書においてはまた、可変重鎖(VH)領域および可変軽鎖(VL)領域を含むヒトVセット免疫グロブリンドメイン含有2(VSIG2)に特異的に結合する単離された抗体またはその抗原結合断片が提供され、VHは、配列番号88~107からなる群から選択されるアミノ酸配列を有する。一部の態様では、VLは、配列番号14または配列番号15のアミノ酸配列を有する。 一部の態様では、抗体またはその抗原結合断片は、抗原結合断片である。一部の態様では、抗原結合断片は、F(ab)断片、F(ab’)断片、または一本鎖可変断片(scFV)を含む。一部の態様では、抗原結合断片は、一本鎖可変断片(scFv)を含む。一部の態様では、scFvのVHおよびVLは、ペプチドリンカーによって分離される。一部の態様では、抗原結合ドメインは、構造VH-L-VLまたはVL-L-VHを含み、VHは、重鎖可変ドメインであり、Lは、ペプチドリンカーであり、VLは、軽鎖可変ドメインである。一部の態様では、ペプチドリンカーは、配列番号21~37からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む。 一部の態様では、scFvは、配列番号108~132からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む。 本明細書においてはまた、本明細書に記載の単離された抗体または抗原結合断片のいずれかの抗体またはその抗原結合断片、および異種分子または部分を含むキメラタンパク質が提供される。一部の態様では、キメラタンパク質は、抗体-薬物コンジュゲートであり、異種分子または部分は、治療剤を含む。一部の態様では、キメラタンパク質は、キメラ抗原受容体(CAR)であり、異種分子または部分は、膜貫通ドメイン、一つ以上の細胞内シグナル伝達ドメイン、ヒンジドメイン、スペーサー領域、一つ以上のペプチドリンカー、およびその組み合わせからなる群から選択されるポリペプチドを含む。一部の態様では、CARは、膜貫通ドメインを含む。一部の態様では、CARは、一つ以上の細胞内シグナル伝達ドメインを含む。一部の態様では、CARは、活性化している。一部の態様では、CARは、免疫応答を阻害する一つ以上の細胞内阻害性ドメインを含む阻害性CARである。一部の態様では、一つ以上の細胞内阻害性ドメインは、PD-1,CTLA4、TIGIT、BTLA、LIR1(LILRB1)、TIM3、KIR3DL1、NKG2A、LAG3、LAIR1、SIRPα、KIR2DL1、KIR2DL2、KIR2DL3、KIR3DL2、KLRG-1、CEACAM1、LIR2、LIR3、LIR5、SIGLEC-2、SIGLEC-10、PECAM-1、CD72、IRTA2、IRTA4、NKIR、TLT1、PCDHGC3、MPZL1、FCGR2B、SIGLEC-6、MPIG6B、SIGLEC-12、LIR8、IRTA1、KIR2DL4、KIR2DL5、SIGLEC-7、またはFCRH3に由来するICDを含む。一部の態様では、細胞内阻害性ドメインは、アミノ酸配列VRIRQKKAQGSTSSTRLHEPEKNAREITQDTNDITYADLNLPKGKKPAPQAAEPNNHTEYASIQTSPQPASEDTLTYADLDMVHLNRTPKQPAPKPEPSFSEYASVQVPRK(配列番号139)、またはアミノ酸配列VRIRQKKAQGSTSSTRLHEPEKNAREITQDTNDITYADLNLPKGK