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JP-2026514786-A - 抗原を中和するための組成物および方法

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Abstract

アレルゲンを中和するための、または環境アレルギーを処置するための組成物および方法が提供される。本組成物および方法は、環境アレルゲンに対するアレルギー反応を低減、最小化、または防止し得る。 【選択図】図1

Inventors

  • ジャオ,エヴァン

Assignees

  • パカジェン,インク

Dates

Publication Date
20260513
Application Date
20240416
Priority Date
20230417

Claims (20)

  1. アレルゲンに結合するか、またはそれを中和するアレルゲン結合タンパク質であって、分子量が約25キロダルトン未満もしくは長さが約300アミノ酸未満のナノボディ、モノボディ、DARPin、またはスモールペプチドを含むアレルゲン結合タンパク質。
  2. アレルゲンに結合するか、またはそれを中和するアレルゲン結合タンパク質であって、配列番号1~57および67~73からなる群から選択される配列に対して少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも97%、少なくとも99%、または100%の配列同一性を有するナノボディまたはスモールペプチドを含むアレルゲン結合タンパク質。
  3. 前記アレルゲン結合タンパク質が、食品のコーティング、または動物もしくは家庭内の表面(household surface)に対する噴射、噴霧、またはブラッシング(brushing)のために製剤化される、請求項1または2に記載のアレルゲン結合タンパク質。
  4. 前記食品がペットフードである、請求項3に記載のアレルゲン結合タンパク質。
  5. 前記アレルゲンがペットアレルゲンである、請求項4に記載のアレルゲン結合タンパク質。
  6. 前記アレルゲン結合タンパク質が、食品上にトッピング(topper)として適用されるように製剤化される、請求項3~5のいずれか一項に記載のアレルゲン結合タンパク質。
  7. 前記アレルゲン結合タンパク質が、食品と混合されるように製剤化される、請求項3~5のいずれか一項に記載のアレルゲン結合タンパク質。
  8. 前記アレルゲン結合タンパク質が、溶液中で、または懸濁後に約0.01ミリグラム/ミリリットル(mg/ml)~約500mg/mlの濃度である、請求項1~7のいずれか一項に記載のアレルゲン結合タンパク質。
  9. 前記アレルゲンが、ヒトにアレルギー反応を誘導する、請求項1~8のいずれか一項に記載のアレルゲン結合タンパク質。
  10. 前記アレルゲンが環境アレルゲンを含む、請求項1~9のいずれか一項に記載のアレルゲン結合タンパク質。
  11. 前記アレルゲンが動物アレルゲンを含む、請求項1~10のいずれか一項に記載のアレルゲン結合タンパク質。
  12. 前記アレルゲンがペットアレルゲンを含む、請求項1~11のいずれか一項に記載のアレルゲン結合タンパク質。
  13. 前記アレルゲンが、ネコ、イヌ、ウサギ、マウス、またはゴキブリのアレルゲンを含む、請求項1~12のいずれか一項に記載のアレルゲン結合タンパク質。
  14. 前記アレルゲンが、Fel d 1、Fel d 2、Fel d 3、Fel d 4、Can f 1、Can f 2、Can f 4、Can f 7、Ory C 1、Mus M 1、およびBla G 2からなる群から選択される、請求項13に記載のアレルゲン結合タンパク質。
  15. 前記アレルゲンがFel d 1である、請求項14に記載のアレルゲン結合タンパク質。
  16. 前記アレルゲン結合タンパク質が、配列番号49~57からなる群から選択される配列に対して少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも97%、少なくとも99%、または100%の配列同一性を有するアミノ酸配列を含んだナノボディを含む、請求項15に記載のアレルゲン結合タンパク質。
  17. 前記アレルゲン結合タンパク質が、配列番号49の配列に対して少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも97%、少なくとも99%、または100%の配列同一性を有するアミノ酸配列を含んだナノボディを含む、請求項16に記載のアレルゲン結合タンパク質。
  18. 前記アレルゲン結合タンパク質が、配列番号49の配列を有するナノボディを含む、請求項17に記載のアレルゲン結合タンパク質。
  19. 前記アレルゲン結合タンパク質が、配列番号57の配列に対して少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも97%、少なくとも99%、または100%の配列同一性を有するアミノ酸配列を含んだナノボディを含む、請求項16に記載のアレルゲン結合タンパク質。
  20. 前記アレルゲン結合タンパク質が、配列番号57の配列を有するナノボディを含む、請求項19に記載のアレルゲン結合タンパク質。

Description

相互参照 本出願は、2023年4月17日出願の米国仮特許出願第63/496,508号に基づく利益を主張し、当該出願は参照により本明細書に援用される。 配列表 本出願は、XMLファイルで電子的に提出されるとともに参照によって本明細書に援用される配列表を含む。2024年4月2日に作成されたこのXMLファイルは、65491-701_601_SL.xmlという名称であり、サイズは70,130バイトである。 多くの人々は、動物、植物、またはイエダニのアレルギー、特にその他のアレルギーまたは喘息を有している。動物アレルゲンに対するアレルギー応答を低減、最小化、または防止するアプローチを開発する努みがなされているにもかかわらず、従来の方法に固有の制限を妥当なコストで克服する必要性は依然として満たされていない。本開示は、これらの必要性に対処し、関連する利点を提供する。 本明細書では、アレルゲンに結合するか、またはそれを中和するアレルゲン結合タンパク質であって、分子量が約25キロダルトン(kDa)未満もしくは長さが約300アミノ酸未満のナノボディ、モノボディ、DARPin、またはスモールペプチドを含むアレルゲン結合タンパク質が提供される。 また本明細書では、アレルゲンに結合するか、またはそれを中和するアレルゲン結合タンパク質であって、配列番号1~57および67~73からなる群から選択される配列に対して少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも97%、少なくとも99%、または100%の配列同一性を有するナノボディまたはスモールペプチドを含む、アレルゲン結合タンパク質も提供される。 一部の実施形態では、アレルゲン結合タンパク質は、食品のコーティング、または動物もしくは家庭内の表面(household surface)への噴射、噴霧、もしくはブラッシング(brushing)のために製剤化される。 一部の実施形態では、食品はペットフードである。 一部の実施形態では、アレルゲンはペットアレルゲンである。 一部の実施形態では、アレルゲン結合タンパク質は、食品上にトッピング(topper)として適用されるように製剤化される。 一部の実施形態では、アレルゲン結合タンパク質は、食品と混合されるように製剤化される。 一部の実施形態では、アレルゲン結合タンパク質は、溶液中で、または懸濁後に約0.01ミリグラム/ミリリットル(mg/ml)~約500mg/mlの濃度である。 一部の実施形態では、アレルゲンは、ヒトにアレルギー反応を誘導する。 一部の実施形態では、アレルゲンは、環境アレルゲンを含む。 一部の実施形態では、アレルゲンは、動物アレルゲンを含む。 一部の実施形態では、アレルゲンは、ペットアレルゲンを含む。 一部の実施形態では、アレルゲンは、ネコ、イヌ、ウサギ、マウス、またはゴキブリのアレルゲンを含む。 一部の実施形態では、アレルゲンは、Fel d 1、Fel d 2、Fel d 3、Fel d 4、Can f 1、Can f 2、Can f 4、Can f 7、Ory C 1、Mus M 1、およびBla G 2からなる群から選択される。 一部の実施形態では、アレルゲンはFel d 1である。 一部の実施形態では、アレルゲン結合タンパク質は、配列番号49~57からなる群から選択される配列に対して少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも97%、少なくとも99%、または100%の配列同一性を有するアミノ酸配列を含んだナノボディを含む。 一部の実施形態では、アレルゲン結合タンパク質は、配列番号49の配列に対して少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも97%、少なくとも99%、または100%の配列同一性を有するアミノ酸配列を含んだナノボディを含む。 一部の実施形態では、アレルゲン結合タンパク質は、配列番号49の配列を有するナノボディを含む。 一部の実施形態では、アレルゲン結合タンパク質は、配列番号57の配列に対して少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも97%、少なくとも99%、または100%の配列同一性を有するアミノ酸配列を含んだナノボディを含む。 一部の実施形態では、アレルゲン結合タンパク質は、配列番号57の配列を有するナノボディを含む。 一部の実施形態では、アレルゲンはCan f 1である。 一部の実施形態では、アレルゲン結合タンパク質は、配列番号67~73からなる群から選択される配列に対して少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも97%、少なくとも99%、または100%の配列同一性を有するアミノ酸配列を含んだナノボディを含む。 一部の実施形態では、アレルゲン結合タンパク質は、配列番号67に記載の配列に対して少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも97%、少なくとも99%、または100%の配列同一性を有するアミノ酸配列を含んだナノボディを含む。 一部の実施形態では、アレルゲン結合タンパク質は、配列番号67からなる配列を有するナノボディを含む。 一部の実施形態では、アレルゲンはCan f 2である。 一部の実施形態では、アレルゲン結合タンパク質は、配列番号9~23からなる群から選択される配列に対して少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも97%、少なくとも99%、または100%の配列同一性を有するアミノ酸配列を含んだナノボディを含む。 一部の実施形態では、アレルゲン結合タンパク質は、配列番号16に記載の配列に対して少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも97%、少なくとも99%、または100%の配列同一性を有するアミノ酸配列を含んだナノボディを含む。 一部の実施形態では、アレルゲン結合タンパク質は、配列番号16からなるアミノ酸配列を含んだナノボディを含む。 一部の実施形態では、アレルゲンは、ダストアレルゲンを含む。 一部の実施形態では、ダストアレルゲンは、Der p1またはDer p2を含む。 一部の実施形態では、ダストアレルゲンは、Der p1である。 一部の実施形態では、アレルゲン結合タンパク質は、配列番号24~34からなる群から選択される配列に対して少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも97%、少なくとも99%、または100%の配列同一性を有するアミノ酸配列を含んだナノボディを含む。 一部の実施形態では、アレルゲン結合タンパク質は、配列番号35~48からなる群から選択される配列に対して少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも97%、少なくとも99%、または100%の配列同一性を有するペプチドを含む。 一部の実施形態では、アレルゲン結合タンパク質は、配列番号27に記載の配列に対して少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも97%、少なくとも99%、または100%の配列同一性を有するアミノ酸配列を含んだナノボディを含む。 一部の実施形態では、アレルゲン結合タンパク質は、配列番号27からなる配列を有するナノボディを含む。 一部の実施形態では、アレルゲン結合タンパク質は、配列番号28に記載の配列に対して少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも97%、少なくとも99%、または100%の配列同一性を有するアミノ酸配列を含んだナノボディを含む。 一部の実施形態では、アレルゲン結合タンパク質は、配列番号28からなる配列を有するナノボディを含む。 一部の実施形態では、ダストアレルゲンは、Der p2である。 一部の実施形態では、アレルゲン結合タンパク質は、配列番号1~8からなる群から選択される配列に対して少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、または100%の配列同一性を有するナノボディを含む。 一部の実施形態では、アレルゲン結合タンパク質は、配列番号3に記載の配列に対して少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも97%、少なくとも99%、または100%の配列同一性を有するアミノ酸配列を含んだナノボディを含む。 一部の実施形態では、アレルゲン結合タンパク質は、配列番号3からなる配列を有するナノボディを含む。 一部の実施形態では、アレルゲンは、植物または植物花粉のアレルゲンを含む。 一部の実施形態では、植物または花粉のアレルゲンは、Bet v1、Phl p 5、Phl p 1、Poa p 1、Cyn d 1、Bet v 2、Ole e 1、Amb a 1、Amb a 11、およびArt v 1からなる群から選択される。 一部の実施形態では、アレルゲンは、カビアレルゲンを含む。 一部の実施形態では、カビアレルゲンは、Alt a 1、Asp f 1、Asp f 2、Cla h 8、Pen ch 13、およびPen ch 18からなる群から選択される。 一部の実施形態では、アレルゲンは、食品アレルゲンである。 一部の実施形態では、食品アレルゲンは、Pen a 1、Ara h 1、Ara h 3からなる群から選択される。 一部の実施形態では、アレルゲン結合タンパク質は、少なくとも1つの修飾アミノ酸を含む。 一部の実施形態では、アレルゲン結合タンパク質は、約1、約5、約10、約15、約20、約25、または約30の修飾アミノ酸を含む。 一部の実施形態では、修飾アミノ酸は、非標準アミノ酸を含む。 一部の実施形態では、非標準アミノ酸は、パラ-ベンゾイルフェニルアラニン、3,4-ジヒドロキシフェニルアラニン、テトラジン、クロオクテン、ホモプロパルギルグリシン、パラ-プロパルギルオキシフェニルアラニン、パラ-アジドフェニルアラニン、パラ-イソチオシネートフェニルアラニン、パラ-ベンゾイルフェニルアラニン、パラ-シアノフェニルアラニン、パラ-ニトロフェニルアラニン、m-ハロゲン化チロシンアナログ、ハロゲン化プロリンアナログ、ハロゲン化トリプトファンアナログ、およびハロゲン化ロイシンアナログからなる群から選択される。 一部の実施形態では、アレルゲン結合タンパク質の溶解度は、未修飾のアレルゲン結合タンパク質と比較して、約25%、50%、75%、100%、200%、300%、400%、500%、600%、またはそれより多く上昇する。 一部の実施形態では、アレルゲン結合タンパク質の結合親和性は、未修飾のアレルゲン結合タンパク質と比較して、約25%、50%、75%、100%、200%、300%、400%、500%、600%、700%、800%、900%、1000%、1500%、またはそれより多く上昇する。 一部の実施形態では、アレルゲン結合タンパク質の熱安定性は、未修飾のアレルゲン結合タンパク質と比較して、約10%、25%、50%、75%、100%、200%、300%、またはそれより多く上昇する。 一部の実施形態では、アレルゲン結合タンパク質は、多価アレルゲン結合タンパク質である。 一部の実施形態では、多価アレルゲン結合タンパク質は、二価アレルゲン結合タンパク質である。 一部の実施形態では、多価アレルゲン結合タンパク質の結合親和性は、一価アレルゲン結合タンパク質と比較して、約25%、50%、75%、100%、200%、300%、400%、500%、600%、700%、800%、900%、1000%、15