JP-2026514907-A - 流れインジケータを有するバルブ式保持チャンバ
Abstract
【課題】患者が例えば過剰吸入流量閾値よりも低い流量で吸入している時に介護者に警告することができる。 【解決手段】バルブ式保持チャンバは、流入端と、吸入バルブ及びユーザインタフェースを含む流出端とを有する。吸入バルブは、流入端とユーザインタフェースの間に第1の吸入流路を定める。流れチャネルが、保持チャンバと流れ連通している入口と、吸入バルブの下流でユーザインタフェースと流れ連通している出口とを含み、流れチャネルは、吸入バルブを迂回し、かつ流入端とユーザインタフェースの間に第2の吸入流路を定める。流れインジケータが、流れチャネルに位置決めされる。第2の流れインジケータがそこに配置された第2の流れチャネルが、流入端とユーザインタフェースの間に第1及び第2の吸入流路とは別の第3の吸入流路を定めることができる。吸入バルブと、第1の流れインジケータと、第2の流れインジケータとは、異なる流れ抵抗を有することができる。 【選択図】図8
Inventors
- グラヴェット マシュー
- マルビナ エマニュエル
Assignees
- トゥルーデル メディカル インターナショナル インコーポレイテッド
Dates
- Publication Date
- 20260513
- Application Date
- 20240419
- Priority Date
- 20230421
Claims (20)
- 物質を閉じ込めるようになった保持チャンバであって、加圧式定量吸入器を受け入れるようになった流入端と流出端とを含む前記保持チャンバと、 前記保持チャンバの前記流出端に配置され、かつ前記保持チャンバを通る吸入流れに応答して開放位置まで移動可能な吸入バルブと、 前記吸入バルブが前記開放位置にある時に前記保持チャンバと流れ連通して前記保持チャンバの前記流出端に結合されたユーザインタフェースであって、前記吸入バルブが、前記流入端と前記ユーザインタフェースの間に第1の吸入流路を定める前記ユーザインタフェースと、 前記流入端と前記流出端の間で前記保持チャンバと流れ連通している入口と、前記吸入バルブの下流で前記ユーザインタフェースと流れ連通している出口とを含み、前記吸入バルブを迂回し、かつ前記流入端と前記ユーザインタフェースの間に第2の吸入流路を定める流れチャネルと、 前記流れチャネルに位置決めされ、吸入中に前記流れチャネルでの流量に応答して作動可能である流れインジケータと、 を含むバルブ式保持チャンバアセンブリ。
- 前記流れインジケータは、ホイッスルを含む請求項1に記載のバルブ式保持チャンバアセンブリ。
- 前記流れインジケータは、前記チャネルでの前記流量が閾値流量よりも大きい時に作動可能である請求項2に記載のバルブ式保持チャンバアセンブリ。
- チャンバハウジングと前記ホイッスルに近接する周囲環境との間で連通する音響開口部を更に含む請求項2に記載のバルブ式保持チャンバアセンブリ。
- 前記音響開口部と連通する一方向バルブを更に含む請求項4に記載のバルブ式保持チャンバアセンブリ。
- 前記ホイッスルは、第1の音色及び第2の音色を発する第1のホイッスル及び第2のホイッスルを含み、 前記第1の音色は、前記第2の音色から少なくとも半音1つだけ変化している、 請求項2に記載のバルブ式保持チャンバアセンブリ。
- 前記第1のホイッスル及び第2のホイッスルは、それぞれ第1のリード及び第2のリードを含む請求項6に記載のバルブ式保持チャンバアセンブリ。
- 前記吸入バルブは、第1の流れ抵抗を含み、前記流れインジケータは、第2の流れ抵抗を含み、 前記第2の流れ抵抗は、前記第1の流れ抵抗よりも大きい、 請求項1に記載のバルブ式保持チャンバアセンブリ。
- 前記流れチャネルは、第1の流れチャネルを含み、前記入口は、第1の入口を含み、前記出口は、第1の出口を含み、前記流量は、第1の流量を含み、前記流れインジケータは、第1の流れインジケータを含み、 バルブ式保持チャンバアセンブリが、 前記流入端と前記流出端の間で前記保持チャンバと流れ連通している第2の入口と、前記吸入バルブの下流で前記ユーザインタフェースと流れ連通している第2の出口とを含む第2の流れチャネル、 を更に含み、 前記第2の流れチャネルは、前記流入端と前記ユーザインタフェースの間に前記第1の吸入流路及び第2の吸入流路とは別の第3の吸入流路を定め、 バルブ式保持チャンバアセンブリが、 前記第2の流れチャネルに位置決めされた第2の流れインジケータ、 を更に含み、 第2の流れインジケータは、吸入中に前記第2の流れチャネルでの第2の流量に応答して作動可能である、 請求項1に記載のバルブ式保持チャンバアセンブリ。
- 前記吸入バルブは、第1の流れ抵抗を含み、前記第1の流れインジケータは、第2の流れ抵抗を含み、前記第2の流れインジケータは、第3の流れ抵抗を含み、 前記第2の流れ抵抗は、前記第1の流れ抵抗よりも大きく、前記第1の流れ抵抗は、前記第3の流れ抵抗よりも大きい、 請求項9に記載のバルブ式保持チャンバアセンブリ。
- 前記第2の流れインジケータは、前記第2の流れチャネルを通る前記吸入流れに応答して閉鎖位置まで移動可能なバルブ部材を含む請求項10に記載のバルブ式保持チャンバアセンブリ。
- 前記バルブ部材は、観察ポートを通して可視である請求項11に記載のバルブ式保持チャンバアセンブリ。
- 前記ユーザインタフェースは、マスク又はマウスピースを含む請求項9に記載のバルブ式保持チャンバアセンブリ。
- 前記流入端は、加圧式定量吸入器のマウスピース部分を受け入れるように構成される請求項1に記載のバルブ式保持チャンバアセンブリ。
- 前記第2の吸入流路に配置された呼気バルブを更に含む請求項1に記載のバルブ式保持チャンバアセンブリ。
- 前記入口に配置されたフィルタを更に含む請求項1に記載のバルブ式保持チャンバアセンブリ。
- 前記入口に配置されたバッフルを更に含む請求項1に記載のバルブ式保持チャンバアセンブリ。
- 薬品送出デバイスに結合するように構成された流入端とユーザインタフェースとの間の第1の流路であって、第1の流れ抵抗を有する吸入バルブを含む前記第1の流路と、 前記流入端と前記ユーザインタフェースの間の第2の流路であって、前記第2の流路が、前記吸入バルブを迂回し、前記第2の流路が、第2の流れ抵抗を有する流れインジケータを含み、前記第2の流れ抵抗が、前記第1の流れ抵抗よりも大きい前記第2の流路と、 を含むバルブ式保持チャンバアセンブリ。
- 前記流れインジケータは、ホイッスルを含む請求項18に記載のバルブ式保持チャンバアセンブリ。
- 前記ホイッスルに近接する周囲環境と連通する音響開口部を更に含む請求項19に記載のバルブ式保持チャンバアセンブリ。
Description
この出願は、これにより引用によって本明細書にその開示全体が組み込まれる2023年4月21日出願の「Valved Holding Chamber With Flow Indicator(流れインジケータを有するバルブ式保持チャンバ)」という名称の米国特許出願第63/461,093号の利益を主張するものである。 本発明は、流れインジケータを有するバルブ式保持チャンバとその使用及びアセンブリのためのシステム及び方法とに関する。 薬剤をエアロゾル形態で患者の肺に吸入によって投与するためのエアロゾル薬剤送出装置及びシステム(以下では「エアロゾル送出システム」)の使用は、当業技術で公知である。本明細書に使用する時に、用語「物質」は、いずれかの薬剤を含むがこれに限定されない治療的な恩典を有するいずれかの物質を含むがこれに限定されず、用語「患者」及び「ユーザ」は、ヒト及び動物を含み、用語「エアロゾル送出システム」は、加圧式定量吸入器(pMDI)と、バルブ式保持チャンバのようなpMDI添加デバイスと、pMDIキャニスタに適するチャンバハウジング及び一体型アクチュエータを含むデバイスと、ネブライザと、ドライパウダー吸入器とを含む。そのようなエアロゾル送出システムの例は、米国特許第4,627,432号明細書、第5,582,162号明細書、第5,740,793号明細書、第5,816,240号明細書、第6,026,807号明細書、第6,039,042号明細書、第6,116,239号明細書、第6,293,279号明細書、第6,345,617号明細書、及び第6,435,177号明細書に開示されており、これらの各々の内容全体は、引用によって本明細書に組み込まれている。 従来のpMDIは、典型的には、2つの構成要素:1)薬剤粒子及び噴射剤が懸濁液又は溶液の形態で圧力下で格納されるキャニスタ構成要素、及び2)キャニスタを保持して作動させるのに使用され、かつ典型的にマウスピースを使用して構成される多くの場合にアクチュエータブーツと呼ばれるレセプタクル構成要素を有する。キャニスタ構成要素は、典型的には、キャニスタの内容物をそこから放出することができるバルブ式出口を含む。物質は、キャニスタ構成要素に対して力を印加してそれをレセプタクル構成要素の中に押し込み、それによってバルブ式出口を開き、薬剤粒子をバルブ式出口からレセプタクル構成要素を通して搬送させてレセプタクル構成要素の出口から放出させることによってpMDIから分注される。空気は、吸入中にpMDIを通して引き込まれ、pMDIは、空気流れ抵抗を定める。キャニスタからの放出時に、物質粒子は、「霧化」されてエアロゾルを形成する。 pMDI保持チャンバは、典型的には、流入端と流出端とを有するチャンバハウジングを含む。pMDIレセプタクルのマウスピース部分は、チャンバハウジングの流入端に位置付けられたバックピースに受け入れられる。そのようなバックピースの例は、米国特許第5,848,588号明細書に開示されており、その内容全体は、引用によって本明細書に組み込まれている。チャンバハウジングの流出端は、吸入バルブ又は閉じ込めバッフル又はその両方と、アダプタ、マウスピース、及び/又はマスクのようなユーザインタフェースとを含むことができる。ユーザインタフェースは、チャンバハウジングの流出端に結合するか又はそれと一体的に成形することができ、かつチャンバハウジングの流出端を部分的に定めることができる。一部の保持チャンバは、pMDIキャニスタのための一体型レセプタクルを含み、それによってpMDIのマウスピース部分を受け入れて保持するのに使用されるバックピース又は他の同等構造に対する必要性を排除する。 加圧式定量吸入器(pMDI)は、異なるpMDIが異なる空気流れ抵抗特性を有することができるように広範な形状及びサイズで提供される。ユーザがpMDIを通して吸入する時に、ユーザは、自分の口とpMDIを取り囲むユーザ環境での大気/周囲空気との間に圧力降下を生成する。吸入器の抵抗に依存して、空気は、所与の流量でpMDIを通って流れることになる。流路抵抗(R)と圧力(P)と流量(Q)の間の関係は、R=P/Qによって定められる。いずれの特定のpMDIにわたっても一定の圧力降下を所与とすると、pMDIを通る空気流量は、pMDIの抵抗によって支配され、pMDI抵抗が増大すると流量が低下し、その逆も同様である。 バルブ式保持チャンバは、多くの場合にホイッスル又はハーモニカと呼ばれてエアロゾル薬物送出中に過剰吸入流量を示すことができる可聴流れインジケータを組み込む場合がある。過剰吸入流量は、ユーザの上気道でのエアロゾル化薬物粒子の固着に至り、それによって肺に送出することができる薬物の量を低下させる場合がある。ホイッスルは、保持チャンバのバックピースに位置付けることができる。過剰吸入流量が発生する場合に、例えば共振によってホイッスルを作動させるのに十分なホイッスルを通過する空気流れがあり、音を発し、それによってユーザに彼らの吸入技術を替えるように警告する。これに代えて、一部のバルブ式保持チャンバは、マウスピースの中に内蔵されたホイッスルのような流れインジケータを有する場合があり、これは、過剰吸入流量に対する「否定的」フィードバックとは反対に、ユーザが最低流量を達成した時にホイッスルが鳴ることを意味する「肯定的」フィードバックに対して使用される。両方の実施形態では、ホイッスルは、周囲環境と直接に連通し、これは、流れインジケータを通る流れが、保持チャンバを取り囲む周囲環境から来ることを意味する。このようにして、流れインジケータ、例えば、ホイッスルとpMDIは、図1に概略で示すようにチャンバ本体を周囲環境又は空気に「並列」配置で接続する。この配置では、流量は、ホイッスルとpMDIとの両方の圧力及び抵抗に依存する: 使用されているpMDIのタイプに関係なくホイッスルを通る空気流れ流量が所与の圧力で一定であるためには、式は、以下のようであると考えられる: しかし、pMDIが異なる抵抗を有することを所与とすると、並列配置は、RpMDI1≠RpMDI2であるのでホイッスルが一貫した流量でトリガすることを可能にしない。 米国特許第4,627,432号明細書米国特許第5,582,162号明細書米国特許第5,740,793号明細書米国特許第5,816,240号明細書米国特許第6,026,807号明細書米国特許第6,039,042号明細書米国特許第6,116,239号明細書米国特許第6,293,279号明細書米国特許第6,345,617号明細書米国特許第6,435,177号明細書米国特許第5,848,588号明細書米国特許第5,012,803号明細書米国特許第5,012,804号明細書米国特許第5,823,179号明細書米国特許第6,044,841号明細書 従来技術のバルブ保持チャンバの概略図である。バルブ式保持チャンバの第1の実施形態の概略図である。バルブ式保持チャンバの第2の実施形態の概略図である。バルブ式保持チャンバの第3の実施形態の概略図である。バルブ式保持チャンバの第1の実施形態の側面断面図である。図3Aの線3Bに沿って取ったバルブ式保持チャンバの拡大部分断面図である。バルブ式保持チャンバの第2の実施形態の斜視図である。図4に示すバルブ式保持チャンバの上面図である。図4に示すバルブ式保持チャンバの側面図である。図4に示すバルブ式保持チャンバの端面図である。線8-8に沿って取った図4に示すバルブ式保持チャンバの断面図である。様々な例示的pMDIデバイスに関する抵抗圧力対流量を示すグラフである。様々な流路を示すバルブ式保持チャンバの一実施形態の断面図である。様々なホイッスル実施形態を示す図である。様々なホイッスル実施形態を示す図である。様々なホイッスル実施形態を示す図である。様々なホイッスル実施形態を示す図である。バルブ式保持チャンバの一実施形態の部分断面図である。音響開口部とバルブとを有するバルブ式保持チャンバの一実施形態の部分断面図である。音響開口部とバルブとを有するバルブ式保持チャンバの一実施形態の部分断面図である。音響開口部を示すバルブ式保持チャンバの一実施形態の端面図である。 図面及び現時点で好ましい実施形態の詳細説明 本明細書に使用する時の用語「複数」は、2又は3以上を意味すると理解しなければならない。本明細書に使用する時の用語「長手」は、例えば、保持チャンバ又は流れチャネルの両端の間の長さ又は長手方向2を意味するか又はそれに関連する。本明細書に使用する時の用語「横方向」及び「横断方向」は、側部から側部まで位置すること、向けられること、又は延びることを意味し、長手方向に直交する横方向4を指す。用語「方向」は、ベクトルではなく軸線又は線に対応する。用語「結合される」は、直接的に又は例えば介在部材を使用して間接的にかに関わらず接続されるか又はそれと係合することを意味し、かつ係合が固定されるか又は永久的であることを必要としないが、それは、固定されるか又は永久的(又は一体的)である場合があり、かつ機械的及び電気的接続の両方を含む。本明細書に使用する時の用語「第1」、「第2」等々は、そのように指定された特定の構成要素に割り当てられるように意味しておらず、むしろそのような構成要素を指定された数字順で単に参照するものであり、「第1」と指定された構成要素は、後でそれが参照される順序に依存して「第2」のそのような構成要素である場合があることを意味する。例えば、「第1」の入口は、後でそれらが参照される順序に依存して「第2」の入口として参照される場合がある。「第1」及び「第2」の指定は、そのように指定された2つの特徴部、構成要素、又は値が異なることを必ずしも意味せず、例えば、第1の入口が第2の入口と同じである場合があり、各々は別々であるが同一の構成要素に単に適用可能であることを意味することも理解しなければならない。本明細書に使用する時の用語「物質」は、いずれの薬剤も含むがこれに限定されない治療的恩典を有するいずれの物質も含むがこれに限定されず、用語「ユーザ」及び「患者」は、ヒト及び動物を含み、用語「エアロゾル送出デバイス又はシステム」は、加圧式定量吸入器(pMDI)と、保持チャンバのようなpMDI添加デバイスと、pMDIキャニスタに適するチャンバハウジング及び一体型アクチュエータを含むデバイスと、ネブライザと、ドライパウダー吸入器とを含む。語句「流れ連通」は、2又は3以上の構成要素又は特徴部が、それらの間の流体(気体又は液体)の流れを提供するように構成又は配置されることを意味し、例えば、流体は、「流れ連通」している入口と保持チャンバの間を流れることができることを意味する。2又は3以上の構成要素又は特徴部は、バルブのような構成要素が開いている時に「流れ連通」している場合があるが、バルブのような構成要素が閉じている時に流れ連通していない。 図3A~図8は、エアロゾル送出システム100の異なる実施形態を示している。システム100は、保持チャンバ102又は導管と、ユーザインタフェース104と、吸入バルブ132と、保持チャンバ102の後部流入端107に取り付けられたpMDIキャニスタ106のような物質ソースとを含む。保持チャンバ102は、pMDI156からエアロゾル化された薬剤の受け入れのための空間の内部容積110を定める断面形状がほぼ円形であるほぼ円筒形の形状を有するチャンバハウジング108を含む。チャンバハウジングの前部流出端109は、一実施形態でチャンバハウジング108の空間の内部容積110と流体又は流れ連通している開口部として構成された出口112を含む。ユーザインタフェース104は、出口開口部112と流体連通