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JP-2026514895-A - 水を処理するための方法および装置ならびにその使用

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Abstract

本特許の開示は水を処理するための装置に関し、装置は、筐体と、筐体の第1の端部に配置された、水を受け入れるための入口と、筐体の第2の端部に配置された、処理済み水を排出するための出口と、筐体に配置された2つ以上の電極であって、2つ以上の電極は、第1の電極と、第2の電極であって、第1の電極と第2の電極との間に空間が形成されるように第1の電極に対向して配置された第2の電極とを備える、2つ以上の電極とを備え、第1の電極および第2の電極のうちの少なくとも1つは、水に接触するように配置された親水性表面を備え、第1の電極および第2の電極は、筐体から電気的に絶縁されて配置される。 【選択図】図1

Inventors

  • ピーリック,バス
  • ボアケンス,ペーテル・エンゲルベルト

Assignees

  • アトミックワン・ベスローテン・フェンノートシャップ

Dates

Publication Date
20260513
Application Date
20240419
Priority Date
20230420

Claims (20)

  1. 水を処理するための装置であって、前記装置は、 筐体と、 前記筐体の第1の端部に配置された、水を受け入れるための入口と、 前記筐体の第2の端部に配置された、処理済み水を排出するための出口と、 前記筐体に配置された2つ以上の電極であって、前記2つ以上の電極は、第1の電極と、第2の電極であって、前記第1の電極と前記第2の電極との間に空間が形成されるように前記第1の電極に対向して配置された前記第2の電極とを備える、2つ以上の電極と を備え、 前記第1の電極および前記第2の電極のうちの少なくとも1つは、前記水に接触するように配置された親水性表面を備え、好ましくは、前記第1の電極および前記第2の電極は、前記筐体から電気的に絶縁されて配置され、 前記第2の電極は、前記第1の電極の周りに同心状に配置される、装置。
  2. 前記第1の電極は、ロッドまたは円柱として配置されまたは付形され、前記装置の中心軸に沿って配置される、請求項1に記載の装置。
  3. 前記第2の電極の周りに同心状に、前記第2の電極から離間されて配置された第3の電極を備える、請求項1または2に記載の装置。
  4. 前記第3の電極の周りに同心状に、前記第3の電極から離間されて配置された第4の電極を備える、請求項3に記載の装置。
  5. 前記装置は、前記2つ以上の電極が対応する2つ以上の極性を有し、隣り合った電極は、異なる極性、または反対の極性を有するように構成される、請求項1から4のいずれか一項に記載の装置。
  6. 前記2つ以上の電極に印加されるそれぞれの電圧を制御するように構成されたコントローラを備える、請求項5に記載の装置。
  7. 前記2つ以上の電極は、1つまたは複数の電気絶縁スペーサによって互いから離間され、前記1つまたは複数のスペーサは、前記第1および第2の電極に沿って前記第1の端部から前記第2の端部に向かう前記水の流れのために、付形された流路が形成されるように位置付けられる、請求項1から6のいずれか一項に記載の装置。
  8. 前記1つまたは複数の電気絶縁スペーサの壁部は、蛇行形状を有する、請求項7に記載の装置。
  9. 前記装置の入口側に配置され、前記受け入れられた水の流速を減少させるように構成された導入チャンバを備える、請求項1から8のいずれか一項に記載の装置。
  10. 前記入口は第1の入口であり、前記装置は、気体状物質を受け入れるための第2の入口を備える、請求項1から9のいずれか一項に記載の装置。
  11. 前記第1の入口は、前記装置の中心軸に沿って配置され、前記第2の入口は、前記中心軸から径方向に間隔をあけられる、請求項10に記載の装置。
  12. 前記第2の入口は、前記装置の中心軸に沿って配置され、前記第1の入口は、前記中心軸から径方向に間隔をあけられる、請求項10に記載の装置。
  13. 前記第1の入口は、前記水と前記気体状物質との混合物を生成するために前記水を分配するための分散器を備える、請求項10から12のいずれか一項に記載の装置。
  14. 前記気体状物質は空気である、請求項10から13のいずれか一項に記載の装置。
  15. 前記装置の出口側に配置され、前記処理済み水の流速を増加させるように構成された排出チャンバを備える、請求項1から14のいずれか一項に記載の装置。
  16. 前記装置は、燃焼室の吸気口側に装着されるように構成される、請求項1から15のいずれか一項に記載の装置。
  17. 空気/処理済み水混合物を燃焼室に供給するための、請求項1から16のいずれか一項に記載の装置の使用。
  18. 前記水は、脱塩水または蒸留水である、請求項17に記載の使用。
  19. 水を処理するための方法であって、前記方法は、 1つまたは複数の入口において水を受け入れるステップと、 第1の電極と前記第1の電極に対向する第2の電極とを備える2つ以上の電極の間の空間を流れる前記水に電圧を印加し、それによって排除ゾーン水の形成を可能とするように前記水を処理するステップと、 出口において処理済み水を排出するステップであって、前記第1の電極および前記第2の電極のうちの少なくとも1つは、前記水に接触するように配置された親水性表面を備える、ステップと を備え、 前記第2の電極は、前記第1の電極の周りに同心状に配置される、方法。
  20. 前記受け入れるステップは、前記1つまたは複数の入口において空気を受け入れるステップを備え、前記方法は、水/空気混合物を形成するステップを更に備え、前記水を前記処理するステップは、前記水/空気混合物を処理するステップを備え、前記処理済み水を前記排出するステップは、前記処理済み水/空気混合物を排出するステップを備え、前記排出された処理済み水/空気混合物は、燃料を燃焼させるために燃焼室内に供給される、請求項19に記載の方法。

Description

本特許の開示は、水を処理するための方法および装置ならびにその使用に関する。装置の特定の実施形態は、燃焼室からのNOx排出を減少させるためのものである。装置の他の実施形態は、抗酸化水、水素、酸素および/またはこれらの混合物を生むためのものである。 ディーゼル油、ガソリン、または(天然)ガスのような燃料を燃焼させるとき、燃焼中に発生する熱のせいで、空気中に存在する窒素のうちの一部が空気中の酸素と反応して、様々な比率で一酸化窒素(NO)または二酸化窒素(NO2)などの窒素酸化物を形成する。これらの窒素酸化物はどれも、典型的にはNOxと称され、スモッグおよび酸性雨の形成の一因となるものと考えられている。燃焼エンジンのための排出基準は、ますます厳格になるNOx排出限度を有している。 燃焼室のための燃焼混合物への水素の添加は、燃焼プロセスを向上させるという効果を示しているが、燃焼温度を上昇させるという欠点を有し、これは、燃焼室/エンジンの寿命を減少させる。 加えて、水素の貯蔵および運搬に課題がある。水素を生成するための方法の1つは、電気分解などによって水から生成する方法である。電気分解装置による水処理は、しばしば、例えば水酸化カリウムを含む強力(aggressive)な電解物および、典型的にはプラチナおよびイリジウムなどの貴金属および/または希少金属である触媒を必要とするという課題を有する。 本特許の開示の1つの実施形態による装置の斜視図における断面を概略的に示す図である。本特許の開示の1つの実施形態による装置の長手方向断面を概略的に示す図である。本特許の開示の1つの実施形態による装置のスペーサを有する電極を概略的に示す図である。本特許の開示の1つの実施形態による装置を備えるシステムを概略的に示す図である。本特許の開示の1つの実施形態による装置が燃焼室とともに使用されたときの、測定されたNOx濃度対時間のグラフを示す図である。 本発明が特定の実施形態を参照して説明され、また、添付の図面において示されたが、明細書において説明され、以下の特許請求の範囲を参照して定められる本発明の範囲内で、多くの変形および修正がなされ得ることが当業者には明らかであろう。 水を処理するための装置1は、筐体8を備える。筐体8は、電気的に絶縁性の材料で作られる。電気的に絶縁性の材料は、硬質陽極酸化アルミなどの陽極酸化アルミであってよい。筐体8のための他の適切な材料としては、電気絶縁セラミック材料、ポリマー材料、およびポリエーテルエーテルケトンベースの複合材などの複合材料がある。装置1は、筐体8の第1の端部に配置された、水を受け入れるための入口40を備える。装置1は、筐体8の第2の端部に配置された、処理済み水を排出するための出口44を更に備える。図2から分かるように、出口44が位置される第2の端部は、入口40が位置される第1の端部に対して装置1の反対側にある。装置1は、筐体2に配置された2つ以上の電極を含む。2つ以上の電極は、第1の電極10と、第2の電極12であって、第1の電極10と第2の電極12との間に空間が形成されるように第1の電極に対向して配置された第2の電極12とを備える。第1の電極10および第2の電極12のうちの少なくとも1つは、水に接触するように配置された親水性表面を備える。第1の電極10および第2の電極12は、筐体8から電気的に絶縁されて配置される。 第1の電極10は中心軸101に沿って延在する。第2の電極12は、第1の電極10の周り、および軸101の周りに同心状に配置される。第1の電極10は、ロッドまたは円柱形状として配置されまたは付形される。装置1は、第2の電極12の周りに同心状に、第2の電極12から離間されて配置された第3の電極14と、第3の電極14の周りに同心状に、第3の電極14から離間されて配置された第4の電極16とを備える。この実施形態において、装置1は、第5の電極18と第6の電極20とを備える。第5の電極18は、第4の電極16の周りに同心状に、第4の電極16から離間されて配置される。第6の電極20は、第5の電極18の周りに同心状に、第5の電極18から離間されて配置される。 装置1は、電極が対応する2つ以上の極性を有するように構成され、隣り合った電極は反対の極性を有する。例えば、もしも第1の電極10が第1の極性を有するならば、2の電極12は第2の極性を有し、第3の電極14は第1の極性を有し、第4の電極16は第2の極性を有し、第5の電極18は第1の極性を有し、第6の電極20は第2の極性を有する。直流電流が使用される場合、第1の極性は正であってよく、第2の極性は負であってよい。 装置1は、第1の電気接点30と第2の電気接点32とを備える。第1の電気接点30は、第1の極性を接続するためのものであり得、第2の電気接点32は、第2の極性を接続するためのものであり得る。装置1は、第1の電気接点30および第2の電気接点32にわたって印加される電圧を制御するように構成されたコントローラを備え得る。 第1の極性を有する第1の電気接点30は、第1の電極10、第3の電極14、および第5の電極18と電気的に接触する。第1の電気接点30は、第2の電極12、第4の電極16、および第6の電極20から電気的に絶縁される。直流電流が使用されているときに第1の極性とは反対の第2の極性を有する第2の電気接点32は、第2の電極12、第4の電極16、および第6の電極20と電気的に接触する。第2の電気接点32は、第2の電気接点30は、第1の電極10、第3の電極14、および第5の電極18から電気的に絶縁される。 図2においてみられるように、電極は、1つまたは複数の電気絶縁スペーサ50によって互いから離間される。スペーサ50は、例えば、ゴムで作られ得る。1つまたは複数のスペーサ50は、電極に沿って第1の端部から第2の端部に向かう水の流れのために、付形された流路60が形成されるように位置付けられる。明瞭さのために、図1においてはスペーサ50が図示されていないことが留意される。一例として、スペーサ50を示すために、図3において、第6の電極20が、平坦な、折り畳まれていない状態で図示されている。第6の電極20を含む電極は、本実施形態において、円柱として付形されており、図3における図は、スペーサ50を図示するための、円柱形状の電極が任意的に切断された折り畳まれていない図であることに留意されたい。中心軸101に平行な図2における全体像において分かるように、軸400は、スペーサ50のうちの3つと交差する。流路60の数を増加させるために、より多くのスペーサ50が、各電極に取り付けられてよい。流路60と隣り合っている側壁部である1つまたは複数の電気絶縁スペーサ50の側壁部は、蛇行形状(図示されず)を有し得る。 スペーサ50は、距離dだけ間隔をあけられており、距離dは、1から10cmの範囲、好ましくは2から8cmの範囲内で様々であり得る。更に、スペーサ50は、軸400に対して角度αで角度を付けられており、角度αは、10から80度、好ましくは20から60度の範囲内にあり得る。 装置1は、装置1の入口側に配置され、受け入れられた水の流速を減少させるように構成された導入チャンバ22を備え得る。導入チャンバ22は、気体/水混合物の混合を可能とするように配置され得る。上記入口は第1の入口40であり得る。装置1は、第2の入口42を備え得る。用途に応じて、第1の入口40は水を受け入れるためのものであり得、第2の入口42は空気などの気体または気体混合物を受け入れるためのものであり得る。代替的に、第1の入口40は気体または気体混合物を受け入れるためのものであり得、第2の入口42は水を受け入れるためのものであり得る。 第1の入口40は、装置の中心軸101に沿って配置される。第2の入口42は、中心軸101から径方向に間隔をあけられる。装置1の第1の端部に、例えば、中心軸101に対して反対側に配置された複数の第2の入口42が存在してよい。 水を導入するために第1の入口40または第2の入口42が使用されるとき、各々の入口は、水と気体状物質との混合物を生成するために水を分配するための分散器を備え得る。 装置1は、装置1の出口側に配置され、処理済み水または処理済み気体/水混合物の流速を増加させるように構成された排出チャンバ24を備え得る。 装置1は、燃焼室の吸気口側に装着されるように構成され得る。概略的に、特に記載がない限り装置1と同一な装置100と、燃焼室300との組み合わせが図4において図示される。装置100は、第1の入口340と第2の入口342とを備え、これらは、それぞれ、入口40、42と同様に構成され得る。第1の入口340は、装置100内に(圧縮された)空気を導入するためのものであり得る。第2の入口342は、装置100内に(蒸留または脱塩)水を導入するためのものであり得る。装置100は、電気接点330および332を更に備え、これらは、装置100に備えられた電極と電気的に接触する。装置100は、燃焼室300に処理済み水/気体混合物344を排出する。燃焼室300は、燃料入力などの更なる入力を備えるが、これらは図示されていない。燃焼室300は、例えば、そのNOx含有量などが分析され得る気体状排出ストリーム360を排出する。装置100と燃焼室300との組立体は、装置100に提供される空気の一部、例えば、10から40%、例えば、12、14、16、20、25、30、または35%など空気流の5から50%をバイパスする空気バイパス346を備え得る。 1つの実施形態において、電極の間の距離は、2、3、または4mmなど、0.1~5mmの範囲内にある。個々の電極の板間距離(plate distance)を異ならせることによって、電極の間の流速などの流動状態が変えられ得る。板間距離は、EZ水を生成するために十分なくらいに大きいが、(水とステンレス(親水性)電極との間の不十分な接触という結果をもたらし得るような)多すぎる量が板間に生成されるほどに大きすぎはしない。 入口の分散器はノズルであり得る。ノズルは、導入チャンバ22内に水を噴霧または霧化するように構成され得る。霧化の増加は、典型的には、向上された空気/水混合物をもたらし得る。試験は、空気が使用されず、装置に水だけが導入されたとき、水素が生成され得ないか、ほとんど生成され得ないことを示す。しかしながら、EZ水は生成される。より多くの空気(空気流)を加えるほど、より多くの水素が生成される。 電極は、鋼材またはステンレス鋼材ベースの親水性の代替となり得、親水性電極を作るために以下の方法のうちの任意の1つを備え得、または任意の1つによって処理され得る。1つのやり方は、(ステンレス)鋼材電極の表面または電極の層の親水性を増加させるために化学的酸化処理を使用することによるものである。典型的には、親水性は、酸化温度の上昇および酸化時間の延長に伴って増加する。このような化学的酸化処理は、ステンレス鋼材電極の表面および特定の厚さ範囲の酸素含有極性基の含有量を増加させ得、ステンレス鋼材電極の表面(自由)エネルギーおよび極性成分が増大され得、それによって、ステンレス鋼材電極の表面の親水性を効果的に向上させる。(負に荷電された)酸化層も、EZ水の成長を助け得る。親水電極を作成する別のやり方は、電極をNafionなどの親水性の層によって被覆することである。この場合、この層は、導電率が十分に高いままになるように、薄く保たれなければならない。代替的に、薄いフィルム被覆(白金など)が、電極の表面に適用され得る。代替的に、電極は、レーザ誘起による表面テクスチャリングおよびプラズマ表面処理によって処理され得、例えば、Kimらによる「Surface modification for hydrophilic