Search

JP-2026514911-A - 流体送達システム、装置、および関連する方法

JP2026514911AJP 2026514911 AJP2026514911 AJP 2026514911AJP-2026514911-A

Abstract

医療装置は、アクチュエータを含むハンドルと、別の医療装置の遠位端に結合されるように構成された端部容器であって、可動部分を含むキャビティと、少なくとも1つのチャネルと、遠位開口部とを含む端部容器と、アクチュエータを端部容器の可動部分に結合する制御要素とを備え得る。アクチュエータの近位移動により端部容器の可動部分が端部容器のキャビティ内で近位に移動し得る。キャビティは流体を保持するように構成され得る。可動部分の近位移動により流体に圧縮力が加えられることで流体が遠位開口部を通じて遠位に排出されるように構成されている。

Inventors

  • シャルマ、ディーパック クマール
  • ジー、シャラス クマール
  • バグリー、ケビン エル.
  • ヤティム、マゼン
  • ゴシェン、サミュエル

Assignees

  • ボストン サイエンティフィック サイムド,インコーポレイテッド
  • ボストン サイエンティフィック メディカル デバイス リミテッド

Dates

Publication Date
20260513
Application Date
20240425
Priority Date
20230426

Claims (15)

  1. 医療装置であって、 アクチュエータを含むハンドルと、 別の医療装置の遠位端に結合されるように構成された端部容器であって、可動部分を含むキャビティと、少なくとも1つのチャネルと、遠位開口部とを含む端部容器と、 前記アクチュエータを前記端部容器の前記可動部分に結合する制御要素と、を備え、 前記アクチュエータの近位移動により前記端部容器の前記可動部分が前記端部容器の前記キャビティ内で近位に移動し、 前記キャビティは流体を保持するように構成されており、前記可動部分の前記近位移動により前記流体に圧縮力が加えられることにより前記流体が前記遠位開口部を通じて遠位に排出されるように構成されている、医療装置。
  2. 前記端部容器が前記端部容器の近位端を封止するキャップをさらに含み、前記キャップは前記制御要素が貫通する開口部を含む、請求項1に記載の医療装置。
  3. 前記キャップが前記キャビティと流体連通する弁をさらに含む、請求項2に記載の医療装置。
  4. 前記少なくとも1つのチャネルが前記端部容器の内面に対して隣接している、請求項3に記載の医療装置。
  5. 前記少なくとも1つのチャネルが前記端部容器の遠位端から前記端部容器の近位端よりも遠位の近位箇所まで延在していることにより、前記端部容器の前記近位端と前記少なくとも1つのチャネルの近位開口部との間の流体の通過が可能とされている、請求項1~4のうちのいずれか一項に記載の医療装置。
  6. 前記端部容器の前記キャビティが粘性流体で充填されている、請求項1~5のうちのいずれか一項に記載の医療装置。
  7. 前記可動部分の前記近位移動により前記粘性流体が前記少なくとも1つのチャネルの近位開口部に向かって近位に流れるとともに前記少なくとも1つのチャネルを通じて前記遠位開口部に向かって遠位に流れる、請求項6に記載の医療装置。
  8. 前記キャビティが環状であり、前記少なくとも1つのチャネルが複数のチャネルを含み、前記複数のチャネルの各々が環状の前記キャビティ内で互いに等距離に位置している、請求項1~7のうちのいずれか一項に記載の医療装置。
  9. 前記少なくとも1つのチャネルが複数のチャネルを含み、前記端部容器が前記端部容器の遠位面に沿って複数の遠位開口部を含む、請求項1~8のうちのいずれか一項に記載の医療装置。
  10. 前記ハンドルがハンドル本体を含み、1つまたは複数の前記制御要素の移動を制御するために前記アクチュエータが前記ハンドル本体に対して第1の方向および第2の方向に移動可能である、請求項1~9のうちのいずれか一項に記載の医療装置。
  11. 前記可動部分が、前記キャビティ内の流体に前記圧縮力を加えるように構成されたプランジャである、請求項1~10のうちのいずれか一項に記載の医療装置。
  12. 前記プランジャが第1の部分と前記第1の部分上に積層された第2の部分とを含み、前記第1の部分が前記第2の部分とは異なる材料を含む、請求項11に記載の医療装置。
  13. 前記プランジャが少なくとも1つのOリングを含む、請求項12に記載の医療装置。
  14. 前記端部容器が環状であり且つ中央開口部を含む、請求項1~13のうちのいずれか一項に記載の医療装置。
  15. 前記端部容器が少なくとも1つの照明要素を含む、請求項1~14のうちのいずれか一項に記載の医療装置。

Description

本開示は、概して、流体を送達するためのシステム、装置、および方法に関する。具体的には、本開示の態様は、内視鏡等の医療装置を介して、粘性流体を標的部位に送達するためのシステム、装置、および/または方法に関する。本出願は、2023年4月26日に出願された米国特許仮出願第63/498,353号からの優先権の利益を主張するものであり、その全体が参照により本明細書に組み込まれる。 例えば、対象者の胃腸(GI)管における出血性潰瘍は、注入療法を含む様々な治療によって治療可能である。注入療法は、出血の遅延、潜在的な穿孔、狭窄形成などを最小限にする保護層を形成するために、創傷部位への流体、多くの場合、高粘性流体の送達を必要とし得る。流体送達のために構成される装置の流体チャネルは小径であり得る。また、高粘性流体は、狭い開口部および流体チャネルを通して流れるために大きな力を必要とし得る。一般的な流体送達装置、例えばシリンジは、概してその装置の機構部に押込力すなわち遠位への力が印加されると流体を送達するが、押込力が望ましい値よりも小さいことがある。 本開示は、流体送達システム、装置、およびその使用方法、例えば潰瘍の治療を補助するために、および/または止血を行うために、例えば対象者の標的部位に流体を送達する方法を含む。本明細書に開示される各態様は、開示される他の任意の態様に関して説明される複数の特徴のうちの1つ以上を含み得る。 一実施例において、医療装置は、アクチュエータを含むハンドルと、別の医療装置の遠位端に結合されるように構成された端部容器であって、可動部分を含むキャビティと、少なくとも1つのチャネルと、遠位開口部とを含む端部容器と、前記アクチュエータを前記端部容器の前記可動部分に結合する制御要素とを備え得る。前記アクチュエータの近位移動により前記端部容器の前記可動部分が前記端部容器の前記キャビティ内で近位に移動し得る。前記キャビティは流体を保持するように構成され得る。前記可動部分の近位移動により前記流体に圧縮力が加えられることにより前記流体が前記遠位開口部を通じて遠位に排出されるように構成されている。 本明細書に記載される実施例のうちのいずれかは、以下の特徴のうちのいずれかを含み得る。前記端部容器は、前記端部容器の近位端を封止するキャップをさらに含み得る。前記キャップは、前記制御要素が貫通する開口部を含み得る。前記キャップは、前記キャビティと流体連通する弁をさらに含み得る。前記少なくとも1つのチャネルは、前記端部容器の内面に隣接し得る。前記少なくとも1つのチャネルは、前記端部容器の遠位端から前記端部容器の近位端よりも遠位の近位箇所まで延在し得ることにより、前記端部容器の前記近位端と前記少なくとも1つのチャネルの近位開口部との間の流体の通過が可能とされている。前記端部容器の前記キャビティは、粘性流体によって充填され得る。前記可動部分の前記近位移動により前記粘性流体が前記少なくとも1つのチャネルの近位開口部に向かって近位に流れ得るとともに前記少なくとも1つのチャネルを通じて前記遠位開口部に向かって遠位に流れ得る。前記キャビティは環状であり得る。前記少なくとも1つのチャネルは複数のチャネルを含み、前記複数のチャネルの各々は環状の前記キャビティ内で互いに等距離に位置している。前記少なくとも1つのチャネルは複数のチャネルを含み得る。前記端部容器は、前記端部容器の前記遠位面に沿って複数の遠位開口部を含み得る。前記ハンドルはハンドル本体を含み得る。前記アクチュエータは、1つまたは複数の前記制御要素の移動を制御するために前記ハンドル本体に対して第1の方向および第2の方向に移動可能とされ得る。前記可動部分は、前記キャビティ内の流体に前記圧縮力を加えるように構成されたプランジャであり得る。前記プランジャは、第1の部分と、前記第1の部分上に積層された第2の部分とを含み得る。前記第1の部分は、前記第2の部分とは異なる材料を含み得る。前記プランジャは、少なくとも1つのOリングを含み得る。前記端部容器は、環状であり得るとともに中央開口部を含む。前記端部容器は、少なくとも1つの照明要素を含み得る。 別の態様において、医療装置は、アクチュエータを含むハンドルと、端部容器とを備え得る。前記端部容器は、環状であり得るとともに、別の医療装置を受容するように構成された中央通路を含み得る。前記端部容器はさらに、キャビティと、可動部分と、少なくとも1つのチャネルと、前記端部容器の遠位面に沿った少なくとも1つの開口部とを含み得る。前記医療装置は、前記アクチュエータを前記端部容器の前記可動部分に結合する1つまたは複数の制御要素をさらに備え得る。前記アクチュエータの近位移動により前記端部容器の前記可動部分が前記端部容器の前記キャビティ内で近位に移動し得る。前記少なくとも1つのチャネルは、前記キャビティからの流体を受容するための近位開口部を含み得る。 本明細書に記載される実施例のうちのいずれかは、以下の特徴のうちのいずれかを有し得る。前記可動部分は、前記流体が前記少なくとも1つのチャネルの前記近位開口部に向かって近位に流れるとともに前記少なくとも1つのチャネルを通じて前記少なくとも1つの開口部に向かって遠位に流れるように、前記キャビティ内の流体に圧縮力を加えるように構成されたプランジャであり得る。前記端部容器は、前記端部容器の近位端を封止するキャップをさらに含み得る。前記1つまたは複数の制御要素は前記キャップを貫通し得る。前記キャップは、前記キャビティと流体連通する弁をさらに含み得る。 さらなる実施例において、医療装置は、アクチュエータを含むハンドルと、端部容器とを備え得る。前記端部容器は、第1の可動部分を含む第1のキャビティと、第2の可動部分を含む第2のキャビティと、第1のキャビティと第2のキャビティとの間の隔壁と、前記第1のキャビティおよび前記第2のキャビティと流体連通する遠位チャンバとを含み得る。前記医療装置は、前記アクチュエータを前記端部容器の前記第1の可動部分および前記端部容器の前記第2の可動部分に結合する1つまたは複数の制御要素をさらに備え得る。前記アクチュエータの近位移動により、前記第1の可動部分が前記第1のキャビティ内で近位に移動し得るとともに前記第2の可動部分が前記第2のキャビティ内で近位に移動し得る。前記第1のキャビティは、第1の流体を保持するように構成され得る。前記第2のキャビティは、第2の流体を保持するように構成され得る。前記アクチュエータの前記近位移動により前記第1の流体および前記第2の流体に圧縮力が加えられることにより前記第1の流体および前記第2の流体が前記遠位チャンバ内に流れるように構成され得る。 本明細書に記載される実施例のうちのいずれかは、以下の特徴のうちのいずれかを含み得る。前記第1のキャビティは、前記端部容器と同心の第1の内側ケーシングをさらに含み得る。前記第1の内側ケーシングは、前記第1のキャビティと流体連通する第1の内側キャビティを画定し得る。前記第1の可動部分は、前記第1の内側キャビティ内で移動可能とされ得る。 本明細書に記載されるいずれの実施例も、これらの特徴のうちの任意のものを任意の組み合わせで有し得る。 上述した一般的な説明および以下の詳細な説明の両方は、例示的かつ説明的なものに過ぎず、特許請求される発明を限定するものではない。本明細書で使用される用語「備える」、「有する」、「含む」、またはそれらの任意の他の変形語は、要素のリストを備えるプロセス、方法、物品、または装置が、それらの要素のみを含むのではなく、明示的に列挙されていないもしくはそのようなプロセス、方法、物品、または装置に固有ではない他の要素も含み得るように、非排他的な包含を網羅することが意図される。用語「例示的」は、「理想的」ではなく「例」という意味で使用される。用語「遠位」は、操作者から離れる方向/治療部位に向かう方向を指し、用語「近位」は、操作者に向かう方向を指す。用語「約」または同様の用語(例えば、「実質的に」)は、記載された値の+/-10%の値を含む。 本明細書に組み込まれ、その一部を構成する添付の図面は、本開示の例を示すものであり、本説明とともに、本開示の原理を説明するのに役立つ。 図1Aは、例示的な医療装置の斜視図を示す。図1Bは、図1Aの例示的な医療装置の一部の透視図を示す。図1Cは、図1Aの例示的な医療装置の特徴の斜視図を示す。図2Aは、別の例示的な医療装置の斜視図を示す。図2Bは、図2Aの例示的な医療装置の一部の透視図を示す。図2Cは、図2Aの例示的な医療装置の一部の透視断面図を示す。図2Dおよび図2Eは、図2Aの例示的な医療装置の一部の断面図を示す。図3Aおよび図3Bは、別の例示的な医療装置の斜視図を示す。図4Aは、別の例示的な医療装置の斜視図を示す。図4Bは、図4Aの例示的な医療装置の一部の透視図を示す。図4Cは、図4Aの例示的な医療装置の一部の斜視図を示す。図5は、別の例示的な医療装置の斜視図を示す。 以下、本開示の複数の実施例の詳細を説明するとともに、その態様を添付の図面に示す。可能な限り、図面全体を通して、同じまたは同様の部分を指すために同じ参照番号が使用される。 本開示の実施形態は、他の態様の中でもとりわけ、医療用スコープ上に装着された装置または医療用スコープの作業チャネルを通じて送達される装置を介して高粘性流体を送達するユーザの能力を改善し容易化することで、対象者内の創傷治療および/または止血を行うことを助け、全体的な処理時間を短縮することを目的とする。本開示の実施形態の各々は、引込力すなわち近位への力が対応する機構部に印加されると、粘性流体を送達するように構成されている。流体送達のための押し込み特徴とは対照的に、流体送達のための引き込み特徴の存在は、本開示の実施形態の種々の開口部およびチャネルを通じて粘性流体を送達するための力をより容易に加えることを可能としつつ、十分な大きさの力を加えることを可能とし得る。流体、例えば、生体適合性粘性流体の例としては、フィブリンや、あるいは、カルシウム塩、シアノアクリレート、アルブミンおよびグルタルアルデヒド、ポリ(エチレングリコール)(PEG)、ポリウレタン、およびフィブリンを含む流体などが挙げられるが、これらに限定されない。このような流体は、出血の遅延、潜在的な穿孔、および狭窄形成を最小限にする保護層を作成する内視鏡的に送達される接着剤であり得る。 図1A~図1Cは、医療装置100を示す。図1Aおよび図1Bに示されるように、医療装置100の1つまたは複数の部分は、医療システム10を形成するために、別のまたは第2の医療装置、例えば内視鏡50に結合され得る。医療システム100および医療装置10の要素は、必ずしも一定の縮尺で示されていない。 内視鏡50は、略円筒形の管状シャフト52を含み得るとともに、近位部分(図示略)および遠位部分を含み得る。図示されていないが、近位部分は、例えば、1つまたは複数のポート、制御装置、レバー、電気または通信接続部などを含むハンドルを含むかまたはそのハンドルに結合され得る。また、内視鏡50は、例えば、シャフト52を通じて長手方向に延在する1つまたは複数の内部ルーメンまたは作業チャネルを含み得る。これらの態様では、内部ルーメンまたは作業チャネルは、シャフト52の近位部分および遠位部分を通じて延在し、例えば、1つまたは複数の遠位開口部(すなわち、内視鏡50の最遠位端)で遠位終端し得る。 内視鏡50(すなわち、内視鏡50のシャフト52)は特に限定されない。例えば、シャフト52は、約9mm~約15mm、例えば約10.5mm~約12mmの直径を有し得る。あるいは、シャフト52は、医療装置100の端部容器、例えば遠位容器150(以下でさらに詳細に説明される)に結合されるように構成さ