JP-2026514890-A - JAMLを標的とするAGNONISTIC抗体
Abstract
接合部接着分子様(JAML)タンパク質またはその断片に結合する抗体またはその抗原結合断片が本明細書で提供される。一態様では、抗体または抗原結合断片は、ヒト化抗体またはその抗原結合断片である。いくつかの態様では、抗体またはその抗原結合断片は、各々表5から選択される重鎖相補性決定領域1~3(CDRH1~3)CDRH1、CDRH2、CDRH3、軽鎖相補性決定領域1~3(CDRH1~3)1、CDRH2、およびCDRH3を含むか、それらからなるか、または本質的にそれらからなる。 【選択図】図5
Inventors
- ヴィジャヤナンド, パンドゥランガン
- オッテンズマイヤー, クリスチャン
- エシュワイラー, サイモン
Assignees
- ラ ホヤ インスティテュート フォー イムノロジー
- ザ ユニバーシティ オブ リバプール
Dates
- Publication Date
- 20260513
- Application Date
- 20240419
- Priority Date
- 20230420
Claims (20)
- 接合部接着分子様(JAML)タンパク質またはその断片に結合する抗体またはその抗原結合断片。
- 表2の単一の行から選択される重鎖相補性決定領域1~3(CDRH1~3)および軽鎖相補性決定領域1~3(CDRL1~3)、またはそれらの等価物を含む、請求項1に記載の抗体またはその抗原結合断片。
- 表1の単一の行から選択される重鎖可変領域(HC)および軽鎖可変領域(LC)、またはそれらの等価物を含み、任意選択で、前記HCの前記等価物が、表2の単一の行から選択される対応するCDRH1~3を保持するか、または前記LCの前記等価物が、表2の単一の行から選択される対応するCDRL1~3を保持する、請求項1に記載の抗体またはその抗原結合断片。
- 前記抗体または抗原結合断片が、ヒト化抗体またはその抗原結合断片である、請求項1に記載の抗体または抗原結合断片。
- 各々表5から選択される重鎖相補性決定領域(CDRH)1、CDRH2、CDRH3、軽鎖相補性決定領域(CDRL)1、CDRL2、およびCDRL3を含む、請求項4に記載の抗体またはその抗原結合断片。
- 表5の単一の行から選択される重鎖相補性決定領域1~3(CDRH1~3)および軽鎖相補性決定領域1~3(CDRL1~3)、またはそれらの等価物を含む、請求項4に記載の抗体またはその抗原結合断片。
- 配列番号135~138から選択されるHCまたはその等価物と、配列番号139~142から選択されるLCまたはその等価物と、を含み、任意選択で、前記HCの前記等価物が、表5の単一の行から選択される対応するCDRH1~3を保持するか、または前記LCの前記等価物が、表5の単一の行から選択される対応するCDRLを保持する、請求項4に記載の抗体またはその抗原結合断片。
- 表3の単一の行から選択されるHCおよびLCまたはその等価物を含み、任意選択で、前記HCの前記等価物が、表5の単一の行から選択される対応するCDRH1~3を保持し、前記LCの前記等価物が、表5の単一の行から選択される対応するCDRLを保持する、請求項4に記載の抗体またはその抗原結合断片。
- 前記抗体が、モノクローナル抗体またはその断片である、請求項1~3または5~8のいずれか一項に記載の抗体またはその抗原結合断片。
- 前記抗体が、IgA定常領域、IgD定常領域、IgE定常領域、IgG定常領域、またはIgM定常領域の群から選択される定常領域を更に含む、請求項1~9のいずれか一項に記載の抗体またはその抗原結合断片。
- 前記定常領域が、IgG1定常領域である、請求項10に記載の抗体またはその抗原結合断片。
- 前記抗原結合断片が、Fab、F(ab’) 2 、Fab’、scFv、またはFvの群から選択される、請求項1~11のいずれか一項に記載の抗原結合断片。
- 等価物が、ポリペプチドに対して少なくとも80%のアミノ酸同一性を有するポリペプチドを含むか、またはアミノ酸配列に対する等価物が、前記アミノ酸配列をコードするポリヌクレオチドの前記相補体に対して高いストリンジェンシーの条件下でハイブリダイズするポリヌクレオチドによってコードされるポリペプチドを含む、請求項2~12のいずれか一項に記載の抗体またはその抗原結合断片。
- 前記抗体またはその断片が修飾され、任意選択で、前記修飾が、PEG化、PEG模倣、ポリシアル化、HES化、またはグリコシル化の群から選択される、請求項1~13のいずれか一項に記載の抗体またはその抗原結合断片。
- G237D、P238D、H268D、P271G、およびA330Rから選択される1つ以上の変異を含むFc領域を更に含む、請求項1~14のいずれか一項に記載の抗体またはその抗原結合断片。
- 請求項1~15のいずれか一項に記載の抗体またはその抗原結合断片をコードし、任意選択で、プロモーターおよび/またはエンハンサー要素に作動可能に連結される、単離されたポリヌクレオチド。
- 請求項4に記載の抗体またはその抗原結合断片をコードする単離されたポリヌクレオチドであって、配列番号143~150のうちのいずれか1つのポリヌクレオチド配列、またはその等価物を含み、任意選択で、前記その等価物が、表3の単一の行から選択されるHCおよびLCをコードする、単離されたポリヌクレオチド。
- 請求項16または請求項17に記載のポリヌクレオチドと、任意選択で、異種プロモーター配列と、を含む、ベクター。
- 請求項16もしくは請求項17に記載の単離されたポリヌクレオチドおよび/または請求項18に記載のベクターを含む、単離された宿主細胞。
- 請求項1~15のいずれか一項に記載の抗体またはその抗原結合断片を産生する方法であって、前記抗体またはその抗原結合断片をコードする、前記抗体またはその抗原結合断片をコードするポリヌクレオチドを含む宿主細胞を、前記抗体またはその抗原結合断片の発現のための条件下で培養することと、任意選択で、前記抗体またはその抗原結合断片を単離することと、を含む、方法。
Description
関連出願の相互参照 本出願は、2023年4月20日に出願された米国仮出願第63/460,835号の米国特許法第119条(e)に基づく利益を主張し、その内容は、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。 参照による配列表の組み込み 本出願は、XML形式で電子的に提出されている配列表を有し、その全体が参照によって本明細書に組み込まれる。2024年4月5日に作成された当該XMLコピーは、116639-2660.SL.xmlという名称であり、サイズは202,202バイトである。 本開示は、一般に、接合部接着分子様タンパク質(JAML)を特異的に標的とし、それに結合するアゴニスト抗体に関する。 本技術の背景の以下の説明は、単に本技術を理解する際の補助として提供され、本技術の先行技術を説明または構成するとは認められていない。 接合部接着分子様タンパク質(JAML)は、組織の恒常性および修復に影響を与えるγδT細胞における共刺激分子として機能する。JAMLは、当初、上皮γδT細胞における主要な共刺激分子として特定され、上皮細胞によって発現されるそのリガンドであるコクサッキーおよびアデノウイルス受容体(CXADR)による活性化は、組織恒常性および創傷修復にとって重要であることが示されている(Verdino et al.,Science.2010 Sep 3;329(5996):1210-4、Witherden et al.,Science.2010 Sep 3;329(5996):1205-10)。JAMLは、共刺激分子CD28(約11%)と全体的に低い配列同一性を有するが、それらの細胞内シグナル伝達モチーフは、実質的な類似性を有し、ライゲーション時に、ホスファチジルイノシトール-3-OH-キナーゼ(PI3K)を動員し、細胞活性化、増殖、およびサイトカイン産生をもたらす(Verdino et al.,2010、Witherden et al.,2010)。 Verdino et al.,Science.2010 Sep 3;329(5996):1210-4Witherden et al.,Science.2010 Sep 3;329(5996):1205-10 コンセンサスおよび親重鎖アミノ酸配列と比較した、選択された3つのヒト化重鎖配列のヒト化重鎖配列のアラインメントを示す。「HC_hu(IGHV1 3)BM」、「HC_hu(IGHV1 18)BM」、および「HC_hu(IGHV1 46)BM」を、3つのヒト化VH配列として選択した。図は、配列番号205、20、206、172、207、174、208、および176を、それぞれ、出現の順に開示する。コンセンサスおよび親軽鎖アミノ酸配列と比較した、選択された3つのヒト化軽鎖配列のヒト化軽鎖配列のアラインメントを示す。「LC_hu(IGKV2 28)BM」、「LC_hu(IGKV2 30)BM」、および「LC_hu(IGKV2D 30)BM」を、3つのヒト化VK配列として選択した。図は、配列番号177、55、209、173、210、175、211、および177を、それぞれ、出現の順に開示する。重鎖および軽鎖対を有する選択されたヒト化抗体の速度データの中間結果を示す。全てのIgG抗体ならびにHCおよびLCの組み合わせの定性的結合評価データを示す。セッション2のヒト化抗体のHC1、2、および3の組み合わせにおける親およびLC1のセンソグラムおよび動態データを示す。セッション3のヒト化抗体のHC1、2、および3の組み合わせにおける親およびLC1のセンソグラムおよび動態データを示す。24時間の刺激((0.5μg/mL aCD3+共刺激)後の活性化マーカーデータを示す。72時間の刺激(0.5μg/mL aCD3+2.5μg/mLの共刺激)後の増殖データを示す。24時間の刺激(0.5μg/mL aCD3+共刺激)後の活性化マーカーを示す。24時間の刺激(0.5μg/mL aCD3+共刺激)後の活性化マーカーを示す。72時間の刺激後の増殖データ、および24時間の刺激後のpAKTレベルを示す。24時間の刺激(0.5μg/mL aCD3+共刺激)後のマウス活性化マーカーを示す。72時間の刺激(0.5μg/mL aCD3+共刺激)後のマウス活性化マーカーを示す。24時間の刺激後の活性化マーカーを示す。2つの別個の実験で評価され、1つの初期の活性化マーカー(CD69)を表す。 本開示による実施形態は、以下により完全に説明される。しかしながら、本開示の態様は、異なる形態で具体化されてもよく、本明細書に記載される実施形態に限定されるものとして解釈されるべきではない。むしろ、これらの実施形態は、本開示が徹底的かつ完全なものとなり、当業者に本開示の範囲を十分に伝えるために提供されるものである。本明細書の説明に使用される用語は、単に特定の実施形態を記載する目的のためであり、本発明を制限することを意図しない。 別段の定義がない限り、本明細書で使用される全ての技術用語および科学用語は、本開示が属する技術分野の当業者によって一般的に理解されるものと同じ意味を有する。本明細書に提供される全てのヌクレオチド配列は、5’から3’の方向に提示される。本明細書に記載されているものと類似のまたは同等の任意の方法および材料は、本開示の実施または試験に使用することができるが、特に非限定的な例示的な方法、装置、および材料がここに記載される。本明細書で引用される全ての技術的および特許刊行物は、それらの全体が参照により本明細書に組み込まれる。本明細書におけるいかなるものも、本開示が、先行開示のためにそのような開示に先行する権利を有しないことを認めるものとして解釈されるべきではない。 本開示の実施は、特に示さない限り、当該技術分野の範囲内にある、組織培養、免疫学、分子生物学、微生物学、細胞生物学、および組換えDNAの従来の技法を用いるであろう。例えば、Sambrook and Russell eds,(2001)Molecular Cloning:A Laboratory Manual,3rd edition、the series Ausubel et al.eds.(2007)Current Protocols in Molecular Biology、the series Methods in Enzymology(Academic Press,Inc.,N.Y.)、MacPherson et al.(1991)PCR 1:A Practical Approach(IRL Press at Oxford University Press)、MacPherson et al.(1995)PCR 2:A Practical Approach、Harlow and Lane eds.(1999)Antibodies,A Laboratory Manual、Freshney(2005)Culture of Animal Cells:A Manual of Basic Technique,5th edition、Gait ed.(1984)Oligonucleotide Synthesis、米国特許第4,683,195号、Hames and Higgins eds.(1984)Nucleic Acid Hybridization、Anderson(1999)Nucleic Acid Hybridization、Hames and Higgins eds.(1984)Transcription and Translation、Immobilized Cells and Enzymes(IRL Press(1986))、Perbal(1984)A Practical Guide to Molecular Cloning、Miller and Calos eds,(1987)Gene Transfer Vectors for Mammalian Cells(Cold Spring Harbor Laboratory)、Makrides ed.(2003)Gene Transfer and Expression in Mammalian Cells、Mayer and Walker eds.(1987)Immunochemical Methods in Cell and Molecular Biology(Academic Press,London)、およびHerzenberg et al.eds(1996)Weir’s Handbook of Experimental Immunologyを参照されたい。 本明細書の記載で使用される用語は、特定の実施形態を記載する目的のためだけであり、本開示を制限することを意図しない。本明細書で言及される全ての刊行物、特許出願、特許、および他の参考文献は、それらの全体が参照により組み込まれる。 本技術の実施は、特に示さない限り、当該技術分野の範囲内にある、組織培養、免疫学、分子生物学、微生物学、細胞生物学、および組換えDNAの従来の技法を用いるであろう。 文脈が別段に示さない限り、本明細書に記載される本開示の様々な特徴は、任意の組み合わせで使用することができることが特に意図される。更に、本開示はまた、いくつかの実施形態では、本明細書に記載の任意の特徴または特徴の組み合わせが除外または省略され得ることを企図する。例示するために、本明細書が、複合体が構成要素A、B、およびCを含むと述べる場合、A、B、もしくはCのいずれか、またはそれらの組み合わせを、単独でまたは任意の組み合わせで省略し、排除することができることが具体的に意図されている。 別段に明示的に指示されない限り、全ての特定の実施形態、特徴、および用語は、列挙された実施形態、特徴、または用語、およびそれらの生物学的等価物の両方を含むことを意図する。 範囲を含む全ての数値表記、例えば、pH、温度、時間、濃度、および分子量は、必要に応じて、1.0もしくは0.1の増分、または代替的に+/-15%、もしくは代替的に10%、もしくは代替的に5%、もしくは代替的に2%の変動によって、(+)または(-)変動する近似値であり、そのような範囲が含まれる。全ての数値指定は、必ずしも明示的に述べられないが、用語「約」によって先行されることを理解されたい。また、必ずしも明示的に記載されているわけではないが、本明細書に記載される試薬は単なる例示であり、そのような等価物は当該技術分野で知られていることを理解されたい。 本開示を通して、様々な刊行物、特許、および公開された特許明細書は、特定の引用によって、またはアラビア数字によって参照され得る。これらの刊行物、特許、および公開された特許明細書の開示は、本開示が関係する最新技術をより完全に説明するために、本明細書においてその全体が参照により本開示に組み込まれる。 定義 本開示および添付の特許請求の範囲の説明で使用される場合、単数形「a」、「an」、および「the」は、文脈が明示的に別途示さない限り、複数形も含むことが意図されている。 本明細書で使用される場合、「comprising(含む)」という用語は、組成物および方法が、列挙された要素を含むが、他の要素を除外しないことを意味することを意図する。本明細書で使用される場合、本質的に~からなる(および文法的変形)という移行句は、列挙された材料またはステップ、および列挙された実施形態の基本的かつ新規の特徴(複数可)に物